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『キーボード腱鞘炎』 -今日の課題-

★本日の課題★
キーボードの打鍵による手の指の腱鞘炎




1.数万打鍵/day

2.慢性的に指が痛い

3.音声入力

4.キーボードに○万円

5.REALFORCE




数万打鍵/day


メール1通1,000回

 仕事のメールを読み返してみると、だいたい500文字前後のものが多くを占めていました。

 キーボードの打鍵回数でみると約1,000回になります。

 毎日10通は送信しているので、メールだけで10,000回の打鍵になります。



ブラウザは数百回

 ブラウザを使用しているときは、検索ワードを入れたり、ネット通販の送付先を入力したりとさほど打鍵回数は多くありませんでした。

 検索が多い日でも10文字程度を30回程度、打鍵回数では500回~1,000回くらいでした。



文書作成は数万打鍵

 毎日のようにWordやPowerPointで資料作成をしているため、打鍵数が多くなっていました。

 Wordファイルですと、箇条書きのような文書でもA4判1枚で打鍵数1,000~1,500回程度、文章としてぎっしり埋まると4,000~5,000回の打鍵でした。
 Wordファイルは1枚で終わる物ばかりではないので、簡単に数万打鍵になってしまいます。

 朝7時半頃からパソコンを使い始め、途中休憩も入れて0時頃まで12時間くらいパソコンを使う日も少なくないので、そのような日は文書作成だけで5万回以上も打鍵することになります。



3~6万回/day

 いろいろな日の作成文書やメールなどから振り返ってみると、概ね1日に3万回は打鍵していました。

 一日中外出した日は朝晩しか打鍵しないので1~2万回に抑えられますが、その分が内勤の日にしわ寄せとしてくるので、平均すると5万回くらいの打鍵になっていました。




慢性的に指が痛い


何年か痛い

 ここ何年か、指の関節が痛い状態が続いています。

 特にいつも痛いのが両手の小指と、左手の人差し指です。

 医師では無いので腱鞘炎と診断はできませんが、症状は似ているような気がします。

 診断名は何でも良いのですが、とにかく痛いです。

参考 NHK: 「指が痛い」腱鞘炎とは?症状や種類、セルフチェック法



手首はパームレストで解消

 腱鞘炎のような痛みは手首にも広がっていました。

 手首の痛みは、パームレストを買ってから劇的に良くなりました。

 パームレストとは手首を置くクッションです。

 キーボードは机の上に置くので数センチ高くなります。
 人間の身体は肩から腕が出ているので、机に向かって下がる方向にあります。
 この、下がって上がるという形が負担になっていたようで、パームレストを置いて手首とキーボードの高さを合わせてからは痛みから解放されています。

従来のキーボードと机の位置関係

パームレスト導入後の姿勢


 調達したパームレストは2種類あります。

 最初にAmazonで買った無名ブランドの商品は良かったのですが、1年くらいで外装カバーが取れてしまいました。毎日数キロの腕が乗り、左右に捩るように動かしているので、仕方ないかなと思います。この商品はもう掲載がありません。

 次に買ったのはサンワサプライの低反発リストレストです。今年5月に調達、半年近くになりますが快調です。
 幅が45cmあるので、キーボードとマウスの両操作に使えています。高さは2cmくらいあるのでキーボードとの相性は良い高さです。

 手首を低反発ウレタンフォームに載せてキーボード打鍵するための枕のような物です。裏面は粘性がある素材でズレません。汗でくっつく事もない表面素材で、暑い日でも快適に使っています。W453×D70×H22mm



指にはサポーターと湿布薬

 手首の解決策は見つかりましたが、手指の解決策は見つからないまま、対症療法を行っています。

 普段、キーボードを触るときには指にサポーターを嵌めています。今年に入ってウェブ会議が増えたため、不意に腕を上げた時にお客さんから『指はどうかしたんですか?』と聞かれることがしばしばあります。


 バドミントンの松友選手も愛用されているようですが、しっかり指を固定できるサポーターです。サイズバリエーションがあるので、だいたいの指に合うと思います。


 もう1つのケアが湿布薬です。
 モーラステープやロキソニンテープなどベージュ色の薄手の湿布薬を1cm×5cmの短冊状に切って指関節に貼っています。



 ロキソニンテープやモーラステープなど商品名は色々ありますが、要するに消炎鎮痛剤が塗り込まれた湿布薬です。

参考 第一三共ヘルスケア: 腱鞘炎になったらどうする?




