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バイク走行中にナビ音声・音楽 – case of CYGNUS X ~今日の課題~

★今日の課題★
 バイクで移動中にナビの音声や音楽を聴きたいが、スマホスピーカーからの音は聴こえず、イヤホンなどは危ない。
 安全な方法で、音が届く方法は無いか模索しました。

CYGNUS X



 ├ バイク用ナビ
 ├ 中身はGoogle Map
 ├ ドラレコはアクションカメラ
 ├ 電源はシガー12V→USB 5V
 ├ 音声ナビ
 ├ 音響装置:イヤホン
 ├ 音響装置:防水スピーカー
 ├ 音響装置:ネックスピーカー
 ├ 日本ブランドのネックスピーカー
 ├ Made in China
 ├ iiTRUST J011-C 実機
 ├ シャープの13,000円製品と酷似
 ├ 音量は足りるのか?
 ├ 信号待ちでも恥ずかしくない
 ├ 聴き取りやすくなる方法
 ├ 使用しているヘルメット
 ├ シールドを閉めて、ジッパーを上げて
 ├ 肩をすくめると近づく
 ├ 複線でも大丈夫
 ├ トンネルは厳しい
 ├ 声質による違い
 ├ 慣れると曲を飛ばすのも簡単
 ├ 充電はmicro USB
 ├ スピーカーは1.5W×2個で十分
 ├ 運転中のイヤホン等に関する法律
 ├ 交通法規に抵触しないか?
 ├ 救急車には気づけます
 ├ くどいですが『解釈』です。

 ├ 資料


実験動画(自験例)

実験動画

調達品

Bluetooth 5.0 無線通信、700mAhバッテリ内蔵、6hrバッテリ稼働、重量88g、防水規格IPX4、柔らかい素材でできたネックスピーカーです。




バイク用ナビ

 バイクで移動する際にもナビゲーションシステムがあると便利です。

 筆者のバイクにはスマートフォンをナビとして使えるための台座が用意されています。
 この台座は3Dプリンタで自作しているので、対象となるスマホ用に毎回制作しています。

 スマホは防水型のAndroid端末を、フリマアプリで調達しており、落としたり盗まれたりしても惜しくないように基本的には型遅れの廉価品を調達しています。

左のミラーにはドラレコとして使っているアクションカメラ、右のミラーにはナビとして使っているスマホ




中身はGoogle Map

 ハードはAndroidスマホですが、ソフトはGoogle Mapです。

 ゼンリンの地図が使われていた時の方が正確であったと思いますが、だいたいの移動には使えます。

 進行方向の先の道路が見えた方が良いので、縦置きで使っています。

FujitsuのF-05を使ったナビゲーション

Google Map




ドラレコはアクションカメラ

 今回はナビが話題ですが、先ほどの写真に映っていたドラレコはApemanというブランドのアクションカメラです。

 昼夜の映像比較がありますが、ドラレコとして必要そうな映像は残せています。

 ドラレコは専用防水ケースに収める必要があるので電源は接続せず、バッテリ交換式にしています。
 バッテリ1個で1時間ちょっと録画可能、充電中のデッドタイムを考えて4個のバッテリで1台のカメラを運用しています。

Apemanアクションカメラ・昼間編
Apemanアクションカメラ・夜間編




電源はシガー12V→USB 5V

 バイクの移動範囲は通勤圏内、長くても片道2時間です。だいたいが1時間圏内なので往復2時間、長いときは4時間ということになります。

 現役で使うスマホであれば充電せずとも朝から晩まで持つと思いますが、ナビ用には中古品を使っていますので電池の持ちが悪いです。

 そこで電源をとりながら使っています。
 雨天では切り離しますが、それ以外ではバイクについているシガーソケット(12V)をUSB(5V)に変換して、それを常時スマホに接続しています。

シグナスXには12Vシガーソケットが付いている




音声ナビ

 移動は通勤圏内なので、だいたいの道はわかっています。

 なので、電池消費を減らすために画面を開かずにナビを使っていることもあります。
 このときに困るのが、渋滞などで経路が変更になっていることに気づかないことです。

 Google Mapのナビは画面をオフ、すなわちロック状態にしていても動作しています。
 後述しますが音楽を聴いていても、曲がるべき交差点が近づけばナビ音声が割って入ってきます。

