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silhoette CAMEO 4 の使い方 ~今日の課題~

★今日の課題★
カッティングマシン『カメオ4』(silhoette CAMEO 4)の使い方を理解し、カッティングシートを作る事が今日の課題。




カッティングマシン

 カッティングマシンとは、薄く平らなシート状の物を、二次元的にカットする装置です。

 家庭用ではグラフテックのカメオシリーズと、ローランドDGのステカシリーズがあります。

 それぞれの特徴については、1か月前に比較しました。

 その結果、私はCAMEO 4という装置を買いました。


 そして今回、制作しようと思っているのは駐車場の表示板と、屋外の警告表示です。

 駐車場表示板は、駐車位置番号と契約者名を書く予定です。

 警告表示板は防犯カメラ設置や無断進入禁止などを書く予定です。

今回のゴール(イメージ)



装置とメディア

 カッティングに必要な物は、カッティングマシンです。

 切るモノがあれば、切られるモノも必要になります。

 新聞紙やハガキなど身の回りにある物を切る事もできますが、私の目的はステッカーを作る事でしたので、シール材が必要になります。

 今回の調達では、CAMEO 4以外に、『メディア』と呼ばれるシールの材料を買いました。




ロール状

 今回調達したメディアは、ロール状になったカッティングシートです。

 よく使いそうなブラックとホワイトを調達しました。

 幅はCAMEO 4の最大幅12インチに合わせて30cmくらいの物を選んでいます。

 今回の調達物は幅305mm、長さ10mの物をサインメディアプラザ丸和書店で買いました。

紙管に巻かれたロール状のカッティングシートです。各サイトで色々な物が売られています。CAMEOの12インチには最大305mmタイプのメディアがセットできます。耐候性や長さなどで値段はマチマチです。

 この購入した消耗品以外に、カッティングマシンにもオマケで20cm幅の物が付いてきました。


 今回の購入は丸和書店というショップのYahoo!ショッピングに出店しているショップで購入しました。

 同店はAmaonにもショップがあり、カッティングシートなど消耗品も売っています。

 ブラックとホワイトのカッティングシート(ロール)は丸和書店で購入しました。


 競合店としてユーロポート(EUROPORT)というショップがあります。

 私は調達価格で丸和書店を選びましたが、サポート体制はユーロポートの方が良いかもしれません。
 こちらは専門家による充実したサポートをウリにしていますので、困った時は相談しやすいと思います。

 丸和書店かユーロポートか、最後まで悩みました。




使用開始

 CAMEO 4 は電化製品なので、電源を入れるところから始めます。

 今回はロール紙を使うので、ロールフィーダー(底のトレイ)を引出します。

 ロール紙をセットしたあとは、左端をガイド線に合わせてまっすぐにします。
 白いローラーに先端を突き当てて、シワにならないように伸ばしながら上矢印ボタンを押します。




データ制作~カット

 CAMEO 4にはシルエットスタジオ(Silhoette Studio)というデザインソフトが付属されています。

 有償でアップグレードもできますが、無償版でもある程度のことはできます。

 AdobeのIllustratorのデータを使うには1万円の最高位版を使う必要がありますが、姑息的手段でAIデータを活用する事もできます。

 PNGデータの透明部分は切り落とすという機能が無償版にもありますので、これを活用します。
 AIデータをPNGデータに変換して、切り抜き部分を透明にして活用しています。高さ10cmほどのステッカーなので、さほど精細さを求めていないのですが、特に曲線がガタガタになるような事もないので、問題ないと思います。

 小さなデータでは差がわからないと思います。

 シルエットスタジオの画面構成は下図のとおりです。
 何となくAdobe Illustratorと似たような構成です。

 基本的な使い方としては、例えばテキストデータを入力する場合は『A』と書かれた左側のアイコンをクリックします。

 画像を挿入する場合は、フォルダからアプリ画面に直接ドラッグ&ドロップすれば挿入されます。


 データを制作したら、次はCAMEO 4への指示だしです。

 デザイン画面で右上の『送信』をクリックすると指示を出すための画面に切り替わります。


 今回の丸和書店のカッティングシートですが、下記の設定で上手くカットできました。カット圧を6にすると台紙(裏紙)まで刃が入る感じがあるので4~5が良いと思います。

  • アクション:自動(カット)
  • ツール:オートブレード
  • 刃先:1
  • カット圧:5
  • 速度:5
  • パス:1

 セットアップが終わったら、テストカットします。

 画面右下の方に『テスト』を押すと、1cmくらいのテストカットを実行します。
 シートがグチャグチャにならないことと、カッティングシートとして必要な切れ目が入っている事を確認します。

テストカットボタン
本番カットボタン(送信)

 テストが終われば本番です。

 パソコンからCAMEO 4へデータを送り、カットを実行します。

 私が作ろうとしている幅30cm、高さ10cm程のステッカーであれば2分前後で終わります。
 『警戒』には少し時間がかかりますが『カメラ』にはさほど時間がかかりません。複雑さで時間の長短が変わります。




クロスカット

 クロスカットとは、メディア(カッティングシート)を一直線にカットする手段です。

 レール上にカッターが付いた仕組みで、カッターをレール上で一直線に動かすことで、一瞬でキレイにカットできます。

 この作業でCAMEO 4での作業は終わりになりますので、メディア(カッティングシート)を取り外せるようにローラーから解放しておきます。


 このシートを奥に送るという操作がわからず悩みましたが、コールセンターに電話する事で簡単に解決できました。

 最初に自動音声で『使い方なら1』『修理は2』などと言われるので1番を選び使い方へ進みます。
 オペレーターさんに名前と連絡先を聞かれるので伝えると本題に入ります。

 今回はメディアを奥に送る方法について質問ですが、自動音声から諸々の質問を終えて本題、そして回答を得て電話を切るまで2分58秒でした。

 即答です。窓口問合せ、優秀です。




後処理

 カット直後のカッティングシートは、見た目には1枚の無地ラベルです。

 良く見るとカット線が入っているので、そのカット線に合わせて無用な部分のシートをはぎ取ります。

 特に小さいパーツは一緒に剥がれて行ってしまわないように注意が必要です。

 例えば『監視カメラ警戒』というステッカーでは、漢字の部分がいずれも細かいので、気が付くと棒が1本無くなっているという事もあります。
 自宅用であれば多少の事は流せるので良いですが、どなたかからの依頼で作る場合には注意が必要になります。

 細かい作業にはデザインナイフなどと呼ばれる美術や工芸で使われる作業ナイフがあると便利です。
 文具用のカッターナイフでも作業はできますが、台紙とシートの離型には細かな力加減も要るので、デザインナイフがあると便利です。

鉛筆のように持ちやすいデザインナイフです。先端の刃は交換可能です。30度や45度など刃先の角度が異なる刃を選ぶ事ができます。

 もっと先回りすると、デザインの時点で、剥ぎ取りやすいフォントを使うとか、あえて細かい部分を潰してしまうという処置もできます。

 今回、一度に全部を剥がしていますが、普段の作業では何か所かにカッターを入れて、10cm~20cm以内のブロックに分けて剥ぎ取り作業をしています。




貼付・完成

 カッティングシート上にあるステッカーを、目的の場所に転写します。

 カッティングシートの台紙(離型紙)からステッカーを取り出す時に使うのが『アプリケーションシート』『アプリケーションフィルム』と呼ばれる粘着性が弱めのシートです。

 一般的には透明なシートです。

カッティングシートの台紙(離型紙)からステッカーを取り出すためのシートです。一度、このシートにステッカーを移して、そして目的の箇所に貼付します。

 アプリケーションシートはカッティングシートと同じくらいの値段なので、単純に言えばステッカーづくりにはカッティングシートの倍額の費用がかかる事になります。

 そこで活躍するのがマスキングテープです。
 工事現場の塗装やコーキングなどで多用さている物ですので安いです。

 私が使っているのはニチバンのNo.222という弱粘着タイプです。50mm×18m×2巻で300円ですので、1.8平米で300円、1平米あたり166.6円です。
 アプリケーションシートが30cm×10mで2千円くらいなので1平米あたり666.6円です。4倍の価格差があります。

テープの『ニチバン』から出ているマスキングテープです。粘着力の異なる色々な製品があるのでどれが良いとは言い切れませんが、このテープですとステッカーが上手く転写できています。

 今回は駐車場の看板を作っているので耐候性があり、かつステッカーが貼付できる基材が必要でした。
 そこで選んだのはアルミ板です。

 厚みが2mmあり、手では曲げられません。アルミなのでドリルで簡単に穴が開きます。アルミとしての耐候性があり、多少は色が白っぽく変化しますが、鉄のような赤錆などは出ないので、看板としての機能は長く持ちます。

10cm×30cmの丁度良いアルミ板です。厚さが2mmあるので、人の手では簡単には曲がりません。壁に水平に設置して防犯カメラを2台乗せていますが、普段は揺れる事もありません。今回は駐車場の表示プレートとして使いましたが、アルミなので耐候性もあり、穴あけ加工も容易なので便利です。

 もう1つの看板機材はアルミ複合板です。

 駐車場の『空あり』などの看板は、この複合板にステッカーを貼付して制作しています。

 エスコの物がリーズナブルです。数がまとまるなら看板屋さんに譲ってもらう方法もあると思います。

こちらは全てがアルミではなく、表面がアルミの板です。中は空洞が多いので軽いですが、表面は金属なので相応の耐久性があります。A4判以上の看板用として使っています。

 最終工程の一連の流れを動画にまとめています。




総括

 今回はCAMEO 4というカッティングマシンを調達したので、その使い方を簡単にまとめました。

 駐車場の看板を作ることが目下の急務、それについては一応の解決ができました。

 合計30枚の駐車場プレートを制作する予定で、外注するのと内製化するのでどちらが合理的か考えた時、マシンを買って内製化する方を選びました。

 費用としてはマシンが3.3万円、黒色のカッティングシートが0.2万円、アルミ板が30枚で1万円です。
 4.5万円を30枚で割ると1,500円、だいたい看板屋さんに頼むのと同じくらいかなと思いますが、看板屋さんの金属プレートはかなり薄く0.3mmや0.5mmといった物が多いです。

 今回は2mmという厚手のアルミ板が使えましたし、なによりマシンが手元に残るので駐車場の入替があっても対応できます。
 駐車場以外にも各種看板に使えますので、カッティングマシン調達は合理的だったと思います。




応用編

 早速応用しています。

 イナバ物置の外壁面に『防犯カメラ警戒中』というステッカーを貼付しました。

 泥棒さんがフェンスをよじ登ってきたときに、正面に見えるように貼付しています。




 今回はカッティングマシンを調達し、実際にステッカーを作るところまでを試してみました。

 素人でもプロっぽいステッカーが作れるのは、マシンの良さのお陰だと思います。

 今後は型抜きなどにも挑戦し、オリジナルの紙飛行機などが作れるようになると良いなと思っています。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

解決



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2021年8月18日
2021年9月23日
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Mesh Wi-Fi 構築失敗 ~今日の課題~

★今日の課題★
自宅でMesh Wi-Fiを構築しようと試みて、失敗。
リカバリーは....




宅内LAN通信速度低下

 原因不明でしたが、宅内LANの通信速度が劇的に低下しました。

 通信速度を測定していくと有線LANは100Mbpsを記録しても無線LANが1~2割の速度しか出なくなっていました。

 数日後にはウェブセミナーで半日ほど講師を務める予定、通信障害はあり得ないと思い急ぎ機器の入替を検討しました。




Wi-Fi 6

 まず高速化のために、最新規格であるWi-Fi 6には対応させようと思います。

 最新機種を買うと、必然的にWi-Fi 6には対応するようですので、特別な配慮なく導入はできそうです。




どうせ入替ならMesh Wi-Fi

 今回、ONUと接続しているメインのルーターの入替が必要かなと思いましたので、一気にMesh Wi-Fiに入って行こうと思いました。

 現況では下記のとおり全てBuffulo製品でしたので、今回の入替後もBuffuloのつもりで検索を開始しました。


 最新機種で考えるとメインの電波は4800Mbpsは確保したいところなので下記5機種に絞りました。

 中でもWXR-6000AX12Sは新規格Wi-Fi6対応ルーターのフラッグシップモデルとしてメーカーが推しているので、魅力的な装置だと思いました。


 残念な事として、Mesh未対応がわかりました。

[Link] BUFFALO: Wi-Fi EasyMesh




Meshで選ぶtp-link

 Meshで行こうと決めてしまったので、Meshありきで検索を始めることになりました。

 防犯カメラのPoE対応HUBで何度も購入したtp-linkのルーターが良さそうな事がわかってきました。

 アンテナがたくさん付いたルーターにはトライバンド(AX6600)とデュアルバンド(AX5400)という機種があることがわかりました。

 これらを、バッファローのフラッグシップモデルと比較しながら検討することにしました。

 まず大きな違いは『トライバンド』です。ここをどのように評価するかが1つのポイントになります。
 Buffaloの機種はデュアルバンドですが、2.5GHz帯の速度が1147Mbps、tp-linkは574Mbpsです。トライバンドで5GHzが強化されたtp-linkか、まだまだ多い2.5GHzに強いBuffaloが良いかが注目点です。

