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ウェブプレゼンをスマートに『Alt + TAB』 ~今日の課題~

★今日の課題★
ウェブプレゼンテーションをスマートに!

ショートカットキーを使って、よりスマートに。

 ウェブプレゼンテーションが頻繁に行われるようになって1年が過ぎ、改めてフィジカルに開催されていた頃と比較してみました。

 セミナーの場合、演者、聴講者、主催者の三者が居て成り立ちますが、開催する事が目的ではありません。
 セミナーの聴衆が満足し、次の活動に役立って社会に還元されていく必要があると思います。

 少し観点が違いますが、近江商人の『三方よし』は、売り手と買い手が満足することは当然、社会貢献できてこそ商売といえるという考えです。

[Link] 伊藤忠商事: 近江商人と三方よし

 プレゼンテーションにおいて、聴衆が満足して当然と考えれば、まずはその質を問うべきだなと思いました。
 そして、社会に役立つ内容であれば、なお良いという事も改めて考えてみました。

 いくつかの項目について指差呼称のように『○○よし!』と確認していきます。




通信回線、よし!

 外出自粛が広がり、リモート面談も増えたのですが、いまだに回線を強化できていない企業さんが散見され、『ビデオをオフにしてください』と依頼される事もあります。

 自宅では新築時に有線LANを全室配備しておいたので問題なくできていますが、オフィスにも有線LANをしっかり配備しました。
 それまではWi-Fiでも十分だと思っていましたが、一度だけ通信障害が発生し電波が切断してしまったので、すぐに有線化しました。

 更にバックアップとして、スマホによるテザリングも準備しています。

 今日の時点で、Wi-Fiも有線LANも快調です。

 ときどき、通信状態の都合で伝送が遅延する事もあるようですので、なるべくゆっくり話すようにして、相手にハッキリ聞き取れるようにすると共に、何語か抜け落ちても意味が通じるように心がけています。
 その上で、音響装置も重要だと思います。




音響機器、よし!

 マイクとスピーカーが適切でなければ会話が成り立ちません。

 以前よりオーディオテクニカのマイク付イヤホンを使っていたのですが、これが比較的良い商品だったようで、コロナ流行後に比較してみましたが買い替える必要性は無い事がわかりました。

 ただし、フィジカルな面談をしていた時を思い起こせば、イヤホンをしたまま顔を合わす事は無かったので、会議用のマイク付スピーカーを買いました。
 この商品は1台あれば1拠点に6~8人くらい居ても上手くリモート会議できましたが、周囲がうるさいと2台連結した方が良かったので、一応2台保有しています。

 これらとは別に、収録の場合はピンマイクを使っています。一方的に話すだけですのでスピーカーは使いません。

オーディオテクニカのマイク付イヤホンです。有線タイプです。同社のこのタイプの商品は毎年のように買っています。携行用、職場用、自宅用、車両用、あちこちに置いてあり、スマホで電話するときは必ず使っています。音が良いので音声はもちろんクリアですが、音楽を聴くにも良いです。ウェブ会議にもよく使っています。
AIマイクを内蔵したスピーカーです。これまで10名に満たない会議で不便を感じたことはありません。2台あれば、連結ケーブルでつないで10名以上の会議でも不便を感じず使えます。
300円くらいのマイクですが、優秀だと思います。数千円のマイクを試しましたが、じっとして喋れる人は良いですが、多少動くと音量が変わってしまうので、勝手に付いてきてくれるピンマイクは重宝しています。



カメラ、よし!

 カメラはパソコン内蔵品や古いウェブカメラだと非常にぼやけた感じに映っていました。

 『私を見て!』っていう訳ではないのですが、画像がぼやけていると安っぽく見えてしまいます。

 画面が25分割された内の1人というときは良いですが、プレゼンターとして大画面に表示される場合は、モザイクがかかったような、電波の弱いところに居るような、そんな画像は避けたいところです。

 2020年に最初に調達したのがキヤノンの一眼レフカメラ『EOS90D』です。
 Canon Webcam Utilityというソフトを導入する事で、一眼レフカメラをUSB接続のウェブカメラのように使えるという点でキヤノンを選びました。

[Link] キヤノン: ソフトウエア EOS Webcam Utility


 次にチャレンジしたのが多チャネル型キャプチャデバイスを使ったATEM Mini Pro ISOを使ったキャプチャです。

 ATEM Miniはキャプチャデバイスなので目的通りに使えるのは当然でしたが、カメラ側に難点がありました。

 カメラを置いて、電源を入れて、レンズに映ったそのままをHDMIケーブルから出力して欲しいのですが、これができるカメラが限られていました。

 その後の色々な調査で、対応している機種がたくさん見つかりましたので、私の所ではSONYのHandycamを多用しています。10年落ちの古い機種でも対応していました。


 出張先にATEM Miniを持っていくのは大変なので、小さなキャプチャデバイスを探して、1チャネルタイプを見つけました。

 安価でコンパクト、画像も音声も問題なしですが、熱くなります。発熱注意ですが、燃える程ではありません。


 この1年程で試したカメラは一眼レフカメラ、家庭用ムービーカメラ、コンパクトデジタルカメラ、USBウェブカメラ、パソコン内蔵カメラなどです。

 カメラには三脚も必要でしたし、俯瞰カメラには金物で自作した台を使いました。

 キャプチャデバイスを使う事でカメラの選択肢が広がるので、これは非常に良かったです。他チャネル型のATEM Miniを使うと画角を変えたプレゼンもできるので、自身を俯瞰して撮ったり、商品説明用の拡大画像をリアルタイムで見せたりできました。




映え、よし!

 相手からどう見えるか、見えなくて良い物が見えていないかも重要だと思いました。

 早い時期に『撮影用背景布』という物を調達しました。無地の単色の布です。

 私のデスクの後ろには事務用スチール書庫があり、最初の頃はマグネットで貼り付けたチラシなども映っていました。
 どうしても視線がそちらへ行ってしまうので、話に集中してもらうために背景布を設置しました。

 青色を多用していますが、緑色も用意しています。クロマキーを使うときは緑が良いです。いずれも2,000円でお釣りが来ました。

 明るさも非常に重要でした。

 事務所などで多いのが、天井の蛍光灯が映り込んでしまうケースや、窓の前に座って外光が背中から入ってしまい逆光になってしまうケースです。

 私は真上と正面に照明を置きました。
 ビデオライトという物も買いました。これは光が強すぎて画面が見づらいので滅多に使用していません。




パソコン、よし!

 パソコンのスペックが与える影響も少なくありませんでした。

 2017年に調達した富士通のノートパソコンはカスタマイズ品で、すべてを最高位で選択していました。それなりに高い性能だったと思いますが、グラフィックに関しては弱かったです。

 Macも保有していますが、Illustratorなどの編集ソフトを使うとダウンしてしまう現象が多発したので、これも使えないと判断し新調しました。

 2020年の調達品は『ゲーミングノート』です。
 CPUとは別にGPUを搭載しています。Gはグラフィックです。画像処理能力が高まりました。

 Wordファイルなどを操作しているときは、カーソルのある位置では文字が入力されて変化が起こりますが、画面の9割以上が静止状態、差分ゼロです。

 ウェブ会議などでは、画面中で動きがあるため、グラフィック処理が重くなります。

 更に、自らがプレゼンテーションなどを開始すると、その重さは処理能力を超えそうになるときがあります。
 これが超過に至ると、フリーズしてしまいます。画面が止まる程度で放っておけば直る場合はまだ良いですが、ウェブ会議システムとの接続が切れてしまうと、相当にやっかいです。

 ゲーミングノートの難点は電力です。
 今まで使用してきたビジネスノートと違い、3時間くらいで電池切れになりますし、ACアダプタの電流値も大きいため使えない車内コンセントがときどきあります。




スライド、よし!

 以前から『いつ16:9にしようか』とは考えていましたが、プレゼン会場のプロジェクタが16:9に対応していなければ悲劇的な事になると思って保留にしていました。

 2020年、ウェブセミナーの依頼が来てから、スライドは16:9に変更しました。視聴者のほとんどが16:9の画面、4:3では左右の余白がもったいないと思ったからです。

 16:9にして良かったと思います。視聴者からも隅々まで画面を使っていて良いとの連絡を貰いました。
 ATEM Mini Pro ISOを使っているときは、ワイプで自身の画像も出せるので、スライドの右下にはそうしたスペースを設けるようにしています。

4:3
16:9



ショートカット切替、よし!