 この音声を聴く事で、曲がるべき角がわかりますし、必要に応じて画面を開くこともできます。




音響装置:イヤホン

 自動車運転の際など片耳だけイヤホンをしている人を見かけますが、そのような使途で販売されているイヤホンを試してみました。

 音が聴こえるか否かについては、聴こえなければ不良品ですので『聴こえる』というのが正解です。

 これを付けてバイクに乗れるかと言うと、それは無理です。

 まず、これを装着するとヘルメットをかぶる事ができません。この時点で絶対的な欠格事由が見つかってしまいました。

所有している片耳用イヤホン(マイク付き)のLBT-HS40




音響装置:防水スピーカー

 一応、防水スピーカーを検討してみました。

 なぜ一応かと言えば、自分が聴いている音楽などを周囲の人にも聴かれるので、それは目立ち過ぎなのでこの選択はないと思って調べています。

 ときどき10代のお兄さんが爆音を響かせていますが、粋な選曲であれば良いのですが『なぜ、それっ?』と思う事があるので、こちらが音楽を流していれば同じような目で見られる事は必至だと思います。

 調べた結果から言うと、Ankerのスピーカーが良さそうです。
 充電はたまにすれば良い程度、風呂でも使えるので、これはこれで良いなと思いました。

 バイク用では許容できませんが、別用途を考えます。

最大24時間(約500曲)の連続再生。IPX7防水対応。Bluetooth接続。168x47x56mmなので350mLのペットボトル程度の大きさ、重量は414gなので重さもその程度です。




音響装置:ネックスピーカー

 イヤホンとスピーカーの中間的な存在であるネックスピーカーを検討してみました。

 国内メーカー品ですと8千円台から、海外製品ですと2千円台からありました。

 防水・防滴で絞ると3千円以上になります。

Amazonでの検索結果




日本ブランドのネックスピーカー

 ざっと見ただけでも下記のようなブランドからネックスピーカーが出ているので、需要はそれなりにあるのだと思います。

オーディオテクニカ製。Bluetooth5.0。本体約75gの軽量設計。連続再生13時間。microSDメモリーカード対応で通信を使わない方法も使えます。

Bluetooth搭載、ワイヤレスでスマホ/タブレット/ポータブルゲームなど、様々な音楽ソースとつながる。内蔵バッテリーで約20時間のワイヤレスリスニングが可能。耳をふさぐことなく、首にかけるだけの簡単装着。本体約88gの軽量設計により、長時間の使用でも日常の様々なシーンで快適なワイヤレスリスニングを実現します。

360 Reality Audio対応で、没入感のある立体的な音場を体感 ・クリアなサウンド・迫力ある低音を再現。映画から音楽映像まで高音質で楽しめる。12時間ロングバッテリー、急速充電(10分充電60分使用 )。ハンズフリー通話。IPX4防滴性能搭載




Made in China

 今回は中国製品を調達することにしました。

 何となくですが、似たような製品が多いのに日本ブランドは高いというイメージがありました。
 2万~3万円台の製品はおそらくスピーカーの性能が違うのだと思いますが、今回の使途では音質は問わないので、とにかく音量が出れば良いかなと思って1万円未満の群から探す事にしました。

 そうなると、恐らく中国ブランドと思われるものが3千~4千円台、日本ブランドが8千円台以上となると、倍の差があるので中国ブランドを選ぶ事のしました。

 購入時点で特に製造国や販売者の国籍などは書いていないのでそれ以上は調べていませんが、購入後に外装に『Made in China』と書いてあり確認しました。

 Amazonの販売ページには以下のような解説が在りました。

 この中で重視したのは『IPX4』です。
 完全防水は望みませんが、夏は汗をかきますし、バイク移動中に雨が降って来ることもあるので何らかの防水性は期待したいところです。

 次の注目点は重さです。
 実際にはAmazonで『ネックスピーカー 防水』で出てきたリストの中から、重さを比較して選抜したところiiTRUSTのJ011-Cが選ばれました。

