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『ワンオペで講演&収録』-今日の課題-

★今日の課題★
ワンマン・オペレーションで自身で講演しながら収録


 2020年9月、ありがたい事に3件の講演をさせて頂き、来月も1件予定しています。

 この4件の講演は、それぞれ方式が異なりました。

1.リアル会場+配信(同時配信)
2.リモート配信(同時配信・全員分散)
3.スタジオ収録(後日配信)
4.自己収録(後日配信)

 実時間で動くものはまだ良かったのですが、収録して後日配信する方法は戸惑いがありました。

 そして本日、自己収録を依頼されていた分を実施しました。講演しながら撮影もする、ワンオペを実践しました。




新常態の講演


従来の講演

 従来は講演会場があり、聴衆の前で演台からお話しするというのが普通でした。

 パワーポイントスライドをプロジェクターで投影し、スクリーンに向かってレーザーポインタを動かしながら、ときにジェスチャーなども入れてお話しすることが普遍的でした。



3密・濃厚接触

 講演会場といえば連結された椅子がズラリと何列も並べられ、前後間隔も人が通るには狭いくらいの至近距離でした。

 100平米の会場に100人、学会などでは立ち見まで出る密集状態でありながら、スライドショーをする関係から窓を開けるという事はなく、施設の空調に依存して換気される程度でした。

 このような会場に1~2時間、長いとAM/PMを通して8時間も居ることになりますので、簡単に濃厚接触者を数十名生み出すことになります。

2019年に大阪市内で開催されたセミナー


講演会場が疎

 新型コロナウイルス感染症流行拡大後の講演会場は密ではなくなりました。

 2020年6月に依頼を受けた講演では、60人のホールに演者1人、座長1人、聴衆4人の6名しかいませんでした。

 ほかにスタッフさんが居られましたが、去年までであれば『定員60名』とされたセミナーが着席は4名しかいないという、非常に贅沢なセミナーです。

 ただし、全聴衆が4人という訳ではなく、Zoomを視聴する形で各々の居場所がリモート会場となって数十人の方々と同時にセミナーを開催していました。

2020年に大阪市内で開催されたセミナー


全員分散

 新常態では、誰も直接会わない形、全員が分散するセミナーが普及しました。

 主催者と講師の打ち合わせもリモート、一度も会わずに講演を終えるということもしばしばです。

 分散型、リモートセミナーが増えた今年、色々な方法で講演させていただきました。




講演方法

リアル&リモート同時(ハイブリッド)

 演者としては、従来通りの講演をすることになります。

 相違点としては、プロジェクターで映し出されるスクリーンにレーザーポインタで指示してもリモートの方々には見えないので、パソコン画面内で指示しなければならない点です。

 人数のバランスによりますが、医療系の場合、ほとんどリアル会場に来れない状況ですので、後述のリアルタイムリモートに近い感覚になります。

 リアルな方々が何名かは居るので『飲みに行くぞ』という号令があれば行ける状況ではあります。



リアルタイムリモート(会場から配信)

 演者らは会場に集まり、聴衆は全員がリモートという方法のセミナーです。

 運営側は1拠点なので多少のトラブル対処も自らできますし、演者とのコミュニケーションもしやすいです。

 密にならないための工夫が必要であり、人数に対して大きな会場を借りなければならないなど、運営側にはデメリットもあります。



リアルタイムリモート(全員分散)

 2020年夏、もっとも多かったのがこの方法です。

 主催者側と演者が事前面談していることもありますが、それすらもリモートであったり、電話やメールということもあります。

 全員が自宅や職場、移動中の車中からでも参加できるので、まさに場所を選ばずという方法です。

 実際、タクシーの中でスマホとマイク付イヤホンで参加という事も経験しました。

タクシーの中でリモート参加


スタジオ収録(後日配信)

 収録スタジオに出向いて講演させて頂く機会もありました。

 東京の品川駅まで移動し、撮影スタジオにて主催者側と打ち合わせ後に、カメラに向かってお話しさせて頂きました。

 人生初のスタジオ収録、しかもクロマキーも使うということでスライドからは緑色と黄色を排除する作業が事前に発生し、対応したつもりで臨みましたが、何カ所かは修正が必要でした。

 飲み物を口にするタイミングがわからなく、時間管理も難しかったです。

 後日配信なので、聴衆の反応がゼロのまま数カ月待つというのも初体験ですので、このあとの配信が楽しみです。



自己収録(後日配信)

 初体験が続く中で、自己収録という高いハードルが舞い込んできました。

 主催者はセミナー開催の企画はしますが、会場運営などは素人であるので業者委託することが一般的です。

 その業者から来た案内はZoomかPoworPointの機能を使えばできます、というやや雑な案内。

 おそらく多くの方が、どのように仕上がるのかわからないので試し撮りをしたのではないかと思います。

 少なからず参加費をご負担いただいて聴講して頂きますので、パソコン内蔵のボヤけたカメラでは良くないだろうと思い、一眼レフカメラを使った収録を試行しました。




ワンオペ収録

Microsoft Power Point

 この方法は経験済でした。

 パワーポイントで自らの講演を収録したこともありますし、デジタルサイネージを制作したこともあります。

 スライドのページ操作と音声が同時に記録され、スライド画像はプレーンな状態のデータが収録されるので、クォリティとしては悪くなかったです。

 この方法はパソコン1台でできるので、外的な影響を受けることもなく、良い方法だと思います。

 手元にある会議用スピーカー/マイクで音を収録できなかったので、その点については改善が必要だと実感しました。

 マイクは卓上スタンド式、またはピンマイクを使っています。


 PowerPointの機能で録画はできるのですが、画面の端に自分の映像を入れる"Picture in Picture"はできません。

 厳密に言えば出来なくはないのですが、PowerPointのバージョンや環境に依存する機能であり、私のパソコンではどうにもなりませんでした。

 出力されるファイルですが".wmv"です。



Zoom

 1人でZoomの会議を開いて画面共有、それを収録するという方法です。

 1人で行っているとはいえ、通信回線を介してZoomソフトを使っているので、画像や音声はZoomのアルゴリズムで圧縮されている可能性があります。

 こちらは会議用スピーカー/マイクが使えるので、声の大きさは気にせずAIが調整してくれました。

 マイクとスピーカーが一体になった会議用のデバイスです。一体なので、ハウリングを起こさないように内部でAIが調整してくれます。声が大きい人、小さい人が混在する複数名の会議室でも、相手側にはちょうど良い音量で届くようにもAIが調整してくれます。


セルフレコーディング

 上記はソフトウェアの力を借りていますので、何らかの制約があります。

 その制約を受けない方法として、完全に自己完結するような方法での収録があります。

 ただし、サポートが無いので、すべてを自己で管理する必要があります。




ATEM Mini Pro ISO

ATEM Mini

 ATEM Miniシリーズは現在3種類発売されており、それぞれに特徴があります。
 簡単な比較表をお示しします。

ATEM
Mini
ATEM
Mini
Pro
ATEM
Mini
Pro
ISO
スイッチング
マルチビュー
HDMI出力
HDM入力4ch4ch4ch
HDMI出力1ch1ch1ch
マイク入力2ch2ch2ch
USB-C経由
パソコン配信
LAN経由
直接配信
出力中(View)
映像音声録画

(1ch)

(1ch)
入力全チャネル
個別映像録画

(4ch)
入力全チャネル
個別音声録音

(6ch)
DaVinci Resolve
プロジェクトファイル
価格(概算)4万円8万円12万円


秀逸です。4チャネルのスイッチャー、色々できて4万円。他には無いです。スイッチャーを買うならATEM Mini以外は考えにくいですね。私も使っています。


ATEM Mini Pro ISOを使う理由

 ATEM Mini Proでもスイッチャーを介した出力、すなわちHDMI端子からモニタに映し出される映像そのものを録画することができますので、講演映像を記録すること自体はできます。

 Pro ISOとの違いは全チャネル録画です。
 Pro ISOを使うと、モニタに映し出された映像以外に、入力4チャネルの元画像と元音声が記録されます。さらに、マイク入力2chも元音声が記録されます。

 すなわち、モニタに出ていた、ある意味編集されている映像1チャネルと合わせて映像5本、音声7本が記録されます。

 元となる生のデータがあるので、あとから編集することができます。



編集はDaVinci Resolve

 動画編集はDaVinci Resolveが使えます。

 今日の時点でMac Book Proでは動作確認できましたが、Windows 10 Proでは正常動作が確認できていません。

 DaVinci Resoleを使うとデータの羅列ではなく、プロジェクトとして整理されたデータが表示され、そのまま編集することができます。

 仮にスイッチ操作を間違えて妙な映像をモニタに出してしまったとしても、ここで差し替えることができます。




実践・ワンオペ講演収録

3cam - 1PC - 1voice

 今回はカメラ3台、パソコン1台、マイク1本を用意しました。
 演者1人なのでカメラは1台で足りますが、予備として録画しておくようにしました。

MIC-1: ピンマイク
MIC-2: (なし)
HDMI-1: Cam-1 EOS 90D (演者バストショット)
HDMI-2: Cam-2 HDR-PJ20 (演者バストショット)
HDMI-3: Cam-3 HDR-CX270V (演者鳥瞰)
HDMI-4: PC (Windows10, PowerPoint)
USB-C: SSDドライブ
Ethernet: 構内LAN (インターネット接続あり)

 パソコン画面出力はHDMI経由で入力されPowerPointスライドショーを表示する目的で使用されますが、イーサネット経由でATEM Mini Pro ISOの制御にも使用しました。



パソコン画面は2分配出力

 今回、配線で1つ工夫した点としてパソコン画面出力を2分配したことが挙げられます。

 パソコンはスライドショーをするために使いますが、当然ながらATEM Mini Pro ISOに入力しなければ録画されません。

 そうすると、講演中にATEM Mini Pro ISOの出力画面しか見れなくなってしまうので、演者としてはやりづらくなります。

 そこでHDMI出力を2分配する装置を取り付け、1つをATEM Mini Pro ISO、もう1つをモニタに接続しました。

 当然ながらモニタは2台設置してあります。
 元々、私のデスクには27インチのモニタが2台あるので、ここでは普段からパソコンにつないであるモニタをパソコン用に、MacやJetson Nanoなどのために置いてあるモニタをATEM Mini Pro ISO用に使いました。

 HDMI出力を2分配できる器具です。2つをスイッチするのではなく、1つの入力を2つの同時出力に変えるものです。ゲーマーさんは自宅テレビ用と配信用に分けたりするので使っている方も多いようです。


機材スイッチオン、電源確認

 すべての機材を起動。
 そして、電源が確保されていることを確認。
 バッテリを使用する場合は、充電がフルであることを確認。

 今回はすべての機材においてAC100Vから確実な電源を取得しました。
 このとき、内蔵バッテリではなく外部電源で機材が動いていることも確認しました。



バストアップ位置合わせ

 ワンオペで一番面倒だったのは、カメラの位置合わせです。

 人が居る想定でカメラを調整しなければならないので、特に高さ合わせは面倒でした。

 レンズのズームを適当な位置に合わせて演者席に座り、モニタを確認する。この作業を何回も繰り返して、あまり顔のアップになりすぎないように余白を取るような位置を探りました。

 EOS 90Dに関しては白枠が表示されてしまう問題があったので、ピント調整は『MF』(マニュアル)になります。
 演者席の顔の位置に掌を置き、そのシワや指紋にピントを合わせて固定しました。

 最後は講演中の服装で明るさやホワイトバランスの確認・調整を行いました。
 リハーサルだからと、ジャケットを脱いでワイシャツで作業していると、失敗します。

 鳥瞰カメラは壁に固定されているので、特に触りません。
 今回はスライドショーだけの講演ですので使う事はないと思いますが、実物を見せてお話しするときなどには使うこともありますのでスタンバイ状態は確認しておきます。



Picture-in-Picture: PIP

 スライドショー画面は必須ですが、演者の動画も画面に入れるように指示があったので、必然的にPIPが求められます。

 ATEM Mini Pro ISOにはPIPを簡単に実現できる機能が備わっているので、すぐに実行できました。

4番のPC入力の画面右下にPIPを重ねる設定


録画

 録画はUSB-Cに接続したSSDに記録しました。

 イーサネット接続したパソコンで『ATEM Software Control』を起動し、予め全チャネルの保存にチェックを入れておきます。


 録画ドライブは2つまで認識されますので、可能であればUSB-Cのハブを使って他のデバイスを接続できるようにしておくと、容量不足などを回避できます。

 手元にあるHUBは今年8月末頃に2,480円でAmazonで購入しました。USBポートとSDカードリーダーが付いてます。
 撮影中のカメラから緊急的にSDカードを抜き取り、すぐさまSDカードを挿して緊急回避できるのが良いなと思っています。

SDカードとmicroSDカードリーダーが付いたUSBハブです。USB-CからHDMI出力を出すこともできます。

 録画の開始はATEM Mini Pro ISOの『REC』ボタンを押すだけですので、パソコンからの操作は要りません。

 今回はパソコンはスライドショーのスタンバイをしていますので本体側で操作しますが、操作用パソコンを別に用意できる場合はパソコンから操作することも可能です。



ピンマイク装着

 この時点で着席。

 マイクはワイヤレスではないので、行動範囲は限定されます。
 300円くらいで買ったマイクなので、仕方ないです。

 ATEM Mini Pro ISOのHDMI出力から映し出されるマルチビュー画面には音量表示がありますので、そこで赤色に振りきれないように、声を出しながらATEM Mini Pro ISO本体の音量調整ボタンをUp/Downさせて調整します。

 モニタのスピーカーから出る音で、だいたいの調整を行います。

300円くらいのマイクですが、優秀だと思います。数千円のマイクを試しましたが、じっとして喋れる人は良いですが、多少動くと音量が変わってしまうので、勝手に付いてきてくれるピンマイクは重宝しています。


リハーサル

 パソコンはスライドショーを表示し、ATEM Mini Pro ISOのHDMI出力画面でスライドショーの画面とPIPを確認します。

 問題なければ『REC』ボタンを押して試しに録画を行います。

 冒頭の挨拶、スライドの送り、PIPのオン/オフのタイミングなどを確認していきます。

 スライドショーを制作する時点でPIPを意識していなかったので、ときどきPIPが邪魔になりました。

 スライドの調整が容易なものについては、リハーサルしながら編集しましたが、無理なものはPIPを手元操作で消すように意識しました。

 仮に忘れたとしても、あとで編集できますので、さほど真剣には考えていませんでした。



映像・音声チェック

 ATEM Mini Pro ISOからSSDを取り外してパソコンに接続し、録画されたリハーサル映像をチェックしました。

 ノートパソコン内蔵のスピーカーで聴いていると音質が悪く音も小さく感じましたが、イヤホンでチェックするとクリアでしたので、このままの設定でいくことにしました。

 映像と音のズレもなく、違和感のない映像がつくれました。



200頁/50分

 今回の講演時間は50分の指定でした。

 制作したスライドは200枚、途中タイトルだけの数文字のスライドもたくさんあるので、実質はもっと少なくなりますが、それなりの枚数があります。

 聴衆にとっては講演の内容が第一ですので、機械操作については正常で当たり前、ミスがあるというのはあまり想定されないと思います。

 講演に集中しつつ、並行して機械操作していることになるべく気づかれないように、50分の講演を終えました。



49分44秒

 今回、我ながら上手くできたなと思ったのが時間配分です。

 200枚のスライドの収録結果が49分44秒でした。

 主催者側からプラスマイナス何分まで許容されるといった回答が無かったので、あとで編集して50分に近づけようと思っていましたが、その作業は不要になりました。



映像・音声チェック

 リハーサルのときと同様に、音声や映像をチェックします。

 冒頭、途中、最後と見てみましたが、特に問題なさそうでしたので主催者の指定するサーバーへ送りました。



保管

 動画を録画すると、それなりに記憶容量を消費します。

 所感としては1分あたり1GBでしたが、今回は50分で41.2GBなので1分あたり0.83GBくらいでした。

 このデータの保管方法は検討が必要だなと思いました。


 最も簡便そうな方法としてUSBフラッシュメモリがありますが、サンディスクの正規品で64GBが1,100円くらいです。
 USB2.0なので、ATEM Mini Pro ISOからここに直接記録するのは避けた方が良いと思います。速度が追い付かず、録画が落ちてしまいます。

サンディスクの64GBメモリです。USB2.0なのでスピードに若干の難があり、ATEM Mini Pro ISOから直接ここへ記録するのはやめた方が良いと思います。

 microSDカードに保管する方法も有力な選択肢です。
 何より場所を取らないのが特徴です。
 SDカードよりmicroSDの方が安い場合が多いです。
 ただし、接点部分(金色部分)の面積が小さいので、通信エラーが出る可能性はmicroSDの方が高くなるので、ATEM Mini Pro ISOからの直接録画に使うのであれば、大きいSDカードを使った方が良いかもしれません。
 ATEM Mini Pro ISOにはSDカードポートは無いので、直接録画するにはUSBハブが必要です。

microSDカードです。マイクロではない普通のSDカードより、多用されるmicroの方が安いです。

 管理面で無駄がなく、コストも安いのはSSDドライブを使う方法だと思います。

 500GBで7,500円くらいなので64GBあたり960円です。USBメモリやSDカードより安いです。
 64GBのメモリに40GBのファイルを保存すれば1枚使ってしまいますが、500GBであれば40GBの動画を12本保存できますので、総合的に経済的だと考えられます。

 私のノートパソコンの内蔵ディスクはSanDiskの2TBを使っています。500GBも1TBも2TBも単位容量あたりの単価は差が無いのでどちらでも良いと思います。

 SSDはATEM Mini Pro ISOに接続してそのまま記録できるスピードと容量を持つので、これが一番良い方法かなと思っています。

内蔵SSDを外付けとして使うために調達しています。このシリーズの2TB版は私のノートパソコンの内蔵SSDとして今も装着しています。一応、信頼しています。
SSDを収めるケースです。SATAコネクタをUSBに変換してくれます。



 今日の解決策は『ATEM Mini Pro ISOを使ってワンオペ収録を行う』でした。

 この方法ですと、ほとんど編集は要りませんでした。冒頭と最後だけ、スイッチャーに目が行ってしまい、みっともないのでカットしましたが、あとは大丈夫です。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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『パワポでスライドショー動画録画』 -今日の課題-

★今日の課題★
パワーポイントでスライドショー動画を録画




講演配信

リモートセミナー

 数カ月前では考えられなかったセミナーの遠隔参加ですが、いまでは普遍化しました。

 参加する側がとしては、旅費も時間も節約できて良いですが、会社員として受けさせられる研修であれば、どこか出張して現地の美味しい物を食べるという機会を逸しているのを残念に思っている方も居られるかもしれません。



講師セルフサービス

 リモートセミナーでは、講師もリモートであることが多いです。

 リアルタイムの場合は講師の画面を共有してスライドショーをします。

 ディレイ配信の場合、講演は予め録画します。
 その方が当日の機材トラブルなどが発生しづらく、音声もクリアだと主催者側の都合で申し上げますが、講師側としては何もかもがセルフサービス、しかも『録画なんだから噛むなよ』と思われるのではと、何度も撮り直ししたりします。



Microsoft Power Point

 マイクロソフト社のパワーポイントは、スライドショーの定番ソフトです。

 Macユーザーがパワーポイントを使っている事は少ないですが、Windowsでは普遍的です。

 このパワーポイントには録画機能があり、スライドの表示タイミングと音声が同時に記録されます。

 過去に、デジタルサイネージを制作する際に使用したことがありましたが、当時は講演を録画して配信ということは無かったので、講演用に使う事はありませんでした。

 2020年のニューノーマル、パワポの使い方も変わります。




パワポで録画する方法

マイク準備

 録音を伴いますので、マイクが必要になります。

 一般的に、パソコン内蔵のマイクはさほど性能が良い物ではありません。

 このスライドショーを誰が聴講するのかにもよりますが、聴衆に気持ちよく聴いてもらうために、何らかのマイクは用意した方が良いです。

 一方的に話し続ける場面ですので、スピーカーは関係ありません。したがって、マイクがあれば良いのですが、ウェブ会議等にも流用する事を考えるとマイク付イヤホンも良いです。