 有線LANについてはBuffaloが10Gbpsに対応しています。
 私の所の光回線契約がそこまで速くないので、私の所では1Gbpsでも十分です。

 価格比較ですが、tp-linkのデュアルバンドがBuffaloの3分の1程の値段なので、tp-linkの装置を3台買って家の中にバラバラに置く方が、1台あたりの細かなスペック比較より良いなと思いました。

 tp-linkはMeshに対応済、Buffaloは今後予定という事なので、そこだけ見たら歴然とした差があります。

メーカーBuffalotp-linktp-link
型式WXR-6000AX12SArcher AX90
(AX6600)
Archer AX73
(AX5400)
規格Wi-Fi 6Wi-Fi 6Wi-Fi 6
Mesh Wi-Fi×
(対応予定)
Mesh方式EasyMeshOneMeshOneMesh
無線LANデュアルバンドトライバンドデュアルバンド
Wi-Fi
速度
5GHz:4803Mbps
2.4GHz:1147Mbps
5GHz:4804Mbps
5GHz:1201Mbps
2.4GHz:574Mbps
5GHz:4804Mbps
2.4GHz:574Mbps
Wi-Fi暗号化WPA3 Personal
WPA2 Personal
WPA/WPA2 Personal
WPA2/WPA3 Personal
WEP(128-bit / 64-bit)
WPA
WPA2
WPA3
WPA/WPA2-Enterprise
(802.1x)
WPA
WPA2
WPA3
WPA/WPA2-Enterprise
(802.1x)
アンテナ8本
5GHz/2.4GHz共通 4本
5GHz 4本
8本
高性能固定アンテナ×8
6本
高性能固定アンテナ× 6
有線LAN10Gbps LAN×1
1Gbps LAN×3
10Gbps INTERNET×1
2.5 Gbps WAN/LAN× 1
1 Gbps WAN/LAN ×1
1 Gbps LAN×3
ギガビットWAN× 1
ギガビットLAN× 4
IPv6IPv6IPv6IPv6
プロセッサクアッドコアCPU 2.2GHzクアッドコア CPU 1.5 GHzトリプルコア CPU 1.5 GHz
USBUSB 3.2 (Gen1)USB 3.0×1
USB 2.0×1
USB 3.0×1
消費電力100V
34.0W
12V
3.3A
12V
2.5A
寸法300×195×75311×207×174272.5×147.2×49.2
市価37,273円23,646円12,600円



tp-linkでOneMesh構想

 tp-linkの公式サイトでOneMesh対応機種を探しました。

 前項で上げたAX90やAX73もリストに挙がっていました。この2機種はルーターモードとブリッジモード(アクセスポイント)があるので、同じ機種を買っても1台だけルーターにすれば残りはアクセスポイントとして使えます。

 リストにある『無線LAN中継器』は有線LANポートが少なかったり、電波強度が弱かったりするので、やはりWi-Fiルーターをアクセスポイントに転用する方が強固だと思いました。




買ってからわかった

 今回はトライバンドのAX90をルーターとして使用し、AX73をアクセスポイントとして2台設置する事にしました。

 そして、AX90をメインとして、AX73をOneMeshの中継器にする計画でした。


 セットアップをしていると『メッシュデバイス』という設定項目があり、宅内ネットワークで対象機器を探すも見つかりません。

 AX73の設定が悪いのかと思いルーターモードにしたり、アクセスポイントモードにしたりと色々試しましたができません。
 AX73の方からメッシュデバイスを探しに行っても見つかりません。

 この時点で、接続しているAX90、AX73にメッシュ機能があることは確認できました。


 今さらながら、tp-linkのサイトにあった説明書きの意味がわかりました。

 OneMeshにおいて『ルーター』に属する装置は1台しかつかえず、『ルーター』と称して売られている物を中継モードにしてもOneMeshには参加できないという事を言っていたのだという事が理解できました。

 したがって、買うべきは『ルーター』を1台、あとは任意の数の『無線LAN中継器』でした。




ルーターセットアップ

 OneMeshは諦める事として、各装置のセットアップをしました。

 セットアップ手順としては、ルーターの場合はまず通信事業者からの貸与機器(ONUなど)の電源を切ります。
 次にルーターの電源をオン、LANケーブルを差込みます。
 LANケーブルの他端をONUに差込み、ONUの電源を入れて起動するまで数分待ちます。

 起動を待っている間にパソコンとルーターをLANケーブルで接続します。

 パソコンのブラウザで tplinkwifi.net を開きます。

http://tplinkwifi.net

 初期設定のパスワード、タイムゾーン、AX90の場合はインターネット接続に使うポートを選びます(AX73にはありません)。

 つぎに接続方法を設定します。
 通信事業者から案内されている接続方法になりますが、光回線などでは一般的にPPPoEを選ぶ事になると思います。

 通信事業者との契約書などに記載されているユーザー名(ID)とパスワードを入力すると接続されます。

 つぎにWi-Fiの設定をします。

 デフォルトのままでも接続可能ですが、私のところではネットワーク名(SSID)は変更しています。

 利便性を考慮し、スマホテザリングの際にも同じSSIDを使っています。こうする事で、家から持ち出したパソコンやゲーム機が外出先でも簡単にスマホテザリングに接続できます。

 最後にアップデートの確認を求められるので実行します。

 これでルーターは動き出します。

 メーカーの動画も参考になります。




アクセスポイントセットアップ

 ルーターをアクセスポイントに変更する場合は tplinkwifi.net で開く設定画面で『詳細』を選び『システム』の『動作モード』を選択します。
 この『動作モード』という表示が出ずに苦労しましたが、左側の灰色のメニューバーのあたりにカーソルを持っていくとうっすらとスクロールバーが表示されるので、それを下に持っていくと表示されました。


 あとはラジオボタンを変更するだけです。

 アクセスポイントモードを選択し、『保存する』をクリックすればアクセスポイントとしての利用が始まります。




IPアドレスに注意

 BuffaloではIPアドレスが 192.168.11.***でした。3枠目が『11』がデフォルトだったと思います。

 tp-linkではデフォルトが 192.168.0.***です。3枠目が『0』です。

 動的なIPで自動設定される機種は良いのですが、プリンタや防犯カメラなどでIPアドレスを固定してしまっている場合、変更が必要になります。

 ルーター変更後は宅内ネットワークは192.168.0.***で運用されているので接続しているパソコンも『0』になっています。

 プリンタなどは本体の設定画面で変更できますが、ストレージサーバや防犯カメラなどパソコンを接続しないと設定変更できない機種の場合、少々手間が発生します。

 現在、ネットワークへの接続が確立している機器については、 tplinkwifi.net で開く設定画面の『ネットワークマップ』から『クライアント』を選ぶと一覧表示されます。

 『Unknown』と表示される機器も多いので、MACアドレスとの照合などにより何の装置か確認していく必要があります。




自分のパソコンのIPアドレス確認

 自身のパソコンのMACアドレスやIPアドレスはコマンドプロンプトの『ipconfig/all』で確認できます。

 スタートメニューを表示するWindowsマークをクリックします。ソフトウェアの一覧が表示されますが、そこから選ばずとも『cmd』とキーボード入力するとコマンドプロンプトが候補されます。

 黒い画面のコマンドプロンプトが表示されたところで 『ipconfig/all』 と入力するとズラっとネットワーク接続情報が表示されます。

 上図ではネットワークへの接続はWi-FiなのでWIreless LANの項目を見ます。
 MACアドレスは『物理アドレス』の欄に記載されています。
 IPアドレスはIPv4アドレスという所にある192.168.0.47というものになります。

  tplinkwifi.net のクライアント一覧で同じIPアドレスの装置を見つけると、このパソコンの情報と一致します。




クライアント情報はコマンドプロンプトでも

 このコマンドプロンプトというアプリを使うと、ネットワーク上で使用中のIPアドレスを一覧表示させる事もできます。

 コマンド『arp -a』(ハイフンの前にはスペース1個)と入れてEnterキーを押すとネットワーク上で使用されているIPアドレスと物理アドレスが一覧表示されます。

 ここで空きIPアドレスを見つけることができます。




乗り遅れた機器たちの救済

 新しいルーターになり192.168.0.***での運用が始まったにも関わらず192.168.11.***のIPアドレスでネットワークに参加しようとしている機器があると、その機器へのアクセスができずどうにも困ってしまいます。

 この乗り遅れた機器にも192.168.0.***のIPアドレスを与えるためには、パソコンと直接接続して調整する必要があります。

 まず、パソコンのWi-Fiはオフにし、有線LANポートを使って対象機器とパソコンを直接接続します。

 従来のWindowsで言えば『コントロールパネル』の『ネットワークと共有センター』から、Windows10であれば『設定』の『ネットワークとインターネット』から調整に入ります。

 従来のコントロールパネルから行った場合は『アダプターの設定の変更』、Windows10の設定から行った場合は『アダプターのオプションを変更する』をクリックすると下図の画面が表示されます。


 この画面の左はWi-Fiなので無視、右の『イーサネット』を右クリックします。

 メニューが表示されるので『プロパティ』を選択します。


 イーサネットのプロパティ画面では『インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)』を選択し、『プロパティ』ボタンをクリックします。


 するとIPアドレスを決定する画面が表示されるので、自動ではなく『次のIPアドレスを使う』のラジオボタンを押して編集を有効にします。

 IPアドレス欄には適当に『192.168.11.33』などのアドレスを入れます。最後の『33』は55でも111でも構いません。

 サブネットマスクは 255.255.255.0 が自動入力されると思います。

 これでIPv4プロパティ画面の『OK』をクリック、次いでイーサネットプロパティ画面の『OK』をクリックすると、このパソコンのIPアドレスは192.168.11.***に変更されます。


 この状態になると、接続した機器の設定画面に入ることができるはずです。

 接続した機器のIPアドレスが192.168.11.99ならブラウザにそのIPアドレスを入力して設定画面を開き、新しいIPアドレスとなる 192.168.0.*** を設定します。

 この段階で自動的にはIPアドレスの重複を調べられないので、事前にコマンドプロンプトの『arp -a』 などで空きアドレスを調べておきます。

 個別設定が終わったら、パソコンのIPアドレス設定を自動に戻します。イーサネットのプロパティからIPv4のプロパティを開いて『IPアドレスを自動的に取得する』のラジオボタンを選択して『OK』します。




機器調整中に低速原因発見

 色々と片づけていて、問題を発見しました。

 防犯カメラのレコーダーに8つのポートがあり、4つはカメラが接続されているのですが、残りのポートはHUBとして使われていました。

 そのHUBとしてつながるはずの装置は1台のはずなのに3つ使われていておかしいなと思い、線をたどっていくとループしていました。

 つまり一端がレコーダーに入って他端は何らかの機器に接続しているべきところが、他端もレコーダーに入っていたので通信がループしてしまい、トラフィックを消費していました。

 この線を抜いたところで、通信速度は契約どおりの100Mbpsに回復しました。

 言い換えると、今回の装置入替はあまり意味が無かったという事になります。




Meshはできなかったが....

 Buffaloからtp-linkへの乗り換えは想像以上に労力を費やしましたが、Buffaloより安くて強固なネットワークを組めたと思います。

 狭い家に3台も4800Mbps級の装置を置いたので、家のどこにいても電波状態は良好です。

 オフィスのように広ければ電波切れの瞬間があって、次につながるという事が起こりそうですが、普通の家なので宅内を移動中に切れる事はなく、Meshで無くても大丈夫かなと思いました。

 Meshで無くて良いのですが、駐車場までWi-Fiがしっかり飛ぶように調整が必要だなと思います。
 今はドライブレコーダーのアップデートくらいしかありませんが、将来は車自体のアップデートも必要になると思いますので、Wi-Fiの電波は駐車場にまで及ぶ必要があるなと思いました。




 今回、通信速度ダウンを経験してルーター等の一斉交換を計画しました。

 Wi-Fi 6への対応はできましたが、Mesh Wi-Fiへの対応には失敗しました。装置の特性をよく理解していなかったことが原因でした。

 ただし、狭い宅内であればMeshは要らないかなと思いました。今回調達した3台の装置が5GHzであれば4800Mbps対応という事もあり、宅内での電波の奪い合いも少なそうなので、多少電波が弱くても通信に支障は無さそうです。

 BuffaloのWXR-2533DHP2というルーターは約5年間、我が家のルーターの仕事をしてきましたが、今日からアクセスポイントとして再出発する事になりました。
 過日、物置小屋にLANケーブルを敷設したので、その小屋内に設置してWi-Fiのアクセスポイントになりました。

 次はガレージのWi-Fiについて検討しなければなりませんが、今回撤去したBuffaloの装置がたくさんあるので、どれか屋外に設置しようと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

解決
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E:62:11 ヤフオク!で落札したカメラの修理 ~今日の課題~

★今日の課題★
 ヤフオク!で落札した『E:62:11』というエラーが出るハンディカムを昨年9月に修理しました。
 しかしまだ、完治しておらずレンズが揺れたり、黒い影が入ることがあるので根治法も模索しました。




E:62:11

 ソニーの公式サイトでは『手ブレ補正』の機能の関連して、『レンズに無理な力が加わる』ことによって、『レンズ駆動回路の保護』をしてエラー"E:62:11"が出されるという事でした。

 バッテリーの抜き差しで改善するという事ですが、このエラーを起こす根本原因はよくわからないまま、姑息的改善はできました。

[Link] SONY: 「E:62:11」や「E:62:12」の自己診断表示 (エラーコード)が表示される(ハンディカム)


 昨年9月のカメラ入手時点のエラー発生頻度から見れば、一度分解して修理した甲斐あって、この1年間はほとんどエラーを見ることはありませんでした。

 その回避策の1つとしてカメラを固定した事があります。

 エラーが出ていない状態でカメラを壁に固定したところ、その位置ではエラーが出ることがなくなりました。
 ただし、本体のPOWERボタンで電源On/Offすると時々エラーになる事を経験的に知ったので、本体のボタン操作は行わず、ACアダプタの電源を切る方法に切り替えました。
 バッテリを搭載していないので単純に電源が切れます。

 これの良いところは、レンズシャッターが動かないところです。
 いきなり電源が切れるのでシャッターは動かず、シャッターが動かないからレンズ周りでは何も起きないという事になりました。