人間工学に基づいた心地よい装着感で、快適に動画視聴や音楽鑑賞を楽しめます。
付けるだけで音楽の世界に入り込み、スピーカー以上の臨場感。
肩に乗せるだけ イヤホンにはない解放感、周囲の生活に必要な音にも気を配りながら、音楽を楽しましょう。

【Web会議用】
○マイク搭載でスマートフォンでの通話やオンライン会議での使用も可能です。オンライン会議で発生する不快なハウリングやエコーを抑え、音途切れのない快適な通話を実現します。
【ゲーム用】
○アプリのダウンロードする必要なく、ネックスピーカーとの接続が簡単に。
○ゲームする際に、ネックスピーカーを傾けながら、必要な音声を配ります。
【テレビ用】
○耳をふさがない形状なので長時間の映画やライブ動画視聴も快適。
※本製品をテレビーにご使用する際に、テレビーにbluetooth機能がついていない場合、bluetooth アダプタが必要です。

Bluetooth 5.0
IPX4
約6時間連続再生
88g
700mAh大容量バッテリ
充電約2時間




iiTRUST J011-C 実機

 届いた実機は茶色い専用箱に入った状態で、更にAmazonの大きめの箱に入って届きました。

 この箱を見てわかるのが『HS910』という型番です。

 ネットで調べてみると、過去に『LANNIU HS910』というものが発売されていたようで、Amazonに残っている写真を見る限りでは今回のiiTRUST J011-Cと酷似しています。

HS910-Black
J011-Black

 重さは公称値より僅かに重かったですが、88gと90gの違いに気づくほど敏感ではありません。

 ただ、見た目には2gの差を生み出すようなパーツが見当たらないので、もしかすると半導体不足で中身が変更になっているのでは、と思いました。

 この軽さは当然ながら良いことづくめですが、装着していることを忘れて、そのまま面談会場へ行ってしまったことがあります。
 相手の視線で気づきましたが、首からぶら下がっているなんてことには気づかない重さです。


 今回は黒が入荷待ちだったので白を買いました。

 汚れが目立つのでどうかなと思いましが、バイクのメットインに入れて置いたとき、白は目立って良かったです。


Bluetooth 5.0 無線通信、700mAhバッテリ内蔵、6hrバッテリ稼働、重量88g、防水規格IPX4、柔らかい素材でできたネックスピーカーです。




シャープの13,000円製品と酷似

 今回調達した製品の側面には『SOUND PARTNER』という印字があります。

 シャープのネックスピーカーには『AQUOS SOUND PARTNER』という印字が在ります。


 外観のスピーカーやボタンの位置などはiiTRUSTとSHARPの2製品の差は殆どありません。

 スピーカーを縁取るようなメタリックのパーツの形が違ったり、スイッチが違うという部分的な差はある物の、パッと見では大差がありません。

 スペックとして両製品とも質量を88gとしていますが、BluetoothのバージョンはiiTRUSTが5.0、SHARPは4.1です。

88g軽量、長時間首に掛けてもラクな軽量設計。。2.5時間の充電で14時間時間再生。スマートフォンとBluetooth接続で約17時間のハンズフリー通話が可能。




音量は足りるのか?

 非常に重要な問題です。

 自動車であれば車内空間は雑音が少なく、カーステレオの音も心地よく響き渡ります。

 バイクの場合はエンジンと運転手との距離が近く、タイヤの走行音とも距離が近く、速度が上がれば風を切る音も加わって、単身で走行していていも様々な雑音に見舞われます。
 さらに他の車やバイクの音も加わりますので、音という物に対しては弱い立場にあります。

 今回調達したネックスピーカーを付けて、バイクで走行してみました。

 使用機材はiiTRUSTのネックスピーカー(J011-C)にBluetoothでiPhone SE2を接続しました。
 ナビゲーション(Google Map)で目的地設定し音声ナビをオンの状態、そこにAmazon Prime Musicで音楽をかけてバイクを走らせています。

 停止から時速40km/hrまではまったく問題なく聴こえていました。
 時速40~60km/hrになると雑音が多いので、音量調整などが必要になりましたが、概ね聴き取ることができました。