 私は両方持っています。元々はマイク付イヤホンで録音していたのですが、最近は顔の映像(バストアップ)も同時に流すことが増えたので、イヤホンは変だなと思ったのでマイクを買いました。300円くらいのマイクでも十分機能しました。

 いずれも、有線タイプをお薦めします。

オーディオテクニカのマイク付イヤホンです。有線タイプです。同社のこのタイプの商品は毎年のように買っています。携行用、職場用、自宅用、車両用、あちこちに置いてあり、スマホで電話するときは必ず使っています。音が良いので音声はもちろんクリアですが、音楽を聴くにも良いです。ウェブ会議にもよく使っています。

バッファロのピンマイクです。撮影時にネクタイやシャツに取り付けて使います。ケーブルもそこそこ長いので、普通に撮影するときにはこれだけで済みます。音は、配信用動画としては十分に良かったと思っています。何と言っても、安いです。

Amazonでの評価500件程で星が4以上という大人気のマイクです。USB接続で、すぐに使い始められます。


記憶域の準備

 簡単に言えばスライドという動画と、ナレーションという音声を記録するので、1本のビデオが完成します。

 時間の長さにもよりますが、CDというよりDVDを制作するので、データ容量としてはメガ(MB)ではなくギガ(GB)を想定した方が良いかもしれません。

 せっかく制作したのに、記録するスペースが無くて消去せざるを得ないということにならないように、記憶領域を確保します。

 できれば、パワポから最初に記録するのはパソコン内蔵のハードディスクなどが良いので、ハードディスクに空き領域が無い場合は、一時的に画像ファイルなど重い物をUSBメモリなどに移しておくと良いと思います。

日本メーカーのUSBメモリです。1,000円程で買える中では一番良いかなと思います。キャップが要らないタイプなので、持ち歩きにも便利です。32GBあれば、出先で使う分には十分かなと思っています。


スライドショーの記録機能

 パワポの基本操作は割愛し、既にスライド原稿が完成しているとします。

 パワポの最上段にあるタブに『スライドショー』というものがあります。
 普段『F5』キーを押してスライドショーを開始している人には馴染みのないタブだと思います。

 この中に『スライドショーの記録▽』があり、下三角マークあたりをクリックするとメニューが出てきます。


 メニューから『先頭から録音を開始(S)』を選びます。


 画面中央に『スライドショーの記録』と題したポップが表示されるので、どれを記録するか選びます。

 通常はすべて選択した状態で記録します。

 選択が済んだら録画(記録)を開始します。


 画面の端に『記録中』の表示が出て、右側にトータルの経過時間、左側に表示中スライドの経過時間が表示されます。



レーザーポインタの代替

 講演会場ではスクリーンに向かってレーザーポインタで指示することが普遍的でしたが、リモートの場合はパソコン画面内で完結しなければなりません。

 そこで、パワポ機能を使うことにします。

 画面左下にポインタアイコンがあるので、それを開くとメニューが表示されます。

 デフォルトでは『矢印』になっていますので、ここで『ペン』を選んでみます。


 ペンを選ぶと、ポインタは矢印から赤い点に変わります。

 一見すると点が小さすぎて見づらいのですが、マウス左ボタンを押しながら操作すると、画面に赤線を描きこむことができるので、注目して欲しい場所を明確に指示できます。

 スライドショー終了後に、この赤線を維持するか破棄するか聞かれるので、破棄すればスライド自体は元通りです。



データ保存

 スライドショーを終了させた後、画面左上にある『ファイル』タブを開きます。

 その中にある『保存と送信』タグをクリック、次に出るメニューから『ビデオの作成』タグをクリックします。



 次に画質を聞かれるので、通常は一番大きいサイズを選びます。大きい物が選ばれていることを確認します。


 次に何を記録するか選びます。

 せっかくスライドとナレーションを同時に記録したので、『記録されたタイミングとナレーションを使用する』を選びます。


 あとは保存先を選んで、保存されるのを待つだけです。

 保存中は、画面の下の方に進捗を示すバーが表示されています。30分以上かかることもありますので、気長に待ちます。




動画チェック

 完成した動画をチェックします。

 手元のメディアプレーヤーを使って再生してみます。

 できればスマホなどでも動かしてみて、どのように見えるのか、スマホのスピーカーでも聞き取れるのかなどを確認します。

 実際にはZoomなどを使って配信されるので、圧縮されてしまう可能性があることや、通信環境によって乱れる可能性がありますので、簡単なチェックで良いと思います。



送信

 ファイルは主催者に送ることになると思います。

 ネットを使って送る場合、ギガサイズのデータであることを考慮しなければなりません。

 郵送の場合はDVDやUSBメモリなどに入れて送ります。




ピクチャーインピクチャー

最新パワポでPIP

 『ワイプ』などとも呼ばれていますが、画面の端の方に顔が映っている、アレです。

 Picture-in-Picture(PIP)という手法です。

 パワーポイントの最新版であれば、自画像を撮影しながらスライドショーができるようになっています。



Zoomを使う

 パワポの録画機能から外れてしまいますが、Zoomのレコーディング機能を使えば、スライドショーの記録と同時にナレーションもPIPも記録できます。

 Zoomでミーティングを新規作成し、一人でサインインします。

 一人で会議を開始し、一人で画面共有をして、一人だけのミーティングをレコーディングします。

 画面共有したままナレーションを入れ、スライドショーを進行します。

 このとき、自身のバストアップ映像がZoom標準機能によって画面の端に映っているはずです。

 このレコーディングで記録された画像を使えば、パワポのスライドショーとナレーションとPIPを制作できます。

 スライドショーはパワポだけでなくPDFでも何らかの動画でも何でも大丈夫です。



専用機材を使う

 ATEM Mini Pro ISOという装置を使うと、スライドショーの記録もPIPも簡単に記録できます。

 しかも、PIPは途中でOn/Offできます。

 メイン画面も1台のパソコンだけでなく、例えばWindowsでパワポを表示している途中で、Mac Bookから動画を見せたいという場合でも、ボタン1つで切り替えてMacの画面を表示させることができます。

 さらに、この装置の優れている所は、スイッチを切り替えて見せていたメインの画面が記録されるのはもちろん、入力に使ったパソコンやバストアップ映像などが個別に記録されるので、あとで編集ソフトで差し替えすることもできます。

参考…AmpiTa: ワンオペで講演&収録




 今日の解決策は『パワポ機能で収録』でした。

 ほかにもZoomを使う方法や、ATEM Mini Pro ISOを使う方法などがありました。

 明日、動画を収録しますが、編集の容易さなどからATEM Mini Pro ISOを使う事にしました。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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『E:62:11を改善』 -今日の課題-

★今日の課題★
デジタルビデオカメラの"E:62:11"エラーを改善




SONY Handycam


ハンディカム

 ハンディカムはソニーのビデオカメラブランドです。

 歴代、色々な機能を搭載してきましたが、大きくは片手で軽々と持てるファミリー向けのものと、少し大きく重めにはなるが高性能なタイプ(HDR-AX)に分けることができます。

 ファミリー向けとは言え、小学校の運動会でトラックの反対側からでもキレイに撮れるくらいの光学ズームが備わっていたり、長時間バッテリが装着可能であったりします。

参考 SONY: ハンディカム

参考 SONY: ハンディカム 生産完了品



Lens Error Code "E:62:11"

 ハンディカムの電源を入れると最初にレンズカバーが自動で開きます。

 続いてレンズが捉えた映像を液晶モニタに映し出し、各種情報が画面に重なった表示されます。

 この起動時の自己診断で画面右上に『E:62:11』と表示される現象があります。

 その要因は『レンズに無理な力』がかかっているという抽象的な表現で、具体的に何が作用しているかはわかりません。

SONY: 「E:62:11」や「E:62:12」の自己診断表示 (エラーコード)が表示される(ハンディカム)

SONY: 「E:62:00」や「E:62:01」など「E:62」で始まる自己診断表示 (エラーコード) が表示される(ハンディカム)

SONY: Why does the Self-diagnosis display (error code) "E:62:11" or "E:62:12" appear?



Lens Error Code "E:62:10"

 当初は"E:62:11"だけ出ていましたが、のちほど"E:62:10"も確認されました。




原因追及

ヤフオク

 今回、この現象が出ているハンディカムはヤフオクで落札した商品です。

 落札したHDR-CX270Vは2012年1月発売、後継のHDR-CX390が発売された2013年1月までの1年間が主な販売期間でした。
 2012年から8年、幼稚園年少だった子供が小学校を卒業するくらいの年齢になるせいか、HDR-CX270Vはオークションやフリマアプリでよく見かけるようになった型番です。
 相場としては7千円~1万円くらいで落札、フリマアプリなら1.2~1.8万円くらいで出品されています。

 出品者コメントには『たまに起動途中でエラーになってしまいます』『ジャンク品』という記載があり、エラーが出る事はわかって落札しました。

 落札額は2,800円、送料657円で3,457円でした。
 バッテリ、ACアダプタ、HDMIミニケーブルが揃っているという事でしたので、仮に修理不能でも他のカメラに転用できると考えて落札しました。



原因分析

 出品者からクロネコで商品が到着し、すぐに開梱して電源オン。お聞きしていたとおりの現象。この時点で出品者を評価して取引完了し、故障原因の追究を開始しました。

 まず、まったくピントが合わない。

 昔の家電なら叩けば直ったかもしれませんが、今どきの家電はどうだろうと思って叩いてみると、ピントが合いました。

 この様子から、何か物理的な原因があると察しました。

 全体を眺めていると、いつの間にかレンズのシャッターが閉じていました。まだ電源は入っています。異常です。

 "E:62:11"は『手ブレ補正』を採用している機種に発生するそうなので、各種設定を見ていくことにしました。



設定変更で改善

 設定メニューの『カメラ・マイク』から動画の『手ブレ補正』を『切』にしました。

 この設定変更により、まったくピントが合わなかったものが、合うようになりました。

 説明書によると手ブレ補正をオフにすれば画角が変わり、広角撮影が可能となり、光学ズームも30倍まで使えるようになるとのことで、逆に言えば手ブレ補正Onではレンズに制限を掛けているという事がわかりました。

 『デジタルズーム』も『切』にしておきます。ウェブ会議や講演などではデジタルズームを使うような距離にはならないと思いますので、『切』にしても問題ありません。

 同じ設定メニューから『顔検出』や『スマイルシャッター』などレンズ調整に影響しそうな物はすべて『切』にしました。



黒い影

 ソフトウェア的な設定変更後、ズームやフォーカスはそれなりに働くようになりました。

 ここでカメラを前後左右に色々と回転させ、HDMIケーブルで27インチモニタに映し出して確認していると、カメラを横に傾けたときに黒い影が端に現れることに気づきました。

 何らかの物体がレンズの前に立ち、塞いでいると考えられましたので、分解して確認することにしました。



分解

 ここで動画を撮るべきでしたがYouTuberではなく一般人なのでそこまで頭が回りませんでした。

 まず下面の黒い板から5本のネジを取る所からスタート。

 次に右側面の録画ボタンの周りのカバー、続けてストラップが付いているあたりのカバーを外します。この2つは質感が似ているプラスチックです。

 次は左側面の液晶モニタの付け根あたりの艶があるカバー、次に上面、次にレンズ前のシャッター部を外します。



原因

 今回の根本的原因は、おそらく衝撃による内部パーツの破損だと思われます。

 と言いますのも、分解していった結果、内部からプラスチック片が発見されました。

 黒い影が映し出されていた原因はおそらくこのプラスチック片であり、これがレンズの所に入れたという事は、その周辺のパーツが壊れたと考えられます。

 この破片の色はアイボリーかグレーっぽいので、内部パーツの黒色とは一致しません。根本原因までは突き止められませんでした。

 分解された状態でバッテリを装着して映像を確認すると、先ほどのような黒い影は無くなりました。

 バッテリ装着状態でOn/Offすると、摺動するレンズは前回の位置のままなのですが、この位置検出とエラーの関係性についても疑わしいところがあります。

 メーカーのサイトでは『バッテリを外して再確認』という文言があり、バッテリを外すとレンズ摺動部は1往復してゼロ点に戻るので、このときに何らかのエラーを排除してリセットされます。

 姑息的な方法としては良いのですが、根本原因の改善には役立たないので、今後も注意深く見守っていこうと思います。



組立

 あとは元に戻すだけですが、ここからはパーツを1つ装着するごとにバッテリ・HDMIケーブルを装着して映像を確認していきます。

 映像に問題がなければネジを締めて固定、次のパーツを装着して同じことを繰り返します。

 最後のパーツまで装着しても異常が無かったため、今回の作業は終了しました。

 今回の分解・組み立てに使った工具は、過去にニンテンドースイッチのコントローラーを修理した際に付属されていたドライバーやヘラを使いました。


 ニンテンドースイッチのコントローラーが故障した際にDIY的にパーツ交換するためのセットです。



ATEM Miniのカメラ

ATEM Mini シリーズ

 今回のカメラ調達はホームビデオを撮るためではなくウェブ会議に使うために調達しました。

 単にビデオカメラだけ持っていてもウェブカメラにはなりませんが、ATEM Miniシリーズを使う事でウェブカメラ化を実現します。

 今年、ATEM Mini Pro ISOという機種を調達しましたので、そこに接続して使用することを想定しています。

 既に、HDR-PJ20というハンディカムを使用しており、今回のカメラはサブカメラとして使う予定です。

 修理が完璧であれば、メインカメラにしても良いかなと考えています。

参考 AmpiTa: ATEM Mini Pro ISO調達



ウェブカメラ化のための設定

 設定メニューの『セットアップ』からいくつかの設定を確認・変更します。

 この設定で最も重要なのは『デモモード』を『切』にすることです。これが切られていないとウェブ会議中にHandycamのコマーシャルスライドショーが始まります。

 その他は任意で設定します。

 『HDMI解像度』は『オート』『1080p/480p』のいずれかにしておきます。ZoomやSkypeなどでは画像は圧縮されてしまうのでどの設定でも大差が感じられません。

 『HDMI機器制御』は『切』にしておきます。ブラビアのTVリモコンでの操作を受けるか否かの設定ですが、何かの間違いでウェブ講演中などに切り替わらないように『切』にします。

 『操作音』は『切』にしておきます。配信中などにカメラを操作しても邪魔にならないようにします。

 『GPS』は『切』にしておきます。必要のない機能です。


 『カメラ・マイク』設定の『ホワイトバランス』は『オート』より『屋外』の方が顔色が生き生きとしている感じがあります。『屋内』は白っぽくなるので、ウェブ配信で見ると病的にも映ってしまいます。

 同じように『カメラ明るさ』も『オート』より『マニュアル』にして丁度良い設定にすると良いです。顔が明るく見える方がウェブ配信では良いと思いますが、あまり変更してしまうとノイズが増えて汚くなります。

 『シーンセレクション』は『オート』で良いと思いますが、撮影場所によっては変更しても良いかもしれません。



運用

 実際の運用は下図のとおりです。

 ATEM Mini Pro ISOに正面カメラと俯瞰カメラ、Windowsパソコン、Macパソコンを接続して使用しています。

 今回調達したカメラは俯瞰カメラとして運用を開始しています。




 今日の解決策は、分解して修理する、でした。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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『ATEM Miniシリーズを壊れにくく』 -今日の課題-

★本日の課題★
ATEM Miniシリーズを補強し壊れにくくする


ATEM Mini Pro ISO 補強作戦

1.ATEM Mini シリーズとは?
 ○ATEM Mini / Pro / Pro ISO
 ○廉価だが、安い物ではない

2.壊れそうな箇所を抽出
 ○コネクタ
 ○キー
 ○ランプ
 ○筐体
 ○専用ケーブル

3.脅威分析
 ○想定事象からの脅威分析
 ○ハザード・リスク・脅威
 ○落損
 ○衝突
 ○浸水
 ○コネクタ部荷重印加
 ○抜き挿し

4.プロトタイピング
 ○プロダクトデザイン(ラフ)
 ○本体固定とケーブル固定
 ○ケーブルは常時装着
 ○三次元画像でプロトタイピング
 ○三次元造形でプロトタイピング
 ○組み立て

5.試用と評価
 ○五感で観察
 ○正常動作試験

6.開発 第二期
 ○浸水対策+落下物対策
 ○平置き⇒縦置き
 ○縦置きツール
 ○縦置きの効果

7.完成
 ○完成
 ○副次的効果
 ○欲しい人が居れば....




ATEM Mini シリーズとは?

 ATEM Mini シリーズとは、Blackmagic Design社がリリースしている映像用の切替装置です。

 Blackmagic Design社は映像テクノロジーに関わるデバイス事業を手掛け、放送や映画などの業界で現に使われている機材が多くあります。

 そのプロ向けのメーカーがアマチュアにも広く目を向けて開発した商品の1つがATEM Miniシリーズです。


参考 Blackmagic Design 公式サイト(日本)

参考 Blackmagic Design Official site (EN)



ATEM Mini / Pro / Pro ISO

 2020年夏までに以下の3機種がリリースされています。

ATEM Mini
ATEM Mini Pro
ATEM Mini Pro ISO

 いずれも筐体はほぼ同じ、ボタンの数や機能が異なる物になります。パッと見は違いがわかりません。

 いずれもHDMIで映像を4系統まで入力し、どの映像を使うか手元スイッチで選んでHDMIで出力するというスイッチャー機能は共通します。

 効果(エフェクト)を加える機能、動画配信する機能、記録(録画)する機能などに違いがあります。

参考 Blackmagic Design: ATEM Mini

参考 AmpiTa: ATEM Mini Pro ISO 調達



廉価だが、安い物ではない

 業界のプロ向け機種では中古でも数十万円はするような装置が4万円からとリーズナブルではありますが、安くはないです。

 基盤となるATEM Miniは市価4万円、中間のProは約8万円、上位のPro ISOは約12万円です。

 みなさん『価格以上の価値』と思って買われている方が多いようですが、それなりの価格ですので壊したくありません。

 それを象徴するかのようですが、数千円もする専用ケースが売られています。

ATEM Mini Pro ISO用の耐衝撃ケース (AmpiTa保有)



壊れそうな箇所を抽出


コネクタ

 過去にノートパソコンを修理に出した中で、最も多い原因箇所はコネクタでした。

 電源アダプタのコネクタ挿入部、USBケーブルのコネクタ挿入部あたりです。線を引っ張ってしまったり、パソコンを置いたときにコネクタ部のところに段差があって要らぬ負荷を掛けてしまったりしたことがきっかけであったことを思い出しました。



キー

 同じくノートパソコンで修理した事があるのがキーボードです。以来、なるべくノートパソコン本体のキーボードは使わず、外付けキーボードを用意して使うようにしています。

 医療機器安全管理をしていたときにも、キーやスイッチ関連の故障は多かったことを記憶しています。

 やっかいな事に、同じキーは入手できないという理由で修理不能となり、キー1つのために機器更新という事もありました。



ランプ

 今どきはLEDなのでランプ切れは考えづらいですが、ぶつけてしまえばLEDランプでも点灯しなくなります。

 ATEM Miniではキーに内蔵されたランプに意味がありそうですので、ランプ単体についてはさほど考えなくても良さそうです。



筐体

 落損ではまず筐体が破壊されるか、中の基板が破壊されるかのいずれかが起こる事が多いです。

 筐体は割れても機能に影響は少ないですが、基板はわずかなヒビでも機能を失うことがあります。

 外的な衝撃を和らげる仕組みが必要なようです。



専用ケーブル

 ケーブル類も損傷しやすいアイテムです。

 ただし、今回は電源アダプタ以外は汎用品を使いますので、ほとんどのケーブルは消耗品として扱って大丈夫です。

 HDMIケーブルは固定して使う分には壊れなそうですが、持ち出して使う場合には踏まれたり捻じれたりすることが予想されるため、Amazonでまとめ買いしました。

Amazon Basics の HDMIケーブル



脅威分析

想定事象からの脅威分析

 装置が壊れてしまう経過として、突発的なものと経年的なものに大別できると考えました。

 突発的な事故としては落下(落とす)、衝突(ぶつける・ぶつけられる)、浸水(こぼす)などが考えられました。



ハザード・リスク・脅威

 危害(ハザード)が及ばなければ脅威にはなりません。

 例えば落下の危険性があっても、花瓶ならば破損する恐れがありますが風船なら落ちても危害を加える恐れはほぼありません。

 被害・損害が無ければ脅威にはならないので、何が脅威であるのかを検討し、そのリスクについて検討しました。

 なお、今回は装置の損害保険に加入していないので、保険でリスクを回避するという方法は除外しました。



落損

 ある程度の高さから落とせば壊れる可能性があります。

 作業環境を考えれば机くらいの高さから落下するという可能性は排除できません。落下しない方法や、落下しても損壊しない高さで使うという手段は個々の運用で検討することにしました。