 おそらく、黒い影が映っていたのもこのシャッターのパーツではないかと疑っています。




固定カメラをやめた

 今夏、テレワークの作業デスクを宅内で引越したため、固定カメラも外す事になりました。

 そして当面、可搬式カメラとしてハンディカムらしい運用をしようと思ったのですが、そこでレンズ関係のトラブルが頻発しました。

 固定するための治具などは探している最中ですが、適当な固定方法がみつからないので、カメラの修理が必要だなとおもっていました。




E:61:00で知見を得た

 今月、ヤフオク!で落札したHDR-CX170というHandycamはエラー『E:61:00』が出る事が既知でした。

 商品到着後に修理をしてみたところ、レンズ摺動部にシリコーンスプレーを塗布することで根治できました。

 これに着想を得て、HDR-CX270Vでも試してみました。




シリコーンオイルで直る

 HDR-CX270Vを分解して、カメラ摺動部にシリコーンオイルを塗布して、使用してみると改善されていました。

 修理前は、何もしていなくてもレンズがガタガタと動いてしまい、映像が震えていました。

 リモート会議では使いづらい映像、運動会などの長距離撮影ではまったく使えないような状態でした。

 それがシューっとスプレーしただけで改善しました。

 2012年1月発売の機種なのでもうじき10年。メーカーも修理対応を終えていそうなので思い切った修理方法にチャレンジできました。




1週間で2台のHandycam修理

 この1週間で2台のハンディカムを治しました。

 1台は2010年発売のHDR-CX170でエラー番号『E:61:00』が出ていました。

 もう1台は2012年発売のHDR-CX270Vで、エラー番号は『E:62:11』がdていました。

 2台ともレンズ系のエラーでしたが、シリコーンスプレーだけで異なるエラーを改善できました。




 今日は、以前修理を試みて完治はしていなかった"E:61:11"が出るハンディカムを修理しました。

 修理方法は数日前に発見したシリコーンオイル塗布法です。カメラレンズの摺動部にスプレーするだけです。

 この単純で野蛮な感じの方法で、型の異なる2機種を修理することができました。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

解決
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1,260円で買ったHandycamの『E:61:00』を改善 ~今日の課題~

★今日の課題★
ヤフオク!で1800円で落札したハンディカムのエラー『E:61:00』を解消できればウェブカメラ化できるという事で、修理にチャレンジしました。




SONY Handycam

ハンディカム(Handycam)

 ハンディカムはソニーのビデオカメラブランドです。

 ソニーによると、ハンディカムの初号機は1985年の『CCD-M8』だそうです。
 当時のカメラと言えばVHSかベータかという争いから8ミリという新規格に移行した頃です。
 『Hi8』(ハイエイト)という言葉がTVCMで流れていた事を思い出します。

[Link] SONY: ハンディカムの歴史

 1986年~1992年に放送された加トちゃんケンちゃんごきげんテレビという番組では一般の視聴者のホームビデオの投稿で構成されるコーナーがありましたが、ビデオカメラが普及した時期だったと思います。

 現在のハンディカムは3万円前後で買えるエントリーモデルから、10万円ちょっとで買えるハイアマチュアモデル、20万円くらいのセミプロモデルまでラインアップされています。


 ソニーには他にもカメラブランドがあり、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)のCyber-shot(サイバーショット)、一眼レフカメラのα(アルファ)、業務用ビデオカメラのNXCAM、映像制作機材のXDCAMなどがあります。

参考 SONY: ハンディカム


ハンディカム生産完了品

 ソニーのハンディカムは1985年からの歴史がありますが、これまでに数十ものモデルが発売され、廃番となっています。

 今回、この廃番になったハンディカムを活用したテレワーク・リモート会議のツールについて話題にしています。

参考 SONY: ハンディカム 生産完了品




1,800円のハンディカムはエラー付き

 ヤフオク!でビデオカメラを検索すると5千件以上ヒットします。

 ソニーで絞り込んでも1千~2千件のヒットがあります。

 その中で概ね2010年以降に発売されたであろう物を探すと半分以下に絞り込めると思います。


 例えば2010年発売のHDR-CX170というハンディカムをヤフオク!で検索すると常時20件くらいがヒットします。

 相場でいうと、本体+電源ケーブル+バッテリ1個が揃っていて5千~6千円という感じです。
 バッテリと電源ケーブルはゾロ品がAmazonでそれぞれ1,500円くらい、両方で3千円くらいになるので、もしカメラ本体だけを落札するなら3千円くらいまでを値ごろ感として持っておくと良いと思います。

 下図の中には即決価格で10,978円(送料別)や14,190円(送料別)という商品も出品されています。
 1万円以上出すと発売年ももう少し新しい物が選択肢に入ってきますので、予算によっては選びようがあります。

[Link] SONY: HDR-CX170


 ここ1年くらいで私が調達したHandycamはいずれも中古品です。

 HDR-CX270Vは本体を2,800円で落札、送料が657円かかったので総額3,457円でした。これにはバッテリが付属されていました。

 HDR-CX370は本体を800円で落札、送料が520円かかったので総額1,320円でした。

HDR-CX270V(ヤフオクで2,800円)
HDR-CX370(ヤフオクで800円)

 そのような中で今回、私はHDR-CX170を1,800円で落札しました。
 この出品ですが、実は一度見送っています。前日まで1,900円で出ていましたが応札ゼロが続いているので値下げするだろうと思って静観していたら、やはり100円(5%)下げてきました。

 すぐに入札、約24時間後に締め切られて落札者となりました。

 出品者様には1,800円が届くと思いますが、私は30%offクーポンを使ったので540円引きの1,260円しか払っていません。


 応札が無いのには理由があります。

 商品説明欄に『E:61:00エラーが出ます。ピントが合いません』と正直に書かれていますので、多くの読み手が致命的エラーがあると思ったのではないかと考えます。

 私も致命的エラーを疑いつつも、直せるのではないかと半信半疑で落札しました。

 1,260円を支払っての社会勉強のスタートです。




Lens Error Code "E:61:00"

 ハンディカムの電源を入れると、自動的に自己診断が行われます。撮影に欠かせないレンズ部分は、何かしらのしっかりした自己診断が行われるようです。

 自己診断後、レンズが捉えた映像を液晶モニタに映し出し、各種情報が画面に重なった表示になります。

 この起動時の自己診断で、画面右上に『E:61:00』と表示される現象があります。

 SONY公式サイトでその要因は『フォーカス駆動部に何らかの異常が起きています。』という抽象的な表現で、具体的に何が作用しているかはわかりません。

 サイトには『このページは役に立ちましたか?』というボタンが表示されていますが、ある意味では役立ちましたが、課題解決には至っていません。

[Link] SONY: 「E:61:00」や「E:61:01」など、「E:61」で始まる自己診断表示(エラーコード)が表示される。(ハンディカム)

[Link] SONY: 為什麼LCD螢幕上顯示E:61:00或E:61:10?


 このエラーはソニーあるあるなのか、意外と投稿数が多いキーワードです。

 直し方として多いのが『叩いて直す』です。以下に並べるリンクは叩いて直す、叩いたら直ったという投稿記事です。
 海外でも『5 hard bumps』(硬い所へ5回ぶつける)で直ったという投稿も見られたりしています。


 ちゃんとメーカーに出して部品交換したという事例もあります。メーカー修理なので、ちゃんと直っています。


 根治ではなく姑息的な対応としては、下記の方法を海外の投稿で見つけました。

  1. カメラの電源を切る
  2. カメラを下向きにする
  3. 電源を入れる

Sony DSC-TX9 Error E:61:10?

HDR-CX110 ... blinking error code E:61:00:00 auto focus doesn't work...




自力で根治

 叩いて直すのは常套手段ですが、根治するとは思えないので違う方法を模索しました。

 異常があるのはレンズ関係、そしてレンズ関係で異常が出るとすれば可動部だと推測できます。

 このカメラのレンズは2本のレールと1本の全ネジ上に載っている構造であり、全ネジが回転することでレンズが前後に移動する構造です。

 レンズの移動量は全ネジの回転数で見るか、軸上にある実際のレンズの位置を見るか、いずれかだと思います。

 今回疑ったのはこの位置センサーと、レール関係です。

 『今回』と書いたのは実は『前回』があるからです。前回は"E:62:11"というエラーでした。画面の端に黒い影が出るものでしたので、今回とは少し違いますが、ハンディカムのレンズ関係のエラーは経験済でした。


エアガンで掃除

 まず最初に行ったのが、エアガンでの掃除です。

 その前に分解は必要です。

 可動レンズ部を露出し、直接エアガンで空気を吹き付けました。

 何度も繰り返しましたが、何かゴミが出て来るとかいう様子もなく、エラーは消失しませんでした。


今回使用したエアコンプレッサーです。コンパクトなので、家の中に置いています。

シリコーンオイル

 レンズを移動させると前端および後端に到達しても動き続けようとしてジーッという音がしていました。

 音の原因が何なのかよくわかりませんが、摺動性に問題があるのではないかと疑い、思い切ってシリコーンスプレーを塗布しました。

 1,260円だから出来る行動です。45,500円ならやらなかったと思います。


シリコーンスプレーです。私の手元にあったのは古いパッケージの赤い缶でしたが、今は白い缶で売っています。クリンビューでなても556で有名なKUREなどでも問題ないと思います。目的は摺動性を良くすることです。



シリコーンオイルで直った

 結果として、思い切ったシリコーンオイル塗布という手段が奏功してエラー『E:61:00』は消失しました。

 硬い所に5回ぶつける修理方法も雑さがあると思いますが、シリコーンオイル塗布も雑さがあったと思っています。

 一応、キレイに拭き取って、カメラを組み立てて、レンズを前後に動かしてみても異常はなく、家の中でウェブカメラとして使うには問題なさそうでした。




根治プロセス動画

 分解から根治(だと思う状態)に至るまでの一連の作業を動画で撮っていましたので共有します。

 本来は分解して、ネジの位置がわからなくなった時のために撮影していたのですが、修理が上手く行ったようですので公開しました。


ベッセルの精密ドライバーです。刃先は0番です。動画の中で映っている製品です。私はドライバーに関してはベッセルを全面的に信頼して使用しています。ペンチなどはフジ矢を使うなど、それぞれに良いメーカーを選んでいます。



アクセサリ注文

 今回落札したHDR-CX170には電源アダプタもバッテリも付属されていませんでした。

 私は手元に同型の物があったので修理中はそちらを流用していましたが、修理できたのでHDR-CX170用に電源関係のアクセサリを注文する事にしました。

 机上でのリモートワーク専用なのでACアダプタだけでも良いのですが、先日講演中に少しだけカメラ位置を動かそうとしたときに線が抜けてしまい焦ったので、安物でも良いのでバッテリを搭載しようと思いました。

 ACアダプタとバッテリは純正品ではなくゾロ品、どちらも1,500円くらいで買う事ができました。

HDR-CXから始まるハンディカムに広範に対応するACアダプタです。コネクタ部は歪みなどは無さそうで、純正品と抜き差しの抵抗感は差を感じません。ネット通販で色々と候補が出てきますが、写真をよく見ると表示が同じなので、もしかすると同じ工場で作られているかもしれません。

ハンディカムに広範に対応するリチャージャブルバッテリです。専用充電器も売っていますが、カメラ本体に取り付けてACアダプタを接続しておけば充電できます。ヤフオクでカメラと一緒にバッテリも同梱されて来ればそちらでも十分機能するとは思いますが、運動会など長時間屋外で使用するのでれば10年落ちの電池で不安になるより、新しい物を持っておく方が良いと思います。



HDMIスルー

 カメラは調達できましたが、ウェブカメラとして使うためにはHDMIスルー出力(クリーン出力)できる必要があります。

 今回調達のHDR-CX170は2010年発売の比較的古いカメラですが、HDMIスルー出力には対応していました。

 まずMENU画面を開き、『画面表示出力』というボタンを押します。すると選択肢が2つ出てくるので『パネル』しか書いていない方を選択します。

 この操作で、カメラ本体の液晶画面には操作画面が表示されたままになっていますが、HDMI出力した先のディスプレイには、カメラで捉えている映像だけが出力されます。


 パソコンとハンディカムの接続にはHDMIケーブルとキャプチャデバイスが必要になります。

 HDMIケーブルは消耗品のようなもので、抜き差ししていると壊れることがあります。
 以前はAmazonで1本1千円のケーブルを買いましたが、消耗品だと気づいたので昨秋は10本セットで3千円の物を買いました。

 キャプチャデバイスとは、HDMI入力信号を、USB入力信号に変えてウェブカメラのように画像データを取り込むツールです。
 私が使っているのはChilisonという1ch用の小さいデバイスと、ATEM Mini Pro ISOという4ch対応のプロっぽい大きなデバイスです。今では8chの物が値下がりして登場しているので、このあたりのスイッチャー兼用のキャプチャデバイスは1台持っておくと便利だと思います。
 単チャネルも多チャネルもどっちも良いですが、1chの方はかなり熱を持ち、2時間以上使用しているとダウンする事がありました。講師を務める場合には使わないようにしています。

 多チャネル用を使う時にはサブモニタが欲しいです。
 外出先でリモート講演するときにも重宝するのですが、モバイルディスプレイを1台保有しておくと良いです。私はアイリスオーヤマの物を使っています。かなり軽いです。


 HDMIスルーについては過去の記事でも触れさせて頂いております。HDMIスルー(クリーン出力)とはどういうものなのかは『概要編』に、各機種毎の対応状況は『機種編』で触れています。

概要編
機種編



保有機比較

 現在保有しているハンディカムを比較してみました。

 いずれも発売時期が近いので大差はありませんが、レンズ部分が少し違うので、机の上に置いてウェブカメラ化するときに背景の映り込みなどに多少の影響があります。

HDR-PJ20HDR-CX170HDR-CX270VHDR-CX370
発売日2011年2月2010年1月2012年1月2010年1月
総画素数420万画素420万画素543万画素420万画素
センサー1/4型
Exmor R
CMOS
1/4型
Exmor R
CMOS
1/3.91型
Exmor R
CMOS
1/4型
Exmor R
CMOS
光学ズーム30倍25倍30倍12倍
F値1.8-3.41.8-3.21.8-3.41.8-3.4
f 35mm
動画
29.8-
894
37-
1,075
29.8-
894
29.8-
357.6
f 35mm
静止画
32.5-
975
39-
975
29.8-
894
29.8-
357.6
レンズGレンズGレンズGレンズGレンズ
液晶3.0型2.7型3.0型2.7型
ハイビジョン
4K
記憶容量32GB32GB32GB64GB
プロジェクタ
HDMIミニミニミニミニ
公式Web公式公式公式公式
調達先ヨドバシヤフオク! ヤフオク! ヤフオク!
状態新品中古中古中古
調達価格45,500円1,260円2,800円800円
追加送料無料無料657円520円
調達日2011/092021/092020/082020/10




