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デロンギ ディナミカ[ 35055] 調達 ~本日の話題~

★本日の話題★
全自動コーヒーマシン『ディナミカ』(デロンギ社製)の『ECAM35055B』を調達しました。

デロンギ製ディナミカECAM35055B




全自動コーヒーマシン『ディナミカ』

 『ディナミカ』(Dinamica)とは、イタリアの家電メーカー『デロンギ』(DeLonghi)社製の全自動コーヒーメーカーの商品名の1つです。

 他に『プリマドンナ』(PrimaDonna)、『エレッタ』(ELETTA)、『マグニフィカ』(MAGNIFICA)などがあります。いずれも全自動コーヒーマシンですが特徴が異なります。

 ワールドワイドに展開されており、電圧が100Vの日本向けは一部商品に限られますが、ヨーロッパなど200Vの地域は種類が豊富です。

 その中で『ディナミカ』は、CMにブラッド・ピットさんを起用する力の入れようです。CM動画は10カ国語以上のバージョンがYouTubeのDeLonghi公式チャネルで公開されています。
 日本語版の動画もあります。最後の商品名だけ日本語のナレーションが入ります。

【参考】ディナミカ関連動画リスト




調達品は『ECAM35055B』

 今回の調達品は、日本で上市中の『ディナミカ』が2機種ある内の上位『ECAM35055B』です。

 下位機種との決定的な差はミルクコンテナの有無です。自動ミルク機能があるか否かが違います。ミルクコンテナが無い機種ではピッチャーを用意してミルクを手動で泡立て、それをコーヒーに注ぐ必要があります。ラテアートを楽しむ場合はこれで十分ですが、全自動化を望む場合はミルクコンテナは重要です。

 豆を挽く、コーヒーやエスプレッソを抽出する、そのレシピを自己流で登録する点などは共通します。

DeLonghi ディナミカ ミルクタンク付 全自動コーヒーマシン ECAM35055B
 一部のレシピが上位機種と異なりますが、だいたいのところ上位機種に近い内容です。
 発売も新しくCOVID-19流行後なので、テレワークの在宅者にも人気の機種です。
 筆者はこの35055を使っています。
 デロンギの全自動の中で最もコスパが高い、ミルクコンテナ付きの機種だと思います。

DeLonghi ディナミカ 全自動コーヒーマシン ECAM35035B (ミルクコンテナなし)
 ミルクコンテナが無いタイプのディナミカです。
 当然ながらミルクメニューは自動ではありません。このミルクコンテナ付き/無しで6~8万円くらいの差額が出ます。

 今回の調達品は、平均して198,000円で売られていたものが、大手家電量販店の数店舗で18万円で販売されていたのでそちらで調達しました。

 デロンギ公式では10%オフクーポンが出ていたので、198,000×0.9だと178,200円でそちらが安そうではありましたが、家電量販店のポイント還元を考えると18万円からさらに1万円分くらいのバックがあるので、そちらを選びました。




機種選定の経緯

 そもそもプリマドンナやエレッタではなく、なぜディナミカが選ばれたのか、さらにはなぜデロンギになったのかについては別の記事をご参照ください。

 簡単に言うと、プリマドンナは30万円超のパーフェクトであるが、下位機種との差額が大きい割に機能としてはアプリが使えるという特徴以外、コーヒー自体にはあまり差が見られなかったので見送りました。デロンギ公式の10%offクーポンがあったので迷いましたが、見送りです。
 エレッタのEVOという機種とディナミカも競合しましたが、7~8万円の差を埋める程の理由がなく、カフェメニューも特徴的なミルクメニューが1つ追加される程度だったので費用対効果が見出せませんでした。

 このあたりの機種間での費用対効果だけでなく、コンビニコーヒーやペットボトルコーヒーとの比較も行った上で、ディナミカの 35055 に決まりました。

【参考】自宅コーヒーの再考(NESCAFEペットボトル⇒DeLonghi全自動コーヒーマシン購入へ)