 落とした時に本体に加わる衝撃を和らげる策があれば、落下による損傷リスクは低減できると考えられます。



衝突

 外出先へ装置を搬送する際はキャリーケースに収納するなどの方法で耐衝撃性を獲得する必要がありますので、長距離移動は別な手段を検討するとします。

 室内や建物内での移動、とくに室内で数歩移動するようなときにぶつけてしまう可能性は容易に想像できます。これがリスクになると考えられます。

 ぶつけられる方が可能性が高いと考えました。
 カメラバッテリや三脚などが本装置に落ちてくるかもしれません。



浸水

 飲料の持ち込み禁止で浸水リスクは低減できますが、専用スタジオではなくウェブ会議など普段使いのデスクで使用するため、飲料持込禁止は非現実的、濡れにくい仕組みが必要だと考えました。

 飲み物を掛けてしまえば、少量でも故障する可能性がありますが、少しでも量を減らすことが防衛策の一助になると考えられます。



コネクタ部荷重印加 

 コネクタ部は抜く⇔挿すの方向は円滑に、それ以外の方向には動かせないというのが普通です。

 装置を動かしたときに線を一緒に動かさなければ、不適切な方向に荷重がかかる可能性があります。

 コネクタ部に何か置いてしまったとき、落下してきたとき、コネクタを破損する恐れがあります。

 コネクタ部の衝撃は重大なリスクであると考えます。



抜き挿し

 コネクタの抜き差し作業は、コネクタ損傷の原因となります。

 適切な抜き差しをしていれば問題ありませんが、まっすぐ引き抜くとは限りません。

 抜き挿ししないというのがベストな選択肢だと思います。




プロトタイピング

プロダクトデザイン(ラフ)

 ATEM Mini Pro ISOを眺めながら、どんな形が良いかを考えて徐々に具体化していきました。

 突発的な事故は諦めると仮定しても、経年劣化的なものはなるべく回避して長寿命化したいと考えると、ケーブル類の抜き差しを減らし、またコネクタに掛かる負荷を軽減することが最優先だという結論に至りました。

 そこで、抜き挿しに抵抗が大きく、かつ本体機能や質に多大な影響をあたえる5つのHDMI端子を固定する方法を考えました。

 結果が下図のとおりです。



本体固定とケーブル固定

 ラフ案で示した方法は、板に固定具を取り付けてATEM Mini本体を固定する方法です。

 これだけでは板に縛り付けられているだけでリスク回避にならないので、同時にケーブルも固定します。

 本体とコネクタの位置関係が一定になるためコネクタ損傷のリスク低減、さらにケーブルが固定されているのでケーブル他端から負荷を掛けられてもATEM Mini本体への影響は最小化できると考えました。



ケーブルは常時装着

 HDMIケーブルは抜き差し回数を最小化するために、短いケーブルを常時装着してしまい、その短いケーブルを消耗品と位置付けて壊れたら交換する事にしました。

 HDMIの延長ケーブルです。長さは色々と売られていますが、ATEM Miniに装着したままにするので30cmくらいがちょうど良いかなと思います。一定の品質が期待できてお手頃価格はAmazon Basicsの延長ケーブルですが、少々長いです。ケースに入れて運搬することを考えると邪魔ですが、建物内から持ち出すことが無ければ、このくらいの長さがあった方が運用しやすいかもしれません。


三次元画像でプロトタイピング

 思い描いたものを形にする手段として『図示』があります。

 ラフ案ではスケッチ画のようでしたが、3Dデザインソフトを使って形状や質感などをより具体的に示していきます。

 今回は考案も製造も同一人物(筆者)が行いますので、自身が納得するかだけの問題ですが、複数名が関わる開発ではプロトタイピングの工程を手抜きすれば、手戻りが増えるだけでなく加工費の損失などのハザードが生じる恐れがあります。

 ここは慌てず急がず、じっくり行いました。

スケッチ画から3Dデザインへ


三次元造形でプロトタイピング

 3Dプリンタによる三次元造形で行うプロトタイピングは産業界では今や常識的です。

 今回は量産モデルではないので、三次元造形のプロトタイピングで良い物ができれば、即完成・即使用開始となります。

 デザイン段階では機能や原理を検討しましたが、ここでは形状について詳しく検討します。
 例えば、本体固定の手順はどうなるか、ネジ頭やワッシャーは入るのか、ドライバーはどの角度から使うのかなどを検討し製造や施工にも配慮を広げます。




組み立て

 材料として3Dプリンタで造形した物、板(幅300mm×縦200mm×厚さ2mm)、ネジ(M4)を用意します。

 工具として定規、ペン、センターポンチ、電動ドリルドライバー、ドリル(刃)、タップ、ドライバーを用意します。

 左右対称になるようにネジ穴を開けました。
 まず手前側のネジ穴の位置を決めるために手前端から10mmの位置、芯-芯で230mmになるように中心から115mmの位置に2つのネジ穴をけがきます。
 次に本体固定具の他端のネジ穴を、先ほどの穴から120mm上側に行った位置にけがきます。

 まずは本体固定用の4つのネジ穴をセンターポンチで規定し、3.5mmのドリルで下穴を開け、タップでネジを切ります。

 本体を仮止めし、HDMIポートに5本のケーブルを挿し込んだ状態にしてケーブル固定具の位置決めをします。
 先ほどと同じく板端から10mmの位置にネジ穴がくるようにけがき、同じように穴あけ加工をします。

 各ネジを増し締めすれば完成です。




試用と評価



五感で観察

 完全な答えがある訳ではないので、課題点がないかチェックしていきます。

 本体が動いてしまわないか、あるいは固定がキツ過ぎて本体に負荷が掛かっていないか、絶妙の力加減であることが理想なので固定状態を観察します。

 本体がガタつかなければ、ケーブルとの位置関係が一定を保てるはずせすので、ケーブル位置が適正になるように固定されているかも同時に観察します。

 ケーブルを1本ずつ引っ張るなど動かしてみて、コネクタに力が伝わっていないことが確認できれば成功です。



正常動作試験

 本来の性能を発揮しているか、実際にカメラ等を接続して試験してみます。

 当然ですが、問題なく使えます。




開発 第二期

浸水対策+落下物対策

 前述の板への固定によりコネクタ部の強化ができました。これでコネクタが損傷することによる本体故障、それによる使用不能期間(デッドタイム)や買替費用負担の発生を抑制できます。

 脅威を遠ざけるためにリスクを減らす、その作業はこれで終わりではありません。

 飲み物をこぼしてしまうことによる浸水損傷は回避できていなかったため、新たに検討を加えました。

 飲み物と同様に、カメラバッテリなど重い物が勢いよく落下してくることもリスクと捉え、対策を検討しました。



平置き⇒縦置き

 演者やモニタを見ながらスイッチャーを見ずに操作することが必要なのかもしれませんが、必ずしも平置きでなければならないという事も無いのでは、と考えました。

 結論として、本体を立てて使うことにしました。

 立て方にも色々と方法がありますが、ケーブルの負荷が少ない向きを考えると1つしかありません。



縦置きツール

 製作したのは、板を挟んで脚となるブロック2個です。

 スリット部に板が挟まる訳ですが左右の中央にスリットが無いのは重量バランスの都合です。

 この2つの脚だけで十分に倒れないです。

 壁際にATEM Miniを置いて運用する分にはボタン操作への影響は少ないですが、壁の無い所で自立して使う場合には、もう少し脚部に工夫が要るかもしれません。



縦置きの効果

 平置きの場合に上を向いている面積は24cm×10cmで約240平方センチメートル、縦置きの場合は3cm×10cmで約30平方センチメートル。

 この8倍の面積差は非常に大きいと思います。

 液体が掛かってしまう確率も落下物が当たる可能性も8分の1になったと考える事ができると思います。

 さらに上面となっている部分にはATEM Mini固定具があるため、落下物は直接はATEM Miniには当たらずに固定具に当たりますので、ATEM Miniが損傷するリスクは相当に低減されていると思います。




完成


 しばらくは試用期間となりますが、ATEM Mini Pro ISOを大事に使うための基盤ができたのではないかと思います。

 もう少し研究すれば平置きと縦置きのどちらでも課題なく運用できる方法が見つかるのではないかと期待しています。



副次的効果

 この効果は期待していたとおりなのですが、熱を逃がしやすくなりました。

 ATEM Mini自体が5mmほど浮くような感じになるので空気の層を形成できます。
 その下面は塞がれているとはいえ金属板を使っているので、放熱効果があると考えられます。触った感じですと装置真下は温かくなりますが金属板全体は熱くはならないので放熱板の役目を果たしていると考えます。

 両サイドの排気口も生かしていますので、装置の6面全面から熱を逃がすことができていると思います。



欲しい人が居れば....

 毎度こうしたモノづくりによる課題解決をしたあとで課題になるのが『均霑化』(きんてんか)です。

 欲しい人が居るのだから入手できるようにすべきではないか、個人が作ったいい加減な物を他人に提供しようなんて無謀だ、などなど色々な意見が出てきます。

 材料費、3Dプリンタやドリルなどを保有している費用、製造にかかる光熱費、作業者の手間、ここに至るまでの開発に要した時間や材料費、色々と加算するといくらが妥当でしょうか。

 フリマアプリで売る場合、仮に5,000円で出品し宅急便100サイズで送るとすると、取引手数料10%で500円、送料1,000円が出品車負担となりますので手元には3,500円が入ります。

 今回の手間賃は除いた原価は3千円を超えそうなので、5千円で出品しても原価販売に近く、労力は報われない感じです。

 欲しい人が居れば、考えるようにします。




 今回の解決策は、補強用器具の内製化、でした。

 そして、置き方を工夫するのも今回の解決策の1つでした。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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『キーボード腱鞘炎』 -今日の課題-

★本日の課題★
キーボードの打鍵による手の指の腱鞘炎




1.数万打鍵/day

2.慢性的に指が痛い

3.音声入力

4.キーボードに○万円

5.REALFORCE




数万打鍵/day

メール1通1,000回

 仕事のメールを読み返してみると、だいたい500文字前後のものが多くを占めていました。

 キーボードの打鍵回数でみると約1,000回になります。

 毎日10通は送信しているので、メールだけで10,000回の打鍵になります。



ブラウザは数百回

 ブラウザを使用しているときは、検索ワードを入れたり、ネット通販の送付先を入力したりとさほど打鍵回数は多くありませんでした。

 検索が多い日でも10文字程度を30回程度、打鍵回数では500回~1,000回くらいでした。



文書作成は数万打鍵

 毎日のようにWordやPowerPointで資料作成をしているため、打鍵数が多くなっていました。

 Wordファイルですと、箇条書きのような文書でもA4判1枚で打鍵数1,000~1,500回程度、文章としてぎっしり埋まると4,000~5,000回の打鍵でした。
 Wordファイルは1枚で終わる物ばかりではないので、簡単に数万打鍵になってしまいます。

 朝7時半頃からパソコンを使い始め、途中休憩も入れて0時頃まで12時間くらいパソコンを使う日も少なくないので、そのような日は文書作成だけで5万回以上も打鍵することになります。



3~6万回/day

 いろいろな日の作成文書やメールなどから振り返ってみると、概ね1日に3万回は打鍵していました。

 一日中外出した日は朝晩しか打鍵しないので1~2万回に抑えられますが、その分が内勤の日にしわ寄せとしてくるので、平均すると5万回くらいの打鍵になっていました。




慢性的に指が痛い

何年か痛い

 ここ何年か、指の関節が痛い状態が続いています。

 特にいつも痛いのが両手の小指と、左手の人差し指です。

 医師では無いので腱鞘炎と診断はできませんが、症状は似ているような気がします。

 診断名は何でも良いのですが、とにかく痛いです。

参考 NHK: 「指が痛い」腱鞘炎とは?症状や種類、セルフチェック法



手首はパームレストで解消

 腱鞘炎のような痛みは手首にも広がっていました。

 手首の痛みは、パームレストを買ってから劇的に良くなりました。

 パームレストとは手首を置くクッションです。

 キーボードは机の上に置くので数センチ高くなります。
 人間の身体は肩から腕が出ているので、机に向かって下がる方向にあります。
 この、下がって上がるという形が負担になっていたようで、パームレストを置いて手首とキーボードの高さを合わせてからは痛みから解放されています。

従来のキーボードと机の位置関係

パームレスト導入後の姿勢


 調達したパームレストは2種類あります。

 最初にAmazonで買った無名ブランドの商品は良かったのですが、1年くらいで外装カバーが取れてしまいました。毎日数キロの腕が乗り、左右に捩るように動かしているので、仕方ないかなと思います。この商品はもう掲載がありません。

 次に買ったのはサンワサプライの低反発リストレストです。今年5月に調達、半年近くになりますが快調です。
 幅が45cmあるので、キーボードとマウスの両操作に使えています。高さは2cmくらいあるのでキーボードとの相性は良い高さです。

 手首を低反発ウレタンフォームに載せてキーボード打鍵するための枕のような物です。裏面は粘性がある素材でズレません。汗でくっつく事もない表面素材で、暑い日でも快適に使っています。W453×D70×H22mm


指にはサポーターと湿布薬

 手首の解決策は見つかりましたが、手指の解決策は見つからないまま、対症療法を行っています。

 普段、キーボードを触るときには指にサポーターを嵌めています。今年に入ってウェブ会議が増えたため、不意に腕を上げた時にお客さんから『指はどうかしたんですか?』と聞かれることがしばしばあります。


 バドミントンの松友選手も愛用されているようですが、しっかり指を固定できるサポーターです。サイズバリエーションがあるので、だいたいの指に合うと思います。

 もう1つのケアが湿布薬です。
 モーラステープやロキソニンテープなどベージュ色の薄手の湿布薬を1cm×5cmの短冊状に切って指関節に貼っています。



 ロキソニンテープやモーラステープなど商品名は色々ありますが、要するに消炎鎮痛剤が塗り込まれた湿布薬です。

参考 第一三共ヘルスケア: 腱鞘炎になったらどうする?




音声入力


大学病院の先生

 仕事と私用を兼ねて知り合いの大学病院の先生を訪ねると、メールを音声入力していました。

 以前から、メモなどをスマホで音声入力している姿は見ていましたが、まぁまぁな長文のメールも音声入力していたので、使いこなしているなと思いました。



Google音声入力

 先述のとおり、1日の中で最も打鍵しているのは資料作成なので、まずは文書作成で音声入力を試してみました。

 キーボードは打たなくて良いのは当然ですが、声は出さなければならないのも当然です。

 誤変換があるので、そこは打ち直しが必要になります。さほど多くはないので、この作業は許容範囲かなと思います。

 入力速度はブラインドタッチのキーボード入力には及びません。ここは課題になると思います。



Googleドキュメントでの音声入力実践

 最初にGoogleドキュメントを起動します。
 Google Chromeというブラウザが必要になりますので予めインストールします。Chromeを起動し、Googleドキュメントへと進みます。

Google ドキュメント(https://docs.google.com/document/u/0/)

Googleドキュメントポータル画面

 試しに『空白』という新しいドキュメントを開きます。

 画面の上の方にメニューが並びますが、その中から『ツール』を開き『音声入力』を選びます。

Googleドキュメント⇒空白⇒ツール⇒音声入力

 画面にはマイクのアイコンが出てくるので、それをクリックすると音声入力が開始されます。

 マイクアイコンをクリックすると白背景のマイクアイコンに変わり、音声を認識すると朱塗・白抜きアイコンになります。

音声入力の認識・変換中

 音声入力の変換中は文字がドット記号の集合体のような、一見すると点字のような表示になり、その後、確定します。

入力の変換完了後

 この作業で欠かせぬアイテムがマイクです。
 ノートパソコンの内蔵マイクに向かって話したときは誤入力による誤変換が多かったのですが、マイク付イヤホンを使ったときは同じ文章でも歴然とした差がありました。

 私が使っている商品は下記です。イヤホンとしての音が良いので愛用していますが、マイクもしっかりしていて、ウェブ会議でも重宝しています。

 とにかく音が良いのでオーディオテクニカのマイク付イヤホンを多用しています。自宅用、職場用、持ち歩き用と常時3本は保有、ときどき予備も買ってあります。格安のSIMフリースマホの中には、電話機でありながら通話がしづらいスピーカーの物もあるのですが、これを買って通話品質を保っています。


根本解決が必要

 対症療法をしても痛みは消滅しません。

 音声入力も良いのですが、業務効率の低下が懸念されるので、入力スピードが上がるまでは優先されません。

 痛みが勝る日は仕事にならないので、根本的な解決策を探し出す必要がありました。




キーボードに○万円

原因の1つはキーボード本体

 指が痛くなる原因の1つにキーボードそのものがありました。

 キーボードには種類があります。違いは価格や静音性が目立ちますが、そのキー操作にかかる力も差となっています。



種類

 キーボードの大きな違いとして、キーの裏側にある構造の違いが挙げられます。

 ○メンブレン式
 ○パンタグラフ式
 ○メカニカル式
 ○静電容量無接点式

 membreaneは膜ですので、キーを何らかの膜で受けて基板に情報を伝えます。
 pantographは電車の屋根に付いている物でなじみがあると思いますが、菱形ではなくとも同じような物が仕込まれています。
 mechanicalは機械仕掛け、腕時計などと同様に金属を組み合わせて力を伝えるような機構が仕込まれています。
 静電容量無接点はタッチパネルなどに用いられている技術をキーボードに応用したものになります。触っているような、触っていないような、そんな感じです。

参考 サンワサプライ: キーボード選びのポイント

参考 ドスパラ: キーボードの種類とは?