 司会や座長から演者の紹介があり、顔を見せてご挨拶をしてからプレゼンテーションに入るというのが一般的だと思います。

 このプレゼンに入るときのまごつきがよく見られます。

 講演でも打合せでも、使う資料は予め立ち上げておくことが重要だと思います。

 パワーポイントの場合は、編集画面とプレゼン画面が異なりますので、この切り替えには時間がかかったり、場合によってはグラフィックのリソースが消費されてフリーズしそうになることもあります。

 そこで有用なのがショートカットキーです。

 まず、パワーポイントの『最初からスライドショー』は【F5】キーを押す事で代替できます。マウス操作不要です。
 編集画面で表示している途中のページからスライドショーを開始したい場合は【Shift】を押しながら【F5】を押します。

 これは『では画面を共有させて頂きます』と言って画面共有してからパワーポイントの操作をする場合には有用ですが、そもそもスライドショー画面にして待機させておけば、画面共有時に最初からスライドショーを表示することができます。

 その方法は以下の通りです。

  1. Zoomなどのウェブ会議システムを起動(任意)
  2. 講演で使うパワーポイントのファイルを開く
  3. キーボードの【F5】を押しスライドショーを開始(全画面表示になる)
  4. キーボードの【Alt】を押しながら【Tab】を押すと起動中のアプリ(ソフト)が一覧表示されるのでZoomなどこれから使う物を選ぶ。Altを押している間だけこの画面は維持され、Tabを押す毎にフォーカスが移動するので、対象のアプリのところにフォーカスが来たらキーボードを離す。
  5. Zoomなどで画面を共有する際に、スライドショーとして開いておいたパワーポイントを選択
  6. 画面共有ができた瞬間からスライドショー画面が表示される
Alt + Tab
Alt + Tabを押したときの画面。Altを押している間は維持される。

 Zoomで画面共有する方法は、Zoomの画面の下段中央にある『共有』や『画面の共有』を使う。
 前提条件として、会議のホスト(管理者)が画面共有を許可している必要があるので、共有ボタンが使えない場合は、ホストに許可を要請します。

 共有ボタンを押すと下図のようなウインドウが開きます。ここに表示されるものは、現在開いているアプリ等になりますので、共有したいファイルは予め開いておく必要があります。

 PDFなどたくさん開いていると、目的の物を上手く開けない事があります。また、メモリを使いすぎて不安定になる事もあるのでなるべくファイルは少なくしておきます。

 スライドショー状態にしてからAlt+TabでZoom会議に参加していた場合、この共有ウインドウにはスライドショー状態のパワポと、編集状態のパワポがあります。
 ここで一発でスライドショー状態のパワポを共有できれば、スマート化の成功です。


 動画を共有する場合、注意が必要でした。

 『音声を共有する』にチェックを入れずに共有してしまい、自分のパソコンでは音声が流れているが、聴衆には聞こえていないという事がありました。

 リハーサルで気づいたので本番では問題なかったのですが、このチェックマークはリハーサルの段階からOnにしておくと良いと思います。




 ウェブでの会議やプレゼンテーションの機会が増え、周囲のリテラシーが高まる中で、こちらも追い付いて行かなければならないなと思う日々です。

 2020年はハードウェアの充実を進めましたが、2021年はソフト面での改良改善を繰り返していこうと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

解決
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生活・DIY

1坪くらいの場所にイナバ物置を建てて玄米保管庫を保管するDIY ~今日の課題~

★今日の課題★
D.I.Y.で1坪くらいの場所に市販物置(イナバ物置)を設置する




6帖用を踏襲

 前回、イナバ物置の6帖用の製品を設営したので、その方法を踏襲して設営します。




設置場所の確保

 深く考えるほど広い家では無いので、ほぼ即決でしたが、バイクを置いていたスペースを物置の設置場所としました。

 これにより、当面はバイクは野ざらし、屋根の無い場所での保管となります。

 いずれ、屋根付きのバイク置場を確保できるように、お仕事を頑張りたいと思います。

物置の設置場所(バイク駐輪場)



基礎

 物置の基礎は、コンクリートをフラットに敷いて、その上にブロックを置く方法としました。基礎・ブロック・物置はそれぞれ独立しており、ボルトなどで接続されていない状態を想定しています。

 取扱説明書を見て基礎ブロックの四つ角の位置を確認、それと同じ大きさで型枠を組みました。

 隣接する建物(住宅)とも縁が切れているようにするため、基礎などが接しないように注意しました。

型枠が組み終わった
型枠が組み終わった

 型枠の四辺の長さは木材で既定できますが、長方形なのか平行四辺形なのか見た目ではわからないので、対角線を測定し、2本の対角線が同じ長さになるように調整しました。
 三平方の定理で、ある程度の対角線の長さは分かっているので、まずはその値に近づけつつ、型枠を組んだ人による誤差を埋めていくような作業を行いました。

対角線の測定
対角線の測定

レーザー墨出し器のグリーンレーザータイプです。昼間の使用であれば赤より緑です。私が使用しているのはフルラインタイプなので縦横に同時に線(光)が出ます。用途によって使い分けられると思います。昼間の作業ではグリーンレーザーでも見づらいことがあるので専用受光機も使っています。

レーザーポインタのようなものが先端から出て、そのポインタが示す位置との距離を表示する装置です。私が使っているのは3千~4千円程度の物ですがDIYでは支障がありません。プロならばBosch(ボッシュ)の製品がお勧めです。堅牢性もあって良いと思います。



土間打ち

 バイク駐輪場であったため砂利は固められていましたが、念のためランマーを使って突き固めました。

 その上にコンクリートを敷いていきました。

 モルタルの場合はセメント1に砂3を基本、コンクリートの場合はセメント1:砂3:砂利6の比率で混和しました。
 今回の土間の容積は1.8m×1.35m×0.1m程なので約0.25立米程度の見込みでした。
 前回の6帖物置の時の残材料ではあと少し足りなかったので、バイクでセメント1袋と砂3袋を調達しに行きました。


 仕上がり高さは汚水マスの蓋の上を基準に、レーザー墨出し器を使って合わせました。
 コテを使って仕上げながら、高さを随時確認し、型枠内をコンクリートで埋めていきました。




ブロック基礎

 土間は型枠を外してみると、見た目にはキレイに仕上がった感じです。
 素人の自己満足なので、遠目から見て納得しています。

土間打ち直後
乾いて型枠を外した後

 物置が配送されて来たので『土間の上に置いてください』とお願いしたところ『ここに建てるのであれば邪魔になるので他の場所が良い』と運送屋さんに言われました。
 他に場所が無かったので、仕方なく土間の上に置いてもらいましたが、確かに邪魔でした。
 暑い中、すべての配送物を移動させることになりました。

配送直後の物置
作業のために全数移動

 荷物配送前にブロックを並べておけばよかったのですが、本当に物置が入手できるかわからなかったので配送を待ちました。
 実はこの前に、ヨド物置を注文してあったのですが、途中で納期不明となりキャンセルした経緯があり、作業を進めるには実物を見てからと思っていました。

 モノが届いたので、1か所基準となるブロックを敷設後、そこにレーザー墨出し器を置いて他のブロックを敷設しました。
 今回は範囲が狭かったこと、2回目である事などから基礎全体の高さはほぼフラットだったので、レベル調整は不要でした。