 このときの最大音量は、だいたい75%くらいです。音量バーの4分の3まで上げておけばほとんどの音楽が聴けそうですし、ナビの『右折です』のような音声も聴き取れそうです。

 この音量で音割れなどもしていないので、ちょうど良いのではないかと思います。




信号待ちでも恥ずかしくない

 防水スピーカーを選ばなかった理由が周囲への騒音と視線でしたので、ネックスピーカーが周囲に与える影響が大きければ選択ミスということになります。

 実機が届いたので、早速実験してみました。

前提条件

 時速60km/hrでも音楽等が聴ける音量に設定し、125ccのスクーター(シグナスX)のシート上にネックスピーカーを置いて、カメラを真上と1.5m先に移動させて撮影。

方法1.エンジンオフで1.5m先で聴取

 1.5m先になれば音量は下がるが、音を聞き取ることは可能。

方法2.エンジン稼働で1.5m先で聴取

 1.5m先では何の音かわからないほどに掻き消される。

実験動画




聴き取りやすくなる方法

 隣を走るバイク等に音楽を聴かせることなく使えることがわかったので、あとは我が身がどれだけ快適に聴けるのかということになります。

 125ccなので60km/hr以上は出さないので、あとは走行車線が多い幹線道路などで周囲の車からの雑音が課題になるのかなと思いますが、速度が速いときにはあまり近くに車両は居ないと思いますので、単身のことを主に考えると良いかもしれません。

 時速40~60km/hrになると聴き取りづらいのですが、よく聴こえることもあったので、何らかのコツのようなものがあると思います。




使用しているヘルメット

 いわゆるジェットヘルと呼ばれるような形状のジェット型ヘルメットです。

 頭が大きいので、これしか入らなかったというのが実情ですが、下図の製品を使用しています。

 下方は開放、あご部の保護はなく、シールドは開閉式です。

 首に向けての位置に障壁が少ないので、音は入ってきやすいと思います。
 レーサー用のフルフェイスなど耳にもピタリとくっついてしまうと思いますが、これは多少ゆとりがあります。

シールドの交換ができるタイプです(ラチェット式ホルダーレスシールド)。フロントに開閉式エアインテークを装備しています。天井部分にメッシュ材を使用した着脱式内装です。




シールドを閉めて、ジッパーを上げて

 時速40km/hrまではまったく気づきませんでしたが、60km/hr近くになるとヘルメットのシールドが開いているのと閉まっているのでは聴こえに大きな差が生まれました。

 シールドを閉めると、ヘルメット内で音が反響するので、聴こえやすくなります。外の雑音が減る効果もあります。

 シールドを閉めるとネックスピーカーから筒状になる感じなので、もしかしてと思ってジャンパーのジッパーを上まで上げて、襟を立ててみました。
 これにも効果があったと思います。音が良く聴こえるようになった気がします。
 このときのネックスピーカーはジャンパーの内側にあるのですが、ジャンパーの外側に付けているときよりもよく聴こえていました。




肩をすくめると近づく

 当たり前の現象ですが、肩をすくめるとスピーカーが耳に近づくので、音が大きく聴こえるようになります。

 1~2時間も肩に力を入れていると疲れますが、ナビの音声が聞こえ始めたときだけ肩をすくめれば、聞き漏らすことは減りそうです。




複線でも大丈夫

 片側2車線、3車線、4車線、5車線という道路で交通量の多い時間でも音には問題ありませんでした。




トンネルは厳しい

 短いトンネルですが、通り抜けた感想としては、エンジン音がうるさくて何も聞こえないという感じでした。

 何十台分の音が反響しているので、聴こえるのはエンジン音とタイヤの摩擦音ばかりです。

 おそらく救急車などのサイレンは周波数が違うので聴こえるとは思いますが、音楽やナビはまったく聴こえません。




声質による違い

 Amazon Musicでヒット曲集などのプレイリストを使って色々な曲を聴いてみました。

 何となくですが、合成が少なく生声に定評があるような人の歌は速度にかかわらず良く聴こえていた気がします。

松任谷由実 - 中央フリーウェイ
YOASOBI - 夜に駆ける

 初日はユーミンの『中央フリーウエイ』がかかったときに、オープンカーで聴くような曲なのかなと思いましたが、バイクでもよく聴こえていました。
 ユーミンは『40周年記念アルバム 日本の恋と、ユーミンと。』というアルバムをAmazon musicで再生すると3時間19分も無操作で流せたので約2時間、聴いていました。