配達はクロネコさん

 発注先が上新電機(Joshin Web)だったからだと思いますが、配達はクロネコヤマト(ヤマト運輸)さんでした。

 クロネコさんであれば時間帯指定や配達方法の指定ができますが、私宅の宅配ボックスに入るサイズではないと思いましたので対面受け取りにしました。




梱包は多重

 配達されたときの姿は『ダンボール』です。このダンボールにはメーカーが貼付したラベルと、販売店が貼付した伝票がある以外は、特に印刷などもないシンプルなものです。

 ダンボールを開けると、化粧箱が出てきます。もしかすると店頭で購入した場合はこの化粧箱で渡されるのかもしれませんが、今回はネット通販でしたのでダンボールです。


 箱の中は、衝撃に耐え抜いた発泡スチロールが目立ちます。

 海外からの長旅だったと思いますが、この発泡スチロールがあちこち傷んでいます。形が変わるような傷み方ではなく、割れてしまっている箇所がいくつかありました。


 多少の心配もありながら発泡スチロールを除くと、こんどはビニルが掛けられています。

 これを外すと、本体登場です。

 先に言っておきますが、故障はしていません。発泡スチロールが守ってくれました。良い梱包だと思います。




豆の挽き方は接触ゼロ

 コーヒー豆を挽くときの粗さ/細かさを調整するダイヤルは、基本的には『5』に合わせたまま変更しないことになっています。

 取扱説明書でそのように説明があり、工場出荷時に『5』に合わせているそうです。

 念のため、ズレていないか確認しましたが、これは1度も触ることなく終わりそうです。




まずは水

 水タンクは正面の右側にあります。まっすぐ手前に引くと外れるので、右側面に大きくスペースを取る必要はありません。


 本体と水タンクは1円玉くらいの大きさのゴム栓でつながっています。引けば簡単に取れます。
 このゴム栓に水垢やカルシウムが付着するようであれば摺動性は落ちますし、何より不衛生だと思います。

 タンクのMAXの目盛まで水を入れて、再び本体にセットします。

 ウォーターフィルターを使う場合は、この時点でセットしてしまうと良いと思います。
 私は使っていません。
 水の中に手を突っ込んでエア抜きをしてセットするような説明があったのですが、その時点で菌を植え付けてしまいそうで、カビの温床となると嫌なので使わないことにしました。
 その代わり、除石灰の作業は増えることになります。


 本体正面左側にある給湯ノズルがしっかり嵌っていることを確認します。




二度と触らないかもしれない電源スイッチ

 電源スイッチは本体の背面、コーヒー豆が入っているあたりにあります。

 その前に電源プラグは壁コンセントに挿しておきます。

 初回なので電源オンをしましたが、以降は正面のOn/Offスイッチを使うので、この主電源は最初で最後かもしれません。


 本体左側の給湯ノズルの下に、マグカップを置きます。

 電源起動後の最初のメッセージは『クウキヌキガ ヒツヨウデス キュウトウヲ シテクダサイ』です。『OKデスカ?』と聞かれるので、OKボタンを押します。

 すると、給湯ノズルから水が出てきます。この水は捨てて構いませんが、水硬度を測定する場合は、ついでのこの水を使います。 




電源オン ⇒ 洗浄

 まずは、コーヒー抽出ノズルの下にマグカップを置いておきます。
 水タンクは先ほどせっとしたままなので、MAXに近い状態です。


 家電製品なので、まずは電源を入れるところから始まります。本体の正面の上側に、いかにもという感じで電源スイッチがあります。
 これを押すと正面の画面が点灯します。

 表示される文字は『ナイブセンジョウ』です。インジケーターも同時に表示されます。
 この表示は今後、電源を入れるたびに出ますので、毎回カップを置いてから電源を入れます。

 しばらくすると予熱が終わり、抽出口から湯が出てきます。この湯は捨ててしまって構いません。
 カップを置き忘れると、トレイに湯が貯まります。トレイ掃除が面倒なので、私はなるべくカップを置いています。




試飲

 上面の豆ホッパーに、コーヒー豆を入れます。
 豆はドバッと200グラムくらい入れっぱなしにもできますし、少量ずつ入れる事もできます。1回あたりの使用量は10~15グラムくらいです。