 各ブロックに防振ゴムを置いて、基礎は完了です。

基準となるブロックとの高さ調整
防振ゴムの敷設



物置を建てる

 用意されたブロックの上に根太を敷き、その上に床材を敷いて土台となる部分は完成です。

 真夏なので、鉄板はかなり熱くなっています。


 柱を立て、角の壁を取り付けるとある程度は安定してきました。日陰もできて少し作業がしやすくなりました。

 続いて屋根を乗せて固定すると、全体の安定感はとても良くなり、全体に日陰もできて作業性は高くなりました。




正面パネル(扉)設置前に内装

 あとは壁パネルを順番に取り付けて完成というところですが、今回も断熱材を入れたいので、作業手順が変わります。

 1.5帖しかない場所に、1帖あるコンパネを入れるのは大変な作業になるので、正面パネルは施工せずに内装工事を開始しました。

 床にコンパネを敷き詰めたあとで、正面パネルを設置して、とりあえず雨が降っても良い状態にまで進めました。




内装工事

 内装工事はパネル型の断熱材を詰めた後でコンパネを貼るという作業の繰り返しです。

 間口は1.8mより少し欠けるので、コンパネは少しカットして入れなければなりませんでした。




電源工事

 電源は住居から地中配管を伝って物置まで到達させました。

 物置の外壁にアウトレットボックスを設置しましたが、薄い鉄板に安定させるのが難しいので、内側に木板を貼り、そこにビス止めしました。

 外壁の鉄板、下地の木板の両方に通線用の丸穴を開孔し、絶縁用のチューブを入れてVVFケーブルを通しました。

電源取込用アウトレットボックスの下地
電源線が通る部分は断熱材を切り欠き

 物置内には何か所かコンセントを敷設しましたが、基本的には同じような工法で行っています。
 内装板に穴を開けて配線を取出し、そこに配線器具(コンセント)を取り付けて、カバープレートで仕上げるという方法です。


 この物置には玄米保冷庫を設置予定のため、排熱を逃がすための換気扇を設置しました。24時間タイマーで制御し、昼間は常時稼働、夜は間欠的に動作するように設定しました。

 照明器具は逆富士型(V2)の蛍光灯をLED化して取付、スイッチは入口付近にコスモシリーズのBスイッチ(ほたる)を設置しました。




 今回はイナバ物置の1畳半のタイプの設置を行いました。

 既に6帖タイプを設置した経験があったので、だいたいの作業はスムースに進みました。

 あとは収納して終わり、たぶん開け閉めする回数は相当に少ないと思います。
 当面は保冷庫の熱が逃げてくれているかどうか、収納物が傷んでいないかどうかチェックして今夏を乗り切ろうと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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生活・DIY

物置建設DIY(6帖)5.物置内装・施工完了/イナバ物置 ~今日の課題~

★今日の課題★
D.I.Y.で市販物置を設置する【6帖編】
その5:物置の内装を仕上げて完了




物置完成

 前回までにイナバ物置の標準仕様の建築工事は終わりました。

 説明書どおりの仕様には仕上がっていると思います。

 たぶん、台風でも飛ばないはずです。




床補強

 床の印象は『ベコベコ』でした。

 根太のあるところはしっかりしていますが、根太間の鉄板は薄く感じられ、ここに机の脚などがくると不安定だろうなと思いました。

 そこで、1.8m×0.9mのコンパネを買ってきて敷き詰めました。

 出っ張りなどで端が合わない部分はコンパネを切り欠いてピタリと収まるように努めました。

 隙間なく敷き詰めると、安定感を感じます。
 釘は1本も使っていませんが、キツ目に嵌めてあるので、コンパネの自重と相互に押し合う力で、剥がれてしまうような事は無さそうです。

 コンパネは約6枚敷きました。約6畳ということになります。




 床工事に使った材料はコンパネのみでしたので、乗用車でも積んで帰れましたが、壁施工では断熱材とコンパネを使用するためホームセンターでトラックを借りました。

 このホームセンターでは、従業員の皆さんが積み込みを手伝ってくださいます。というか、丸投げして私はトラックの貸出手続きをしていました。

 ここで購入したのは断熱材となる発泡パネル20枚、コンパネ13枚、杉板40枚です。


 最初に作った壁は、正面のメインとなる壁です。

 ここには幅9cm程の杉板を打ち付けて予定でした。
 使うのは1枚100円チョットのホームセンターで普通に買える杉板です。
 杉板は安物と高級品の差が、素人目に見てもわかるので、この安物はウェブ会議でも気づかれてしまいそうです。

 そこで、表面を焼くことにしました。
 ガスバーナーで表面を焦がし、紙ヤスリで磨くと焦げ方の違いでコントラストが生まれます。
 焦がして磨く、これを幾度か繰り返して、最後は水拭きしました。ヤスリの削りカスも水拭きで除去します。

 正面のカベだけ、手間を掛けました。


 その他の壁はコンパネを貼りました。

 最終的にはスチール書庫などが並んで見えなくなるので、あまり細かい事は気にせず、とにかく断熱材をしっかり入れる事にしました。




天井

 天井にも断熱材を詰めました。

 屋根が勾配になっているので、天井をフラットにしてしまうと天井裏のスペースがもったいないと思ったので、天井の高さは少し段々になっています。




床仕上げ

 床の仕上げはタイルカーペットにしました。

 今回、床補強用のコンパネはネジなどで固定していないので、何かあれば浮いてきたりズレたりする可能性があります。
 タイルカーペットによりコンパネの継ぎ目が橋渡しされ、浮きの可能性を低減できると考えています。

 汚れれば交換できますし、木板よりは擦れて傷む可能性も低いと思っています。




電気設備

 天井施工に先行して電気配線を施しています。
 照明は2か所、スイッチは2個にしました。おそらく、荷物を取り出すために手前だけ点灯させる機会が多いだろうと考えています。

 主照明とは別に、小物撮影用の補助照明も設置しました。
 いずれもV型2灯用の既有蛍光灯を改造し、LEDランプに置換した物を設置しています。

 コンセントは壁には設置せず、すべて天井にしました。
 物置の構造上の問題で、壁に配線するのは容易ではない事がわかっていたため、天井にコンセントを設けて延長コードを活用する計画です。

 電源回路は2回路設置していますが、今のところ1回路だけ活かしています。
 母屋から2回路分の配線を敷設していますが、母屋側が1回路しか出ていないので、容量が足りなければ工事する予定です。




空調設備

 エアコンはアイリスオーヤマのルームエアコンをネット通販で買って取り付けました。

 室外機は物置建設前から置く場所を決めておいたので、すんなり設置できました。

 室内機も目途を立てていたので、何かに干渉することなく配管穴を開ける事ができました。
 穴は既有の70mmコア抜きドリルでコンパネ、断熱材、外壁材(鉄板)を開孔しました。


 銅管が高騰しているので、配管が意外と高かったです。
 2分3分のペアコイル配管、室外機の入口では地震などでズレても良いようにバッファとなるようクルりと一周巻いてから接続しました。

 ゲージマニホールドと真空ポンプを用いて、管内の真空を確認した後に、ガスを開放して試運転しました。




通信設備

 物置は鉄で覆われているので、Wi-Fiの電波は通りづらいです。

 そこで、母屋からLANケーブルでネット回線を取り込むことにしました。

 地中をPF管で配管し物置へ取り込み、物置内にWi-Fiのアクセスポイントを設けました。

 物置の中に居ればWi-Fiは快適に使えますが、物置の外に行くとほぼつながりません。

 LANの端末処理は以前掲載した記事を参考に実施しました。




内装概算

 今回の物置の内装工事にかかった費用を概算してみました。

 リスト通りですと133,300円ですが、蛍光灯など既有品が無ければ15万円くらいになります。

 DIYなので工事費はゼロ、工具も新調はしていないのでゼロですが、買い揃えたら結構な金額だと思います。

 正確な事はわかりませんが、大工工事が2人工(にんく)、電気工事も2人工、合わせて4人工で単価5万円なら20万円です。
 エアコンは特殊工事としてプラス2万円くらいかかるかもしれません。道具代が多いのと、責任が発生するので追加料金がかかると思います。

 素人の工事なので仕上がりはそれなりですが、工事代20万円を浮かせたという響きがあれば、多少の雑さは気にならないと思います。

コンパネ25,000約20枚使用、床・壁用
断熱材16,000約20枚使用、壁・天井用
杉板6,000約50枚使用、壁・天井用
野縁材6,000約20本使用、天井下地用
金物1,000木ビス、タッピングビス
タイルカーペット10,000約30枚使用、サンゲツ
床用接着剤3,0001缶、サンゲツ
エアコン38,000アイリスオーヤマ
エアコン配管5,000イナバ
LED直管5,0006本使用
V2型照明0既有品使用
ブレーカー3,0002個
コンセント1,2008か所
プレート8008カ所
スイッチ1,000コスモWスイッチ
PF管3,00015m×2系統
ボックスコネクタ8004個×2系統
アウトレットBOX2,0002個×2系統
VVFケーブル4,000約100m
LANケーブル1,500約30m
LAN端末1,0001個
天井工事0
壁工事0
床工事0
断熱工事0
電気設備工事0
空調工事0
通信工事0
外構・引込工事0



