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物置建設DIY(6帖)4.物置を建てる/イナバ物置 ~今日の課題~

★今日の課題★
D.I.Y.で市販物置を設置する【6帖編】
その4:物置を建てる




高さの確認・調整

 土間が完全に乾いて、ポロポロと崩れないことが分かってから型枠を外そうと思っています。

 今日はあいにくの雨なので作業は前進しませんが、とりあえず高さが合っているのか否かを確認してみました。

 ほぼ、合っていますがコンクリートブロックが水平にならないところがあるので、補修が必要です。

 そこで、全体を最大10mm高くする計画で、コンクリートブロックの下にモルタルを塗って高さと水平を調整する事にしました。

 今日は雨なので、後日の作業です。




型枠ばらしと高さ調整

 型枠の解体を行いました。

 固定に使った角杭やビス等を外して、型枠と金づちで叩いてコンクリートから剥離していきました。

 断面は平ら、崩れてしまう所もなく、上手くいった感じです。

 続いて、コンクリートブロックの高さ調整です。
 1つ1つのコンクリートブロックの下にモルタルを塗り、レーザー墨出し器と水平器を使って高さと水平を調整していきます。

 同時に、ブロック相互の不平衡が無いように、土台となる金属パーツを仮置きし、隙間が無い事を確認しました。

 辺りはすっかり暗くなってしまいましたが、調整用のモルタルが乾く時間を稼ぐために今晩と、明日1日を使います。




建てる(1)土台と柱

 型枠をばらしてから3日目、今日は晴天。物置を建てる作業を行います。

 今回、あくまでブロックの上に置いてあるだけの物置という事で、建築物では無いと認識しています。
 なので、ブロックは土間からいつでも動かせる状態ですし、ブロックの上には防振ゴムを載せて、物置の土台とは接していてもネジ等で固定はされていない状態にしてあります。

 建設作業はまず土台、物置の外枠となる長方形を描きます。
 ここでも対角線を測定して、しっかり長方形になっている事を確認してから次のステップに進みます。

 土台がしっかり固定できたら根太を入れます。
 今回の物置では根太は4本です。

 ここに床を入れることで、足元はひとまず完了です。


 次に四つ角に柱、前面と後面には中間にも柱を建てます。

 柱はグラグラの状態なので、続けて桁と妻を取り付けていきます。


 作業の様子をタイムラプスで撮っていたので、ご関心があればご覧いただければと思います。
 日付や時刻は合っていません。カメラのセッティングの都合でズレてしまいました。




建てる(2)壁と屋根

 桁や妻を付けたとはいえ、まだ柱はグラグラしています。これを固定させるには壁が必要です。

 手順書どおりであれば、角の壁を設置してグラつきを無くし、その上で屋根や鼻隠しなどを付けていくように指示されています。

 今回、手順書をしっかりと読まずに作業してしまったため、屋根を付ける前に壁をすべて取り付けてしまいました。


 ミスに気付いたのは、鼻隠しのネジを締めようとしたときに、作業しづらいなと思ったときです。

 個人的には、手順書がやや意地悪だなと思いました。
 手順8で『壁パネル取付』というのがあり、そこにはすべてのパネルの嵌め方が記されています。使用するボルトの数なども示されており、ついうっかり、すべての壁パネルを取り付けてしまいました。

 手順書を良く見ると、手順13『土台中カバー取付』の中に『壁パネル組み合わせ図に従って全て取り付けます』と書かれており、ようやく壁パネルの出番があります。

 この手順ミスとは関係ないと思いますが、手順11『鼻隠し前取付』の高低で、取付金具が付けられないハプニングがありました。
 どう見ても『梁中』を取り付ける際に嵌めこんでおかないと穴に入らない構造です。手順7まで戻る必要があります。
 さらに、取付金具のネジ穴は鼻隠しに合うのですが、もう1本のネジ穴があいません。数センチ、高さが違うので、これはどんな手順で進めても、あのネジ穴に入ることは無いと思います。

 ネジ1本はあきらめて、何とか全てのネジを締めつけて、物置建設初日を終えました。




建てる(3)ドア取付

 無駄な作業をいくつもしてしまったので、1日で建てられませんでした。

 とはいえ、残ったのはドアだけです。

 ドアは壁パネル5枚分のスペースがあればどこにでも設置できるので、今回は側面に設置しています。

 そして勝手を左開きから右開きに変更しています。
 勝手の変更は、ドアの上下にある部品を入れ替える必要があります。下端にある車輪と上端にあるV字型の部品を外し、入れ替えます。

 ドアは3枚で構成されており、まず動かない部分となる『正面パネル』を設置します。
 次に中間のドア(扉)、そして錠前が付いているドア(扉)を取り付けて完了です。

 ドアを側面に設置する場合、コンクリートブロックをどの位置に置くべきかは説明書には書いてありません。
 たぶんこうだろうと予想しながら設置したところ、上手くいきました。
 ドアのレールがある敷居が75mm出っ張るので、その分を見越してブロックを75mm出しておきました。
 敷居は踏むべきではないのですが、踏まれてしまったときに荷重が分散するように、ブロックをもう1つ追加しておけば良かったなと今さら思っています。




使用工具・物品等

 今回の作業で必須だと感じたのはラチェットレンチです。

 2種類のラチェットレンチを使い分けたので作業が進みましたが、これが無かったらもう半日くらい時間がかかったと思います。
 ネジ頭(ボルト)のサイズは10mmです。ネジはM6ですが、工具は10mmのレンチです。

 私は187cmあるので脚立の出番は少なかったですが、それでも脚立無しではできない作業があったので、これも必須だと思います。

 梱包の中に水平器が入っていましたが、あまり信用できない感じでしたので、今後数十年使用する物置ですので、しっかりした水平器があると良いと思いました。

4サイズラチェット 8mm 10mm 12mm 13mm
よく使うサイズのレンチが1つになったラチェット工具です。ポケットに入れても落ちないようなサイズなので、今回の作業では重宝しました。メインではラチェットレンチセットの10mmを使い、ときどきミニ工具を使って作業しました。併用が良いと思います。
長谷川工業 洗車台 DSL1.0-2709
足場板がついた脚立です。横移動しながら作業できるので便利です。電気屋さんやクロス屋さんはよく使っている脚立です。洗車にも便利です。
シンワ測定 水平器 450mm
丁度良い長さの水平器です。エアコンの室外機の脚の下、ブロック間の水平を見るときなどにも使っています。



 今回はイナバ物置のNXN-98Hを一人で建ててみました。

 一人で作業してもどうにかなるように設計されているようですので、特に問題なく、怪我もなく、作業を終えました。

 作業手順書がときどき読みづらかったり、説明が無かったりする部分があるので、勘を働かせて作業しなければなりません。今回はその部分についても良い方に勘が働いたようで、問題なく作業できました。

 床の耐荷重は高いはずですが、薄い鉄板1枚の部分は不安があるので、荷重分散を目的にコンパネを敷こうと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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