 YOASOBIの曲はどれも聴き取りやすくて良かったです。『群青』からスタートして『怪物』『もう少しだけ』『夜に駆ける』など様々なテンポやトーンの曲も聴き続けられました。

Amazon music




慣れると曲を飛ばすのも簡単

 ネックスピーカーにはリモコン操作できるキーがいくつかついています。

 右側には曲送りと戻しのボタンが上面に、側面には再生/停止ボタンが付いています。
 上面の先端側のボタンが送りボタンなので曲は次へと進み、中枢側のボタンが戻りボタンなので逆の動きをします。

 プレイリストは自作すれば好きな曲ばかりにできますが、それでも気分によって飛ばしたい曲も出てくると思いますので、リモコン操作に慣れておくと良いと思います。


 左側には音量ボタンが上面に、側面には電源ボタンがあります。電源ボタンを見ずに操作することは少ないと思いますが、音量ボタンは曲によって調整することもあるので、覚えておくと良いかなと思います。




充電はmicro USB

 この製品の充電はmicro USBケーブルで行います。Android端末などで普通に使われている物を共用できます。

 充電時間は約2時間ということですが、空になるまで電池を消耗した場合なので、これまで長くても1時間くらいで充電は終わっています。

 充電方法はネックスピーカーの電源をオフにして、USBケーブルを接続すると赤いランプが点灯するので、それが消えるまで放置するだけです。




スピーカーは1.5W×2個で十分

 購入前に調べた限りでは、1.5Wのスピーカーでも音量は十分に出るような感じでしたので、ある程度の期待をして調達しましたが、期待どおりでした。

 首の所で音が鳴っているので耳までの距離は近いため、このくらいの出力で十分だったようです。

 音の質については追及すべきではないと思いますので、そこをこだわりたかったらイヤホンになると思います。




運転中のイヤホン等に関する法律

 道路交通法にはアルコールやパーキングなどのカタカナは出てきますが『イヤホン』『スピーカー』などは出てきません。

 最も関係しそうなのが70条の『安全運転の義務』だと思います。あとは現場警察官の解釈で違反とすることが判断される71条の『運転者の遵守事項』も適用される可能性があります。

(安全運転の義務)
第七十条
車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。
(罰則 第百十七条の二第六号、第百十七条の二の二第十一号チ、第百十九条第一項第九号、同条第二項)

道路交通法(昭和三十五年法律第百五号)

(運転者の遵守事項)
第七十一条
車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らなければならない。
(中略)
六 前各号に掲げるもののほか、道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項
(罰則 第一号、第四号から第五号まで、第五号の三、第五号の四及び第六号については第百二十条第一項第九号 第二号、第二号の三及び第三号については第百十九条第一項第九号の二 第五号の五については第百十七条の四第一号の二、第百十八条第一項第三号の二)

道路交通法(昭和三十五年法律第百五号)


 走行機会が多い大阪府には以下の条例があります。

(運転者の遵守事項)
第13条
法第71条第6号の規定により車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。
(中略)
(5) 警音器、緊急自動車のサイレン、警察官の指示等安全な運転に必要な交通に関する音又は声を聞くことができないような音量で、カーオーディオ、ヘッドホンステレオ等を使用して音楽等を聴きながら車両を運転しないこと。

大阪府道路交通規則(昭和35年12月20日 公安委員会規則第9号)

 同じく走行機会の多い兵庫県には以下の条例があります。

(運転者の遵守事項)
第9条
法第 71 条第6号に規定する車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次の各号に掲げるものとする。
(中略)
(12) 安全な運転に必要な音声を聞き取ることが不可能又は著しく困難な程度の音量で、音楽等を聴取しないこと。

兵庫県道路交通法施行細則(昭和35年12月19日 公安委員会規則第11号)