 抽出口の下にカップを置き、カップの高さに合わせてレバーで高さを調節します。

 適当にコーヒーのボタンを押してコーヒーを淹れます。
 当方の最初のメニューは『カフェ・ジャポーネ』でした。

 初回から味は『Good!』でした。




ミルクコンテナ

 書き忘れていますが、最初に水タンクやミルクコンテナを洗っています。この時点でミルクコンテナは乾いていました。

 ミルクコンテナに、冷蔵庫から出してきたパックの牛乳を注ぎます。

 最初に洗浄した給湯ノズルを外し、ミルクコンテナを本体に装着します。

 ミルクコンテナ上面にあるダイアルをCleanの1つ手前にある、泡が一番多い絵に合わせます。

 お試しなので、とりあえずカプチーノボタンを押して作ってみます。

 コーヒーが出来上がったあとですが、まずはカップを取り除きます。
 画面には『ツマミヲ CLEAN ニアワセル』と出ていますが、淹れたコーヒーを置いたままCLEANにはしません。

 適当なカップを置いて、CLEANにダイアルを合わせるとノズルの洗浄が始まります。お湯が出て来るので、カップを替えていないとせっかくのコーヒーに洗浄用の湯が注入されます。

 この洗浄工程を実施しないと、ノズルに牛乳の膜のようなものが溜まり、次回の抽出時に破裂するかもしれません。
 誰もケガはしないと思いますが、ミルクが出ずに押されて、圧がかかったところで膜が外れてミルクが飛び散る、というような惨事が想定されます。

 洗浄後はダイアルをCLEAN以外の位置に合わせて置きます。
 牛乳が残っていたら、コンテナごと冷蔵庫へ行きます。




アイスコーヒーはロングコーヒー(++)

 初のアイスコーヒーは、ロングコーヒーをプリセットのまま淹れて、あとから氷を入れました。

 使用したカップはスプラトゥーン3の真空ステンレスタンブラーです。このタンブラーはディナミカ用に探していたサイズにピッタリでした。高さ13.5cm未満、口径8.5cmで探していたのであまりにも条件にはまっていたので即決で購入しました。

 容量450mLのカップに対し、ロングコーヒーは120mLなので4分の3くらい余る計算です。

 当然ですが高温で淹れたホットコーヒーをアイスコーヒーにするには氷を入れることになります。
 家庭用冷凍冷蔵庫の製氷皿で作る氷を8個入れて少し氷が残る程度でした。

 その状態で飲んだコーヒーは、少し薄めな感じでした。いつも飲んでいるペットボトルよりは美味しいですが、個人的にはもう少し濃いコーヒーが好みなので、次回の設定は『ロングコーヒー』で『EXストロング』(豆量+2)にしようと思います。

 氷は、製氷皿で作られた物を使うなら10個を事前にタンブラーへ、可能な限りタンブラーは冷蔵庫で冷やしておこうと思います。
 製氷皿の氷は小さく、空気も多いので簡単に溶けてしまいます。本当はロックアイスみたいな物が良いのだと思いますので、カキ氷用のブロックをアイスピックで割っても良いのかな、と思いました。




ラテマキアート

 音の響きからして都会っぽいコーヒーがプリセットメニューにあったので作ってみました。

 コーヒー豆を入れておく、牛乳をミルクコンテナに入れてセットしておく、カップを置く、メニューからラテマキアートを選ぶ、これだけで自動的にラテマキアートができました。

 これはステンレスタンブラーではなく、ガラスのカップにした方が良いです。上から見たら何のコーヒーかわかりません。




おわりに

 デロンギ社製のディナミカを調達し、初期設定を終えてコーヒーを淹れることができました。

 ヨーロッパの人はこのマシンを日本価格の半額くらいでかっているので、日本で飲む場合は1杯の単価が倍くらいということになります。

 元を取るためには、たくさん飲まなければなりませんが、色々なレシピを試してハマるコーヒーを見つけたいと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

解決

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