 種類分けとしては他にWindows用とMac用、日本語と英語、有線と無線などがあります。

参考 エレコム: キーボードの種類を知りたい



キータッチ30g

 キーボードに指を置いたその重みだけで入力できるキーボードがありました。

 静電容量非接触方式のキーボードです。

 わずか30gでキー入力ができるので、関節への負荷は相当に減るのではないかと思います。

 定形郵便で封筒を送る場合、25gまで84円です。コピー用紙数枚と封筒の自重で25gは超えてしまいます。
 その程度の重さでキー入力できてしまいます。




REALFORCE


東プレ リアルフォース

 東プレは社名です。
 ときどきスーパーのレジ横にある磁気カードリーダーなどで東プレと書かれた製品を見かけることがあります。

 REALFORCEはブランド名です。
 静電容量無接点方式のマウス、キーボード、テンキーなどの入力デバイスをラインアップしています。

 今回、このREALFORCEのキーボードを調達することにしました。


日本語入力

 日本語入力のキーボードだけでも、今日現在で9種類ありました。

 型番をクリックするとメーカー公式ページ、実勢価格をクリックするとAmazonの現在価格が表示されます。

型番実勢
価格
10
key
APC
重量
REALFORCE TKL SA
R2TLSA-JP4-IV
31,35045g
REALFORCE TKL SA
R2TLSA-JP3-IV
25,01030g
REALFORCE TKL S
R2TLS-JPV-IV
25,736変荷重
REALFORCE TKL A
R2TLA-JPV-IV
21,273変荷重
REALFORCE TKL
R2TL-JPV-IV
19,200変荷重
REALFORCE SA
R2SA-JP3-IV
26,36730g
REALFORCE S
R2S-JPV-IV
25,24530g
REALFORCE A
R2A-JPV-IV
25,118変荷重
REALFORCE
R2-JPV-IV
19,770変荷重

 これを見てわかった事は、良いキーボードは2~3万円は覚悟すべきという事でした。

 軽さは30g、普段はテンキーを使いますが、このキーボードには無くても良いかなと思ったのでテンキー無しを買う事にしました。



REALFORCE TKL SA / R2TLSA-JP3-IV

 調達することにしたR2TLSA-JP3-IVは幅が36.9cmなので、横にマウスを置いてもパームレストの幅(約45cm)に収まります。

 キーの押下をどの程度で検出するかといったことを調整できるAPC (Actuation point changer: アクチュエーションポイントチェンジャー)を搭載しています。
 1.5mm、2.2mm、3mmの3段階で調節できるので、どれが自分に合っているのか確認しながら、カスタマイズできます。

 同時押しにも対応しているので、高速でタイプしても追従してくれます。キーが独立している意義が発揮される場面です。

 耐久性は5,000万回ということなので、使用頻度の高いキーを1日5,000回打鍵しても、30年近くは壊れない計算です。

 土曜(9/19 9時)に注文して、日曜(9/20 13時)に到着しました。

キーボード新旧比較(上の黒が既存品、下の白がREALFORCE

参考 東プレ: REALFORCE TKL SA / R2TLSA-JP3-IV



使用感

 本来ならヨドバシカメラにでも行って、触ってから買うのですがコロナ禍で店頭に行く機会も減っているので、今回は思い切って触らずに買いました。

『良い』

 率直な感想です。

 従来のキーボードが『押す』という感覚だとすれば、このREALFORCEは『置く』『触る』というような感覚です。

 指に力は要らず、目的のキーに指を伸ばせば入力されていますし、キーボードから何か反発されるような感覚もないため、これは指に優しいなと実感しています。

 キーボード自体は非常に重いです。持ち歩かないので全く問題ありません。
 底面に滑り止めもあり、まったく動じない感じの構えです。


 非常にタッチの軽いキーボードです。業務用レベルの高額商品ですが、キータッチが多い人にはお薦めです。私は自費調達ですが、買ってよかったと思っています。


APCでカスタマイズ

 今回調達した機種にはAPC(Actuation point changer)という機能が備わっています。

 早速、利用してみました。

 キーボード全体は軽く触れただけでも押下を検知する『1.5mm』に設定しました。

 ただ、これだとホームポジションで指を待機させているときにも押下してしまうので、D、F、J、Kの4つだけは『3.0mm』に設定してみました。

 このような設定は専用ソフトで簡単に、直感的な操作でできるので、マニュアルも読まずにできました。



ダウンロード

 REALFORCEソフトウェアとファームウェアが公開されています。
 マニュアル類もPDFでダウンロードできます。

REALFORCE: ダウンロード&アップデート情報




痛みは消えるのか?


 先ほど届いたばかりで何とも言えませんが、大いに期待ができるキーボードです。

 今日も指は痛いのですが、このキーボードならばサポーター無しでもキー入力ができます。

 という事は、今後、指が痛くなる原因が無くなるのではないかと期待しています。




 今回の解決策は『音声入力を使ってみる』『キーボードを買い替える』でした。

 Googleの音声入力はタダなのですぐにチャレンジ、キーボードは数万円の出費になりますので慎重にならざるを得ません。

 2~3万円を出す価値のあるキーボードと出会う事ができましたので、あとは自身の仕事がキーボードに見合うかがキーになると思います。

 COVID-19流行拡大以降、キーボードを触る機会はますます増えていますので、3万円以上の価値を見出せるのではないかと考えています。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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ICT・AI・robo

Find a clean HDMI camera

Many cameras have an LCD screen.
Many cameras are equipped with HDMI output.
The LCD screen usually shows the battery level and other information.
Those displays are necessary for the photographer, but not for the viewer.

I searched for a "clean HDMI camera" that can turn off such information display.




Clean HDMI

There are various names such as "HDMI pass-through" and "through output". Today I will write it as "clean HDMI".


HDMI output

Not all models have HDMI output, but you can assume that most of them do.

However, the output method can be roughly divided into one that is only for displaying what is recorded on an SD card etc. on a large screen, and the other is that that can output the image being shot in real time in addition to the above functions. Become.

In my opinion, many simple digital cameras and inexpensive action cameras only display recordings. (It's a private impression)

Many DSNR and camcorders in recent years can output in real time.



clean HDMI

Digital cameras that can output HDMI can be roughly divided into two types: the "clean HDMI" type that outputs what is reflected on the lens as it is, and the "slave" type that outputs the image reflected on the LCD screen of the main unit.

The battery level and ISO sensitivity are information that viewers do not need, so if you want to use it for web distribution, you will want a through-type camera.




Is this camera type clean HDMI?


Prepare a camera and experiment

I will start with the obvious thing, "You can understand it by trying it with an actual camera."

Connect the camera and monitor with an HDMI cable and check the image.

There are two things you can see here.
One is whether or not the video being shot can be displayed in real time.
The other is whether or not the information display of the main subject disappears.



Camera that can display only recorded video

I think this is a type that cannot be used as a webcam.

All the compact digital cameras I own could only output the images recorded on the SD card.
It turns out that it can't be used as a webcam.
The cameras I tried are as follows.

Olympus XZ-1

Canon PowerShot SX720 HS

APEMAN A66



Information is displayed

The figure below is for reference, but the ISO sensitivity and F value are displayed along with the captured image.

There are some cameras that can be turned off by setting this display and some that cannot.

Unfortunately, my DSLR camera α65 (SONY) and action camera A79 (apeman) were able to output HDMI, but the information display could not be erased.

It turned out that 2 compact digital cameras, 2 action cameras, and 1 DSLR do not support clean HDMI.

SONY α65(SLT-A65V)

APEMAN A79



Clean HDMI

When the output is clean, the video is monitored by the HDMI cable.

For my camera, the DSLR EOS 90D (Canon) I bought this year and the camcorder 10 years ago supported clean HDMI.
We confirmed the video cameras with three models: HDR-CX270V (SONY) released in 2012, HDR-PJ20 (SONY) released in 2011, and HDR-CX370V (SONY) released in 2010.

Canon EOS 90D (Japan)

SONY HDR-PJ20 (Japan)

SONY HDR-CX270V (Japan)

SONY HDR-CX370V (Japan)


It is a Canon digital SLR with 4K support and an APS-C sensor with 32.5 million pixels.



Need a capture board?

Required in principle

Generally, a personal computer does not have a function to capture an external image in real time.

Most webcams convert USB data with software.

In order to capture HDMI real-time video to a personal computer, it must be converted to data that can be handled by USB.



Buy a capture board

Since it converts digital images via HDMI to digital data via USB, it is more compact than devices in the analog era.

I use Blackmagic Design's ATEM Mini series.

It is excellent. A 4-channel switcher can be made for 40,000 yen. There is no other. If you buy a switcher, it's hard to think of anything other than ATEM Mini. I also use it.


Diverse means after the COVID-19 epidemic

Previously, even a multi-thousand dollar camera couldn't be turned into a webcam.
After the spread of the COVID-19 epidemic, demand for webcams increased around the world, and each company responded.
As a result, cameras released in recent years can be used as webcams by connecting to a personal computer via a USB cable.

My EOS 90D works fine on Windows and Mac without any firmware changes.



Status of each company's support for webcam conversion

By using the following software, you will be able to use the DSLR as a webcam without a capture board.

Canon US: EOS WEBCAM UTILITY

SONY: Imaging Edge Webcam

Panasonic: LUMIX Tether for streaming (Beta)

NIKON: Webcam Utility Beta

FUJIFILM: FUJIFILM X Webcam

Olympus: OM-D Webcam Beta




Capture board model

1 to 1

If you have only one input such as a camera or game console, you can select a simple type.

I think it's a good idea to assume that the price will be around 2,000 to 20,000 yen.

The 20,000 yen capture board has excellent stability, but for those who need stability, we recommend the 4-input type.

It is a 4K compatible HDMI capture board. The list of compatible cameras makes it a reliable device. It's not cheap, but I think it's a device that won't fail.

Elgato: Supported cameras



4 inputs - 1 output

Blackmagic design's "ATEM Mini" has been in short supply for about half a year since the spring of 2020.
It is a capture board that can input 4 HDMI inputs and 2 microphones (3.5 mm), and also serves as a switcher.

Since the high-end models "ATEM Mini Pro" and "ATEM Mini Pro ISO" were released, the shortage has been resolved.

At first glance, the 120,000 yen "ATEM Mini Pro ISO" is expensive, but it has functions similar to the 500,000 yen model.

I bought "ATEM Mini Pro ISO", but it will take several years to master it. It's an economical product if you think that the fun will continue for a long time.


ATEM
Mini
ATEM
Mini
Pro
ATEM
Mini
Pro
ISO
Switching6ch
HDMI x 4
STILL x 1
Black x 1
6ch
HDMI x 4
STILL x 1
Black x 1
6ch
HDMI x 4
STILL x 1
Black x 1
Multi-view-YesYes
HDMI Output1ch1ch1ch
HDMI input4ch4ch4ch
Microphone input2ch2ch2ch
PC delivery 
via USB-C
YesYesYes
Direct delivery 
via LAN
-YesYes
Output content video audio recording-YesYes
Simultaneous HDMI video recording for all inputs--4ch
Simultaneous MIC / HDMI audio recording for all inputs--6ch
DaVinci Resolve project file--Yes
Market price40,000 yen80,000 yen120,000 yen


ATEM Mini

I made a reservation at Yodobashi around February, but after all, a high-end model was released without being available, so I jumped at a new product and procured it, but I think that this model is sufficient at my level.

This is the basic model of the ATEM Mini series. The feature of ATEM Mini is that you can add effects as well as output what you input. For example, when switching the camera from No. 1 to No. 2, you can add not only a momentary switch but also a slow switch effect. I think that it is enough if the 40,000 yen level is equipped with such functions.

ATEM Mini Pro

It's a Pro that feels like a model with enhanced network functions on ATEM Mini. You can connect a LAN cable and deliver directly.

It is a high-end model of the ATEM Mini series. With this one, you can distribute YouTube without a personal computer, and the network functions are substantial. You can also do picture-in-picture (wipe) and chroma key (stand in front of a green screen and compose). It is also attractive to be able to record by connecting a storage device to the USB-C port.

ATEM Mini Pro ISO

As of fall 2020, it is the top model in the ATEM Mini series. It feels like it has all the features you need to stream videos in your home, and it also has the features you want when holding an increasing number of webinars.
 I have this device at hand. I bought it forcibly.

ATEM Mini Pro ISO with excellent recording function. In addition to being able to record live video after switching that is output via HDMI, each of the 4 HDMI input channels can be recorded independently, so you can edit it later. Recording can be recorded on an SSD drive or SD card connected via USB-C, but since up to two of these can be recognized at the same time, even if one reaches the capacity limit, it can be recorded on the other drive for long-term shooting. Can also be supported.

My device is uniquely reinforced to make it harder to break.
In particular, we try to avoid damage to the connector due to plugging and unplugging the cable.
Please check this out for details. (click here)




Buy a clean HDMI camera
Is it new or used?


Sony or Canon for new DSLR

I have the impression that Sony has the most models that can be used for clean HDMI, followed by Canon.

Both manufacturers seem to support clean HDMI for the current model, so I think both are good if you buy a new one.

Since Canon first provided free software for converting to a webcam via USB connection, I think that there is a lot of interest in expanding its use on the Web.
However, Canon DSLR cameras are not completely perfect for clean HDMI, and when autofocus is set, a white frame is displayed, so it should be manual.

If you buy a single-lens reflex camera, you can freely choose according to the performance and taste of the camera. The range is wide, from 100,000 yen to hundreds of thousands of yen.

I have an entry model Sony α65 and a high amateur model Canon EOS 90D, but I don't feel any difference as a camera.
Probably, I think that you can see the difference if you take various pictures from now on, but since I am only using it indoors for product photography etc. so far, I am starting to think that anything is fine.

Regarding the conversion to a webcam, it is not possible to compare because α65 is not supported, but I think that there is not much difference with a single-lens reflex camera if you place the camera 1 m away and use it alone.

If you use a wide-angle lens or macro lens properly, it will be more interesting.

It's been less than half a year since I bought the Canon EOS 90D, but when my friend asks me which one to buy now, I feel like I'd say SONY.
I myself had a lot of EOS supplies such as lenses and strobes, so I don't regret it with the EOS 90D.

It is a single-lens reflex camera (mirror) of the EOS series, high amateur. I also use it, so of course I recommend it. There are plenty of accessories and many aftermarket products, so it is easy to customize according to the application. For web conferencing, it's a good idea to buy additional lenses, USB or HDMI cables, power supplies, and tripods.

It is a product in the affordable price range in Sony's Alpha series. If you are particular about lenses, you can buy just the body. I think it's a good idea to look at a budget of around 200,000 yen.

Canon
EOS 90D
SONY
α7 III
Effective pixel32.5 million pixels24.2 million pixels
SensorCMOSCMOS
LensCanon EF mountSONY E mount
RecordDCF2.0DCF2.0
Photograph formatJPEG, RAWJPEG, RAW
Video formatMP4MP4
4K4K4K
ISO110-25600110-51200
Shutter1/8000-30 seconds1/8000-30 seconds
Built-in strobeRetractable type-
Dimming methodE-TTL II automatic dimmingP-TTL dimming
HDMI terminalMiniMicro
Clean HDMIYesYes
Mass701g650g


New compact digital camera is Sony's choice

Personally, I like Sony's DSC-WX800, which has both a USB webcam and clean HDMI.
It is also attractive that you can get change for 50,000 yen.

In the new normal state, participation in web conferences will increase even when you are out.
If I have more opportunities for business trips in the future, I will want to carry my camera far away.
I would like to have something similar to the camera (SX720HS, Canon) that I always carry with me.

I compared the high-end model SX740HS of the current product with the WX800 of SONY.

With the optical zoom, there was a big difference of 40x for Canon and 28x for SONY, but there was no big difference in image quality and functions for normal shooting.

There was a big difference between whether or not clean HDMI output was possible and whether or not it could be converted to a USB webcam.
Both SONY is OK, Canon is NG.
This difference is large.

24-720mm zoom is possible with ZEISS lenses. The wide-angle 24mm is also useful for web conferencing. Since there is a 180 degree movable monitor, the shooting function as a camera is enhanced. It is an excellent product that can be used for both web and photography.
SONY
WX800
Canon
SX740
sensor1 / 2.3 type
Exmor R CMOS
1 / 2.3 type
high sensitivity CMOS
Total number of pixels21.1 million pixels21.1 million pixels
Number of effective pixels18.2 million pixels20.3 million pixels
F value (open)F3.5 (wide end)
F6.4 (tele end)
F3.3 (wide end)
F6.9 (tele end)
Focal lengthf = 4.25-118mm4.3-172mm
Optical zoom28x40x
focusAuto (AF-S)
Auto (AF-C)
TTL auto
manual
AFLock-on AF
ISO sensitivity80-3200100-3200
Minimum illuminance9lux
Shutter speed1 to 1/2000 seconds1 to 1/3200 seconds
Aperture-F3.3-F8.0 (W)
F6.9-F8.0 (T)
strobe0.3-5.4m (W)
2.5-3.0m (T)
0.5-5m (W)
2-2.5m (T)
monitor3.0 type (4: 3) TFT LCD3.0 type cormorant TFT
Monitor angleAdjustable 180 degrees upAdjustable 180 degrees up
self timer2s / 5s / 10s2s / 10s / custom
PanoramaSwing panorama-
3D--
GPS--
NFCYes-
Wi-FiYesYes
Bluetooth-Yes
mediamicroSDSD
4K4K4K
BatteryNP-BX1NB-13L
USB chargingYesYes
USB connected webcamYes
(Imaging Edge)
-
clean HDMIYes-
HDMI terminalmicromicro

Canon: PowerShot SX740 HS

SONY: DSC-WX800

SONY: Imaging Edge Webcam



Sony to buy a used camera

Sony will support clean HDMI for video cameras (Handycam) released after 2010, single-lens reflex cameras after α7 series released in November 2013, and compact digital cameras after 2015. Therefore, it is easy to aim for Sony used cameras.

Handycam models before 2009 are still used and are on the market, so be careful when buying them.

For single-lens reflex cameras, the models up to α65 that I have are NG, and the α7 after that are OK.

I aimed at the flea market app "PayPay flea market" or the auction site "Yahoo Auction".

The HDR-PJ20 released in 2011 was a camera capable of clean HDMI output, so I thought that the HDR-CX270V released in 2012 could also output clean HDMI, so I made a successful bid at the Yahoo auction.
Since the seller indicated that this camera had a lens system failure "E: 62: 11", there were few bidders, and I made a successful bid for 3,457 yen including shipping.
The camera that arrived was repaired and is still in use.

After that, the HDR-CX370V released in 2010 also won the auction.
This camera had no battey or power cable.
I made a successful bid for 1,320 yen including shipping.
By buying this camera, I found that the 2010 Handycam also supports clean HDMI output.




SONY camcorder

Clean HDMI setting

Set to the video shooting mode and press "MENU" on the touch panel.

Select "Setup" from the displayed menu, select "HDIMI Resolution", and make any settings. Auto is fine, but if the compatibility is bad, set it arbitrarily such as 1080p.

In the same setup menu, look for "Demo Mode" and turn it off.

If the camera brightness setting does not match the web distribution, select "Camera / Microphone" from the menu and manually adjust "White Balance" and "Camera Brightness".   

Although it is optional, digital zoom and camera shake correction are not used, so it is recommended to turn it off.



Correspondence situation

What we know for sure now is that the PJ20 released in February 2011 is already compatible, so we can expect it from future cameras.

As a result of purchasing HDR-CX270V and HDR-CX370V and experimenting, it was found that clean HDMI was performed.
As a result, it was found that the models released in 2010 are also compatible, so it can be expected that Handycams starting with "HDR-" from 2010 to 2020 are already compatible.

Model numberCorrespondenceRemarks
FDR-AX45OK
Reference
Released in February 2018 , HDMI Micro
FDR-AX60??Released in February 2018 , HDMI Micro
FDR-AX700OK
Reference
Released in December 2017 , HDMI
HDR-CX470??Released in April 2017 , HDMI Micro
HDR-CX680OK
Reference
Released in January 2017 , HDMI Micro
HDR-PJ680??Released in January 2017 , HDMI Micro
FDR-X3000OK
Reference
Released in June 2016
FDR-AX40??Released in February 2016 , 4K
FDR-AX55??Released in February 2016 , 4K
HDR-CX485??Released in January 2016
HDR-CX675??Released in January 2016
HDR-PJ675??Released in January 2016
HDR-CX480??Released in January 2015
HDR-CX670??Released in January 2015
HDR-PJ670??Released in January 2015
FDR-AXP35??Released in January 2015 , 4K
FDR-AX30??Released in January 2015 , 4K
FDR-AX100??Released in March 2014
HDR-CX900??Released in March 2014
HDR-CX420??Released in January 2014
HDR-CX535??Released in January 2014
HDR-PJ540??Released in January 2014
HDR-PJ800??Released in January 2014
HDR-GW66V??Released in June 2013
HDR-GWP88V??Released in June 2013
HDR-PJ790V??Released in January 2013
HDR-CX430V??Released in January 2013
HDR-CX630V??Released in January 2013
HDR-PJ630V??Released in January 2013
HDR-CX390??Released in January 2013
HDR-PJ390??Released in January 2013
HDR-GW77V??Released in May 2012
HDR-CX720V??Released in March 2012
HDR-PJ760V??Released in March 2012
HDR-CX270VOK
Our exam
Our exam
Released in January 2012 , HDMI Mini
HDR-CX590VOK
Reference
Released in January 2012 , HDMI Mini
HDR-PJ590V??Released in January 2012
HDR-PJ210??Released in February 2012
HDR-CX180??Released in February 2011
HDR-CX560V??Released in February 2011
HDR-CX700V??Released in February 2011
HDR-PJ40V??Released in February 2011
HDR-PJ20OK
Our exam
Released in February 2011 , HDMI Mini
HDR-CX370VOK
Our exam
Released in January 2010, HDMI Mini
HDR-CX550V??Released in January 2010
HDR-XR550V??Released in January 2010

SONY: Handycam production finished product

Power supply

In order to withstand long-term use, I think you have two choices: load a large capacity battery or connect it to AC power.