収納

 内装が仕上がったので早速収納です。

 メタルラックなどが壁一面に並ぶ感じで、あっという間に狭くなりました。

 おそらく、自宅(母屋)の6畳間をこのような収納スペースとして使う事は考えづらいと思いますが、物置だからこそ惜しみなく出来たような気がします。




 今回は物置の内装工事を実施しました。

 荷物を置くだけとはいえ、この暑い地球で断熱材の発揮する効果は大きいと思います。
 断熱材に限って言えば、素人ながらしっかりと施工できているのではないかと思います。素材が良いので、カッター出来るだけで簡単にキレイな施工ができました。

 大工さんに頼めばもっと良い壁や天井の仕上がりが期待できると思いますが、DIYで施工した事で自己満足は得られています。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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生活・DIY

物置建設DIY(6帖)4.物置を建てる/イナバ物置 ~今日の課題~

★今日の課題★
D.I.Y.で市販物置を設置する【6帖編】
その4:物置を建てる




高さの確認・調整

 土間が完全に乾いて、ポロポロと崩れないことが分かってから型枠を外そうと思っています。

 今日はあいにくの雨なので作業は前進しませんが、とりあえず高さが合っているのか否かを確認してみました。

 ほぼ、合っていますがコンクリートブロックが水平にならないところがあるので、補修が必要です。

 そこで、全体を最大10mm高くする計画で、コンクリートブロックの下にモルタルを塗って高さと水平を調整する事にしました。

 今日は雨なので、後日の作業です。




型枠ばらしと高さ調整

 型枠の解体を行いました。

 固定に使った角杭やビス等を外して、型枠と金づちで叩いてコンクリートから剥離していきました。

 断面は平ら、崩れてしまう所もなく、上手くいった感じです。

 続いて、コンクリートブロックの高さ調整です。
 1つ1つのコンクリートブロックの下にモルタルを塗り、レーザー墨出し器と水平器を使って高さと水平を調整していきます。

 同時に、ブロック相互の不平衡が無いように、土台となる金属パーツを仮置きし、隙間が無い事を確認しました。

 辺りはすっかり暗くなってしまいましたが、調整用のモルタルが乾く時間を稼ぐために今晩と、明日1日を使います。




建てる(1)土台と柱

 型枠をばらしてから3日目、今日は晴天。物置を建てる作業を行います。

 今回、あくまでブロックの上に置いてあるだけの物置という事で、建築物では無いと認識しています。
 なので、ブロックは土間からいつでも動かせる状態ですし、ブロックの上には防振ゴムを載せて、物置の土台とは接していてもネジ等で固定はされていない状態にしてあります。

 建設作業はまず土台、物置の外枠となる長方形を描きます。
 ここでも対角線を測定して、しっかり長方形になっている事を確認してから次のステップに進みます。

 土台がしっかり固定できたら根太を入れます。
 今回の物置では根太は4本です。

 ここに床を入れることで、足元はひとまず完了です。


 次に四つ角に柱、前面と後面には中間にも柱を建てます。

 柱はグラグラの状態なので、続けて桁と妻を取り付けていきます。


 作業の様子をタイムラプスで撮っていたので、ご関心があればご覧いただければと思います。
 日付や時刻は合っていません。カメラのセッティングの都合でズレてしまいました。




建てる(2)壁と屋根

 桁や妻を付けたとはいえ、まだ柱はグラグラしています。これを固定させるには壁が必要です。

 手順書どおりであれば、角の壁を設置してグラつきを無くし、その上で屋根や鼻隠しなどを付けていくように指示されています。

 今回、手順書をしっかりと読まずに作業してしまったため、屋根を付ける前に壁をすべて取り付けてしまいました。


 ミスに気付いたのは、鼻隠しのネジを締めようとしたときに、作業しづらいなと思ったときです。

 個人的には、手順書がやや意地悪だなと思いました。
 手順8で『壁パネル取付』というのがあり、そこにはすべてのパネルの嵌め方が記されています。使用するボルトの数なども示されており、ついうっかり、すべての壁パネルを取り付けてしまいました。

 手順書を良く見ると、手順13『土台中カバー取付』の中に『壁パネル組み合わせ図に従って全て取り付けます』と書かれており、ようやく壁パネルの出番があります。

 この手順ミスとは関係ないと思いますが、手順11『鼻隠し前取付』の高低で、取付金具が付けられないハプニングがありました。
 どう見ても『梁中』を取り付ける際に嵌めこんでおかないと穴に入らない構造です。手順7まで戻る必要があります。
 さらに、取付金具のネジ穴は鼻隠しに合うのですが、もう1本のネジ穴があいません。数センチ、高さが違うので、これはどんな手順で進めても、あのネジ穴に入ることは無いと思います。

 ネジ1本はあきらめて、何とか全てのネジを締めつけて、物置建設初日を終えました。




建てる(3)ドア取付

 無駄な作業をいくつもしてしまったので、1日で建てられませんでした。

 とはいえ、残ったのはドアだけです。

 ドアは壁パネル5枚分のスペースがあればどこにでも設置できるので、今回は側面に設置しています。

 そして勝手を左開きから右開きに変更しています。
 勝手の変更は、ドアの上下にある部品を入れ替える必要があります。下端にある車輪と上端にあるV字型の部品を外し、入れ替えます。

 ドアは3枚で構成されており、まず動かない部分となる『正面パネル』を設置します。
 次に中間のドア(扉)、そして錠前が付いているドア(扉)を取り付けて完了です。

 ドアを側面に設置する場合、コンクリートブロックをどの位置に置くべきかは説明書には書いてありません。
 たぶんこうだろうと予想しながら設置したところ、上手くいきました。
 ドアのレールがある敷居が75mm出っ張るので、その分を見越してブロックを75mm出しておきました。
 敷居は踏むべきではないのですが、踏まれてしまったときに荷重が分散するように、ブロックをもう1つ追加しておけば良かったなと今さら思っています。




使用工具・物品等

 今回の作業で必須だと感じたのはラチェットレンチです。

 2種類のラチェットレンチを使い分けたので作業が進みましたが、これが無かったらもう半日くらい時間がかかったと思います。
 ネジ頭(ボルト)のサイズは10mmです。ネジはM6ですが、工具は10mmのレンチです。

 私は187cmあるので脚立の出番は少なかったですが、それでも脚立無しではできない作業があったので、これも必須だと思います。

 梱包の中に水平器が入っていましたが、あまり信用できない感じでしたので、今後数十年使用する物置ですので、しっかりした水平器があると良いと思いました。

よく使うサイズのレンチが1つになったラチェット工具です。ポケットに入れても落ちないようなサイズなので、今回の作業では重宝しました。メインではラチェットレンチセットの10mmを使い、ときどきミニ工具を使って作業しました。併用が良いと思います。

足場板がついた脚立です。横移動しながら作業できるので便利です。電気屋さんやクロス屋さんはよく使っている脚立です。洗車にも便利です。

丁度良い長さの水平器です。エアコンの室外機の脚の下、ブロック間の水平を見るときなどにも使っています。



 今回はイナバ物置のNXN-98Hを一人で建ててみました。

 一人で作業してもどうにかなるように設計されているようですので、特に問題なく、怪我もなく、作業を終えました。

 作業手順書がときどき読みづらかったり、説明が無かったりする部分があるので、勘を働かせて作業しなければなりません。今回はその部分についても良い方に勘が働いたようで、問題なく作業できました。

 床の耐荷重は高いはずですが、薄い鉄板1枚の部分は不安があるので、荷重分散を目的にコンパネを敷こうと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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物置建設DIY(6帖)3.基礎工事/イナバ物置 ~今日の課題~