最新機種との比較

 10年落ちのハンディカムと現行機種を比較してみました。

 HDRシリーズでは270、370、470と似た数字が並びますが、デバイスの仕様も似ています。

 仕様表には反映しづらい『手ブレ補正』や『スマイルシャッター』などの機能は10年で相当進化していると思います。

 新品を買うと、当然ながら保証が付いてきますし、傷1つない商品が届くと思います。SONYの実績として、10年経過したハンディカムが現役で使われているという事を加味すると、いま新品を買えば2030年も現役で使える事が期待できます。

 新品には付属品としてバッテリ(NP-BX1)、ACアダプタ(AC-UUD12)、HDMIマイクロ端子ケーブルなどが付いてきます。このバッテリはAmazonでも5千円、ACアダプタも3千円程ですので合わせて8千円の価値があります。
 市価3万円のカメラからアクセサリの価値8千円を引いた2.2万円がカメラ本体の価格だとすると、2万円台の中古より3万円台の新品をと考えたくなるところです。

 参考として載せたFDR-AX45は4K対応のハイアマチュア向けなので約10万円ですが、周辺機器との連携や拡張性が高いことが特徴です。一眼レフも比較に入るレベルなので、ここは慎重に選びたいところです。

FDR-AX45HDR-CX470HDR-CX270VHDR-CX370
発売日2018年2月2017年4月2012年1月2010年1月
総画素数857万画素251万画素543万画素420万画素
センサー1/2.5型
Exmor R
CMOS
1/5.8型
Exmor R
CMOS
1/3.91型
Exmor R
CMOS
1/4型
Exmor R
CMOS
光学ズーム20倍30倍30倍12倍
F値2.0-3.81.8-4.01.8-3.41.8-3.4
f 35mm
動画
26.8-
536.0
26.8-
804.0
29.8-
894
29.8-
357.6
f 35mm
静止画
26.8-
536.0
26.8-
804.0
29.8-
894
29.8-
357.6
レンズZEISS
バリオ
ゾナーT
ZEISS
バリオ
テッサー
GレンズGレンズ
液晶3.0型2.7型3.0型2.7型
ハイビジョン
4K
記憶容量64GB32GB32GB64GB
HDMIマイクロマイクロミニミニ
基本電池VシリーズNP-BX1VシリーズVシリーズ
本体質量510g190g205g320g
公式Web公式公式公式公式
Amazon105,900円30,827円

光学30倍ズーム、32GBの記憶容量を内蔵するソニーのハンディカムです。本体重量は190gなのでかなり軽く、長時間の撮影でも手が疲れにくいです。iPhone Xが174gなので、だいたい同じくらいの重さです。



 今回はエラー発生を承知の上でハンディカムを調達し、自ら修理してエラーを解消することができました。

 故障品なので安く出品されていたオークション品を、クーポンを併用して更に安い価格で落札できたので良かったです。
 市場では1,800円で落札する価値もないと思われて私が落札、支払いは1,260円で済ませ、修理してしまえば数千円の中古カメラと差はなく使用できています。

 この新社会・新常態ではリモートですべき仕事が増えますので、カメラの取扱いについても考えが変遷していくと思います。

  来月は見本市会場で展示会があり、出展を担当しなければならないのですが、第5波が収まっているとは思えないので、ブースをリモート管理しようと思っています。今回調達のカメラが早速役立つと思います。

 無人化するので、盗難や損傷のリスクがあるので、またヤフオク!で類似品の落札にチャレンジしたいと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

解決
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白背景・高演色照明での撮影 Linco撮影照明とPVC背景 ~今日の課題~

★今日の課題★
モノを撮るときに多用される白背景を、ウチにも環境整備できないかということで挑戦しました。




これまでは青背景

 当方ではこれまで、青い撮影布を使った撮影をしてきました。対象物とのコントラストが得られて良いなと思っていました。

 また、この青布をZoomなどのウェブ会議での背景として使うと人間を見やすくしてくれる感じでしたので積極的に使っていました。

[記事]HDMIパススルー・クリーン出力するカメラを探す
[記事]リファ?ミラブル?ツインシャワーヘッドで2機種同時使用



白背景の必要性

 ただちに白背景が必要という事では無いのですが、周囲からの要望としてはボチボチと出てきています。

 大手通販サイト『Amazon』では、メイン商品画像の背景には『純粋な白』を求めています。
 純粋な白とはRGBカラー値が 255, 255, 255 を具体的に指しており、電子データとして真っ白で無ければならないとしています。

 検索エンジンで『扇風機』『自転車』など何らかの製品の画像を検索すると、上位の大半は白背景の画像です。

 このようにして白背景を見慣れてしまうと、モノ撮りの際には白背景が『常識』になってきます。

[Link] Amazon seller central: 商品画像の要件




白背景の背景布

 便宜上『背景布』としましたが、白背景を作るために使われるアイテムは布ばかりではありません。

  • 布(織物)
  • 不織布
  • プラスチック(樹脂)

 上記はよく使われる背景の素材です。

 布はマットな感じの木綿はテーブルクロスやベッドシーツなどにも使われているのでニトリなどで安く買えます。
 折り目が付きにくいサテンやモスリンなどがあります。ポリエステルやナイロンなど合成繊維で織られた物が安価で手に入ります。

 不織布は使い捨ての背景布として多用されています。特に白色は汚れやシワが目立つので使い捨ては便利です。
 私は医療用のドレープ(覆い布)を使っていました。水色が多いのですが、比較的大きなサイズなので便利です。
 エステサロンなどで多用されている不織布ベッドシーツも背景布に使えそうなのですが、COVID-19流行後は品薄が続いています。

 更に安価で使い捨てる方法として紙があります。
 100均でも買える模造紙は大きくて白い背景になりますが、薄いので光の透過には課題があります。
 ケント紙や画用紙など、背景の質感を変えるために様々な紙を用意している人も多く居ます。

 プラスチックシートは小さい物ですと100均でも売っていますが、撮影用となるとAmazonなどで買った方が良さそうです。
 今回、これを調達してみました。




PVC背景布

 検索キーワードは色々と試しましたが『PVC 背景布』『PVC 撮影』の2つが効率よく検索できた気がします。他に『プラ』『樹脂』『光沢』『ホワイト』など試しましたが『PVC』が良かったです。

2021年7月の購入時点では2,750円

 実際に購入した商品は下図のようなものです。
 保護フィルムを剥がす前の状態です。このフィルムを剥がせば撮影に使えます。

PVC背景布
保護フィルムを剥がして使用

 真夏のロール状で巻いた物が届いたのでクセが付いてしまうのは覚悟の上、時間をかけて伸ばしています。
 シートを吊り下げた状態で放置して1か月、だいたい真っすぐになりました。

PVCで出来た撮影用の背景布です。色はホワイトです。幅1.2mですので小物撮影には十分です。少し大きくなると16:9での撮影には不向きですが、1:1など写真を切り取って使うならば比較的大きな物まで撮れます。



モノ撮り

 白背景で黒っぽい物を撮影してみました。

 撮影してみてわかった事は、白背景ではあるが白色にはならないという事でした。

 また、光沢のある背景布なので、不適切な照明が顕わになってしまいます。

 撮影後に画像を修正してみましたが、背景が白に近づくものの、対象物も白っぽくなってしまい、画像は荒くなってしまいます。

撮影後に明るさ修正済
元の画像(修正前)



ビデオライト

 Amazonでビデオライトなどの名称で売られているバッテリ式のLED照明を何機種か調達しました。

 単純にスイッチOn/Offしかないもの、色温度や強度を調整できる物など様々です。

 いずれのビデオライトもバッテリ式なので置き場所には困りません。
 ただし、光はさほど強くないので補助照明という位置付けて使っています。

 Zoom会議等で自身の顔を照らすには良い照明でした。

 動画撮影の場では、主照明があった上での補助照明として使うべきかなという感じです。




白い照明

 次に調達したのが100V・100WのLED投光器です。Amazonで5千円程でした。

 作業現場やガレージなどを照射するのに適した大型照明です。


 これだけ明るいのだから撮影にも使えるだろうと思いましたが、上手くいきませんでした。

 課題はいくつかあります。

 まず明るさですが、光が強すぎるので影も強く出ます。
 比較的狭い範囲を照射する感じなので中心が明るく、外へ行くほど暗いという特性が顕著に出やすいので撮影している画面内でも差がわかりやすくなってしまいます。

 重いので、スタンドへの固定時に不安があります。

 熱いので、撮影中に不意に触れるとヤケドするのではと心配になります。

 カメラとの相性なのかわかりませんが、光源とレンズが近いと黒い線が入ってしまいました。




撮影用照明

 色々と検討してきましたが、やはり撮影用照明が必要であろうという結論に至りました。

 撮影用照明を大別すると、傘のような反射板が付いたタイプと、羽根のような物が付いた薄い四角形のタイプがあります。
 価格としては傘タイプは1万円前後、フラップタイプは2万円前後といったところです。


 色々と検索していく中で見つけたのが米国LINCO社製の撮影照明を見つけ、調達しました。




Linco撮影用照明

 LINCO社は米国カリフォルニア州サンタフェスプリングスにあるスタジオ照明機器の専門企業です。

 自社サイトで直販しています。

 今回、下図にある電球が4個装着可能な撮影用照明を調達したいと思いました。

[Link] Linco


 米国Amazon.comにも多数の商品が掲載されています。

 基本的には日本への発送は行っていないようです。


 そのような中で理想的な商品を見つけました。

 電球4灯装着可能な撮影用照明が3台、モスリン背景布が3色とそのスタンドセット1組、ランプ12本、バッグがセットになった商品が日本へのシッピングにも対応していました。

 しかも219.99ドル、約24,000円です。

 これは買いだなと思いましたが、送料が123.4ドルなので13,500円くらいかかり、商品と合わせて37,500円程になります。
 これだと予算オーバーです。


 ランプ4灯タイプのLinco製品が奇跡的に日本のAmazonに掲載されていました。

 前述のセットではなく照明器具単品、ランプなどは附属しないですが5千円で買えるという事で、早速調達しました。




高演色ランプ

 前述のLinco社製の撮影用照明には電球が附属されていないので、同じくAmazonで探してみました。

 キーワードは『高演色 E26』です。

 高演色(こうえんしょく)とは、高輝度(こうきど)とは違います。
 明るさではなく色を見ているのが高演色です。

 手術室で使われる無影灯(むえいとう)には『血が血らしく見える』事が求められます。
 様々な臓器や組織を扱う手術で、色味は重要になります。
 このとき重要になるのが光源の演色性です。
 詳しくは日本の無影灯シェアトップの山田医療照明サイトをご覧ください。

 もう1つのキーワード『E26』は電球の口金のサイズです。
 昔から多用されてきた白熱電球(裸電球)の口金はE26という規格です。30年くらい前からE17のミニクリプトン電球などが増えましたが、未だに多くの場所でE26が使われています。
 今回調達のLincoの照明器具も口金がE26でした。

 色々と検索していくうちに1つの商品に当たりました。
 明るさは100W型相当で光束1500lm(ルーメン)、色温度5000K(ケルビン)の昼白色、PSE認証済、そして演色指数80Ra超という物でした。




演色性の比較

 演色性を比較する際、カラーサンプルの再現性などで説明する事もありますが、今回は手の色で表現してみました。

 自然光を当てて撮影すると、手のひらは毛細血管の影響で赤っぽく映ります。これが対象物の自然な姿だとします。

 演色性が高いとされる電球を使って撮影すると、似たように赤っぽく映りました。自然光ほど全体が赤い訳ではありませんが、悪く無いと思います。

高演色LED電球
太陽光(自然光)

 次は、本稿でお示しした投光器での撮影です。
 手は白っぽく映っています。画像は汚くないのですが、手の様子を再現できているかと言われると、違う気がします。

 最後は天井照明です。
 直管蛍光灯型のLEDですが、背景にはしっかり照明が映っています。手のひらは暗く映っています。対象物をしっかりと捉えていません。

白色LED投光器
白色LED蛍光灯(天井照明)

 対象物の色もしっかり伝えるためには、高演色性の光源を使た方が良さそうです。

 そして、今回買った6球で2千円程の電球でも、白色LEDよりは演色性が高い事が示唆されました。

 この電球を使って、撮影をしたいと思います。




撮影セットアップ

 照明のセットアップは簡単です。

 まず、撮影用照明キットは三脚、灯具、傘の3点で構成されているので、灯具に傘を取り付けます。次に、灯具を三脚に取り付ければ形になります。


 灯具は電球が4灯設置可能です。

 私は今回、電球を1つずつ取り付けて明るさを確認、最終的には4灯必要だとわかりましたが、撮影場所の様子も見て決めると良いと思います。

 電球を取り付けて点灯させ、試写すれば作業は完了です。




実際の撮影

 同じものを似たような角度から撮影してみました。

 下の2つの画像はどちらも無修正です。

以前の撮影
今回の撮影

 下の画像はモノ撮りをしてみた結果です。

 背景は真っ白ではないのですが、無地の白であることはわかると思います。

 黒い本体はやや暗くて撮影失敗という感じがしますが、箱の方はそれなりにキレイに撮れているように思います。

 ストロボを使っていないので反射が無く、光のムラも少ないと思います。


 Adobe PhotoShopの使い方に慣れていないので若干加工が悪いですが、概ね色修正によって背景は真っ白にできそうです。




今回の調達品

 白背景での撮影で必要になり、実際に調達したのは下記の3点です。

 PVCのビニル系背景布はシワができず、明るさもあって取扱いやすい白背景でした。

 Lincoの撮影用照明は同類の中では安い方ですし、E26の汎用口金が4つも付いている点は重要なポイントでした。

 そして電球は100W型で演色性の高い物を見つけました。本当に100W型を名乗るほど明るいかと言われると微妙ですが、6本で2千円という安さもあり、今回の撮影に必要な明るさは確保できたようなので満足しています。