I felt that it would be easy to win for more than an hour just by using the large capacity battery of the Handycam, but the battery deteriorates, and if there are meetings several times a day, the charge will not catch up.

DC continuous power supply using the included AC adapter, but there is no particular problem even if you use it for half a day.
In particular, I don't attach a cooling fan or let it rest on the way.

Compatible power supply for SONY Handycam. It is USB instead of AC100V. If you have enough power, you can run it on a mobile battery.



Sony DSLR camera

Clean HDMI setting

Clean HDMI can be performed by turning off the HDMI information display from the setting menu.

MENU -> Setup -> HDMI information display -> Off

If you browse the instruction manual from the SONY website, you will find the setting method for each model, but they are all the same.

Correspondence situation

I know that the Information screen cannot be turned off with the α65 I have.

If you look at the specifications table of the α7S II, you may find that "ON / OFF" is kindly written in the "HDMI information display" column, so these models are compatible with clean HDMI that can turn off the display. I think it's good to see.

Reference SONY: HDMI information display

Model numberCorrespondenceRemarks
α7S III??October 2020, HDMI (A)
α9 IIOK
Spec
November 2019, HDMI information display (off), HDMI micro
α6600OK
Spec
November 2019, HDMI information display (off), HDMI micro
α6100OK
Spec
October 2019, HDMI information display (off), HDMI micro
α7R IVOK
Spec
September 2019, HDMI information display (off), HDMI micro
α6400OK
Spec
February 2019, HDMI information display (off), HDMI micro
DSC-HX99OK
Help
November 2018, HDMI information display (none), HDMI micro
DSC-WX800OK
Help
November 2018, HDMI information display (none), HDMI micro
DSC-WX700OK
Help
November 2018, HDMI information display (none), HDMI micro
α7 IIIOK
Reference
spec
March 2018, HDMI information display (off), HDMI micro
α7R IIIOK
Spec
November 2017, HDMI information display (off), HDMI micro
α9OK
Spec
May 2017, HDMI information display (off), HDMI micro
α99 IIOK
Spec
November 2016, HDMI information display (off), HDMI micro
α6500OK
Spec
December 2016, HDMI information display (off), HDMI micro
α6300OK
Reference
March 2016
α7S IIOK
Spec
October 2015, HDMI information display (off), HDMI micro
α7R IIOK
Spec
August 2015, HDMI information display (off), HDMI micro
DSC-HX90VOK
Help
June 2015, HDMI information display (none), HDMI micro
DSC-WX500OK
Help
June 2015, HDMI information display (none), HDMI micro
α7 IIOK
Spec
December 2014, HDMI information display (off), HDMI micro
α7SOK
Spec
December 2014, HDMI information display (off), HDMI micro
α77 II??
Spec
June 2014, HDMI information display (●), HDMI micro
α6000OK
Spec
March 2014, HDMI information display (off), HDMI micro
DSC-HX60V??
help
March 2014, no official description
DSC-WX350??March 2014, no official description
α7OK
Spec
November 2013, HDMI information display (off), HDMI micro
α7ROK
Spec
November 2013, HDMI information display (off), HDMI micro
NEX-5T-
Spec
September 2013, HDMI information display (-), HDMI mini
α65-
Our exam
August 2013, HDMI Mini
α58August 2013
DSC-HX400VApril 2013
NEX-3NMarch 2013
NEX-6November 2012
NEX-5RNovember 2012
α99October 2012
NEX-F3June 2012

Power supply

Before confirming the clean HDMI, I bought it considering the constant power supply.
Since the α65 at hand is not clean HDMI, I will not use it as a webcam, and since it can handle movie shooting with a battery, there is no turn, but I bought it in May 2020.

I didn't even look directly at the connector where the wire was inserted, but the connector that supports constant power supply is firmly installed.

I bought a compatible product (non-genuine), but since the connector is designed to be just right, it takes some daring to insert it. Once you get used to it, you can easily insert it.

Many of the following products are compatible models, but please make sure that they match your camera.

This is an AC adapter that can be used by plugging it into the power connector of a Sony SLR camera. Insert it firmly into the connector.



Canon DSLR camera

Clean HDMI setting

If you set the camera to movie shooting mode and press the "INFO" button on the main unit, the information display on the screen will switch between more, less, and none.

It is necessary to display information because I think that it is possible to shoot with a remote control while looking at the screen, but it is also supported when you want to make it "nothing" like when converting to a webcam.

The big challenge here is to see a white border in focus.
If you turn off autofocus (AF) and turn the switch on the lens to manual (MF), the white frame disappears.
It does not have to be autofocus for web conferences and lectures, but be careful when camera work is required for active discussions.

I hope that the white frame will disappear with the firmware update.

It seems that there are people in the United States who have the same problem, and I saw discussions on the Canon US website . M50 is Kiss M in Japan, but it seems that there is no choice but to erase the white frame of focus by changing AF->MF.

For now, I have placed the camera and chair before the meeting and put my palm in the position where my face comes to adjust the focus. Since it is a single-lens reflex camera, it is a beautiful image that you can see fingerprints.

In addition, in the case of a webcam connected with a USB cable, there is no face tracking with a white frame even if AF is on.

Since it is necessary to support for a long time by making it on the web, an external power supply is connected.

This power supply removes the battery of the SLR camera, inserts a dummy battery (electrode) in the space, and connects the cable to the USB output AC adapter.
I use an aftermarket product, but since there is a similar product with genuine Canon, the camera side is already compatible, and the battery mounting part has a rubber stopper to pull out the cable.

Correspondence situation

In the case of Canon, if the specifications say that "video without information display can be output", you can confirm that clean HDMI is possible.

The Canon US site has FAQs entitled "Clean HDMI Solution" and "Cameras with" Clean HDMI output "".

[Reference] USA Canon: Cameras with "Clean HDMI output"

[Reference] USA Canon: Clean HDMI Solution

Model numberCorrespondenceRemarks
EOS RaOK
Official
December 2019
EOS M200OK
Official
US Official
October 2019
EOS 90DOK*
Our exam
official
US official
September 2019
EOS Kiss X10April 2019
EOS RPOK
Official
US Official
March 2019
PowerShot SX70 HSDecember 2018
EOS ROK
Official
US Official
October 2018
PowerShot SX740 HSAugust 2018
EOS Kiss MOK(*)
Reference (US)
March 2018
EOS Kiss X90March 2018
PowerShot G1 X Mark IIIOK
US official
November 2017
EOS M100October 2017
EOS 6D Mark II-
Reference
August 2017
EOS Kiss X9July 2017
PowerShot SX730 HSMay 2017
EOS Kiss X9iApril 2017
EOS 9000DApril 2017
EOS M6OK
US official
April 2017
iVIS HF R82 / R800OK
US official
February 2017
PowerShot SX430 ISFebruary 2017
PowerShot G9 X Mark IIFebruary 2017
EOS M5November 2016
EOS 5D Mark IVOK
Official
reference
US official
September 2016
PowerShot SX620 HSMay 2016
EOS Kiss X80April 2016
PowerShot G7 X Mark IIApril 2016
EOS 1D X Mark IIOK
US official
April 2016
PowerShot SX720 HS-March 2016
EOS 80D-
Reference
March 2016
PowerShot SX420 ISFebruary 2016
EOS 5Ds / 5Ds RJune 2015
EOS 8000DApril 2015
EOS Kiss X8iApril 2015
EOS M3March 2015
EOS 7D Mark IIOK
Official
reference
US official
November 2014
EOS Kiss X70March 2014
EOS M2December 2013
EOS 70D-
Reference
August 2013
EOS Kiss X7April 2013
EOS Kiss X7iApril 2013
EOS 6D-
Reference
November 2012
EOS MSeptember 2012
EOS 60DaApril 2012
EOS-1D XMarch 2012
EOS 5D Mark IIIOK
Reference
March 2012
EOS 60D-
Reference
September 2010
EOS-1D Mark IVDecember 2009
EOS 7D-
Reference
October 2009

Reference: CANON CAMERA MUSEUM

Reference: Google search "Output video without information display"

Power supply

Canon DSLR cameras have a coupler-type power supply that replaces the battery.

Genuine products are good, but I think compatible products are also good.

The compatible product I'm using is USB dual, powered by two USB cables.
If you try to start both by connecting to the mobile battery, it may not start. Probably not enough voltage.
Therefore, one is connected to a USB power supply and one is connected to a battery. After booting, even if the USB power was turned off, it was operating only with the mobile battery.

This is a type of cable that connects to an external power supply by removing the standard battery of a single-lens reflex camera and inserting a dummy coupler into it. Canon's SLR cameras also come with a rubber cover that assumes such a thing from the beginning, so it fits neatly. Since there are dual USB (2), I connect one to the USB power supply, the other to the USB mobile battery, and the mobile battery is further connected to the USB power supply to constantly charge.



Panasonic camcorder

Clean HDMI setting

Select "Date and time display" from the camera setup and select "Off" to turn off the date and time display.

Similarly, if you select "External display" from the setup and select "Off", the icon display such as shooting mode disappears.

The instruction manual states, "If you connect this unit to a TV in shooting mode, howling may occur. Please connect this unit to the TV after switching to the playback mode. ”So, I think that the model that causes howling means that you can display real-time video on the monitor.

There is no mention in the manuals or catalogs that "everything can be erased", so it seems that there is no choice but to experiment.

Correspondence situation

Model numberCorrespondenceRemarks
HC-VX992M / VZX992M4K
HC-WX2M / WZX2M4K
HC-VX2M / VZX2M4K
HC-W590M / WZ590MFull HD
HC-X15004K, high spec
HC-WXF1M / WZXF1M4K, high spec, released in June 2018
HC-X20004K, high spec
HC-WX1M / WZX1M
Reference
4K, released in June 2018
HC-VX1M / VZX1M4K, released in June 2018
HC-VX990M / VZX990M
Reference
4K, released in June 2018
HC-VX985M
Reference
reference
Full HD, released in February 2017
HC-V480MSFull HD, released in September 2016
HC-V360MS
Reference
instruction manual
Full HD, released in September 2016 , HDMI mini



Panasonic DSLR camera

Correspondence situation

Model numberCorrespondenceRemarks
GH5
Reference
reference
GH4
Reference
reference
GH3
Reference
reference
GH2
Reference
G9
Reference
G8
Reference
reference
G7
Reference
reference
GX8
Reference
reference
GX7MK2
Reference
FZH1
Reference
reference
FZ1000
Reference
reference
FZ300
Reference
reference
TX1
Reference
reference



Nikon DSLR camera

Correspondence situation

Model numberCorrespondenceRemarks
D7200
Reference
D5600
Reference
D5500
Reference
D5300
Reference
D5200
Reference
There is a little black frame
D5100×
Reference



FUJIFILM DSLR camera

Correspondence situation

Model numberCorrespondenceRemarks
??????



Olympus DSLR camera

Correspondence situation

Model numberCorrespondenceRemarks
XZ-1×
Our exam
Released in February 2011, HDMI Micro



Thank you for reading it until the very end.

カテゴリー
ICT・AI・robo

【機種編】『HDMIパススルー・クリーン出力するカメラを探す』 -今日の課題-

★今日の課題★
カメラのレンズに映る画像をそのままHDMI出力する。

いま在る古いカメラが、ウェブカメラになる。
家庭用ムービーカメラ、コンデジ、一眼レフ、活用術。


1.概要

2.対応機種(このページ)

となりのページ
このページ



 HDMIパススルー(クリーン出力)については概要編で述べたとおりです。

 では実際に、どの機種を使えばHDMIパススルー(クリーン出力)ができるのかを調べてみました。

 全機種網羅とはなっていませんので、お気づきの情報がございましたらご提供願います。

withコロナ時代の出張中のビジネスホテルの部屋です。大荷物での移動です。



目次

各社カメラのHDMIスルー対応状況

SONY 対応状況 ビデオカメラ

SONY 対応状況 一眼レフカメラ・コンデジ

Canon 対応状況 一眼レフカメラ・コンデジ

Panasonic 対応状況 ビデオカメラ

Panasonic 対応状況 一眼レフカメラ・コンデジ

Nikon 対応状況

富士フイルム 対応状況

オリンパス 対応状況

リコー(PENTAX) 対応状況

JVC 対応状況

APEMAN対応状況




SONYビデオカメラ

HDMIスルー設定

 ビデオ(動画)撮影するモードにしてタッチパネルの『MENU』を押します。

 表示されたメニューから『セットアップ』を選び、『HDIMI解像度』を選び任意の設定をします。オートでも良いですが、相性が悪い場合は1080pなど任意に設定します。

 同じセットアップメニューで『デモモード』を探して『切』にします。

 カメラの明るさ設定がウェブ配信と合わない場合はメニューから『カメラ・マイク』を選び、次いで『ホワイトバランス』や『カメラ明るさ』をマニュアル調整します。   

 任意ですがデジタルズーム、手ブレ補正などは使わないので『切』にしておくと良いと思います。


対応状況

 いま確実にわかっている事は2010年1月発売のCX370、2011年2月発売のPJ20が対応済であることから、これ以降のカメラにはHDMIスルー(クリーン出力)が期待できることです。

対応欄凡例 ○:HDMIスルー対応確認済/×:HDMIスルー非対応確認済/?:不明 

型番対応備考
FDR-AX45
参考
2018年2月発売、HDMIマイクロ
FDR-AX602018年2月発売、HDMIマイクロ、ごりぽん様ご報告
FDR-AX700
参考
2017年12月発売、HDMI
HDR-CX4702017年4月発売、HDMIマイクロ、ゆきか様ご報告
HDR-CX680
参考
2017年1月発売、HDMIマイクロ、小倉様、立花様、Yasu様ご報告
HDR-PJ6802017年1月発売、HDMIマイクロ
FDR-X3000
参考
2016年6月発売
FDR-AX402016年2月発売、4K
FDR-AX552016年2月発売、4K
HDR-CX4852016年1月発売、Mstk様ご報告
HDR-CX6752016年1月発売
HDR-PJ6752016年1月発売
HDR-CX4802015年1月発売
HDR-CX6702015年1月発売
HDR-PJ6702015年1月発売、GHL#003様ご報告
FDR-AXP352015年1月発売、4K
FDR-AX302015年1月発売、4K
FDR-AX1002014年3月発売
HDR-CX9002014年3月発売
HDR-CX4202014年1月発売、チャオ様ご報告
HDR-CX5352014年1月発売、norijane様ご報告
HDR-PJ5402014年1月発売
HDR-PJ8002014年1月発売
HDR-GW66V2013年6月発売
HDR-GWP88V2013年6月発売
HDR-PJ790V2013年1月発売
HDR-CX430V2013年1月発売、sawaddii様ご報告
HDR-CX630V2013年1月発売
HDR-PJ630V2013年1月発売
HDR-CX3902013年1月発売
HDR-PJ3902013年1月発売、(や)様ご報告
HDR-GW77V2012年5月発売
HDR-CX720V2012年3月発売
HDR-PJ760V2012年3月発売
HDR-CX270V
自験例
自験例
2012年1月発売、HDMIミニ
HDR-CX590V
参考
2012年1月発売、HDMIミニ、あいうえお様ご報告
HDR-PJ590V2012年1月発売、ぜんちゃん様ご報告
HDR-PJ2102012年2月発売
HDR-CX1802011年2月発売、テスト推奨様ご報告
HDR-CX560V2011年2月発売、関様ご報告、テスト推奨様ご報告
HDR-CX700V2011年2月発売、関様ご報告
HDR-PJ40V2011年2月発売
HDR-PJ20
自験例
2011年2月発売、HDMIミニ
HDR-CX370V
自験例
2010年1月発売、HDMIミニ
HDR-CX550V2010年1月発売
HDR-XR550V2010年1月発売
HDR-C1702010年1月発売、TY様ご報告
HDR-XR1002009年2月発売、TY様ご報告

[参考]SONY: Handycam生産完了品

 なお、現行機種(新品)で対応済が複数報告されていて、リーズナブルな機種はCX470です。ネット通販や家電量販店で今でも売っています。

SONYのハンディカムです。撮影時重量215g、内蔵メモリー容量32GBです。SDカードは要らないレベルです。撮像素子はCMOSです。キレイという事です。広角26.8mmなので、デスクに置いてウェブカメラとして使うには良いと思います。

 オフィスでも自宅でも、ウェブ会議に参加するとなれば何らかの机の上にパソコンを置いて、そこに椅子を置いて座って、というスタイルだと思います。焦点距離が大きい望遠レンズなどではカメラを数メートル先に置かなければなりません。
 Handycamは光学ズーム性能に優れており運動会などで重宝しますが、広角性能も優れています。
 大きく分類すると、f値という数字の35mmフルサイズ規格カメラ換算で26.8mmと29.8mmがあることがわかりました。下表はウェブ会議の標準である16:9時の分類です。

【26.0mm】
HDR-PJ790V、HDR-CX720V、HDR-PJ760V
【26.3mm】
HDR-CX560V、HDR-CX700V
【26.8mm】
FDR-AX45、FDR-AX60、HDR-CX470、HDR-CX680、HDR-PJ680、FDR-AX40、FDR-AX55、HDR-CX485、HDR-CX675、HDR-PJ675、HDR-CX480、HDR-CX670、HDR-PJ670、HDR-CX420、HDR-CX535、HDR-PJ540、HDR-PJ800、HDR-CX430V、HDR-CX630V、HDR-PJ630V、HDR-CX390、HDR-PJ390、HDR-CX590V、HDR-PJ590V
【29.0mm】
FDR-AX700、FDR-AX100、FDR-AX900
【29.8mm】
FDR-AXP35、FDR-AX30、HDR-GW66V、HDR-GWP88V、HDR-GW77V、HDR-CX270V、HDR-CX180、HDR-PJ40V、HDR-PJ20V、HDR-CX370V、HDR-CX550V、HDR-XR550V
【36mm】
HDR-PJ210

ご協力くださった皆様

【2020年10月10日追記】
 HDR-CX270VとHDR-CX370Vを購入して実験した結果HDMIパススルー(クリーン出力)することが判明しました。
 これにより、2010年発売の機種でも対応済であることがわかりましたので、2010~2021年の"HDR-"で始まるハンディカムは対応済であることが期待できます。
【2020年11月17日追記】
 HDR-CX420がチャオ様のご報告により対応できる事がわかりました。
【2020年12月21日追記】
 HDR-CX430Vがsawaddii様のご報告により対応できる事がわかりました。
【2020年12月24日】
 HDR-CX390が(や)様のご報告により対応できる事がわかりました。
【2021年1月28日追記】
 HDR-CX485がMstk様のご報告により対応できる事がわかりました。
【2021年2月2日追記】
 HDR-CX470がゆきか様のご報告により対応できる事がわかりました。
【2021年2月3日追記】
 HDR-PJ670がGHL#003様のご報告により対応できる事がわかりました。
【2021年2月28日追記】
 HDR-CX470が小椋様のご報告により対応が再確認されました。
 HDR-CX680が小椋様のご報告により対応できる事がわかりました。
【2021年4月1日追記】
 立花様より下記ご報告を頂戴しました。
 HDR-CX470はHDMIスルー時に音声が出力できないとの事。
 HDR-CX680は080p,1080i,720pで出力可能。
 FDR-AX45は4K撮影モードでは出力できないとの事です。
【2021年4月11日追記】
 FDR-AX60がごりぽん様よりご報告によりのスルー出力が実機確認され、4K撮影モードでは出力できない事がわかりました。
【2021年5月21日追記】
 HDR-PJ670について小倉様、立花様に続きYasu様からも対応可能の報告がありました。
【2021年5月22日追記】
 HDR-CX700とCX560が関恵嗣様のご報告により対応できる事がわかりました。
【2021年6月6日追記】
 HDR-CX590があいうえお様のご報告により対応できる事がわかりました。
【2021年6月7日追記】
 HDR-CX180とCX5660がテスト推奨様のご報告により対応できる事がわかりました。
【2021年6月10日追記】
 HDR-PJ760V、FDR-X30000、FDR-AX60がチョウセイカイ様のご報告により対応できる事がわかりました。
 ZV-1はキャプチャボードなしでウェブカメラになる旨のご報告を頂きました。
【2021年6月14日追記】
 HDR-CX535がnorijane様のご報告により対応できる事がわかりました。
【2021年7月6日追記】
 HDR-XR100とHDR-CX170がTY様のご報告により対応できる事がわかりました。