音声入力


大学病院の先生

 仕事と私用を兼ねて知り合いの大学病院の先生を訪ねると、メールを音声入力していました。

 以前から、メモなどをスマホで音声入力している姿は見ていましたが、まぁまぁな長文のメールも音声入力していたので、使いこなしているなと思いました。



Google音声入力

 先述のとおり、1日の中で最も打鍵しているのは資料作成なので、まずは文書作成で音声入力を試してみました。

 キーボードは打たなくて良いのは当然ですが、声は出さなければならないのも当然です。

 誤変換があるので、そこは打ち直しが必要になります。さほど多くはないので、この作業は許容範囲かなと思います。

 入力速度はブラインドタッチのキーボード入力には及びません。ここは課題になると思います。



Googleドキュメントでの音声入力実践

 最初にGoogleドキュメントを起動します。
 Google Chromeというブラウザが必要になりますので予めインストールします。Chromeを起動し、Googleドキュメントへと進みます。

Google ドキュメント(https://docs.google.com/document/u/0/)

Googleドキュメントポータル画面

 試しに『空白』という新しいドキュメントを開きます。

 画面の上の方にメニューが並びますが、その中から『ツール』を開き『音声入力』を選びます。

Googleドキュメント⇒空白⇒ツール⇒音声入力

 画面にはマイクのアイコンが出てくるので、それをクリックすると音声入力が開始されます。

 マイクアイコンをクリックすると白背景のマイクアイコンに変わり、音声を認識すると朱塗・白抜きアイコンになります。

音声入力の認識・変換中

 音声入力の変換中は文字がドット記号の集合体のような、一見すると点字のような表示になり、その後、確定します。

入力の変換完了後

 この作業で欠かせぬアイテムがマイクです。
 ノートパソコンの内蔵マイクに向かって話したときは誤入力による誤変換が多かったのですが、マイク付イヤホンを使ったときは同じ文章でも歴然とした差がありました。

 私が使っている商品は下記です。イヤホンとしての音が良いので愛用していますが、マイクもしっかりしていて、ウェブ会議でも重宝しています。

 とにかく音が良いのでオーディオテクニカのマイク付イヤホンを多用しています。自宅用、職場用、持ち歩き用と常時3本は保有、ときどき予備も買ってあります。格安のSIMフリースマホの中には、電話機でありながら通話がしづらいスピーカーの物もあるのですが、これを買って通話品質を保っています。


根本解決が必要

 対症療法をしても痛みは消滅しません。

 音声入力も良いのですが、業務効率の低下が懸念されるので、入力スピードが上がるまでは優先されません。

 痛みが勝る日は仕事にならないので、根本的な解決策を探し出す必要がありました。




キーボードに○万円


原因の1つはキーボード本体

 指が痛くなる原因の1つにキーボードそのものがありました。

 キーボードには種類があります。違いは価格や静音性が目立ちますが、そのキー操作にかかる力も差となっています。



種類

 キーボードの大きな違いとして、キーの裏側にある構造の違いが挙げられます。

 ○メンブレン式
 ○パンタグラフ式
 ○メカニカル式
 ○静電容量無接点式

 membreaneは膜ですので、キーを何らかの膜で受けて基板に情報を伝えます。
 pantographは電車の屋根に付いている物でなじみがあると思いますが、菱形ではなくとも同じような物が仕込まれています。
 mechanicalは機械仕掛け、腕時計などと同様に金属を組み合わせて力を伝えるような機構が仕込まれています。
 静電容量無接点はタッチパネルなどに用いられている技術をキーボードに応用したものになります。触っているような、触っていないような、そんな感じです。

参考 サンワサプライ: キーボード選びのポイント

参考 ドスパラ: キーボードの種類とは?