2021年7月の購入時点では2,750円

2021年8月の購入時点では4,980円

2021年8月の購入時点では 2,299円



 今回は白背景での撮影にフォーカスして検討しました。

 ビニル系の背景布が良かったです。

 照明は米国Linco製の器具が良かったです。

 電球はAmazonで安価な物を買いましたが、意外と良かったです。

 最後までお読み頂き、ありがとうございました。

解決
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カッティングマシンを選ぶ・CAMEO4とSV-8 ~今日の課題~

★今日の課題★
大きめの番号札がたくさん必要になり、カッティングマシンの調達を検討し始めましたが、費用対効果が不明なため、比較してみました。




カッティングマシン

 カッティングマシンとは、シート状の物をカットしてくれる装置です。

 よく使われるのがカッティングシートと呼ばれるシールを切って、ステッカーとして貼る方法です。お店の入口のガラスのロゴマークや営業時間などが貼ってあるのもカッティングマシン、自動車に社名を入れているのもカッティングマシンの仕事です。
 以前の勤め先で、実験室の機材表示などに大量のステッカーが必要になり、外注するより内製した方が安いという事でカッティングマシンを買って貰った事がありました。

 下図はカッティングマシンを使って製作した看板です。


 アイロンプリント用の用紙をカットすれば、洋服にオリジナルのロゴなどをプリントできます。ユニクロで買った無地Tシャツにもアイロンプリントでアクセントを付けられます。
 インクジェットプリンタで印刷したアイロンプリント用のシートをカットする方法もありますが、無地のシートを文字やロゴの形に切って貼る事もできます。印刷はしないので、剥がれない限りは機能し続けます。

 紙を切る事もできるので、凝った紙飛行機を作る事もできます。

 お店で、コースターやカップホルダを毎回1点モノで作っているというのを聞いたこともあります。

 ネットで検索すると作品や商品がたくさん出てきます。下記リンクは日本と米国のYahoo!検索の結果です。

[Link] Yahoo!US: Sticker cutting

[Link] Yahoo!Japan: ステッカー カッティング




メーカー・ブランド

 カッティングマシンに関連するメーカーやブランドを簡単に紹介します。


GRAPHTEC(グラフテック)

 カードプリンタやラベルプリンタなど産業用の小型印刷機関係を手掛ける企業です。カードプリンタは社員証などを内製化するのに便利です。

[Link] GRAPHTEC


Silhouette(シルエット)

 グラフテック株式会社のカッティングプロッタのブランド名であり、海外拠点の社名です。

[Link] Silhouette Japan


CAMEO(カメオ)

 グラフテック株式会社のカッティングマシンのブランド名(商品名)です。正しくは『Sihouette CAMEO』が世界統一ブランドです。

 CAMEOシリーズの中にアマチュア向け、ハイアマチュア向け、プロ向けなどがあります。

[Link] CAMEO: カッティングマシン


portrait(ポートレイト)

 ポートレイトはグラフテック株式会社の家庭用機種の商品名です。

[Link] CAMEO: カッティングマシン


Roland(ローランド)

 業務用プリンタなどを手掛ける印刷関連機器メーカーです。会社名は『ローランド ディー.ジー.株式会社』(Roland DG Corporation)です。
 東証一部上場企業でコード6789です。証券コード7944のローランド株式会社との二重上場ではなく、別会社です。

[Link] Roland DG


STIKA(ステカ)

 Rolandのカッティングプロッタのブランド名です。ヨドバシカメラなどでも販売していたので見たことがある人も多いと思います。

[Link] Roland: STIKA


MAX(マックス)

 ホッチキスで有名な会社です。タイムカードやチェックライタなど事務機器のラインアップがたくさんあります。

[Link] MAX: カッティングマシン


Bepop(ビーポップ)

 MAXの店舗向け表示関連のブランド名です。スーパーなどのポップ印刷に強みがあります。

[Link] MAX: 表示作成機(ビーポップ)


brother(ブラザー工業)

 ブラザー工業はミシンなどの産業用機械、プリンター、ラベルライターなどを製造・販売する国内メーカーです。

[Link] brother


ScanCut(スキャンカット)

 ScanCutはブラザー工業が展開するカッティングマシンのブランド名です。

[Link] brother: ScanCut


Mimaki(ミマキエンジニアリング)

 ミマキエンジニアリングは産業用の大型プリンタやプロッタなどを製造・販売する国内メーカーです。

[Link] ミマキエンジニアリング




代表機種比較

 各社の代表的な機種を一覧で比較してみました。

 MAXのCM-200IIは業務用なので専用のロールしか使えないようです。

 対象の幅が広いのはCAMEOとbrotherのScanCutでした。ただし、この2機種間には倍ほどの差額があります。brotherの機種にはスキャナが付いているので、家で手軽に使いたいという人にはオススメかもしれません。

 パソコンでデザインした物を出力するという事であれば、ローランドかグラフテックのどちらかになりそうです。

ブランドSTIKAsilhouettesilhouetteScanCutBepop
型式SV-12CAMEO 4portrait 3SDX1000CM-200II
メーカーRolandGraphtecGraphtecbrotherMAX
シート幅A3縦
12inch
A4
Letter
12inch
A4
Letter
A4
12inch
200mm
(専用品)
最大カット幅250mm
長1000mm
3000mm3000mm296mm
603mm
200mm
3000mm
カット速度12~40mm/s300mm/s100mm/s120mm/s
ペン1本2本1本1本1本
スキャン内蔵
対応シート塩ビ
ラベル紙
フィルム


合皮
フィルム


フェルト
PPシート
ウレタン
接続USB1.1USB2.0
Bluetooth
USB2.0
Bluetooth
USB
Wi-Fi
USB2.0
LAN
消費電力20W27W22W49W14W
動作音60dB
Amazon53,90032,89022,99061,70076,291
発売2006年2019年2021年2018年2012年
公式サイトLinkLinkLinkLinkLink



各機種ネット通販実勢価格

CAMEO4と同じ12インチまで扱えるカッティングマシンです。ソフトも付属しています。

グラフテックのカッティングマシン『カメオ』の最新作です。標準版でも12インチまで対応しています。上位機種を選べば15インチ、24インチのタイプがあります。ペンは2本搭載でき交換手間が省けます。装着したペン(ブレード)は自動認識されるので設定不要です。トンボ合わせもできるので正確なカットができます。オプション・アクセサリも充実しているのでお勧めです。

CAMEOの下位機種に相当する家庭用マシンです。8インチ幅まで対応しています。ヘッド(ブレード)の速度が10cm/秒なのでRolandの最上位機種と同等です。全長3メートルの用紙にも対応しているので家庭用とはいえ仕事にも使えそうです。

ブラザー工業のスキャナ搭載型のカッティングマシンです。とてもユニークで、他の機種とは相いれない感じです。家庭で趣味として手軽にカッティングを楽しむには良いと思いますが、少々お高いです。家庭用で言うとGraphtecのポートレイト3の方が安くて機能的かもしれません。スキャン内蔵が要るかどうかで決まると思います。

ホッチキスのMAXから出されている店舗ポップ向けのカッティングマシンです。業務用です。幅20cmの専用ロール紙に対応しています。耐久性は高いようです。



RolandとGraphtecを機能で比較

 RolandのSTIKAからSV-12とSV-15、GraphtecからCAMEO 4とportrait 3を選抜してざっと比較してみます。


ロール紙

 いずれの機種でもロール紙は使えるようです。
 ただし一度に処理できる長さが違い、Roland製品は1mまでですが、Graphtecは3mまでです。ポップなどを扱う人にとってはこの差は大きいと思います。


用紙幅

 SV-15は15インチ幅(381mm)まで対応しています。SV-12とCAMEO 4は12インチ幅(305mm)対応です。この点で見るとportrait 3はA4縦なので小さいです。家庭用という感じです。


附属ソフト

 Rolandは『Roland CutStudio』を付属しています。『ワープロ感覚で文字を入力するだけ』という手軽さです。
 JPEG画像データからカットラインを自動生成する機能も備えています。このソフトを使えば、オリジナルのステッカーも簡単に作れます。

 Graphtecは『Silhouette Studio』を付属しています。

[Link] Roland: 製品ニュース STIKA

[Link] EUROPORT: Roland CutStudio

[Link] Silhouette: Silhouette Studio


Adobe Illustrator

 Rolandは『Roland CutStudio Plug-in』というソフトも付いてくるので、こちらを使えばAdobe Illustrator(イラレ)やCorel DRAWで作成したデータからSTIKAのカットデータを作成することができます。

 GraphtecはAdobe IllustratorやCorelDRAWからの出力を可能とするにはプラグイン『Silhouette CONNECT』を有償で手に入れる必要があります。定価で5,500円です。
 プラグインを入れる方法とは別に、無償ソフトのアップグレードという方法もあります。Business Editionを選べばAIデータを取り込む事ができます。定価で11,000円です。
 Business Editonを使えばパズルが作れるようになります。

 すなわち、Rolandは無料でイラレ対応、Graphtecは有料という事になります。

[Link] Silhouette CONNECT

[Link] Silhouette studio アップグレードエディション


カット速度

 Rolandの上位機種(SV-15)は最速10cm/秒、SV-12は4cm/秒です。

 CAMEOは30cm/秒なので処理速度は3倍も違います。前機種であるCAMEO 3では10cm/秒でしたので、ここには開発意欲があったものと思われます。


ツールヘッド

 ほとんどの機種がカッターなどの先端ツールを1つしか取付できません。

 CAMEO 4はツールを2つ搭載できるデュアルヘッドです。
 ただし、デュアルヘッドのニーズがあるのかわかりません。

 CAMEO 4の特徴の1つにツールの自動検出があります。ソフト上で設定する必要が無いです。
 刃の出方も調整してくれます。これは素人には便利です。


通信方法

 Rolandは15年前の発売ですので仕方ないですが、USB1.0のみです。

 新しい機種であるGraphtecはUSB2.0に対応しています。

 さらに無線通信(Bluetooth)にも対応しているので、置き場所に困らなそうです。




新しさでGraphtec、機能でCAMEO

 ここまで機能比較をしてきましたが、Rolandは基本機能は揃っており実績がありますが、コンピューターと連携させるので古さはイケてないですね。

 イラレはCS5やCS6を使っているので、その古さには対応できている事には感謝です。

 カット速度の差も大きく影響しました。CAMEOが3倍も速いのであれば、そちらを選びます。

 価格も大きく影響しました。
 CAMEOは本体が3万円台前半からあるので、リーズナブルです。
 価格面では portrait 3はダントツに安いですし、発売1年未満なので魅力的でしたが、やはり家庭用という感じで機能制限が多い気がします。わずか1万円差のCAMEO 4には色々と機能が揃っているのでCAMEO 4を調達することに決めました。




カッティングシート

 CAMEO 4で良いかなと思いラインアップを見ると、使えるシートの幅に違いがあるようです。

 市販のカッティングシートを調べて、何インチ幅がスタンダードなのかを把握しようと思いました。

 Amazonで普通に買える物を見ると、30cmの物と、38cmの物が多いようです。すなわち12インチと15インチです。

 12インチで十分に色や素材の選択肢が得られそうなので、CAMEO 4のサイズは気にしなくても良さそうです。




刃物以外でのカット

 ここまでの検討はカッティングマシンやプロッタと呼ばれるような、刃物でシート状の物を切ることにフォーカスしてきました。

 しかし、2次元的にカットする方法は他にもあります。近年低廉化が進んでいるレーザー彫刻機がその1つです。

 レーザー彫刻機は薄手の物だけでなく、厚みのある木板を切る事もできます。木板の表面に文字や絵を彫る事もできます。

 金属板を切ったり彫刻したりもできるので、看板を作るという事であればカッティングシートにこだわらず、板に直接刻印してしまう方法もあります。

 カッティングシートの話題に戻ると、熱を使って切るので素人が簡単にできる作業では無いようです。
 素材選び、レーザーの強さ、デザイン段階から無理な設計をしない配慮など、奥深いです。

 特に色が課題です。反射と吸収(吸光)をしっかり考えないと、レーザーが反射してしまえば切れないだけでなく、ケガをする恐れがあります。エネルギーを吸収しすぎると焦げてしまい、これも火災の恐れがって危険です。

 多くのレーザー彫刻機は固定された物を対象としているため、ロール紙を移動させて長尺物をカットするのには向いていないです。

 このあたりもあり、レーザー彫刻機は断念しました。
 以前からAmazonで検索していたので、タイムセールなどが始まるとレーザー彫刻機をお勧めされるので、気にはなっています。

 以下に例示した商品は、今回検討した物です。安価な物は照射できる範囲が狭かったり、レーザーが弱くて用途が限定されてしまいそうです。やや高価な物も、さほど面積は広く無いので、カッティングには不向きです。刻印などには良さそうです。

 レーザー彫刻機は業務用の物を買わないとカッティングには適さないので、50万円くらいの中古でも買って誰かとシェアすると良いのかなと思いました。

 下記商品は産業用レベルのレーザー彫刻機『Darkly Labs EMBLASER 2』ですが、新品で40万円以上です。

[Link] Darkly Labs




CAMEO 4の中から選択

 CAMEO 4には現在3機種がラインアップしています。

 比較表を作成しましたが、要するに使えるシートの幅の違いで価格が違っています。
 24インチに対応できる最上位機種は、12インチ対応の機種の2倍の価格です。わりやすいです。

 24インチとは約60cmの事です。Amazonでロールのカッティングシートを見ると30cmくらいの物でも十分に色を選べるようです。ただし、ときどき38cmや45cmという商品もあるので、何でも使えるようにするにはCAMEO 4 PROを買う必要があります。

 カッティングシート以外の素材をカットする予定があるかも考える必要があります。
 ウチは小売店ではないのでポップは作りません。もし作るとすれば大判プリンタを買おうと思います。