電源(SONYビデオカメラ)

 長時間使用に耐えらえるようにするには、大容量バッテリを積むか、AC電源に接続するかの二択になると思います。

 ハンディカムの大容量バッテリを使うだけでも1時間以上は楽勝という感じでしたが、バッテリは劣化しますし、1日に数回会議などがあれば、充電が追い付かなくなります。

 付属のACアダプタ、またはAmazonで買ったジェネリック品のACアダプタを使ったDC連続給電ですが、こちらは半日使用しても特にトラブルはありません。長い日では8時~22時頃まで使ってもいますが、問題ありません。
 特に冷却ファンを付けるとか、途中で休ませるとかはしていません。

SONYのハンディカム用の互換電源です。AC100VではなくUSBです。パワーが足りればモバイルバッテリでも動作させることができます。
SONYのハンディカム用のAC100V互換電源です。カメラをオフィスなどで固定して使う場合に重宝します。私は、カメラ本体にバッテリも装着しているので、プラグの差替えが発生しても停電しないので、これを複数使っています。

リモートワーク用のデスクに置いたHandyCam



ソニー一眼レフカメラ

HDMIスルー設定

 設定メニューからHDMI情報表示を『切』にすることで、HDMIスルー出力(クリーン出力)できます。

MENU⇒セットアップ⇒HDMI情報表示⇒切

 SONYのウェブサイトから取扱説明書を閲覧すると、機種毎の設定方法が載っていますが、どれも同じようです。


対応状況

 手元にあるα65ではInformation画面は消すことができないことがわかっています。

 α7S IIの仕様表などを見ると『HDMI情報表示』の欄に『入/切』と親切に書いてある場合があるので、こうした機種は表示をオフにできるHDMIスルー出力(クリーン出力)対応機種と見て良いと思います。

参考 SONY: HDMI情報表示

対応欄凡例 ○:HDMIスルー対応確認済/×:HDMIスルー非対応確認済/?:不明 

型番対応備考
α7S III2020年10月、HDMI(A)
α9 II
仕様表
2019年11月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
α6600
仕様表
2019年11月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
α6100
仕様表
2019年10月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
α7R IV
仕様表
2019年9月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
α6400
仕様表
2019年2月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
DSC-HX99
ヘルプ
2018年11月、HDMI情報表示(なし)、HDMIマイクロ
DSC-WX800
ヘルプ
2018年11月、HDMI情報表示(なし)、HDMIマイクロ
※.試用レポート
DSC-WX700
ヘルプ
2018年11月、HDMI情報表示(なし)、HDMIマイクロ
α7 III
参考
仕様表
2018年3月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
α7R III
仕様表
2017年11月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
α9
仕様表
2017年5月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
α99 II
仕様表
2016年11月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
α6500
仕様表
2016年12月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
α6300
参考
2016年3月
α7S II
仕様表
2015年10月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
α7R II
仕様表
2015年8月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
DSC-HX90V
ヘルプ
2015年6月、HDMI情報表示(なし)、HDMIマイクロ
DSC-WX500
ヘルプ
2015年6月、HDMI情報表示(なし)、HDMIマイクロ
α7 II
仕様表
2014年12月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
α7S
仕様表
2014年12月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
α77 II
仕様表
2014年6月、HDMI情報表示(●)、HDMIマイクロ
α6000
仕様表
2014年3月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
DSC-HX60V
ヘルプ
2014年3月、公式記載なし
DSC-WX350×2014年3月、公式記載なし、たるとたたん様ご報告により非表示不可
α7
仕様表
2013年11月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
α7R
仕様表
2013年11月、HDMI情報表示(切)、HDMIマイクロ
NEX-5T×
仕様表
2013年9月、HDMI情報表示(-)、HDMIミニ
α65×
実機
2013年8月、HDMIミニ
α582013年8月
DSC-HX400V?2013年4月
NEX-3N?2013年3月
NEX-6?2012年11月
NEX-5R?2012年11月
α99?2012年10月
NEX-F3?2012年6月

ご協力くださった皆様

【2021年5月14日追記】
 DSC-WX350がたるとたたん様のご報告によりHDMI非表示不可であることが確認されました。

電源(SONY一眼レフカメラ)

 HDMIスルーの事を確認する前に、常時電源の事を考えて買ってしまいました。
 手元のα65はHDMIスルーではないのでウェブカメラとして使うことはなく、動画撮影もバッテリで対応

できる程度なので出番が無いのですが、2020年5月に買いました。

 線を挿すコネクタ部を直視する事も無かったのですが、常時電源供給に対応するコネクタはしっかりと搭載されています。

 互換品(非純正)を買いましたが、コネクタがギリギリピタリという設計なので、挿入するにはある程度の思い切りが必要です。慣れれば、簡単に挿せます。

 下記商品は互換機種が多いですが、お手元のカメラと合うかはしっかりご確認ください。

ソニーの一眼レフカメラの電源コネクタに差し込んで使うタイプのACアダプタです。コネクタにしっかり挿入します。

SONY: AC-PW10AM




キヤノン一眼レフカメラ


HDMIスルー設定

 カメラを動画撮影モードにして、本体の『INFO』ボタンを押すと画面の情報表示が多め、少なめ、無しと切り替わります。

 普通にカメラとして使う場合は『画面を見ながらリモコン撮影』という事もあると思いますので情報表示は必要かもしれませんが、ウェブカメラ化するときのように『画面表示無し』にしたいので、それに対応している機種がEOSにもあります。

 EOSには大きく動画モードと静止画モードがあります。

EOS 90Dの撮影者側の一部分

 ウェブカメラにするときは動画モードにします。

 動画モードにした後、MENUボタンを押して撮影設定を開き、HDMI接続時に情報を表示しない設定にすれば、一切の情報表示が消えます。静止画モードの場合は白枠が表示されます。

【参考】Canon: EOS 90D 詳細説明, HDMI出力時の情報表示, 325ページ


 静止画モードにしているとフォーカスに合わせた位置に白枠が表示されます。オートフォーカス(AF)をオフにしてレンズに付いているスイッチをマニュアル(MF)に倒せば白枠は消えます。ウェブ会議や講演などではオートフォーカスでなくても良いのですが、アクティブなディスカッションなどでカメラワークが必要な場合などは注意が必要です。

 米国でも同じ課題を抱えている人たちが居るようで、キヤノンUSのサイトでも議論を見かけました。M50とは日本ではKiss Mですが、やはりフォーカスの白枠はAF⇒MFにして消すしか無いようです。

 会議前にカメラと椅子を配置、顔が来る位置に手掌を置いてピント調整しています。一眼レフなので指紋もわかるくらいキレイな画像です。
EOS90DのAF/MF切替スイッチ

 なお、USBケーブルで接続して行うウェブカメラ化の場合はAFをオンのままでも白枠での顔追尾はありません。


 ウェブ化することで長時間対応が必要になるため、外部電源を接続しています。

 この電源は、一眼レフカメラのバッテリを取外し、そのスペースにダミーバッテリ(電極)を入れて、ケーブルをUSB出力ACアダプタに接続するものです。
 私は社外品を使っていますが、キヤノン純正でも同様の商品があるため、カメラ側も対応済で、バッテリ装着部にはケーブルを引き出すためのゴム栓が付いています。


対応状況

 キヤノンの場合、仕様などで『情報表示なし映像を出力可能』とあれば、HDMIスルーできることが確認できます。

 取扱説明書の表記では『HDMI出力時の情報表示を設定する』などの項目で情報表示を消す方法が紹介されています。

 キヤノンUSのサイトには『HDMIクリーン出力解決策』(Clean HDMI Solution)や『クリーンなHDMI出力を備えたカメラ』(Cameras with "Clean HDMI output")と題したFAQが掲載されています。

【参考】 USA Canon: Cameras with "Clean HDMI output"

【参考】 USA Canon: Clean HDMI Solution

対応欄凡例 ○:HDMIスルー対応確認済/×:HDMIスルー非対応確認済/?:不明 

型番対応備考
EOS X10i
取扱説明書P386
2020年6月、USB-Webcam対応
EOS M200
公式
US公式
2019年10月、USB-Webcam対応
EOS 90D
自験例
公式
US公式
2019年9月、USB-Webcam対応
EOS M6 Mark II
取扱説明書P280
2019年9月、USB-Webcam対応
EOS Kiss X10
取扱説明書P258
2019年4月、USB-Webcam対応
EOS RP
公式
US公式
2019年3月、USB-Webcam対応
EOS R
公式
US公式
2018年10月、USB-Webcam対応
EOS Kiss M
参考(US)
2018年3月、USB-Webcam対応
EOS Kiss X90?2018年3月、USB-Webcam対応
EOS M100?2017年10月
EOS 6D Mark II×
参考
2017年8月、USB-Webcam対応
EOS Kiss X9?2017年7月、USB-Webcam対応
EOS Kiss X9i?2017年4月、USB-Webcam対応
EOS 9000D?2017年4月、USB-Webcam対応
EOS M6
US公式
2017年4月
EOS M5?2016年11月
EOS 5D Mark IV
公式
参考
US公式
2016年9月、USB-Webcam対応
EOS Kiss X80?2016年4月、USB-Webcam対応
EOS 1D X Mark II
US公式
2016年4月、USB-Webcam対応
EOS 80D×
参考
2016年3月、USB-Webcam対応
EOS 5Ds / 5Ds R?2015年6月
EOS 8000D?2015年4月
EOS Kiss X8i?2015年4月、USB-Webcam対応
EOS M3?2015年3月
EOS 7D Mark II
公式
参考
US公式
2014年11月、USB-Webcam対応
EOS Kiss X70?2014年3月
EOS M2?2013年12月
EOS 70D×
参考
2013年8月
EOS Kiss X7?2013年4月
EOS Kiss X7i?2013年4月
EOS 6D×
参考
2012年11月
EOS M?2012年9月
EOS 60Da?2012年4月
EOS-1D X?2012年3月
EOS 5D Mark III
参考
2012年3月
EOS 60D×
参考
2010年9月
EOS-1D Mark IV?2009年12月
EOS 7D×
参考
2009年10月

参考:CANON CAMERA MUSEUM

参考:Google検索『情報表示なし映像を出力』

参考: Canon EOS 生産終了した商品


電源(キヤノン一眼レフカメラ)

 キヤノンの一眼レフには、バッテリを置換するカプラタイプの電源が用意されています。

 純正品も良いですが、互換品も良いと思います。

 私が使っている互換品はUSBデュアル、2本のUSBケーブルで電源を取ります。
 2本ともモバイルバッテリに接続して起動しようとすると、起動しないことがあります。たぶん電圧不足です。
 したがって、1本はUSB電源、1本はバッテリに接続して使っています。起動後、USB電源を落としてもモバイルバッテリだけで動作していました。

 一眼レフカメラの標準バッテリを取外し、そこへダミーのカプラを挿入して外部電源と接続するタイプのケーブルです。Canonの一眼レフには最初からそのような事を想定したゴムカバーも付いているのでキレイに収まります。USBがデュアル(2本)あるので、私は1本はUSB電源、もう1本はUSBモバイルバッテリに接続し、モバイルバッテリは更にUSB電源に接続して常時充電しています。

キヤノンカメラ(EOS以外)

対応欄凡例 ○:HDMIスルー対応確認済/×:HDMIスルー非対応確認済/?:不明 

型番対応備考
PowerShot G7 X Mark III
取扱説明書
2019年8月、USB-Webcam対応
PowerShot G5 X Mark II
取扱説明書
2019年8月、USB-Webcam対応
PowerShot SX70 HS
取扱説明書P135
2018年12月、USB-Webcam対応
PowerShot SX740 HS2018年8月
PowerShot G1 X Mark III
US公式
2017年11月
PowerShot SX730 HS?2017年5月
iVIS HF R82 / R800
US公式
2017年2月
PowerShot SX430 IS?2017年2月
PowerShot G9 X Mark II?2017年2月
PowerShot SX620 HS?2016年5月
PowerShot G7 X Mark II?2016年4月
PowerShot SX720 HS×2016年3月
PowerShot SX420 IS?2016年2月
iVIS HF M432011年2月、となりのトロロ様ご報告
IVIS HF-M322010年8月、daisuke様ご報告

[Link] Canon: PowerShot/IXY 生産終了した商品

[Link] Canon: iVIS 生産終了した商品

【2021年4月10日追記】
 iVIS HF M43がとなりのトトロ様のご報告により対応できる事がわかりました。
【2021年5月7日追記】
 iVIS HF M32がdaisuke様のご報告により対応できる事がわかりました。



Panasonic ビデオカメラ

HDMIスルー設定

 カメラのセットアップから『日時表示』を選び 『切』を選ぶと日時表示が消えます。

 同じくセットアップから『外部表示』を選び『切』を選ぶと撮影モードなどのアイコン表示が消えます。

 取扱説明書には『撮影モード時に本機をテレビに接続すると、ハウリングを起こす場合があります。再生モードに切り替えてから、本機をテレビに接続してください』という表記がありますので、ハウリングを起こす機種という事は、リアルタイムの動画をモニタに映し出すことができるという事だと思います。

 説明書やカタログなどで『すべてを消せます』ということはどこにも書いていないので、実験するしかなさそうです。



対応状況

 これまでに確認できている情報をまとめています。

対応欄凡例 ○:HDMIスルー対応確認済/×:HDMIスルー非対応確認済/?:不明 

型番対応備考
HC-VX992M/VZX992M4K、立花様ご報告
HC-WX2M/WZX2M?4K
HC-VX2M/VZX2M?4K
HC-W590M/WZ590MフルHD、小倉様ご報告
HC-X1500?4K、ハイスペック
HC-WXF1M/WZXF1M?4K、ハイスペック、2018年6月発売
HC-X2000?4K、ハイスペック
HC-WX1M/WZX1M
参考
4K、2018年6月発売
HC-VX1M/VZX1M?4K、2018年6月発売
HC-VX990M/VZX990M
参考
4K、2018年6月発売
HC-VX985M
参考
参考
フルHD、2017年2月発売
HC-V480MS?フルHD、2016年9月発売
HC-V360MS
参考
取扱説明書
フルHD、2016年9月発売、HDMIミニ、立花様ご報告
【2021年2月28日追記】
 HC-W590M、HC-W590Mが小椋様のご報告により対応できる事がわかりました。
【2021年4月1日追記】
 立花様のご報告により以下のことがわかりました。
 HC-V360MSは撮影待機中のみ音声映像可。
 HC-W590M、HC-VX992Mは撮影中でも可だが、Wi-FiやHDRモード4Kなどでは制限あり。



Panasonic 一眼レフカメラ

対応状況

対応欄凡例 ○:HDMIスルー対応確認済/×:HDMIスルー非対応確認済/?:不明 

型番対応備考
GH5
参考
参考
GH4
参考
参考
GH3
参考
参考
GH2
参考
G9
参考
G8
参考
参考
G7
参考
参考
GX8
参考
参考
GX7MK2
参考
FZH1
参考
参考
FZ1000
参考
参考
FZ300
参考
参考
TX1
参考
参考



Nikon 一眼レフカメラ

対応状況

対応欄凡例 ○:HDMIスルー対応確認済/×:HDMIスルー非対応確認済/?:不明 

型番対応備考
D7200
参考
D5600
参考
D5500
参考
D5300
参考
D5200
参考
黒枠が少しできる
D5100×
参考



富士フイルム 一眼レフカメラ

対応状況

対応欄凡例 ○:HDMIスルー対応確認済/×:HDMIスルー非対応確認済/?:不明 

型番対応備考



オリンパス 一眼レフカメラ

対応状況

対応欄凡例 ○:HDMIスルー対応確認済/×:HDMIスルー非対応確認済/?:不明 

型番対応備考
XZ-1×
自験例
2011年2月発売、HDMIマイクロ



PENTAX (RICOH)

対応状況

対応欄凡例 ○:HDMIスルー対応確認済/×:HDMIスルー非対応確認済/?:不明 

型番対応備考
Optio W90×2010年3月発売、HDMIマイクロ、ミック様情報提供



JVC

対応状況

対応欄凡例 ○:HDMIスルー対応確認済/×:HDMIスルー非対応確認済/?:不明 

型番対応備考
GZ-HM6702011年8月発売、HDMIミニ、立花様情報提供
【2021年4月1日追記】
 GZ-HM670は立花様のご報告により各種設定対応でWebカメラ化できることがわかりました。



APEMAN

 APEMAN(エイプマン)はアクションカメラやドライブレコーダー、プロジェクターなどのメーカーです。
 私はアクションカメラをバイクのドラレコとして使わせて貰っており数機種保有しています。
 コンパクトボディでも映像はキレイです。HDMIパススルーできたら最高だなと思います。

対応状況

対応欄凡例 ○:HDMIスルー対応確認済/×:HDMIスルー非対応確認済/?:不明 

型番対応備考
A100(TRAWO)4K、タッチパネル、microHDMI
A874K、タッチパネル、microHDMI
A804K
A79×
(自験例)
4K、HDMIリアルタイム出力はできるが情報表示は消せない
A77×
(自験例)
4K、HDMIリアルタイム出力はできるが情報表示は消せない
A68FullHD
A66×
(自験例)
FullHD、HDMIのリアルタイム映像出力もできない

[Link] Apemanアクションカメラ機種比較




 HDMIパススルーの概要については概要編をご覧ください。




 自験例として一眼レフ2機種、ハンディカム1機種から始まった機種編の情報提供はその後、ヤフオクで2機種調達、ご協力者様の善意で何機種もの情報が追記できるに至りました。

 お子様の運動会、クラブ活動やデートなどプライベート用でカメラをお持ちの方々も、HDMIスルーを一度試してみると良いと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

カテゴリー
ICT・AI・robo

【概要編】『HDMIパススルー・クリーン出力するカメラを探す』 -今日の課題-

★今日の課題★
カメラのレンズに映る画像をそのままHDMI出力する。

いま在る古いカメラが、ウェブカメラになる。
家庭用ムービーカメラ、コンデジ、一眼レフ、活用術。


1.概要(このページ)

2.対応機種
(型番別の対応状況はこちらのページでご確認ください)


このページ
となりのページ



 一眼レフ、ミラーレス、コンパクトデジカメ、ビデオカメラ、どれをみても液晶画面が備わっています。
 さらに、どれをみてもHDMI出力インターフェイスが備わっています。

 液晶画面にはレンズで捉えた映像が表示されていますが、同時にバッテリ残量などの情報(Information)も表示されています。

 これらデジタルカメラの類いをウェブカメラとして利用する場合に、Information表示は通信相手に不要な情報であり、邪魔になります。

 今日は、デジタルカメラをウェブカメラとして使用する際に、どの機種を使えばHDMIをクリーン出力できるか調査・検討しました。




目次

HDMIスルーとは?
 ▽HDMI出力
 ▽HDMIスルー

これはHDMIスルーか?
 ▽実機で試す
 ▽記録された画像しか出ない
 ▽インフォメーション表示あり
 ▽スルー出力(クリーンHDMI)

キャプチャーボードが必要?
 ▽原則は『必要』
 ▽カメラが悪い訳ではない
 ▽パソコン側も未対応
 ▽キャプチャーボードを買う
 ▽COVID-19で方法が多様化
 ▽各社ウェブ化対応状況

キャプチャーボードの機種
 ▽入力1本タイプ
 ▽4チャネルスイッチャー

HDMIスルーのカメラを買う!?(新品or中古)
 ▽新品一眼レフならキヤノンorソニー
 ▽新品コンデジならソニーの一択(!?)
 ▽中古ならソニーハンディカム

各社カメラのHDMIスルー対応状況

 ▽SONY 対応状況 ビデオカメラ
 ▽SONY 対応状況 一眼レフカメラ・コンデジ
 ▽Canon 対応状況 一眼レフカメラ・コンデジ
 ▽Panasonic 対応状況 ビデオカメラ
 ▽Panasonic 対応状況 一眼レフカメラ・コンデジ
 ▽Nikon 対応状況 一眼レフカメラ・コンデジ
 ▽富士フイルム 対応状況 一眼レフカメラ・コンデジ
 ▽オリンパス 対応状況一眼レフカメラ・コンデジ




HDMIスルー


 まず呼び名ですが、ネットでみると『HDMIパススルー』『HDMIスルー』『HDMIクリーン出力』など様々な呼び方をしているので、上手く検索できない遠因となっているようです。

 今回はHDMIスルー出力として述べていきます。



HDMI出力

 HDMI出力はどの機種にも備わっている訳ではありませんが、ほとんど搭載されていると思って良いでしょう。

 ただし、その出力方法は大別でき、1つはSDカード等に記録されたものを大画面表示させるためだけの物、もう1つは前述の機能に加え撮影中の映像をリアルタイムで出せる物になります。

 所感で言えば、コンデジと呼ばれるシンプルなデジタルカメラや安価なアクションカメラは前者の記録物を表示させるだけの物が多いです。(私的な所感です)

 近年の一眼レフやビデオカメラは後者の物が多くあります。



HDMIスルー

 HDMI出力できるデジタルカメラは2つに大別でき、レンズに映っているものをそのまま出力する『スルー』タイプと、本体液晶画面に映っている映像を出力する『スレーブ』(複製)タイプがあります。

 電池残量やISO感度などは映像を見る人には必要ない情報ですので、ウェブカメラ等で使用する場合はスルータイプのカメラが欲しくなります。

SONYウェブサイト上の説明:パススルーとは何ですか?
 プロセッサーユニットの『HDMI IN』端子に接続した機器の信号を、そのまま『HDMI OUT』端子に接続した機器へ出力することを意味します。
[Link]パススルーとは何ですか?