 種類分けとしては他にWindows用とMac用、日本語と英語、有線と無線などがあります。

参考 エレコム: キーボードの種類を知りたい



キータッチ30g

 キーボードに指を置いたその重みだけで入力できるキーボードがありました。

 静電容量非接触方式のキーボードです。

 わずか30gでキー入力ができるので、関節への負荷は相当に減るのではないかと思います。

 定形郵便で封筒を送る場合、25gまで84円です。コピー用紙数枚と封筒の自重で25gは超えてしまいます。
 その程度の重さでキー入力できてしまいます。




REALFORCE


東プレ リアルフォース

 東プレは社名です。
 ときどきスーパーのレジ横にある磁気カードリーダーなどで東プレと書かれた製品を見かけることがあります。

 REALFORCEはブランド名です。
 静電容量無接点方式のマウス、キーボード、テンキーなどの入力デバイスをラインアップしています。

 今回、このREALFORCEのキーボードを調達することにしました。


日本語入力

 日本語入力のキーボードだけでも、今日現在で9種類ありました。

 型番をクリックするとメーカー公式ページ、実勢価格をクリックするとAmazonの現在価格が表示されます。

型番実勢
価格
10
key
APC
重量
REALFORCE TKL SA
R2TLSA-JP4-IV
31,35045g
REALFORCE TKL SA
R2TLSA-JP3-IV
25,01030g
REALFORCE TKL S
R2TLS-JPV-IV
25,736変荷重
REALFORCE TKL A
R2TLA-JPV-IV
21,273変荷重
REALFORCE TKL
R2TL-JPV-IV
19,200変荷重
REALFORCE SA
R2SA-JP3-IV
26,36730g
REALFORCE S
R2S-JPV-IV
25,24530g
REALFORCE A
R2A-JPV-IV
25,118変荷重
REALFORCE
R2-JPV-IV
19,770変荷重

 これを見てわかった事は、良いキーボードは2~3万円は覚悟すべきという事でした。

 軽さは30g、普段はテンキーを使いますが、このキーボードには無くても良いかなと思ったのでテンキー無しを買う事にしました。



REALFORCE TKL SA / R2TLSA-JP3-IV

 調達することにしたR2TLSA-JP3-IVは幅が36.9cmなので、横にマウスを置いてもパームレストの幅(約45cm)に収まります。

 キーの押下をどの程度で検出するかといったことを調整できるAPC (Actuation point changer: アクチュエーションポイントチェンジャー)を搭載しています。
 1.5mm、2.2mm、3mmの3段階で調節できるので、どれが自分に合っているのか確認しながら、カスタマイズできます。

 同時押しにも対応しているので、高速でタイプしても追従してくれます。キーが独立している意義が発揮される場面です。

 耐久性は5,000万回ということなので、使用頻度の高いキーを1日5,000回打鍵しても、30年近くは壊れない計算です。

 土曜(9/19 9時)に注文して、日曜(9/20 13時)に到着しました。


キーボード新旧比較(上の黒が既存品、下の白がREALFORCE

参考 東プレ: REALFORCE TKL SA / R2TLSA-JP3-IV



使用感

 本来ならヨドバシカメラにでも行って、触ってから買うのですがコロナ禍で店頭に行く機会も減っているので、今回は思い切って触らずに買いました。

『良い』

 率直な感想です。

 従来のキーボードが『押す』という感覚だとすれば、このREALFORCEは『置く』『触る』というような感覚です。

 指に力は要らず、目的のキーに指を伸ばせば入力されていますし、キーボードから何か反発されるような感覚もないため、これは指に優しいなと実感しています。

 キーボード自体は非常に重いです。持ち歩かないので全く問題ありません。
 底面に滑り止めもあり、まったく動じない感じの構えです。


 非常にタッチの軽いキーボードです。業務用レベルの高額商品ですが、キータッチが多い人にはお薦めです。私は自費調達ですが、買ってよかったと思っています。



APCでカスタマイズ

 今回調達した機種にはAPC(Actuation point changer)という機能が備わっています。

 早速、利用してみました。

 キーボード全体は軽く触れただけでも押下を検知する『1.5mm』に設定しました。

 ただ、これだとホームポジションで指を待機させているときにも押下してしまうので、D、F、J、Kの4つだけは『3.0mm』に設定してみました。

 このような設定は専用ソフトで簡単に、直感的な操作でできるので、マニュアルも読まずにできました。



ダウンロード

 REALFORCEソフトウェアとファームウェアが公開されています。
 マニュアル類もPDFでダウンロードできます。

REALFORCE: ダウンロード&アップデート情報




痛みは消えるのか?


 先ほど届いたばかりで何とも言えませんが、大いに期待ができるキーボードです。

 今日も指は痛いのですが、このキーボードならばサポーター無しでもキー入力ができます。

 という事は、今後、指が痛くなる原因が無くなるのではないかと期待しています。




 今回の解決策は『音声入力を使ってみる』『キーボードを買い替える』でした。

 Googleの音声入力はタダなのですぐにチャレンジ、キーボードは数万円の出費になりますので慎重にならざるを得ません。

 2~3万円を出す価値のあるキーボードと出会う事ができましたので、あとは自身の仕事がキーボードに見合うかがキーになると思います。

 COVID-19流行拡大以降、キーボードを触る機会はますます増えていますので、3万円以上の価値を見出せるのではないかと考えています。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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