 布などをカットするとすれば、レーザー彫刻機を買うと思います。プロッタでは趣味の工作程度はするかもしれませんが、本気のカットはしないと思います。

 紙のカットは、たぶんやり始めるとA3を切りたくなるだろうという想像ができてしまいます。
 ここは悩ましいところです。

CAMEO 4
PRO
CAMEO 4
PLUS
CAMEO 4
シート幅24インチ
(約60cm)
15インチ
(約38cm)
12インチ
(約30cm)
最大用紙24 inch15 inch12 inch
A3ノビ判
A4判
Amazon63,800円54,450円32,890円
カット速度300mm/s(左同)(左同)
カット圧2.1N
(0.21kgf)
(左同)(左同)
ツール装着2本(左同)(左同)
トンボ読取あり(左同)(左同)
素材フィルム
ケント紙
画用紙
はがき
厚紙

合成皮革
ほか
(左同)(左同)
接続USB2.0
Bluetooth
(左同)(左同)
外形
(WxDxH)
875
195
170
642
195
170
570
195
170
質量8.8kg5.4kg4.7kg

[Link] silhouette: カッティングマシン




標準機・最上位機実勢価格比較

 ネット通販で色々と比較してみましたが、この機種間格差は2倍というところで落ち着きそうです。

グラフテックのカッティングマシン『カメオ』の最新作です。標準版でも12インチまで対応しています。上位機種を選べば15インチ、24インチのタイプがあります。ペンは2本搭載でき交換手間が省けます。装着したペン(ブレード)は自動認識されるので設定不要です。トンボ合わせもできるので正確なカットができます。オプション・アクセサリも充実しているのでお勧めです。
CAMEOシリーズの最上位機種です。24インチ、約60cm幅の用紙に対応できる大型機種ですが、実勢価格で6万円チョット。ロール紙など周辺の物を買い集めても7万円くらいでスタートできます。



ソフトウェア

 ソフトウェアは無償(スタンダード)の他に、アップグレード品があります。
 CAMEOシリーズのどれを買っても付属するソフトウェアは同じ『スタンダード』になります。

 ビジネス版が11,000円、デザイナー版プラスが8,250円、デザイナー版が5,500円です。

 エディションによって欠落する機能だけ『×』で表記しますので、空欄という事は収載ありだと考えてください。

スタンダードデザイナーデザイナー
プラス
ビジネス
AI,CDR,EPS
インポート
×××
PES,DST,EXP,JFE
インポート
××
SVG,PDF
インポート
×
SVG,PDF,JPG
書き出し
×××
エディション切替×××
マルチカッター対応×××
フォント作成×××
カス取り設定×××
メディアレイアウト設定×××
マトリックスコピー×××
タイル×××
投げ縄ツール×
スポイトツール×
フレキシシェイプ××
色でトレース×
マグネットトレース×
グリフ×
斜変形×
パズル××
ネスティング×
ラインストーン×
レイヤー×
歪み×

[Link] Silhouette studio スタンダードエディション

[Link] Silhouette studio エディション機能比較


 ソフトには単にカット線を決めるだけの機能ではなく、さまざまな便利機能が搭載されています。

 『色でトレースパネル』では、図など指定した物にフォーカスしてカットラインを決定できます。有償版ソフトにはすべて搭載されている機能です。

[Link] silhouette: 色でトレースパネル


 『自動ネスティング』もすべての有償版に搭載されています。この機能は歩留まりを良くする機能です。デザインするときは人間が見やすい方向でオブジェクトを描きますが、カットする時は余白が少ないほど歩留まりが良くなりますので、ソフトウェアが自動的に調整してくれます。

[Link] silhouette: 自動ネスティング


 CAMEOシリーズには上記のパソコン用ソフトの他に、スマホ用のアプリも無償提供されています。

 画面上でカットしたいエリアなどを選んでカッティングマシンに送信するだけでカットを実行できます。刃出し量や速度なども調整できます。

 Bluetooth搭載ならではの機能だと思います。




無料でダウンロードできる資料

マニュアル

 各機種のマニュアル等がダウンロードできます。


カタログ・資料

 関連する資料をダウンロードできます。




発注

 総合的に考えて、CAMEO 4の標準タイプにすることにしました。

 A3判を使うかもしれないという僅かな可能性のために2万円上乗せは経済性が低いと思いました。

 3万円ちょっとでこれだけの機能が得られれば十分です。

 ここにソフトを上乗せするか迷いましたが、イラレ(AI)が必要になったとき、考えようと思います。まずは無料ソフトで腕試しから始めます。




 今回はカッティングマシンを調達するのに悩みました。そもそも調達すべきなのかという原点から、どの機種が良いのかと考えましたが、3万円台のカメオ4が相場観としてはリーズナブルである事がわかりました。

 次は番号札の制作に入りたいと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

解決



関連記事(後日追記)

 CAMEO 4 を調達しました。

2021年9月18日
2021年9月23日
カテゴリー
ICT・AI・robo

合成音声更新 CeVIO AI -本日の話題-

★本日の話題★
合成音声ソフトをAIタイプに入替ました。

 様々な動画制作をするようになった5年程前からCeVIO Creative Studioというソフトを使ってきました。

 しかしながら、抑揚などに課題があり、1分を超えて聞いていると疲れてくるので、あまり長い動画には使ってきませんでした。

 ここにきて『AI』と名の付く新作が出たので、今まで使っていたキャラクタ(声)のバージョンを予約して発売日に購入しました。




合成音声
無償提供される合成音声
前作『CeVIO Creative Studio』
CeVIO AI
機能
さとうささら
  ├ Vectorでダウンロード販売
弦巻マキ
  ├ 田中真奈美
  ├ 弦巻マキラインアップ
競合品
  ├ ReadSpeaker
  ├ ai
  ├ CoeFont STUDIO
  ├ coconala
どれを買ったか
インストール
  ├ 1.ダウンロード
  ├ 2.解凍
  ├ 3.エディタのインストール
  ├ 4.トークボイス『さとうささら』のインストール
  ├ 5.トークボイス『弦巻マキ』のインストール
  ├ 6.トークボイスのライセンス認証
試運転
利用規約
編集の実践




合成音声

昔からありそうな合成音声(CeVIO AIで抑揚なしで収録)

 昔の合成音声といえば、抑揚がなく、五十音を一語ずつ読み上げているイメージでした。

 今年、AIを搭載した合成音声ソフトが発売され、もはや文字読み上げソフトと言うにはレベル感が違うなと思いました。

CeVIO AI(2021年最新)

 前作のCeVIO Creative Studioでもさほど悪く無いと思いますが、やはり最新作とは違う感じです。

CeVIO Creative Studio(前作)



無償提供される合成音声

 合成音声は無償提供されている物もあります。

 録音用ではなく、本当に読み上げのためだけの物です。
 以前は、Google Chromeの機能を使ってGoogleの音声をMP3ファイルとして保存できましたが、今はできなくなっています。

Google
Microsoft Word (Ayumi)

 Microsoftの日本語には3人(3種類)の声が用意されています。
 2人分のサンプルです。聞き取りやすいものを使うと良いと思います。

Microsoft Word (Haruka)
Microsoft Word (Ichiro)



前作『CeVIO Creative Studio』

 何とも可愛らしいパッケージの前作"CeVIO Creative Studio" (チェビオ・クリエイティブ・スタジオ) は5年ほど前に手に入れました。


 この手のソフトは初めて調達したのですが、使い方はさほど難しくありませんでした。

 テキスト入力欄に文字を入力すれば、それを声として返してくれます。

 先述のMicrosoftなどの無料読み上げに比べると、滑らかさが増している気がします。5年以上前の技術でこれですので、新作が気になって当然とも言えるでしょう。

CeVIO Creative Studio さとうささら(元気)
CeVIO Creative Studio さとうささら(普通)

 前作ではキャラクターとして『さとうささら』『すずきつづみ』『タカハシ』の3つが標準搭載されていました。

 セリフによる得手不得手がある感じではありました。なんとなくですが『すずきつづみ』は上手く喋れない事が多い気がしましたので、滅多に使いませんでした。

CeVIO Creative Studio すずきつづみ(クール)
CeVIO Creative Studio タカハシ(普通)



CeVIO AI

 CeVIO AI(チェビオ・エー・アイ)は合成音声(人工音声)作成ソフトウェアです。

 コロナ禍に合わせたかどうか知りませんが、コロナ禍に発売されました。

 前作のCeVIO Creator StudioのCS7も販売は継続するようですが、"AI"バージョンとの互換はないそうです。

 私はCeVIO Creator Studioを使用中ですが、今日でお蔵入りになりそうです。

[Link] 『CeVIO AI さとうささら』8月5日発売詳細のお知らせ(2021.7.14)

[Link] 製品版【CeVIO Creative Studio】の発売日が決定致しました!(2013.7.4)


 音声は変幻自在と言うか、色々とアレンジできます。

 下の動画はキャラ名『さとうささら』と『弦巻マキ』という別々の物を使っています。

CeVIO AI さとうささら(元気一杯)
CeVIO AI 弦巻マキ(穏やか)



機能

 テキストデータを入力すると、合成された音声で出力されるというものです。

 トーク版は普通の発声です。
 ソング版は歌います。

 トーク版では、声のトーンなどを操作する事で、多様な雰囲気を出す事ができます。
 たとえば『さとうささら』というキャラクターの場合、普通、元気、怒り、哀しみの4つを組み合わせることができます。

 CeVIO AIでは、文字を音声に変換するエディタと、音声データベースのようなオプションを組み合わせて使います。

 音声のサンプルは下記動画をご参照ください。




さとうささら

 当初2021年7月15日の発売予定でしたが、8月5日に延期され、予告通り今日発売されました。

 サンプル動画が公開されていましたので、雰囲気はわかっていました。

 前作の CeVIO Creator Studio でも『さとうささら』は標準インストールされていたので、今回も使い続けようと思って購入しました。

 私は音楽は触る能力がないので、ソングバージョンは買わないのですが、創作力がある方々には面白さが広がるのではないかと思います。


Vectorでダウンロード販売

 フリーウェアがダウンロードできるライブラリでおなじみのVectorですが、有償ソフトも扱っています。
 ここでCeVIO AIのソフトウェアもダウンロードできます。

[Link] Vector: CeVIO AI さとうささら

■CeVIO AI さとうささら トークボイス

 CeVIO AI用のさとうささらのトークボイスです。これとエディタがあれば文字入力したデータをさとうささらの声で読み上げてくれます。トークエディタ(CeVIO AI)は別途必要です。税込8,778円

■CeVIO AI さとうささら ソングボイス

 CeVIO AI用のさとうささらのソングボイスです。これとエディタがあればさとうささらの声で音楽が作れます。ソングエディタ(CeVIO AI)は別途必要です。税込10,780円

■CeVIO AI さとうささら トークスターター

 トークボイスにエディタがセットになった商品です。税込17,160円

■CeVIO AI さとうささら ソングスターター

 ソングボイスにエディタがセットになった商品です。税込19,580円

■CeVIO AI トークエディタ

 AI技術を使い、声質・癖・喋り方をリアルに再現する次世代の音声合成ソフト「CeVIO AI」のトーク機能です。ご利用になる際には、別途トークボイスが必要です。税込9,020円

■CeVIO AI ソングエディタ

 AI技術を使い、声質・癖・歌い方をリアルに再現する次世代の歌声合成ソフト「CeVIO AI」のソング機能です。ご利用になる際には、別途ソングボイスが必要です。税込10,780円




弦巻マキ

 AHSという合成音声による楽曲作成システムを手掛ける会社から、CeVIO AIのサードパティとしていくつかのキャラが発売されています。

 この『弦巻マキ』というキャラは英語もしゃべれるという事で購入してみました。


 英語の雰囲気は下記動画を再生して頂くとわかります。

 日本人が聴く分には問題ないかなという感じですが、ネイティブスピーカーにどう聞こえているのかはわかりません。

※.英語の部分から再生するように設定してあります。

[Link] AHS: CeVIO AI 弦巻マキ トークボイス


田中真奈美

 この弦巻マキの声は田中真奈美さんという声優が担当しています。

 声優さんを使っているせいか、声が澄んでいて、滑らかな感じがします。

[Link] 田中真奈美


弦巻マキラインアップ

 弦巻マキのCeVIO AI関連ソフトは何種類か発売されています。

 プラットフォームとなるエディタソフト『CeVIO AI』は必要です。これは単体で買っても、さとうささらバージョンと一緒に買った物でも、どれでも共通します。

 弦巻マキには日本語版と英語版のトークソフトがあります。私は日本語と英語がパックになった商品を買いました。

声優の田中真奈美さんが声を担当、ハキハキと元気でかわいらしい声が特徴です。喜怒哀楽の表現も可能な入力文字読み上げソフトです。エディタ(CeVIO AI)が別に必要になります。これは日本語バージョンです。

声優の田中真奈美さんが声を担当、ハキハキと元気でかわいらしい声が特徴です。喜怒哀楽の表現も可能な入力文字読み上げソフトです。エディタ(CeVIO AI)が別に必要になります。これは英語バージョンです。

声優の田中真奈美さんが声を担当、ハキハキと元気でかわいらしい声が特徴です。喜怒哀楽の表現も可能な入力文字読み上げソフトです。エディタ(CeVIO AI)が別に必要になります。これには日本語バージョンと英語バージョンの両方が入っています。

編集ソフト(CeVIO AI)とトークソフト(日本語及び英語)がすべてパッケージになった商品です。これだけあればスタートできます。音声は声優の田中真奈美さんが担当、ハキハキと元気でかわいらしい声が特徴です。



競合品

 前作のCeVIOを使っていたので、今回はCeVIO AIありきで調達を進めていましたが、前作のデータが使えないので、他のソフトも調べていました。


Read Speaker

 『肉声感』を大事にしている業務用の合成音声です。HOYAの取扱い商品です。
 公式サイトで試用できます。試しに『次、停まります』『次は、国会議事堂前』などと入れてみると、しっくりくる声もあるので、公共共通機関などでも採用されそうです。
 費用は不明です。

[Link] Read Speaker
[Link] ReadSpeaker: 製品カタログ
[Link] 豊島区立図書館: 音声読み上げサービス「リードスピーカー」とは


ai(エーアイ)

 業務用の安い物で話者2人のAI Talk、利用期間3年のパッケージ版が65万円だそうです。

 個人向けには"VOICEROID 2"(ボイスロイドツー)向けのソフトが出されています。こちらは1~2万円という価格帯です。

 VOICEROIDは個人や同人活動であっても商用利用する場合にはライセンス料が発生します。ここがCeVIOとの違いです。ライセンス料は11万円です。法人ライセンスは99万円です。

[Link] ai
[Link] VOICEROID
[Link] VOICEROID個人向け商用ライセンス
[Link] AH-Software 個人・同人サークル作品の配布・公開について


CoeFont STUDIO

 『声のフォント』というだけあって、汎用性はありそうです。

 クラウド版では、様々な声が用意されています。
 フィギアスケートの鈴木明子さんや、元阪神タイガースの藪投手などがありました。

[Link] CoeFont STUDIO
[Link] CoeFont Cloud


coconala(ココナラ)

 合成音声ではなく、生身の人間です。

 お勧めは『局アナ17年の実績!七色の声、届けます』という出品者さんです。商用利用OKです。100文字1千円からです。

 合成音声でシミュレーションをしたのち、動画の構成が固まってからお願いすると良いかなと思います。

[Link] coconala




どれを買ったか?