★今日の課題★
D.I.Y.で市販物置を設置する【6帖編】
その3:基礎工事をする




資材調達

 これから型枠を組んで、生コンを練って、基礎工事をするという段階において、調達する物は重量物や長尺物が多くなります。

 ネット通販は馴染まない商品群ですので、近所のホームセンターで調達しました。

 このお店では軽トラ以外に、1.5トンのトラックも無料で貸してくれます。

 まず型枠用にコンパネ(木板)の1畳サイズを2枚、桟木(野縁用)の4mモノを4本購入しました。

 生コン用にセメント4袋と土嚢入の砂を12袋購入しました。基礎は1:3の比率で作る予定です。
 砂利は駐車場に山ほどあるので、それを活用します。

 物置の基礎はブロック方式を選んでいるため、それに必要なブロック34個も一緒に買いました。

 これらの重量物の積み込みは、すべてコーナンPROのスタッフさんが行ってくれました。
 私がトラック貸出の手続きをしている間に、積み込みが終わっていました。




型枠材料を準備

 先ほどの荷物、積むのは6人がかりでしたが、降ろすのは一人なので30分くらいかかりました。

 木材は早速、切り刻んで型枠の材料にします。

 コンパネは1820mm×910mmの物を、1820mmの短冊状の板に刻みました。
 今回はコンクリの厚みは10cm未満、GLより上に5cmも出ていれば足りると思いましたので15cmくらいでカットすることにしました。

 コンパネ2枚を6分割なので12枚の短冊ができました。

 長辺は4.5mくらいなので1.8mの板が3枚では長すぎ、2枚では足りないのでハーフサイズの板も作りました。
 これで1.8m×2と0.9m×1の組み合わせで4.5mになりました。

 桟木は約4mなので、0.5mほどに切った桟木を足して4.5mの型枠にしました。




最初の2辺

 まずはレーザー墨出し器をセットし、だいたいの高さを合わせておきます。

 その上で、1辺目の型枠をセットします。
 これは既設土間に合わせる必要があるので簡単に位置が決まりました。

 2辺目は、さきほどの1辺目と直角に交わる辺です。
 2辺の長さをそれぞれの型枠に記しておき、その頂点間の距離、すなわち対角線を測定して直角である事を確認しました。

 位置を微調整し、対角線が出たら固定します。




残る2辺

 3辺目も対角線を見ながら調整するところですが、4辺目の型枠を組んで、その時点で平行四辺形から長方形へと調整すれば良いので、3辺目はだいたいの位置合わせで終わりです。

 ここで雨が降ったり止んだりを繰り返すので、作業は中断しました。

 雨が上がってから4辺目となる短辺の型枠を作り、長辺間に嵌めこんで対角線を測定、調整しました。

 最初はスケールで測っていましたが、精度に難があると感じたのでレーザー距離計を使いました。




スミとアタリ

 上面から見た長方形は型枠でしっかりと形づくりましたが、高さ方向については規定されていません。

 型枠の高さは適当に、だいたい中間くらいがGLになるように考慮しながら設置しましたが、正確ではありません。

 今回は型枠に、仕上がり面(GL)より1cm高い位置に墨を打つことにしました。

 さらに、アタリ出しと呼ばれるものをやってみました。
 仕上がり面がわかるように、土間の途中に設けられる指標のようなものです。

 地面を突き固めて、砂利を敷いて突いて、を繰り返して簡単に沈んだりしないようにしました。その上に、今回はレンガサイズのコンクリートブロックを置いて指標としました。




手捏ね生コン

 今回はかなり奥まったところになる場所での土間打ち作業であり、途中に50cmほどの段差もあるため、生コン屋さんのミキサー車は使えないと判断、手作業で作る事にしました。

 自分で捏ねて、出来上がったら流し込み、レベルを見ながら表面を仕上げていくという作業をワンオペで進めるのは非常に効率が悪かったです。
 助っ人、居たら3倍のスピードで進んでいたと思います。

 道具はほぼAmazonで調達しました。

 トロ舟、手鍬、角スコップ、ミキサー、どれも安かったですし翌日配送で便利でした。

 材料は近所のホームセンターで調達済、セメント4袋と土嚢入砂12袋、比率1:3です。


コンクリートなどの材料を混ぜるための容器です。

壁材の混和、U字溝の掃除などに使える手鍬です。軽い割にしっかりしています。

『角スコ』などとも呼ばれる大きめのスコップ(ショベル)です。これ無しでは生コン作業や砂利敷作業は進みません。

生コン、塗料、液体の攪拌作業に用いるミキサー(先端)です。電気ドリルに接続して使います。



生コン作り

 まずは生コンを流し込みたい場所の近くにトロ舟を用意し、そこに砂とセメントを入れます。

 今回は60リットルの舟でしたので、砂3袋は入りませんでした。2袋が限界だと思います。

 まず砂1袋を舟に入れて平らに均しました。
 その上のセメントを半量くらい被せて、水を入れずに手鍬で混ぜました。
 さらにその上からもう1袋の砂を入れて、同様に残りのセメントをいれて混ぜました。


 砂とセメントが混ざり合ったところで、舟の端の方に穴を掘って水を溜めました。

 水たまりに砂を崩して入れるようにしながら捏ねていくと、モルタルらしいものが出来てきます。

 溶かす水が無くなってきたら同じように池を作って水を入れるようにし、ある程度まで手鍬で混ぜました。

 全体が水で濡れた感じになったあとでミキサーを使いました。
 普通の電動ドリルに、先端工具としてミキサーを取り付けて攪拌するツールを使っています。

 大雑把に混ざったモルタルを、キレイに均質に混ぜてくれるので流し込んだときにキレイに伸びてくれる気がします。




レーザー墨出し器で常に確認

 今回は汚水マス(塩ビ管フタ)が高さの基準となっています。

 仕上がりをこの高さにすべく、レーザーで高さを確認しながら土間打ちを進めています。

 レーザー墨出し器を設置して、水平レーザー光のGLからの高さを測定したところ138mmでした。
 そこで、30cmほどの木板に138mmの線を引き、その線にレーザー光を合わせることで木板の下端がGLになるような治具を作りました。

 レーザー墨出し器は土間打ちが終わるまで動かしたくなかったので、雨が降ってきたときにはバケツをかぶせ、最後まで同じ基準で実施しました。




まったく足りず

 セメントも砂も1袋で約25kgです。

 いま調達してある分が16袋、約400kgです。

 今回の土間の面積は約10平米あります。
 10cmあたり1立米(約1000kg)のコンクリートが必要になりますので、400kgですと4cm分しかありません。

 初日、いきなり材料不足で作業が中断しました。


 材料を追加して作業を再開。

 既に乾いて固まりつつあるモルタルの横に、いま作り立てのモルタルを入れると、明らかに色が違います。

 乾けば同じになると思いますが、やはり一気に最後まで作業を進められた方がミスはないと思います。

乾いて固まっているモルタル(左)と作りたてのモルタル(右)



端まで完了

 何回目かわからなくなってしまいましたが、捏ねて流して均す作業を端から端まで終えました。

 まずは、すぐに道具の洗浄です。
 セメントが付着しているすべての道具類を流水でキレイにしました。
 私宅では砂利の庭があるのでそこに浸透させてしまいましたが、決して排水溝には流さないようにしましょう。排水管の中でブツブツのようにあちこちにセメントが付着し、やがてそこに泥や毛などが引っ掛かり、詰まります。

 全体としてレーザー墨出し器を使って高さを合わせながら進めましたが、真っ平という感じでは無さそうです。
 あとで修正します。




余った生コン

 端の端、最後の生コン作業になるであろうとき、少しずつ作って足らずを補おうと思っていたにも関わらず、勢い余って作りすぎてしまいました。

 行き場を失った生コンがバケツに1杯分くらいありました。

 仕方が無いのでバイク置場のサイドスタンドの近く、バイクの荷重が掛かっているあたりに生コンを敷きました。

 計画的に生コンを作らないと、行き場のないコンクリート塊ができてしまいます。




 今回は比較的重労働となる基礎工事をしました。

 『基礎』といっても、全てを支えるだけの耐力がある基礎ではなく、高さの基準となるような基礎でもありません。

 雨水の湿気が物置を錆びさせないようにする、湿度対策の目的で敷いた土間です。

 次回から物置を建てていきます。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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生活・DIY