これはスルータイプなのか?


 カメラがスルータイプか否かを知る手段が欲しくなります。
 どのようにして調べられるのか、を調べました。


実機で試す

 『実機で試せばわかります』という当たり前の事から述べていきます。

 カメラとモニタ(パソコン用ディスプレイや液晶テレビ等)にHDMIケーブルを接続し、映し出される映像を確認します。

 ここで確認できることが2つあります。
 1つはHDMI出力で撮影中の画像を表示できるか否かです。
 もう1つが本題のInformation表示が出ているか消えるかの確認です。



記録された画像しか出ないタイプ

 カメラとしてSDカードなどに画像を保存する、当たり前の機能だと思います。
 それをTV画面などで見られるようにとHDMI出力が付いている機種はたくさんあります。

 多くの機種が記録された画像しか出力できません。
 これはウェブカメラとしては使えないタイプだと思われます。

 私の手元にあるコンパクトデジタルカメラ等はすべてSDカードに記録した画像しか出ませんでした。
 したがって、ウェブカメラ化から除外されました。
 試したカメラは以下のモノです。

Apeman A79とA66の外観比較

Olympus XZ-1

Canon PowerShot SX720 HS

APEMAN A66



出力されるが、Information表示あり

 下図は参考ですが、撮影画像と一緒にISO感度やF値などが表示されてしまっています。

情報表示が消えないタイプの参考画像

 この表示は設定で消すことができる機種と、そうでないものがあります。

 残念ながら、手元にある一眼レフカメラα65(SONY)とアクションカメラA77・A79(apeman)は、リアルタイムの映像(レンズで捉えた動画)をHDMI出力はできましたが、情報表示が消せませんでした。
 録画をする際に、映りを確認しながら撮影するには使えますがウェブ会議などでは、通信先に余計な物を見せることになるので使えません。

 これでコンデジとアクションカメラ、一眼レフカメラがHDMIスルー未対応であることがわかりました。

SONY α65(SLT-A65V)


APEMAN A77

APEMAN A79



スルー出力(クリーンHDMI)

 スルー出力されると、映像はレンズに映っているそのままのモノがHDMIケーブル経由でモニタされます。

 手元にあるカメラで言うと、一眼レフカメラは今年買ったばかりのEOS 90D(Canon)と、10年くらい前に買ったビデオカメラHDR-PJ20(SONY)の2台がHDMIスルー出力(クリーン出力)に対応していました(2020年9月12日現在)。

 その後、SONYのハンディカムは2010年以降発売の多くの機種で対応していることがわかりました。

[参考]古いハンディカムのHDMIスルー
[参考] 【機種編】HDMIパススルー・クリーン出力するカメラを探す


SONY HDR-PJ20

Canon EOS 90D

4K対応、3250万画素のAPS-Cセンサー搭載、キヤノンのデジタル一眼レフです。私も使っています。

※.上記バナーは Kattene Text Maker にて作成しました。




キャプチャーボードは必要か?

2020年夏調達のATEM Mini Pro ISO

原則は『必要』

 原則としてはカメラのリアルタイム出力画像は、そのままではパソコンに取り込めないのでキャプチャーボードが必要になります。

 生の映像の信号を、USBで扱える『カメラ機器画像』に変換する必要があります。



カメラが悪い訳ではない

 お手持ちのカメラが悪い訳ではなく、カメラの目的の問題です。デジタルカメラやビデオカメラなどは単体で完結できるように造られているカメラなので、基本的には撮影した画像は本体内のメモリに記録されます。

 本体のモニタは撮影を補助する目的で搭載されているため、その映像を外部出力しようという考えがなかったり、出力するとしても撮影現場をアシストする目的になっています。



パソコン側も未対応

 カメラ側だけでなくパソコン側にも課題があります。

 パソコンに搭載されているHDMI端子は出力専用です。外部の画像を取り込もうという考えでは搭載されていません。

 一部、業務でそのような使い方をされる方々は、専用のキャプチャーボードを搭載してお仕事をなさっていますので、ウェブ会議が一般的ではなかった2020年以前の汎用パソコンに、使いそうもない数万円の機能の搭載は必要ないという考えは理解できると思います。

 パソコンにもウェブカメラが搭載された機種が多くありますので、従来のウェブミーティングにはこれで十分という考えもあると思います。



キャプチャーボードを買う

 昔のキャプチャーボードはアナログのビデオ画像をデジタル化してパソコンに取り込むような物で、本体は大きかったです。ウチにもありました。

 今どきはデジタルデータをHDMIケーブルで受取り、デジタルデータに変換してUSB経由で出力するのでコネクタもコンパクトであり、本体もスマートです。

 よく使われている機種がいくつかありますが、私は4chスイッチャーが内蔵されたATEM Mini シリーズを使っています。

AmpiTa: ATEM Mini Pro ISO調達



COVID-19で方法が多様化

 従来的な考え方では何十万円もする一眼レフカメラですらウェブカメラ化できないという事でしたが、新型コロナウイルス感染症流行拡大後は世界中で需要が高まったこともあり、各社が対応することとなり、結果として近年発売された現役機種はパソコンとカメラをUSBケーブルで接続するだけでもウェブカメラ化できるようになりました。

 私のところでもEOS 90DをUSBケーブル接続してウェブカメラとして使用しています。本体のファームウェアは触ることなくパソコン側にソフトをインストールして対応するので、WindowsでもMacでも問題なく動いています。

キヤノンEOS一眼レフを使ったウェブ会議



各社ウェブ化対応状況

 以下のソフトウェアを使う事で、キャプチャボードなしでも一眼レフカメラなどをウェブカメラとして使用することができるようになります。

キヤノン:EOS WEBCAM UTILITY(米国キヤノン)

ソニー:Imaging Edge Webcam

パナソニック:LUMIX Tether for streaming (Beta)

ニコン:Webcam Utility ベータ版

富士フイルム:FUJIFILM X Webcam

オリンパス:OM-D Webcam Beta




キャプチャーボードの機種


 カメラ本体がウェブカメラ対応したとは言え、ほとんどが現役機種なので5万円以上、それなりに高価です。
 手持ちのカメラも基本機能には満足しているとすれば、カメラはそのままにキャプチャーボードを買い足した方が良い場合もあります。


入力1本タイプ

 カメラでもゲーム機でも良いのですが、入力は1つで良いという場合にはシンプルなタイプを選ぶのが良いでしょう。

 価格は、2千円台~2万円台まで様々です。

 私は音声をカメラに頼らずeMeet Lunaで対応しているのできになりませんが、カメラに依存したい方々は音声入力のステレオ/モノラルの違い、制御ソフトのせいだと思いますが音ズレが生じてしまう機種などがありますので、価格のお高い方を選んだ方が良いかもしれませんん。

 私が試した機種はChilisonのHDMIビデオキャプチャデバイスです。調達時で2,400円くらいです。以前購入した4ch型(ATEM Mino Pro ISO)の50分の1の費用です。

 Zoomなどのウェブ会議で使用していますが、何ら問題ないと思います。

Chilison HDMI キャプチャーボードは持ち運びに便利
 3,000円でお釣りがくるタイプの1chキャプチャーボードです。レビューが多く、★も多いので注目していたアイテムです。ATEM Miniを持っていたとしても、外出先で使うならこのくらいの価格が良いなと思いました。音声がモノラルであるとか、ハズレを引くとまったく映らないとか、OBS設定が難しいとか、否定的なレビューも色々出ていますので、買う方は覚悟が要るかもしれません。

[Link] 単チャネル型HDMIキャプチャーボード確認


 パソコン周辺機器ではよく聞く名前の会社です。各種ゲーム機との相性も良いようで、ゲームに欠かせぬヘッドフォン端子も付いています。HDMIは入力と出力があるので、従来どおりディスプレイを使いながらの作業ができます。
 HDMI入力をUSB出力してウェブカメラ化することができるキャプチャーボードです。HDMIは出力もできるため、そのままPCモニタやテレビに接続して確認することもできます。ゲーム配信するユーザーにも人気の機種で、長時間使用にも耐えられるとのレビューも見られるため、数時間のウェブ会議であれば安心して使えると思います。
 4K対応のHDMIキャプチャボードです。対応するカメラが一覧されているので、信頼性が高いデバイスであると言えます。安くはありませんが、失敗しないデバイスだと思います。

 Elgato Cam Link 4Kは、各種カメラとの相性テストをメーカー・ユーザーが行い、公開しています。1ch用として後悔しない買物をするのであれば、上記"Cam Link 4K"はお勧めできます。

[Link] Elgato: サポートされているカメラ




4チャネルスイッチャー

 2020年春から品薄状態が半年ほど続いたBlack magic design社の『ATEM Mini』は、HDMI入力4系統とマイク(3.5mm)が2系統入力できるキャプチャーデバイスであり、スイッチャーです。

 上位機種のATEM Mini ProやATEM Mini Pro ISOが発売されてからは品薄状態も徐々に解消されています。

 一見するとPro ISOは12万円もして高そうですが、これだけの機能が備わっていると他社では50万円くらい、中古でも20万円はくだらないので、新品12万円は価値ある価格だと思います。

 12万円の多機能は使いこなすのに時間がかかりそうですが、その分、数年先もまだ遊べると思いますので、じっくり使っていきたいと思います。


ATEM
Mini
ATEM
Mini
Pro
ATEM
Mini
Pro
ISO
スイッチング6ch
HDMI×4
STILL×1
Black×1
6ch
HDMI×4
STILL×1
Black×1
6ch
HDMI×4
STILL×1
Black×1
マルチビュー
HDMI出力1ch1ch1ch
HDMI入力4ch4ch4ch
マイク入力2ch2ch2ch
USB-C経由
パソコン配信
LAN経由
直接配信
出力コンテンツ
映像音声録画
全入力同時
HDMI映像録画
4ch
全入力同時
MIC/HDMI音声録音
6ch
DaVinci Resolve
プロジェクトファイル
市価4万円8万円12万円

ATEM Mini

 私は2月頃にヨドバシで予約を入れましたが結局入手できないまま上位機種が発売されたので新商品に飛びついて調達しましたが、私のレベルではこの機種でも十分だと思います。

 ATEM Miniシリーズの基本となる機種です。単に入力した物が出力されるだけでなく、効果を加える事もできるのがATEM Miniの特徴です。例えば、カメラを1番から2番に切り替えるときに瞬間的な切替だけでなく、ゆっくりと入れ替わるような効果を付けることができます。4万円台でこれだけの機能が搭載されていれば十分だと思います。

ATEM Mini Pro

 ATEM Miniにネットワーク機能が強化された機種という感じのProです。LANケーブルを接続して直接配信できます。

 ATEM Miniシリーズの上位機種です。これ1台あればパソコン無しでもYouTube配信ができるなどネットワーク機能顔充実しています。ピクチャーインピクチャー(ワイプ)やクロマキー(緑のスクリーンの前に立って合成)もできます。USB-Cポートに記憶デバイスを接続して録画できるのも魅力的です。

ATEM Mini Pro ISO

 2020年秋時点ではATEM Miniシリーズの最上位機種です。宅内での動画配信に必要な機能はすべて揃っている感じですし、最近増えているウェブセミナーを開催する際にも欲しい機能が備わっています。
 この装置が手元にあります。かなり無理して買いました。

 録画機能が秀逸な『ISO』です。HDMI出力しているスイッチング後のライブ映像が録画できる上に、HDMI入力4チャネルをそれぞれ独立して録画することができますので、あとで編集することもできます。録画はUSB-Cで接続したSSDドライブやSDカードなどに記録できますが、これらも2つまで同時認識できるので、1つが容量上限に達してももう1つのドライブに記録できるので長時間撮影にも対応できます。



HDMIスルーカメラを買う
新品 or 中古



新品一眼ならキヤノン or ソニー

 HDMIスルーができる機種が豊富なのがソニー、次いでキヤノンという印象です。

 現行機種は両メーカーともにHDMIスルーには対応しているようですので、最新機種を買うならどちらも良いと思います。

 キヤノンはUSB接続でウェブカメラ化できるソフトウェアを最初に無償提供したので、一眼レフのウェブでの用途拡大については関心高な会社かなと思います。

 一眼レフを買うなら、カメラの性能や好みで自由に選択できます。10数万円から数十万円まで、幅が広いです。

 手元にはエントリーモデルのソニーα65と、ハイアマチュアモデルのキヤノンEOS 90Dがありますが、カメラ素人としては機種間の差を感じていません。
 おそらく、これからいろいろな撮影をしていくと差がわかるのだと思いますが、今のところ屋内で商品撮影などにしか使っていないので、その程度なら何でも良いかなと思い始めています。

 ウェブカメラ化については、α65が未対応なので比較できませんが、1m先にカメラを置いて一人で使う分には、一眼レフなら大差は出ないと思います。

 レンズは広角やマクロなど使い分けると、面白さが広がりそうです。

 キヤノンのEOS 90Dを買って半年も経っていない私ですが、今どちらを買うべきか友人から尋ねられたら、SONYと言いそうな気がします。
 α65のデジタルファインダーがいけてなかったのでソニーは外していましたが、色々と調べると良いのだなと思いました。
 とはいえ私自身は、レンズやストロボなどEOS用品がたくさんありましたので、EOS 90Dで後悔していません。

 EOSシリーズ、ハイアマチュアというくくりの一眼レフカメラ(ミラー)です。私も使っているので当然ながらお薦めです。アクセサリも充実しており、社外品もたくさんあるので用途に応じたカスタマイズがしやすいです。Web会議にはレンズ、USBケーブルかHDMIケーブル、電源、三脚を買い足すと良いと思います。

 ソニーのアルファシリーズの中ではお求めやすい価格帯の商品です。レンズはこだわりがあればボディだけでも買う事ができます。20万円前後の予算を見ておくと良いと思います。

Canon
EOS 90D
SONY
α7III
有効画素3250万画素2420万画素
センサーCMOSCMOS
レンズキヤノンEFマウントソニーEマウント
記録DCF2.0DCF2.0
記録形式JPEG、RAWJPEG、RAW
記録形式MP4MP4
4K
ISO110~25600100~51200
シャッター1/8000~30秒1/8000~30秒
内蔵ストロボリトラクタブル式
調光方式E-TTL II 自動調光P-TTL調光
HDMI端子ミニ端子マイクロ端子
HDMIスルー
Infoボタン

情報表示 入/切
質量701g650g

 EOS 90Dを使ったリモートセミナーの様子


新品コンデジならSONYの一択(!?)