 今回、私が購入したのは以下の2点です。
 エディタと、さとうささらのトークと、弦巻マキの日本語と英語のトークを手に入れました。

CeVIO AI さとうささら トークスターター

CeVIO AI 弦巻マキ トークボイスセット (日本語&英語)

 さとうささらの方が17,160円、弦巻マキの方が14,582円ですので合計31,742円ですが、さとうささらは予約販売で買ったので13,720円に値引きされ、合計28,302円でした。

 もし、弦巻マキの方をスターターセットにしていた場合は20,223円、さとうささらトークボイスが8,778円なので合計29,001円でした。僅かな差ですが。




インストール

 インストールの手順が公式サイトに掲載されています。

 この通りに進めれば問題ありません。


1.ダウンロード

 AmazonなどからDVD-ROM版を買った人はそちらで良いですが、ダウンロード版の方を買った人は、まずはダウンロードするところから始めます。

 かなり大きなファイルなので1時間くらいは見ておいた方が良いかもしれません。
 私が購入したさとうささらトークスターターは300MB程、弦巻マキのトークボイスは日本語版1GB、英語版も1GBでした。

2.解凍

 ダウンロード版は圧縮ファイルです。

 どこかに解凍して仮置きする必要があります。

3.エディタのインストール

 最初にエディタをインストールします。

 エディタのexeファイル(CeVIO_AI_Setup_x64.exe)を起動してウィザードに従って進みます。

 インストールにはライセンス認証を求められますので、シリアルナンバーを入力します。

4.トークボイス『さとうささら』のインストール

 次にトークボイスをインストールします。

 今回のさとうささらのトークボイスのパック版では、ダウンロードした圧縮ファイルにトークボイスのファイルも入っています。

 exeファイル(CeVIO_AI_Voice_Sato_Sasara_Talk_Setup.exe)を起動します。

 ウィザードに従って同意確認やインストール先指定に対応していき、最後はライセンス認証を行います。

5.トークボイス『弦巻マキ』のインストール

 こちらはサードパティだからかどうかわかりませんが、少し方法が異なります。

 弦巻マキのexeファイル(CeVIO_AI_maki_jp_talkvoice_dl.exe)を起動すると解凍が始まり、新しいフォルダが作成されます。その中にインストール用のexeファイルがありますが、展開した時点で自動起動しました。

 このファイル展開の際に警告が出ました。
 『WindowsによってPCが保護されました』という青背景の警告が出て、一見すると『実行しない』しか選べない感じです。
 よく見ると『詳細情報』という文字がリンクになっているのでクリックすると『実行』ボタンが出現します。
 この方法で実行しないと、先に進めません。


 インストーラーは下図のようなインターフェイスです。日本語版と英語版の違いがわかりづらいですが、英語版には『English』と書いてあります。

 右上の『インストール』という四角いボタンをクリックするとインストールが始まります。

弦巻マキ トークボイス日本語版
弦巻マキ トークボイス英語版

 この後、『さとうささら』ではCeVIOのライセンス認証が自動的に始まったのですが、弦巻マキでは始まりません。

 別途、ライセンス認証をします。

6.トークボイスのライセンス認証

 ここまでにExeファイルでのインストールは終えておきます。

 CeVIO AIを起動します。

 上段にあるメニューバーから『ヘルプ(H)』⇒『ライセンス認証(L)』と進みます。

 これまでにも出てきた物と同じライセンス認証画面が現れますので、ライセンスキーを入力しますと『以下の機能のライセンス認証が完了し、利用可能となりました。』というメッセージが出てきます。

 ライセンス認証では、ライセンスキーを入れるだけで対象のトークボイス(オプション)を探してくれます。

 もし対象ファイルが無い場合は、ダウンロードしてきてくれます。

 ライセンスキーで、オプション名がわかる仕組みになっているようです。




試運転

 CeVIO AIを起動し、トークのキャラクタ欄をクリックしてみると以下の3つが表示されました。

  • さとうささら
  • 弦巻マキ(日)
  • 弦巻マキ(英)

 これでテキストデータを与えてあげれば動作するはずです。

 実際に試してみました。




利用規約

 非商用であればライセンス料は不要なようです。

 ソフトは買わなければなりませんが、出力した音声を活用する事ができます。

 間違えてライセンス料の対象になってしまうと、ライセンス料として50~100万円くらいの負担が発生します。要注意です。

[Link] CeVIO: 音声データやキャラクターの利用について

[Link] AHS: CeVIO AI 法人ライセンス

[Link] AHS: AH-Software 個人・同人サークル作品の配布・公開について




編集の実践

 編集を実践してみました。

 まずはセリフ入力。だいたいはテキストデータからの自動変換で上手くいきます。

 イントネーションが会話と合わないときは、微調整します。

 動画に充てる場合などは、動画イメージとキャライメージを合わせるため、最初に『普通』や『怒り』などのパラメーターを触っておくと良さそうです。

 試しに、手元にあった動画に音声を充てるアフレコみたな事をしてみました。




これから

 とりあえず挨拶しか試していませんが、滑らかさがCeVIO Creative Studioとは違うのがわかりました。

 これまで説明資料などを作成する際には字幕に頼るか、自分で音声を吹き込んでいましたが、これからは合成音声で対応できそうです。

 過去に作成した動画も含め、見直していこうと思います。

 ボーカロイドのような歌声合成システムとは違い、センスは問われない世界なので、用途は広いと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

継続
カテゴリー
ICT・AI・robo

リンク先の文章をハイライト ~今日の課題~

★今日の課題★
リンク先の特定の文字列をハイライト表示して見てもらいたい

 ウェブサイトを構築していると、他人様のサイトへのリンクを張る事が少なからずあります。

 そのページ全体を見てもらえば良いのですが、ある特定部位だけ見て頂ければ済むという場合も多くあります。

 その注目箇所をハイライト表示する方法は無いのかと探していましたが、やっと見つけました。




『#:~:text=』

 ウェブサイトのリンクURLの後ろに、『#:~:text=』から始まる構文を入れると課題は解決されました。

 例えば、HDMIスルーの説明をする際に『デモモードをオフ』という事だけ伝えたいとき、ページをすべて見てもらうにはボリュームがありすぎるので、リンク先のURLを下記のように書きます。

https://www.ampita.net/2020/09/12/hdmi_pass_through_item/#:~:text=同じセットアップ,『切』にします。

 実際にクリックして頂ければわかりますが、要点だけハイライト表示されているので、見た人にわかりやすく、親切な感じになると思います。

 これは外部サイトでも同じです。

 例えは、東京五輪で日本人1個目の金メダルを獲得した話題について、誰が1個目だったかだけを伝えるのであれば下記リンクで良いと思います。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210725/k10013158141000.html#:~:text=高藤直寿選手,メダルを獲得しました




議事録参照に便利

 国会や省庁の議事録は公開されていますが、そこから要点を抜き出すのは大変でした。

 しかし、このリンクを覚えた事で紹介しやすくなりました。

 例えば『国産の心臓ペースメーカーが無い事を議論した議事録があります』という事を紹介するときに、他の議題もたくさんある中から探してくださいというのでは、関心を持つ人は少ないと思います。

 下記リンクのように記述すると、書いてあったなとすぐにわかって頂けます。

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/009720020191106003.htm#:~:text=国産のペースメーカーはゼロ,国産品は存在しないんです




 今回はリンクの張り方について検討し、解決策を得ました。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

解決
AmpiTa-Solution
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防犯カメラバックアップ動画の視聴方法 ~今日の課題~

★今日の課題★
防犯カメラのバックアップ映像をパソコンで視聴する方法の確立

 防犯カメラは撮影するだけでなく録画する事に意義があります。問題が発生すれば録画された映像を見て解決策を探ります。

 録画データを見る方法は、録画機(レコーダー)にディスプレイを接続して見る方法と、スマホやパソコンからリモートで見る方法があります。

 録画データは放っておけば上書きされていきますので、事件などがあればバックアップを取る必要があります。

 このバックアップデータが、パソコンで見れないという事象に直面したので、解決策を探しました。




高画質録画

 防犯カメラの録画品質は年々向上しています。

 10年前は100万画素を超えただけでもキレイだなと思っていました。昨年(2020年)は230万画素の防犯カメラに交換して画質が上がった事を実感していましたが、今年(2021年)に入り800万画素の防犯カメラを設置してみて、その画質の高さに驚かされました。

 この800万画素の防犯カメラは知人の所に設置したのですが、設置後半年で警察が何度か映像を見に来られて、他に比較して高画質で良いとの事をおっしゃっていたそうです。




設置した防犯カメラの例

 これまでに800万画素級の防犯カメラは数十台設置しましたが、その中の一例を示します。

 この機種では同時に8chの入力に対応でき、最大8ch同時録画できます。入力があっても録画しないという設定もできます。

8chレコーダー
PoE 800万画素かめら
 PoE給電式の800万画素防犯カメラです。相当にキレイな画像が撮れており、警察からの協力要請で見せた際にも抜群の鮮明さであると言われました。カメラ4台と8chレコーダーがセットになり、更に2TBのハードディスクも搭載しています。2TBで4ch録画すると約20日分を記録できます。これまでにAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングで調達しましたがどれも初期不良などはありません。



H.265

 画像は圧縮してデータとして保存されます。

 前述の機種は圧縮規格が『H.265』です。

 従来のH.264よりも更に圧縮できるので、ハードディスクへの記録期間が延長されました。

 しかしながら、パソコン等で視聴する際にちょっと困ったことが起こりました。




H.265⇒AVI

 防犯カメラのレコーダーに内蔵されたUSBメモリへのバックアップ機能では、動画の拡張子は『.avi』の一択でした。

 このAVIファイルをパソコン(Windows10)のWindows Media Playerで再生すると、音声しか流れませんでした。

 おそらく、コーデックと呼ばれる動画の再生を補助するパッチのような物が無いのだろうと察しはつきましたが、どのコーデックが良いのかなど、よくわかりません。




やみくもに検索

 まずはネット検索。Googleで日本語検索もしましたが、Yahoo!USなども使い英語での検索もしました。中国製の装置なので中国語での検索もした方が良かったのかもしれません。

  • 防犯カメラ パソコン 視聴
  • .avi 防犯カメラ 見れない
  • H.265 .avi codec
  • windows media player codec
  • CCTV .avi codec

 色々なキーワードを入れてみましたが、見つかるのはコーデックではなく、プレイヤーでした。

 Windows Media Player以外のプレイヤーを使えば視聴可能という事ですので、1つ試してみました。




GOM Playerで再生可能

 GOM Playerは便利な動画再生ソフトウェアです。

 2010年頃に使い始めたのですが、当時、2つの動画を同時に流して作業する事があり、Windows Media Playerでは2つ同時ができなかったので、GOM Playerを併用して2つ同時に流していました。

 2014年に使用中止命令が出されたので、アンインストールしたきり7年間、使っていませんでしたが、今回のAVIファイルの再生に使えるのではないかとの情報があったので試してみました。


 画面構成は動画部分が大きく表示されますが、サイドにピックアップ記事や広告が表示されます。

 私はタバコを吸わないのですが、広告はタバコばかりでしたので、こちらの嗜好は吸い上げられていないのかもしれません。

 無料ソフトですので、多少の広告は仕方ないと思います。

GOM Playerで防犯カメラのAVI映像を再生

[Link] 日本経済新聞: 偽サイト誘導で感染 「もんじゅ」パソコン、情報流出の疑い(2014年3月1日)

[Link] 独立行政法人日本原子力研究開発機構: コンピュータウイルス感染に関する調査結果について(2014年2月28日)

[Link] 日本経済新聞: 動画再生「GOM」使ったサイバー攻撃確認 全省庁に注意喚起(2014年1月24日)




やりたいことは再生と編集

 再生だけであればGOM Playerをはじめいくつかの動画再生ソフトでできそうな情報がウェブ上にありました。

 しかしながら、私がやりたい事は再生だけではありません。
 単調な防犯カメラ映像を1時間も見ていられないので、必要な部分だけピックアップして供覧したいので編集が必要になります。

 動画編集ソフトは以下の3つを試しましたが、いずれも動画として受け入れられませんでした。辛うじて音源として取り扱われましたので、AVIファイル自体は読み込めそうです。

  • Adobe Premiere Pro
  • Black Magic Design DaVinci Resolve
  • Corel VideoStudio