物置建設DIY(6帖)2.整地・墨出し/イナバ物置 ~今日の課題~

★今日の課題★
D.I.Y.で市販物置を設置する【6帖編】
その2:整地・墨出し




現地調査

 現調といっても敷地内なのですぐに行けます。

 ご覧になられてわかるかもしれませんが、砂利が敷かれた少々荒れた庭です。

 ここは昔、洗濯物干しのスペースでした。そのため、砂利が敷かれています。

 奥に花壇がありカサブランカを植えていましたが、既にほかの場所へ移植済です。




砂利敷の下は防草シート

 花壇があった場所は土が肥えていて雑草がすぐに生えそうな場所です。

 物置が完成したあとは、人が出入りするのも難しい狭い場所になるので、ほぼ使われる事はありません。

 雑草でうっそうとしないように、防草シートを敷いてから砂利を敷く事にしました。




型枠を組む位置の地面確認

 ほぼ砂利の庭とはいえ、昔は土だったので、少し掘れば地面が見えてきます。

 今回の土間打ちには型枠を使い、コンクリートを流し込む計画なので、型枠が設置できるかどうかを確認します。

 もし、型枠が無理であればブロックで囲み、その内側にコンクリートを流すのがプランBです。
 プランCとして、基礎ブロックの下だけモルタルを敷く方法も考えてはいますが、それだと地面の湿気が物置の床を腐敗させる可能性があるので、プランCは避けたいと考えています。




本格的に計測開始

 おおよそ、障害物がない事がわかりました。

 汚水マスが少し干渉しますが、ギリギリで基礎ブロックを置くことができそうであるため、その確認も兼ねて本格的に計測をしました。

 まず、臨家の掃き出しまどから続く土間は動かせないので、これが1つの基準になります。

 そして、奥にある水道メーターを囲うブロックも壊すのは容易ではないと考え、それも温存することになります。

 この2点で、土間の角が決まりました。

 角が1つ決まれば、あとは長方形を描くだけです。




長方形は計算で歪み補正

 建設予定のNXN-98H(稲葉製作所)は、基礎をコンクリートブロックとする場合は下図のように並べます。

 今回はコンクリートブロックを基礎とするものの、その下は土間にする予定なので、コンクリートブロックが置かれる位置に合わせて土間が在る必要があります。

 基礎ブロックより広く土間を作るという方法もありますが、そうするとアンカーを打つのが難しくなります。
 また、基礎ブロックは建物にすっぽりと隠れますが、建物よりも土間が外に出ていると、その部分に降った雨は土間の内側へ流れて来てしまう可能性がありますので、なるべく建物(物置)外壁の外側は砂利、内側だけ土間にしたいと考えました。

 建物だけで言えば4422mm×2212mmの長方形を描けば良いのですが、扉の部分は75mm出っ張る必要があります。
 今回は扉を短辺に設置する予定ですのでそちらが75mm延長、すなわち4497mm×2212mmの長方形の土間になります。

 四辺の長さは上述のとおりですが、これだけでは菱形になる可能性もあるため、直角を出すために対角線を測定します。


 上式に当てはめると、下式になります。


 これにより、土間の対角線は5,011.6mmであれば長方形である、四角が直角であると考える事ができます。

 実際の現場では5,011mmを厳密に測定するのは難しい部分もあるので、プラスマイナス5mm程度の精度を目指して実地計測しました。




転圧

 今回の整地では、転圧を実施しました。

 物置の部分荷重は600kg/平米くらいになるという事で、それが25個のブロックに分散するとはいえ、かなりの重量です。

 地盤沈下で柱が歪んでしまう事を避けるために、地盤固めに注力しました。

 最初に検討したのは『プレートランマー』『プレートコンパクター』と呼ばれる装置です。ダッダッダッダッと振動と圧を掛けながら前進する建設機械で、レンタルなら1日1,000円~1,500円、買うと1台5万円くらいです。
 この5万円のランマー、相当に悩みました。駐車場の砂利整備にも使えるし、要らなくなったら中古で売れそうだしと....私が見た中で最安値はYahoo!ショッピングのハイガー産業で49,700円、送料無料、100円クーポン、PayPayのキャッシュバック13%(4,976円相当)、Tポイント1%(497円相当)、差引合計44,127円というものでした。

日本に修理拠点をしっかりと持つ建設機械メーカーのプレートコンパクター/プレートランマーです。この商品はゴムマットを使うことでインターロックの上でも転圧できます。コンパクトなので塀の際でも操作しやすい特徴があります。4スト87ccエンジンで2.5馬力の強力なパワーを出します。

 置く場所をどうするのかなど課題があったので、今回はコンパクトなランマを買いました。
 直径14cm程なので、10平米を転圧するのに....何時間もかかります。
 DIYでは労働力はタダなので、数時間の作業も我慢します。

 それでもこの先端ツールだけで8千円近くしたので、有効活用して参ります。

電動ハンマーの先端ツールとして装着すればランマとして使えるデバイスです。マキタ8500N、日立PH-40F、リョービCH-420Aなどに装着できるタイプです。

 早速、使ってみました。

 最初は本当にピンポイント、同じ場所しか転圧できませんでしたが、慣れてくると水平移動ができるようになり、幅10cm程の転圧を右へ左へと移動して、全体の砂利に圧をかけました。

 画像で見てもわかりづらいのですが、砂利が浮いておらず天面は均一、少し足を擦らせたくらいでは砂利は転がりません。

 かなりフラットになりました。

 この転圧は1回目の軽い物で、このあと更に砂利を敷いて転圧し、面として固い砂利の層を作る予定です。




 今回は墨出しと整地を行いました。

 雑な測量のあと、精緻性を高めるために対角線も計測して長方形を描きました。

 整地ではランマーを使い、転圧して地盤固めを行いました。固くなった地面にコンクリートを敷くことで更に強固になると思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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物置建設DIY(6帖)1.計画・機種選定 ~今日の課題~

★今日の課題★
D.I.Y.で市販物置を設置する【6帖編】
その1:計画・物置の機種選定




限られた土地を最大限に活用

 土地はタダでは手に入りません。
 土地は持っているだけでも固定資産税がかかります。

 家の隅っこに1坪のデッドスペースを作ってしまうと、固定資産税だけでも年数千円、向こう30年で資産すると....もったいない話です。

 今回、市販の物置を使って収納スペースの拡張に取組もうと考えた訳ですが、なるべく広く収納スペースを得たいので、どういう形状の物を、どのように置くと良いか考えてみました。

 水糸を何本も張って、様々な組み合わせを検討した結果、右奥の早生ミカンの木を温存し、人が立ち入りづらいスペースにはエアコン室外機などを置くように計画する事で、歩留まりの良さそうな形が想像できました。

物置建設予定地



コストコ物置の予定が....

 最初はコストコの物置を想定していたため8ft×10ft、約2.4m×3mの物置を置く予定でした。
 今年3月末に店頭で確認した際には在庫が何個もあったので、これは大丈夫だろうと思っていました。
 ところが、コロナ禍で売れ行き好調らしく、どこの店舗でも在庫切れでした。尼崎へ行って『ない!』の一言で終わり、『他店舗は知らない』と言い切って店員さんはどこかへ。
 コストコのチャットで調べてもらいましたが神戸、大阪、京都も在庫なし。
 入荷の予定はあるが、いつ入荷かは未定だそうです。

 ついでの米国のLIFETIMEのウェブサイトを調べてみましたが、こちらも在庫切れでしたが、入荷予定日は表示されていました。米国企業ですが中国製らしいので、日本の近海を通って米国に渡ってしまいそうです。
 入荷があるならと、日本向けの出荷を問い合わせましたが対象外という事で、アジアのセールス担当に問合せなさいという感じでした。

 我が家には既にコストコの物置、LIFETIMEの製品が設置されており、今回はその隣に物置建設用地を用意したので、同じシリーズで2棟並べたかったです。

2021年3月末
2021年3月末

 無いなら仕方が無いという事で、こんどはRVボックスなどを売っているアイリスオーヤマに何か似た商品が無いかと探しましたが、海外製のトタンのような物置が掲載されていました。
 アイリスプラザでは『メタルシェッド』という商品名で出されていましたが、他サイトも調べるとサイズバリエーションが豊富であることがわかりました。