 個人的には、USBウェブカムにもなってHDMIスルーもできるSONYのDSC-WX800が良いなと思っています。
 5万円でお釣りがくるのも魅力的です。

 新常態では、外出先でもウェブ会議に参加する事が増え、今後出張する機会が増えれば遠方にもカメラを持ち運びたくなります。
 いまでもコンデジ(SX720HS, Canon)を常時携行しているので同程度の物が欲しいなと思っています。

 現有のSX720の上位SX740HSと、SONYのWX800を比較してみました。

 光学ズームではCanonが40倍、SONYが28倍と大きな差がありましたが、普通に撮影する上での画質や機能には大差はありませんでした。

 HDMIスルー出力できるか否か、USB接続でウェブカメラ化できるか否か、この2点は大きく異なりました。
 SONYは両方ともOK、Canonは両方ともNG。この差は大きいです。

DSC-WX800

 DSC-WX800を使ったリモートセミナーの準備中。パソコンとの接続はUSBケーブルです。


SONYのDSC-WX800(右の三脚上)、HandyCam(中央デスク上)を併用したウェブ会議

 DSC-WX800を使ったリモートセミナーの様子です。右側に三脚を立てて広いテーブルを映しているのがDSC-WX800です。司会者らを撮影するカメラなので、司会者・ディレクターのパソコンに接続しています。

 撮影者側に向いている中央のカメラはHandyCamのPJ20です。これはATEM Mini Pro ISOに接続しています。このカメラが演者席を映しています。

 音声はeMeet Lunaを使って拾っています。赤いUSBケーブルで接続されている丸い装置がeMeetです。

[Link] DSC-WX800を使ったウェビナー

ツァイス(ZEISS)のレンズで24-720mmズームができます。広角24mmはウェブ会議でも重宝します。180度可動モニターがあるのでカメラとしての撮影機能が高まっています。ウェブ用と撮影用、どちらでもつかえる優れものです。

※.2020年11月22日追記

 WX800の実機を使用しての所感として、HDMIポートの位置に難があると感じました。
 三脚用のネジ穴とHDMIポートが近すぎるので干渉します。手元にあった三脚は5種類、すべてNGで干渉してしまいました。
 USB出力でリモート会議をする分には全く問題なし、蛍光灯しかない会議室でもそれなりの画像を送ることができていました。
 来月も出張が入っていますが、出張先でのリモート会議出席に備えてWX800を携帯したいと思いました。


※.2021年2月19日追記

 ぱぴろふ様がホームセンターで買ったネジを取り付けて三脚を延長することで上手く使えているとのご報告を下さいました。
 私宅ではHandycamを俯瞰カメラとして使うために、ホームセンターで買ってきたインチネジで金物に取り付け、3Dプリンタで造形したスペーサーで調整して設置しています。
 カメラをホームセンターに持ち込んで、ネジを嵌めてみて、丁度良い物を買って帰る、これが良い方法かもしれません。

SONY
WX800
Canon
SX740
センサー1/2.3型
Exmor R CMOS
1/2.3型
高感度CMOS
総画素数2110万画素2110万画素
有効画素数1820万画素2030万画素
F値(開放)F3.5(ワイド端)
F6.4(テレ端)
F3.3(ワイド端)
F6.9(テレ端)
焦点距離f=4.25-118mm4.3-172mm
光学ズーム28倍40倍
フォーカスオート(AF-S)
オート(AF-C)
TTLオート
マニュアル
AFロックオンAF
ISO感度80-3200100-3200
最低照度9lux
シャッター
スピード
1~1/2000秒1~1/3200秒
絞りF3.3-F8.0(W)
F6.9-F8.0(T)
ストロボ0.3~5.4m(W)
2.5~3.0m(T)
0.5~5m(W)
2~2.5m(T)
モニター3.0型(4:3) TFT LCD3.0型鵜TFT
モニタ角度上に180度調整可上に180度調整可
セルフタイマ2s/5s/10s2s/10s/custom
連写最高10コマ/秒10.0枚/秒
パノラマスイングパノラマ
3D
GPS
NFC
Wi-Fi
Bluetooth
メディアmicroSDSD
4K
バッテリNP-BX1NB-13L
USB充電
USB接続
ウェブカメラ

(Imaging Edge)

(未対応)
HDMIスルー●(情報なし表示)
HDMIHDMIマイクロHDMIマイクロ

Canon: PowerShot SX740 HS 仕様

SONY: DSC-WX800 主な仕様

SONY: Imaging Edge Webcam



中古ならSONYハンディカム

 ソニーのカメラ群は、以下のほぼすべてHDMIスルー対応になっているので、ソニーの中古は狙いやすいです。

○ビデオカメラ(ハンディカム):2010年以降
○一眼レフ:2013年11月発売のα7シリーズ以降
○コンパクトデジタルカメラ:2015年以降

[参考]古いハンディカムのHDMIスルー
[参考] 【機種編】HDMIパススルー・クリーン出力するカメラを探す

 ハンディカムは2009年以前の機種もまだまだ中古で出回っているので、買う時は注意が必要です。

 一眼レフは私が持っているα65までの機種はNG、それ以降のα7などはOKです。

 実際に『じゃんぱら』『カメラのキタムラ』『ソフマップ』などの中古を探ると2万円前後のハンディカムが良さそうに見えるのですが、このあたりのお店で買うなら2017年発売のHDR-CX470だと思います。2.5万円あたりから中古でありますので、2012年の物を2万円で買うより、新しい方が状態も良いかなと思います。

 私は『PayPayフリマ』か『ヤフオク』で狙いました。

 手元に2011年発売のHDR-PJ20があり、これがHDMIスルー対応でしたので2012年もいけると踏んでHDR-CX270Vをヤフオクで落札しました。

 レンズ系の故障『E:62:11』が出ていますと出品者さんが明示していたので入札者が少なく、送料を含めて総額3,457円でした。

 届いた物は修理して、現在も使用しています。

AmpiTa: E:62:11を改善


 最近のHDR-CX270の相場を見ておきます。
 送料を合わせて1万円を超えない程度、7~9千円が相場です。
 9月27日の3,200円の商品は状態は悪くなさそうでしたが箱なし、取説なし、ケーブル類なし、在るのは本体とバッテリのみでした。
 これを落札しても良かったなと思います。

落札日落札価格送料
2020/09/277,750着払い
2020/09/273,2001,370
2020/09/248,767落札者
2020/09/236,250370
2020/09/2312,000落札者
2020/09/207,233落札者
2020/09/157,3501,150
2020/09/048,900落札者
2020/08/279,000680
2020/08/277,600着払い
2020/08/238,000657

※.2020年9月27日更新




 カメラの機種については機種編をご覧ください。




 ウェブ会議の質向上にはカメラが重要、10万円超の一眼レフも良いですが、そもそもパソコンに画像が取り込めないと意味がありません。

 今回は『HDMIスルー』などと呼ばれる、画像をそのまま取り込む技術について着目しました。

 方法としてはまず、1ch用か4ch用のキャプチャデバイスを買えば良い事がわかりました。

 あとはカメラ側の対応が重要になります。HDMIスルーできない機種では意味がないので、対応しているか調べる必要があります。

 なけなしの小遣いで買った機種をレポートしています。
 ありがたい事に情報をたくさんいただけるようになったので、徐々に対応/非対応があきらかになってきています。
 ぜひ、機種編もご覧ください。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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『コード入力ミスを減らす(kattene)』 -今日の課題-

★今日の課題★
katteneのコード入力のミスを減らしたい




 WordPressのテーマを『Twenty Twenty』に変更し、スッキリしたデザインになったの良かったのですが、iframeを使ったAmazonアフィリエイトなどが体裁崩れを起こしてしまいました。

 調べてみるとCSSを書き換えれば直りそうでしたが、実はそれほど簡単な事でも無さそうでした。

 そこで、アフィリエイトを簡便化するプラグインがあると聞いたことがあったので、搭載することにしました。

 今回の導入は『kattene』です。『カエレバ』や『ヨメレバ』も良いのですが、細かな設定がセルフ式のカッテネを試用してみることにしました。




カッテネとは?

 カッテネとは、アフィリエイトのリンクをひとまとめにできるWordPress用のプラグインツールです。

 リンク先は自動的に生成されるのではなく、自分でリンクURLを登録するタイプです。

 リンク先は最小1つ、最大5つ設定できます。

 体裁としては左側に画像、右側の上段が商品名などのタイトル、その下に説明文を入れられます。右の下段にはリンクボタンが1~5個配置されます。




カッテネのインストール

 カッテネはWordPressのダッシュボードからインストールします。

 ごくありふれた方法と申しましょうか、プラグインの普通のインストール方法です。

  1. WordPressにログインし、ダッシュボードを開く
  2. 左側のメニューからプラグインを選択する
  3. プラグインのサブメニューから新規追加を選択する
  4. 追加画面の右上にある検索窓に『kattene』と入力する
  5. Katteneのアイコンを探し『今すぐインストール』を押す
  6. インストール完了後『有効化』を押す



カッテネのコード入力

 カッテネを使ってアフィリエイトのリンクを貼り付ける場合、コードを入力しなければなりません。

 WordPressの記事投稿画面でブロックをHTML入力にして、以下のようなコードを入力します。


 黒丸(塗)で囲んだ場所には毎回、任意のテキストを入れます。
 それ以外の黒文字部分は定型化できます。フォーマットとして持って置き、コピペして使うのが普通かなと思います。

 上の方にある『main』までの部分は必須、中段以降は任意です。

 選べる色は5色です。
 orange、blue、pin、red、greenです。記号ではなくテキストで入力します。

面倒くさそう

 これを見て、最初に思ったのが『面倒くさそう』です。

 次に、入力してみて『間違えそう』と思いました。




便利ツールを作るしかない(!?)

 横着者の私は、こうした作業が苦手なので、便利ツールを探すという事から始めます。

 しかし、見つからない。

 仕方が無いので、便利ツールを作ることにしました。


ボトルネックは入力の見づらさ

 おそらくネックは、入力の見づらさだと思います。

 いま、どこを入力しているのか、あと何を入力しなければならないのか、このカンマは必要なのか、よくわからなくなってきます。

 また、色もテキストデータではわかりづらくなります。

 要するに、整理してやれば良いだけなので、整理する画面を作成することにしました。


Visual Basic 2010

 今は2020年ですが、使うソフトはVBの2010です。

 たぶん画面(form)は1~2枚だと思ったので、簡単に考えていました。

 想像通り、さほど難しくはなく、10時頃にスタートして、18時頃には初版完成、手直しして20時頃には完成しました。
 昼食、夕食、入浴、電話やメール、それなりに仕事もしていたので正味10時間ではありませんが、だいたい1人日(1人工)でした。




Kattene Text Maker

 特にカッコイイ名前も思いつかないので、プロジェクトにはカッテネ・テキスト・メーカーと名付け、ソフトの名前もそのままにしました。

 アイコンも手抜き感が否めませんが、シンプルです。


画面構成は、まんま

 画面には、コードとして入力せよとされている項目だけが並んでいるシンプルな画面です。

 最上段には画像URL、タイトル(商品名)、説明を入力する欄を配置しました。

 ここに入力すると、中段にあるプレビュー欄が反応し、入力内容が即座に反映されます。
 仮の体裁確認ができます。

 特に画像は、リンクを間違えていると表示できず、広告としての機能を失いそうなので、チェックが必要かなと思いました。

 下方はアフィリエイトサイトを入力する欄が5つ続きます。

 1番上はメインとなるリンクなので必須、2~5番目はサブなので空白でもOKです。

 私の場合、ほとんどがAmazon、ときどき楽天という程度なので5つも使うことは無いと思います。
 熱心な方は5番目まで使うのでしょうが、その際の不便さがわからないので、どこかで不満を聞いたらこのソフトにも反映したいと思っています。


出力は3種類

 出力はテキストデータさえあれば良いので1つかなと思いましたが、作っているうちに3つになりました。

 1つ目は、このソフト内の画面です。テキストボックスにプレーンテキストとして出力されます。

 2つ目はクリップボードです。どうせコピーして貼付するならと、先回りしてクリップボードに格納しています。

 3つ目はテキストファイルです。バックアップを残したいとか、他のページでも使いたいという場合に、便利かなと思って自動生成しています。

 自分用のソフトウェアなので、これで十分です。データベース化するほどアフィリエイトを管理していませんし、月数百円も収入があるかどうか、という程度なので、そこまでしても不採算です。

簡易カラーチェック

 色は忠実には再現していませんが、選んだ色はどれかということが一目でわかるように、対象項目の背景色を変化させました。

 個人的に、一番使いそうなオレンジをラジオボタンの左にしました。
 また、色を選び忘れたときも自動的にオレンジが選択されるようになっています。




ソフト配布

 同じ事で困っていて、このソフトでも良いから使ってみようという方が居るかもしれないので、配布の手配をしました。

 Vectorに掲載しましたので、ご興味のある方はダウンロードしてみてください。

Vector:Kattene Text Maker (カッテネ テキスト メーカー)




 今日の解決策は『ソフトを作って、入力しやすくする』でした。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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BCP・災害対策

『強風の恐怖に備える』 -今日の課題-

★今日の課題★
台風による強風の恐怖・脅威に備える




台風10号(2020年)

 台風10号が迫っています。

 最大瞬間風速が80m/sを超えるという報道もあります。

 風速80m/sは時速288km/hrです。新幹線並みの速さの風が連続的に吹くという事ですので、建物が飛ばされないにしてもどこかから飛んできた瓦や看板などで建物が損壊することは容易に想像できます。

 進路は九州を通るルート、勢力が強いため中四国や近畿にも影響があると見られています。

 今日は、これまで床下浸水を何十回と経験してきた過去を振り返り、また2018年の台風21号で52時間停電した経験も振り返り、今回の台風10号に対し何を備えるべきかを整理したいと思います。

参考 日本気象協会: 台風10号 猛烈な勢力で接近の恐れ 備えは万全に! (2020年9月5日)

参考 AmpiTa: 停電3日間時系列全記録




今から買い物に出掛けられる

 今からでも買い出しに行けるのであれば、行ってきてください。

 ただし、スーパーやコンビニは計画休業をする可能性がありますので、遠方まで行かなければならないかもしれないこと、品切れになっている可能性がある事、他の人にも行き渡るよう買い占めは避けなければならないことなどを踏まえて出かけましょう。



何を買うのか?

 断水と停電を想定した買い物が良いと思います。

 飲料水や即席めん、レトルトのおかずなどがあれば買っておきましょう。

 カセットガスボンベや固形燃料、ロウソク、懐中電灯、乾電池などは皆が同じ考えを持つので調達困難だと思われます。
 ドライトイレ用にオムツとゴミ袋、温かい飲み物を飲むためのティーバッグ、3日程の入浴困難を想定して身体拭き用の使い捨てタオルなどは店頭在庫があるかもしれません。

 お持ちの車はすべてガソリンを満タンにしておきましょう。車中泊にしても遠方避難(疎開)にしても、燃料が重要です。




もう出かけない/出かけられない

 出掛けられないのであれば、現有品でどうにかするしかありません。今からできる自助・自衛を実行しましょう。



お湯張り

 浴槽をキレイに清掃し、浴槽から溢れるほどに水を張ります。お湯でも構いません。

 これ以降、浴槽には入らないようにしてください。

 断水していない間は、シャワーで過ごし、浴槽の水は断水後に使うために温存します。



トイレ手動確認

 断水したとき、トイレは浴槽の水を持ってきて流すか、ドライトイレを使う事になります。

 水を持ってきて流す方法をご存知ですか?
 今のうちに、手順を確認しておきましょう。


 ドライトイレは耳なじみではないと思いますが、オムツを切り刻んで袋に入れ、用を足すという物です。



炊飯

 計画的に炊飯をします。

 台風到来まで半日以上あるのであれば、取り急ぎオニギリなどを作るための炊飯をします。

 次に、台風到来の3時間程前までに炊飯が終わり保温になるように炊飯します。
 この炊飯器の中の食事が、台風到来後2~3回分くらいの食事になると考えておきます。

 仮に停電しても、保温状態から炊飯器のフタを開けなければ次の食事のときは温かい御飯が食べられると思います。

 そのあとは、お弁当に詰めた御飯のようなものなので、やや固くなってしまうかもしれないので、例えばレトルトカレーをかけて食べるなどの工夫をします。

 浸水の恐れのある地域では、自宅の最上階で炊飯しましょう。
 救助を待つことになっても、白米が食べられれば飢えはしのげます。

 少し変わった炊飯器として、車内の12V電源で炊飯できる器具があります。これならば車中泊でも使えますので、お持ちの方は今から準備しておきましょう。


自動車内で炊飯ができるという炊飯器です。元々、トラックドライバーらの食事用にと開発された装置ですが、車中泊など災害対策にも広がっています。


おかず仕分け

 白米は確保できましたが、おかずも作れるならば作ってしまった方が良いですし、既に冷蔵庫にあるおかずも被災時は貴重な食糧になります。

 停電時、冷蔵庫は開けなければ温度上昇を抑制できます。

 そこで、おかずを1食分や1人分に小分けしてしまうと良いです。

 ジップロックやビニル袋、紙皿でも良いので分けてしまいます。

 そして、冷蔵庫もゾーン分けし、開けたら集中して取り出してすぐに閉められるようにします。
 例えば右の一番上が朝食、2段目が昼食、3段目が夕食、左側が翌日の分となっていれば、短時間で取り出すことができます。


 口にジッパーが付いた保存袋です。簡易タイプ、防水タイプ、冷凍タイプなど色々ありますので用途で使い分けます。


自宅周辺の整理

 飛来物が自宅や自家用車を傷つける可能性があります。

 飛んで行ってしまいそうなものはないか、飛んできそうなものはないか、しっかりとチェックします。

 植木鉢、飛びます。
 自転車カバー、飛びます。
 車のホイール、飛ぶかもしれません。

 物置が崩壊してトタン板が吹き飛び、物置に入れてあった物も散乱して警察から連絡があったというケースもあります。



戸締り

 言わずもがなですが、戸締りをしっかりします。

 シャッターや雨戸はすべてクローズします。

 トイレや浴室などを含め、ガラスに直接物が当たりそうな箇所は養生テープでガラス飛散を保護します。

 屋外側にベニヤ板を貼れれば良いのですが、いまさらどうにもならないのであれば、時速200km級の風が入ってこないように屋内側だけでも備えましょう。

 間に合うのであれば、ダクトテープのような強力なテープでガラスを保護しましょう。

 アメリカ映画で誘拐したときに手を縛ったりしているようなテープです。頑丈です。剥がすのも大変ですが、危険性の高い窓ガラスがあれば、使ってみましょう。



停電・断水は台風通過後も

 台風による停電や断水は、台風のピークの頃に発生することが多くありますが、停電に関しては送電網の関係から遠方で発生した停電が波及することもあります。

 停電や断水が始まる時期は台風到来時なので仕方ありませんが、その復旧までの時間が長いことを想定しておく必要があります。

 当然ながら台風到来中に電柱に昇る事はできませんし、地面を掘って水道管を直すこともできません。
 台風通過後に作業が始まりますが、その範囲が広範であれば自宅のあるエリアの工事が来るのは数日後かもしれません。



翌日も40万軒が停電

 阪神淡路大震災では24時間後でも約40万軒が停電していました。

 2018年の台風21号でも、24時間後に40万軒規模で停電していました。
 3日目でも10万軒を超える停電が残されていました。

マンションは断水も同時発生

 台風による水害が無ければ水道設備が破壊される事も少ないので断水は起こりにくいです。

 しかしながら、マンション等では揚水ポンプが停電により停止することで、断水が発生します。

 2018年の台風21号でも、2019年の台風15・19号でも、マンションの断水やエレベーター停止が話題になりました。

 例えば5階の住民。1階にある共用水道まで60~80段もある階段を何往復もします。トイレを流すだけでも1回5~10リットルの水、4人家族が2回ずつトイレに行くと給水のために誰かが1階まで4~5往復することになります。

 浴槽に水、マンションは特に重要になります。



停電中の調理

 停電中でもガスは使えます。IHがダメでもカセットガスは使えます。七輪や練炭も使えます。

 ここで注意すべきは換気と火災予防です。

 停電で換気扇は動かないので熱気がこもりますし、消費した酸素が取り込まれなければ酸欠になります。不完全燃焼で一酸化炭素が発生すればCO中毒で声も上げずに倒れてしまいます。

 火災予防も重要です。停電中は119番通報ができないかもしれません。
 火災報知器は働かず、断水していれば消火栓も使えません。
 道路の信号は真っ黒、大渋滞で消防車の到着時刻も不明です。

 調理はキッチンという概念は捨て、安全な場所で調理をしましょう。



発電機

 発電機さえあれば電気は使えます。

 太陽光発電が屋根に乗っているお宅であれば、昼間は多少の電力を確保できるかもしれませんので、台風到来前に取扱説明書を読み、わからなければメーカーに問い合わせましょう。

 エンジン式発電機を持っている場合、試運転をしておきます。

 ガソリンは腐っていませんか?
 エンジンオイルは入っていますか?
 延長コードはありますか?

 滅多に使わない発電機を使用し、排気ガスが宅内に入って一酸化炭素中毒というご家庭も少なくありません。
 設置場所も、今から下見しておきましょう。

 私たちはホンダのenepoという可搬型発電機を使って52時間の停電に対応しましたが、台風がキツイ間は勝手口の軒の下に置いて洗面所から延長コードを宅内に投げ入れていました。
 台風が過ぎてからは玄関脇のスペースに置いて、居室の窓から延長コードを取り込んでいました。
 いずれも排気ガスは宅内に流れず待機へと放出されやすい場所ですが、移動させたのはガス交換のしやすさと近所への騒音の配慮です。

 自動車やバイクのホンダが製造する発電機『enepo』(エネポ)です。カセットガスボンベで動きます。エンジンは50cc程なので原付ミニバイクくらいの容量です。キャリーバッグのようにハンドルを持って移動できます。車輪が大きいのが特徴で、他の発電機には無い配慮です。

参考 AmpiTa: 私たちの停電対策装備




ピーク時は籠城

 台風のピーク前後の数時間は、とにかく家に籠っていましょう。

 外の様子が気になっても、外に出ない。ガラスに近づかない。

 どうしても外を見たいならばカメラを設置しましょう。防犯カメラは防水です。台風でも撮影できます。

 食事も風呂もトイレも、家の中で済ませられるようにしましょう。

 暴風や大雨のときに火を使う調理はやめておいた方が良いかもしれません。

 とにかく外に出ない。これを徹底して身を守りましょう。




 今日の解決策は、家から出ずに済むようにできる限りの準備をしておく、でした。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。