 これでは動画編集ができないので、やはりコーデックが必要なのかと思い、改めて検索する事にしました。




hev1

 GOM Playerで動画再生できたので、GOM Playerの中にはコーデックがあるのではと考え、プロパティを調査しました。

 予想通りありました。

 "Format: hev1"と"Codec ID: hev1"の記載がありましたので、この『hev1』という物が何であるかわかれば動画再生できるであろうと考えました。


 この『hev1』をキーワードに検索しましたが、コーデック単体では見つかりませんでした。プレイヤーはありました。

 これ以上の時間をかけるのは無駄と考え、いずれコーデックが見つかる日まで封印することにしました。




動画変換

 ここまでの検索でも何度か拝見させて頂いた『k本的に無料ソフト』のサイトですが、私が使っている動画変換ソフトはこちらで紹介されていた物を長らく使っています。

 Media Coderというフリーソフトですが、ファイルを選択して変換を実行するだけで拡張子を変えたり、縦横比を変えたりできます。

 しかしながら、このAVIファイルはダメでした。
 エラー表示が出てしまい、動画ファイルとして認識してもらえませんでした。

[Link] k本的に無料ソフト: Media Coder




ウェブ上で変換できた

 仕組みはよくわかりませんが、『Convertio』というサイトに動画ファイルをアップロードして変換することに成功しました。

 特に会員登録などは不要で、画面の指示に従ってファイルを選択し、出力したいファイル形式を選ぶだけでした。

 今回は問題のあるAVIファイルを選び、MP4で出力してみました。問題なく変換でき、Windows Media Playerでも再生できました。

 出力はMOVファイルも選択できたので試してみたところ、こちらも問題なく再生できました。

[Link] Convertio


 ただし、1日あたりの変換数上限を超えると操作はできなくなります。

 その場合、月6ドルからの利用プランを勧められるので、必要であれば申し込みます。




結論

 汎用の動画再生ソフトで再生できない動画ファイルは、拡張子を変換することで再生できるようになります。

 防犯カメラの録画データも、変換すればパソコン等で視聴可能でした。




 今回は防犯カメラに残された動画ファイルを取出し、パソコンで視聴する際のトラブルに対応しました。

 レコーダーで視聴すればしっかり映っている事が確認でき、パソコンで再生すれば動画の長さや音は合っているのでファイルは壊れていないと考えられました。

 再生に必要なコーデックを探しましたが、見つからないのでファイルを丸ごと変換するという荒業に出ましたが、これが奏功しました。

 防犯カメラを設置していると警察からの協力要請も少なく無いので、地域の治安維持のため迅速に映像を提供できるように備えておきたいと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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ウェブプレゼンをスマートに『Alt + TAB』 ~今日の課題~

★今日の課題★
ウェブプレゼンテーションをスマートに!

ショートカットキーを使って、よりスマートに。

 ウェブプレゼンテーションが頻繁に行われるようになって1年が過ぎ、改めてフィジカルに開催されていた頃と比較してみました。

 セミナーの場合、演者、聴講者、主催者の三者が居て成り立ちますが、開催する事が目的ではありません。
 セミナーの聴衆が満足し、次の活動に役立って社会に還元されていく必要があると思います。

 少し観点が違いますが、近江商人の『三方よし』は、売り手と買い手が満足することは当然、社会貢献できてこそ商売といえるという考えです。

[Link] 伊藤忠商事: 近江商人と三方よし

 プレゼンテーションにおいて、聴衆が満足して当然と考えれば、まずはその質を問うべきだなと思いました。
 そして、社会に役立つ内容であれば、なお良いという事も改めて考えてみました。

 いくつかの項目について指差呼称のように『○○よし!』と確認していきます。




通信回線、よし!

 外出自粛が広がり、リモート面談も増えたのですが、いまだに回線を強化できていない企業さんが散見され、『ビデオをオフにしてください』と依頼される事もあります。

 自宅では新築時に有線LANを全室配備しておいたので問題なくできていますが、オフィスにも有線LANをしっかり配備しました。
 それまではWi-Fiでも十分だと思っていましたが、一度だけ通信障害が発生し電波が切断してしまったので、すぐに有線化しました。

 更にバックアップとして、スマホによるテザリングも準備しています。

 今日の時点で、Wi-Fiも有線LANも快調です。

 ときどき、通信状態の都合で伝送が遅延する事もあるようですので、なるべくゆっくり話すようにして、相手にハッキリ聞き取れるようにすると共に、何語か抜け落ちても意味が通じるように心がけています。
 その上で、音響装置も重要だと思います。




音響機器、よし!

 マイクとスピーカーが適切でなければ会話が成り立ちません。

 以前よりオーディオテクニカのマイク付イヤホンを使っていたのですが、これが比較的良い商品だったようで、コロナ流行後に比較してみましたが買い替える必要性は無い事がわかりました。

 ただし、フィジカルな面談をしていた時を思い起こせば、イヤホンをしたまま顔を合わす事は無かったので、会議用のマイク付スピーカーを買いました。
 この商品は1台あれば1拠点に6~8人くらい居ても上手くリモート会議できましたが、周囲がうるさいと2台連結した方が良かったので、一応2台保有しています。

 これらとは別に、収録の場合はピンマイクを使っています。一方的に話すだけですのでスピーカーは使いません。

オーディオテクニカのマイク付イヤホンです。有線タイプです。同社のこのタイプの商品は毎年のように買っています。携行用、職場用、自宅用、車両用、あちこちに置いてあり、スマホで電話するときは必ず使っています。音が良いので音声はもちろんクリアですが、音楽を聴くにも良いです。ウェブ会議にもよく使っています。
AIマイクを内蔵したスピーカーです。これまで10名に満たない会議で不便を感じたことはありません。2台あれば、連結ケーブルでつないで10名以上の会議でも不便を感じず使えます。
300円くらいのマイクですが、優秀だと思います。数千円のマイクを試しましたが、じっとして喋れる人は良いですが、多少動くと音量が変わってしまうので、勝手に付いてきてくれるピンマイクは重宝しています。



カメラ、よし!

 カメラはパソコン内蔵品や古いウェブカメラだと非常にぼやけた感じに映っていました。

 『私を見て!』っていう訳ではないのですが、画像がぼやけていると安っぽく見えてしまいます。

 画面が25分割された内の1人というときは良いですが、プレゼンターとして大画面に表示される場合は、モザイクがかかったような、電波の弱いところに居るような、そんな画像は避けたいところです。

 2020年に最初に調達したのがキヤノンの一眼レフカメラ『EOS90D』です。
 Canon Webcam Utilityというソフトを導入する事で、一眼レフカメラをUSB接続のウェブカメラのように使えるという点でキヤノンを選びました。

[Link] キヤノン: ソフトウエア EOS Webcam Utility


 次にチャレンジしたのが多チャネル型キャプチャデバイスを使ったATEM Mini Pro ISOを使ったキャプチャです。

 ATEM Miniはキャプチャデバイスなので目的通りに使えるのは当然でしたが、カメラ側に難点がありました。

 カメラを置いて、電源を入れて、レンズに映ったそのままをHDMIケーブルから出力して欲しいのですが、これができるカメラが限られていました。

 その後の色々な調査で、対応している機種がたくさん見つかりましたので、私の所ではSONYのHandycamを多用しています。10年落ちの古い機種でも対応していました。


 出張先にATEM Miniを持っていくのは大変なので、小さなキャプチャデバイスを探して、1チャネルタイプを見つけました。

 安価でコンパクト、画像も音声も問題なしですが、熱くなります。発熱注意ですが、燃える程ではありません。


 この1年程で試したカメラは一眼レフカメラ、家庭用ムービーカメラ、コンパクトデジタルカメラ、USBウェブカメラ、パソコン内蔵カメラなどです。

 カメラには三脚も必要でしたし、俯瞰カメラには金物で自作した台を使いました。

 キャプチャデバイスを使う事でカメラの選択肢が広がるので、これは非常に良かったです。他チャネル型のATEM Miniを使うと画角を変えたプレゼンもできるので、自身を俯瞰して撮ったり、商品説明用の拡大画像をリアルタイムで見せたりできました。




映え、よし!

 相手からどう見えるか、見えなくて良い物が見えていないかも重要だと思いました。

 早い時期に『撮影用背景布』という物を調達しました。無地の単色の布です。

 私のデスクの後ろには事務用スチール書庫があり、最初の頃はマグネットで貼り付けたチラシなども映っていました。
 どうしても視線がそちらへ行ってしまうので、話に集中してもらうために背景布を設置しました。

 青色を多用していますが、緑色も用意しています。クロマキーを使うときは緑が良いです。いずれも2,000円でお釣りが来ました。

 明るさも非常に重要でした。

 事務所などで多いのが、天井の蛍光灯が映り込んでしまうケースや、窓の前に座って外光が背中から入ってしまい逆光になってしまうケースです。

 私は真上と正面に照明を置きました。
 ビデオライトという物も買いました。これは光が強すぎて画面が見づらいので滅多に使用していません。




パソコン、よし!

 パソコンのスペックが与える影響も少なくありませんでした。

 2017年に調達した富士通のノートパソコンはカスタマイズ品で、すべてを最高位で選択していました。それなりに高い性能だったと思いますが、グラフィックに関しては弱かったです。

 Macも保有していますが、Illustratorなどの編集ソフトを使うとダウンしてしまう現象が多発したので、これも使えないと判断し新調しました。

 2020年の調達品は『ゲーミングノート』です。
 CPUとは別にGPUを搭載しています。Gはグラフィックです。画像処理能力が高まりました。

 Wordファイルなどを操作しているときは、カーソルのある位置では文字が入力されて変化が起こりますが、画面の9割以上が静止状態、差分ゼロです。

 ウェブ会議などでは、画面中で動きがあるため、グラフィック処理が重くなります。

 更に、自らがプレゼンテーションなどを開始すると、その重さは処理能力を超えそうになるときがあります。
 これが超過に至ると、フリーズしてしまいます。画面が止まる程度で放っておけば直る場合はまだ良いですが、ウェブ会議システムとの接続が切れてしまうと、相当にやっかいです。

 ゲーミングノートの難点は電力です。
 今まで使用してきたビジネスノートと違い、3時間くらいで電池切れになりますし、ACアダプタの電流値も大きいため使えない車内コンセントがときどきあります。




スライド、よし!

 以前から『いつ16:9にしようか』とは考えていましたが、プレゼン会場のプロジェクタが16:9に対応していなければ悲劇的な事になると思って保留にしていました。

 2020年、ウェブセミナーの依頼が来てから、スライドは16:9に変更しました。視聴者のほとんどが16:9の画面、4:3では左右の余白がもったいないと思ったからです。

 16:9にして良かったと思います。視聴者からも隅々まで画面を使っていて良いとの連絡を貰いました。
 ATEM Mini Pro ISOを使っているときは、ワイプで自身の画像も出せるので、スライドの右下にはそうしたスペースを設けるようにしています。

4:3
16:9



ショートカット切替、よし!

 司会や座長から演者の紹介があり、顔を見せてご挨拶をしてからプレゼンテーションに入るというのが一般的だと思います。

 このプレゼンに入るときのまごつきがよく見られます。

 講演でも打合せでも、使う資料は予め立ち上げておくことが重要だと思います。

 パワーポイントの場合は、編集画面とプレゼン画面が異なりますので、この切り替えには時間がかかったり、場合によってはグラフィックのリソースが消費されてフリーズしそうになることもあります。

 そこで有用なのがショートカットキーです。

 まず、パワーポイントの『最初からスライドショー』は【F5】キーを押す事で代替できます。マウス操作不要です。
 編集画面で表示している途中のページからスライドショーを開始したい場合は【Shift】を押しながら【F5】を押します。

 これは『では画面を共有させて頂きます』と言って画面共有してからパワーポイントの操作をする場合には有用ですが、そもそもスライドショー画面にして待機させておけば、画面共有時に最初からスライドショーを表示することができます。

 その方法は以下の通りです。

  1. Zoomなどのウェブ会議システムを起動(任意)
  2. 講演で使うパワーポイントのファイルを開く
  3. キーボードの【F5】を押しスライドショーを開始(全画面表示になる)
  4. キーボードの【Alt】を押しながら【Tab】を押すと起動中のアプリ(ソフト)が一覧表示されるのでZoomなどこれから使う物を選ぶ。Altを押している間だけこの画面は維持され、Tabを押す毎にフォーカスが移動するので、対象のアプリのところにフォーカスが来たらキーボードを離す。
  5. Zoomなどで画面を共有する際に、スライドショーとして開いておいたパワーポイントを選択
  6. 画面共有ができた瞬間からスライドショー画面が表示される
Alt + Tab
Alt + Tabを押したときの画面。Altを押している間は維持される。

 Zoomで画面共有する方法は、Zoomの画面の下段中央にある『共有』や『画面の共有』を使う。
 前提条件として、会議のホスト(管理者)が画面共有を許可している必要があるので、共有ボタンが使えない場合は、ホストに許可を要請します。

 共有ボタンを押すと下図のようなウインドウが開きます。ここに表示されるものは、現在開いているアプリ等になりますので、共有したいファイルは予め開いておく必要があります。

 PDFなどたくさん開いていると、目的の物を上手く開けない事があります。また、メモリを使いすぎて不安定になる事もあるのでなるべくファイルは少なくしておきます。

 スライドショー状態にしてからAlt+TabでZoom会議に参加していた場合、この共有ウインドウにはスライドショー状態のパワポと、編集状態のパワポがあります。
 ここで一発でスライドショー状態のパワポを共有できれば、スマート化の成功です。


 動画を共有する場合、注意が必要でした。

 『音声を共有する』にチェックを入れずに共有してしまい、自分のパソコンでは音声が流れているが、聴衆には聞こえていないという事がありました。

 リハーサルで気づいたので本番では問題なかったのですが、このチェックマークはリハーサルの段階からOnにしておくと良いと思います。




 ウェブでの会議やプレゼンテーションの機会が増え、周囲のリテラシーが高まる中で、こちらも追い付いて行かなければならないなと思う日々です。

 2020年はハードウェアの充実を進めましたが、2021年はソフト面での改良改善を繰り返していこうと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

解決