欧州系の雰囲気の金属製物置です。サイズに対して価格が安いです。車が入りそうなサイズでも10万円未満で売っています。

 メタルシェッドのサイズを見ながら、再度水糸を張って組み合わせていきました。

 コストコの物置と同サイズの物があり、まずはそれを1点配置した上で、もう1点配置できないかと考えました。

 しかしながら、アッチが出ればコッチが引っ込むという感じでしっくりきません。

 実に惜しかったです。

水糸を張って何パターンも物置配置を検討



物置3大メーカーで調整

 ネット通販などで寸法が怪しい物を買うのは安くて良いが長期的に見てどうかと考えなおしました。

 コストコ物置のときは本体12万円、送料3万円を想定していたので2.4m×3mの7.2平米で15万円、1平米あたり20,833円の単価を見込んでいた事になります。

 日本の物置メーカーの商品を見ると1平米あたり3万~3.5万円が相場のようなので、単価がグッと上がります。

 どうせ高単価な物を買うのであれば、そちらにしかない特徴を探ってみました。

 まず、高天井タイプが選択できる事がわかりました。

 床の耐力は600kg/平米まであるというのも特徴でした。

 三大メーカーで調べれば、カタログ商品でもサイズバリエーションが豊富である事がわかり、この中からちょうど良い商品を探す事にしました。

田窪製作所
稲葉製作所
淀川製鋼(ヨドコウ)



選んだのは6帖タイプ

 三大メーカーでは天井高が2mくらいが標準、背高品は2.3mくらいで横並びです。

 サイズは奥行きが2mくらい、2.5mくらい、3mくらいと色々とあり、間口は更に細かくたくさんラインアップがありました。 

 元々は2.4m×3mで算段していたので、2.6mも入らなくはない感じでしたがギリギリです。

 2.2mに下げると、3.6mタイプを選べる事がわかりました。これでほぼ決定という感じで測量を進めました。
 タクボのJN-3222、市価25万円程、ポイント等が最大で10%戻るとして22万円程です。DIYにしては高額、それなりの覚悟が要ります。

田窪製作所の背が高いシリーズ『トールマン』です。間口3.2m、奥行2.3m、高さ2.6mです。送料込で25万円前後です。

 もう1まわり大きさイズで間口3.6mの物がありました。

 これが敷地に収まるのか確認したところ、収まりました。

 奥行きが2.2mというのが気になりますが、間口が広く取れるので良いなと思い、この商品にグッと気持ちが傾きました。

 価格は30万円でおつりがくる程度、何とか30万円未満なので一括での減価償却も可能な範囲、条件が良いです。

 楽天市場とYahoo!ショッピングのお気に入りに登録して、セールやポイント還元率の高い日を待つことにしました。

間口が約3.6m、奥行2.2m、高さが最高点で2.4mくらいの物置です。こちらはヨドコウの製品です。

 待っている間にも測量を繰り返し、カタログも隅々まで読んでいるとイナバ物置に間口4.4mというタイプがあり、しかも扉位置を任意で選べることがわかりました。

 実は今回、設置場所の1辺が斜めに狭くなるブロック塀があり、塀と物置の間が50cmくらいしか取れない事が課題でした。
 この狭いところを通っていくことになると、間口が広くても有効活用できないなと思っていました。

 イナバ物置の商品は、前後左右任意の位置に扉が設置できるので、私の描いている理想像に近い物でした。

 これを選んだことにより、長手の1辺が4.4m、短辺が2.2mとなり、この2.2mの位置に扉を設置する事にしました。
 縦横を掛けると5.9帖でした。

 価格ですが、関東や東海に住んでいれば30万円未満で買えました。メーカー直送ルートがあるようです。
 しかし、私の住むエリアだと30万円超の商品しかなく、そこに配送してくれる販売店さんは1~2店舗しかありません。
 私は配送OKの中で最も安かった『環境生活』というショップで買いました。

100人乗っても大丈夫というCMでおなじみのイナバ物置です。間口約4.4m、奥行2.2m、高さ2.4mの物置です。あまり目立たぬようにカタログに書いてあった扉位置変更が、今回の決定打になりました。ネット通販ではエリア限定配送品が安く出ていますが、お住まいの地域は対象外の可能性があるので注意してください。



実測して配置計画

 買うと決めてから、現地で幾度も実測して、ここに収まる事を確認しました。

 フリーハンドで位置を描くと下図のような感じです。

 GLは、水道のマスがあるので必然的に決定されました。
 GLで土間打ちする予定です。

 将来のメンテナンス用に、汚水マスなどは開閉できるように配慮します。
 物置の床も剥がせると思いますので、メンテナンスはどうにかなると思います。

計画地現況
建設計画



 今回はまだ計画段階ですが、開発予定地の計画に目途が立ちました。

 次回は実測しながら、無用な埋設物が無いかの確認を並行して整地していく予定です。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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庭⇒駐車場DIY(第20日)駐車場区画線 ~今日の課題~

★今日の課題★
D.I.Y.で庭を削って駐車場にする
第20日:駐車場区画線




駐車ます

 駐車場の1区画あたりの寸法は法的な定めは無いようです。

 いわゆる車庫証明(自動車保管場所証明申請書)の申請をする際にも、対象となる自動車の寸法と、駐車位置の概要を記載しますが、何メートル以上でないと認めないとは書かれていません。

 国土交通省の指針によれば、『駐車ますの大きさは、設計対象車両に応じて、表-2.4.1に示す値以上とすることを原則とする』と書かれています。

設計対象車両長さ幅員
軽自動車3.6m2.0m
小型乗用車5.0m2.3m
普通乗用車6.0m2.5m
小型貨物車7.7m3.0m
大型貨物車およびバス13.0m3.3m
表-2.4.1 駐車ますの大きさ

[Link] 国土交通省: 駐車場設計・施工指針について, 平成6年9月28日建設省道企第63号


 上記は都市計画上の駐車スペースで、1台単体で考えている場合には適したサイズのようです。

 ただし、月極駐車場や商業施設等の駐車場では、何台も横並びになるので、隣接スペースで共用できる部分があるため、必ずしも指針どおりに作られている訳ではなさそうです。

 どことは言えませんが、ショッピングモール等で実測したところ、だいたい2.4mくらいでした。狭いところでは2.3mという所もありました。それでも普段、買物に行けば駐車していますし、特にトラブルも無かったと思います。

 奥行きは、コインパーキングや月極駐車場ですと4.8m~5mのところがほとんどでした。
 商業施設ではショッピングカートを押して人が通る事を想定しているのか、車輪止めの後方にゆとりがある傾向がみられますが、そのスペースに車は入れないので、区画線だけで見れば月極駐車場と同様に5mほどでした。




補助線から引く

 駐車場内に区画線を引くにあたり、まずは補助線を引きました。

 テント用ロープという物をアマゾンで調達して、それを補助線としました。径が4~5mm程のナイロン製のロープです。

 まずは駐車場入り口近くの壁から5mの位置にペグを1本、奥側でも同じく5mの位置にペグを打ち込みました。
 この2つのペグにテント用ロープを掛けて、ピンと張る様にして補助線を引きました。

 これを奥行5mの駐車場の補助線とします。
 この線は残しておくようにはしますが、いずれ消えても良いものとして扱います。

 駐車スペースの両サイドの線は区画線として使いますが、その線の先端がこの補助線の位置になるようにする事で、いずれの駐車スペースでも区画線の先端が揃います。

パラシュートコードという特殊用途のロープです。耐荷重性が高い事で知られています。ハサミが無いと切れないので、駐車場で車に踏まれても簡単にはほつれないようです。



区画線を敷設

 テント用ロープ(パラロープ)を碁盤の目状に敷設したあとで、トラロープで区画線を明示していきました。

 補助線が交差する位置で、念のためレーザー距離計で再測定しながらペグを打ち込み、トラロープを敷設しています。

 この区画線の敷設は、ユーザーに直接影響するので、気を遣う作業なのですが、今回は補助線を引いてからの作業でしたのでスムースに事が運びました。

 次回以降も必ず補助線を引いてから、区画線を張ると思います。

細い橙色の補助線と、太い黒/黄色の区画線



ひとまず終了!

 この区画線の敷設により、当初予定していた作業は終了しました。

 まだまだ雨の多い季節なので、新たに駐車が始まる位置では砂利の補充などが必要だと思いますが、とりあえず形としてはスタートできました。

Before
After



振り返り

 この計画が動き出した2021年4月頃は、このような計画でした。


 だいたい、この計画どおりに進んだと思います。

 途中、大きな石が出て来て移動に困ったり、数トン分の土の行き場に困ったりしましたが、何とか片付きました。

 特に、残土処分については、ジモティで『欲しい!』と言って頂ける方が多く居りましたので、皆様のお陰で短期間で搬出することができました。


 以前、駐車場の区画線を引いたりした際には、巻き尺を使って地道に測定しましたが、今回はレーザー墨出し器とレーザー距離計を導入したので、非常に作業が捗り、なおかつ精度が高まりました。

5ライングリーンレーザー出力が可能で、4方向大矩ライン照射します。アプリからの遠隔操作ができ一人での作業を補助してくれます。精度は悪くないと思います。レーザーの強さ(線の太さ)を調整できる点は良いと思います。バッテリが2個附属され、充電しながらACアダプタで動作させ続ける事もできますので電源に関する不満はないです。専用ケースもあり、良いと思います。私は三脚と受光器も一緒に買いました。屋外作業では必須だと思います。

 庭として残る部分と、駐車場に変わる部分の境界は、ブロックを積んで対処しました。

 プロ仕様ではなく、DIYだから許されるような、緩い工法ではありますが、見た目にはそれっぽく映っています。

 土砂崩れを起こすほどの高い山でも無いですし、かりに土が崩れても人が怪我をするような量ではないと思いますので、この程度で落ち着いてくれればなと思っています。
 これ以上の盛り土が必要になれば、プロに委託します。


 生垣の撤去とフェンス敷設は外構業者さんに依頼しましたが、こちらはキレイに仕上がり、近所の方からも好評をいただきました。

 なんとなく『うっそう』としていた部分が、スッキリとしたので、近づきやすくなったようです。


 以前は庭だった場所が、今日以降は駐車場として本格的に運用されていきます。

 車1台半くらいのスペースが、3台の駐車場に変わるので、増設できる分、あとは利用者様を探したいと思います。




 だいたいをDIYで、手作業で庭を駐車場に変えて行く作業を記録して参りました。だいぶ時間がかかってしまいましたが、たぶん数十万円分の工事をDIYに置換できたのではないかと思います。

 便利になったと自己満足するのではなく、駐車場として借り手を探し、対価を払うだけの価値を感じてもらえれば、本当に実のある仕事になると思います。

 DIY、過程も大事ですが、やはり結果が大事だと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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庭⇒駐車場DIY(第19日)フェンス工事・ 駐車スペース拡張 ~今日の課題~

★今日の課題★
D.I.Y.で庭を削って駐車場にする
第19日:フェンス工事・駐車スペース拡張




フェンス基礎工事

 まずは生垣抜去から始まった今回のフェンス工事ですが、途中で雨天延期となる日があり、だいぶ時間がかかった感じがします。


 生垣撤去の翌日、大量のブロックを積んでトラックがやって来ました。

 トラックの上にはミキサーがあり、その場でセメントを練ってモルタルを作りながら、ブロックを積み上げていました。


 基礎となるブロックを積んで、天端を仕上げ、フェンス用の支柱が刺さる穴だけ残った状態です。

 当たり前ですが、プロの技術なのでブロックの高さは揃っていますし、目地もしっかりと揃っています。




フェンス工事完了

 基礎ブロックのセメントが乾いたところで、フェンスの支柱が建てられました。


 そこから数日、雨が降ったのですがようやくフェンスが取り付けられました。

 元は生垣があった場所がフェンスに置き換わったところで、約1メートルほどの新たなスペースが生まれました。




駐車場拡張工事も大詰め

 生垣と駐車場の境には一部、御影石の石柱のようなものが埋め込まれていました。

 持ち上げて運ぶには重いので、少し位置をずらす程度で活用しました。

 仕上がったブロックから80cmの位置に移動し、地面より5cmほど頭を出すようにして、車輪止めを兼用することにしました。
 これでブロックに衝突してしまうリスクを低減できると考えています。

 駐車場用に拡張したスペースの多くが土のままなので、上から砂利を被せる作業も並行して行っています。
 ネコ1杯くらいでは焼け石に水、平面的にたくさん砂利を敷くには何往復も必要なので、広い場所はダンプカーで搬入してもらった方が早そうです。


 土が多い部分は草を抜き、除草剤を撒き、防草シートを敷いてから砂利を敷きます。
 これで恐らく、長期間メンテナンス不要になるのではないかと期待しています。


 除草剤はアイリスオーヤマのリキッドタイプを使いました。希釈などの手間が要らないメリットがありますが、重たい事や保管場所が要ることなどが難点かもしれません。
 防草シートは、よくある黒いビニルの製品です。Amazon Choiseとしてお勧めされたのでこれにしました。厚みや重みについては、悪くないと思います。




 今日で外構屋さんによる工事が終わったので、何十万円かの請求書が近日中に届く予定です。
 生垣の抜去や廃棄処分などを考えると、適正価格かなと思いますが、100万円に近い出費で駐車場をリニューアルしたので、駐車する車の方の買い替えは遠のきそうです。

 あとは区画線を引き直せば今回の計画は終了するので、あと数日の作業を頑張りたいと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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第18日 境界ブロック積 3rd

カテゴリー
生活・DIY

庭⇒駐車場DIY(第18日)境界ブロック積3rd ~今日の課題~

★今日の課題★
D.I.Y.で庭を削って駐車場にする
第18日:境界ブロックの第3期工事




みたび、同じ作業

 以前の記事をお読みいただいた方々には説明するまでもありませんが、庭と駐車場の境界に立つブロックを積む作業をしました。

 レーザー墨出し器を持って来て基準となる木杭を打ち、水糸を張り、ブロックを並べていきました。
 真夏は夕方でもレーザーの線が見づらいので、17時過ぎから作業を開始、それでも見づらいので受光機を使って音を頼りに位置合わせをしました。
 18時近くになるとよく見えるようになり、ブロック天端に合わせた緑の光が、水糸と干渉しながらブロックも緑色に光っていました。たぶん、高さは合っていると思います。

 このブロック積で境界はだいたい終わり、この線を基準に新しい駐車場区画を作っていく予定です。




1~2期分は順調

 最初にブロックを積んだ頃は、土砂崩れを起こすのでは無いかと心配していましたが、地盤は固まってきた様子です。

 リュウノヒゲを植えて根を張らせる作戦でしたが、土が肥えていたようで雑草に陣取りされてしまいました。

 今夏は適度に雨も降っているので、雑草を抜いても、またすぐに生えてくるので、なかなかリュウノヒゲが目立ちません。




リュウノヒゲも生長

 この厳しい状況であっても、リュウノヒゲも生長しています。

 移植したばかりのモノですが、しっかりと花を咲かせています。

 何とかこの地で育ち、雑草の生える隙を無くして貰いたいと思っています。




玄関アプローチも仕上げ

 この3期工事で土留めのブロック積は完了しましたので、玄関周辺の庭工事も完了に近づきました。

 踏み石が途中で途切れていたので、端まで施工しました。

 植木を1本抜去しただけで、これほど作業が捗ると、いかに邪魔だったかわかります。

 踏み石は段差を少なくしたので、自転車などは押して上がれます。車椅子は想定していませんが、車幅から考えると横の土の高さを合わせておけば押して上がれそうな気がします。

 道具を片付けたら、踏み石を高圧洗浄機でキレイにしたいと思います。




 本日は最初に着手した庭のアプローチ部分の工事がほぼ完了しました。

 削った庭は駐車場として運用できるよう、近日中に砂利を敷き、区画線のロープを張りたいと思います。

 天候不良もあり外構業者さんの工事に遅れも見られますが、何とか今夏の新駐車場運用開始を目指していきたいと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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