 他の都道府県はページ末でお示ししますが、それぞれに文章は違います。

 揚げ足をとる必要はないのですが『高音でカーラジオ等を聴き』という条文があるのですが、『高音』の本来の意味は『高い音』であってトーンが高いことを指します。高音を"soprano"と訳すこともできます。
 小さな音でソプラノを聴いたら交通違反かというと、そんなことはないと思いますが『法律だ』と言われれば、間違いではないです。

 前述のとおり、音量は『量』なので大きいか小さいかで表現すると思います。
 『高い声で歌ってください』『低い声で話してください』と言われて、どう解釈するでしょうか。
 『赤ちゃんが寝ているので小さな声で話してください』『赤ちゃんが寝ているので低い声で話してください』というのは、どちらが『静かに』という意味に近いでしょうか。
 法律用語に詳しくないのでわかりませんが、おそらく音量を指して『高』を使っている都道府県がありますので、この解釈については『高音量』ではなく『大音量』と読み替えておく方が一般市民的な感じかもしれません。

 この大音量の定義については、大阪府の条例が参考になるかなと思います。

警音器、緊急自動車のサイレン、警察官の指示等安全な運転に必要な交通に関する音又は声を聞くことができないような音量

大阪府道路交通規則(昭和35年12月20日 公安委員会規則第9号)

 上記の通り、救急車やパトカーのサイレン、踏切の音、車両からの警告音、警察官の笛の音などが聴こえるレベルは必要になると思います。




交通法規に抵触しないか?

 国の法律では『他人に危害を及ぼさないような速度と方法』『道路における危険を防止』『交通の安全を図る』などの文言で規定しているので、その範疇は広く、解釈は時代とともに変化すると思います。

 都道府県条例は具体性が増してきますので、走行する地域によって適用も異なると思います。
 大阪府の例では『安全な運転に必要な交通に関する音又は声を聞くことができないような音量』という部分が重要になると思います。
 兵庫県の例もほぼ同じ内容で『安全な運転に必要な音声を聞き取ることが不可能又は著しく困難な程度の音量』という部分が重要になると思います。

 運転に必要な周囲の音を聴く事ができるか否かが重要になります。

 すなわち、使用するデバイスの問題ではないという事になります。

 自動車に大きなスピーカーを積んで、車内で大音量で盛り上がっているときに、パトカーに停止を求められても『気づかなかった』と言えば済む問題ではなく、気づかなかった時点で条例違反ということになるようです。

 逆に言えば、周囲の音がしっかり聴こえるのであれば、ネックスピーカーを使うこと自体に問題がある訳では無さそうです。

 もし、ネックスピーカーを付けているというだけで警察官に呼び止められたときは、このあたりの法律の『解釈』についてしっかりと話し合った方が良いのかなと思いました。




救急車には気づけます

 イヤホンと違って耳の穴を塞いで没入するタイプと違いますので、周囲の音は耳に入ります。

 実際に救急車に遭遇する機会が幾度もありましたが、どちら側から来ているかもわかります。

 安全な走行を阻害するような音にはならないと思いますが、危険だと思った人は使うべきではないと思います。

 何となくわかってきたのは、聴きなれた音楽を流しておいて、聴きなれない音を聴いたときに音楽を止めるのが良いのではないかと思います。

 音楽を流している場合、停止させるには本体右側面にある一時停止ボタンを押す必要があります。この位置は覚えて置いた方が良いと思います。
 これを押してもナビの音声は停まらないのですが、ナビは断続的にメッセージが流れる訳ではないですし、サイレンの音などとは周波数も異なるので聴きとれるのでないかと思います。




くどいですが『解釈』です。

 道路交通法にしても都道府県条例にしても、現場警察官の『解釈』によっては違反となる可能性もあるので、ネックスピーカーが絶対的に許可されるものではないことに留意すべきです。

 何よりも優先しなければならないのは『安全』です。

 危険だと思わなくても、安全ではないかもしれないと思ったことは止めていくべきだと思っています。

 聴きなれない曲は周囲の異変との区別ができないので、デスクワーク中に聞きなれてからにしようと思います。
 周囲から『古っ』と思われても、十分に聴きなれた曲を流すように心がけようと思います。
 実験結果からすれば、信号待ちでも隣のバイクの運転手に音楽は届かないと思うので、好きな音楽を聴いておいたらよいかなと思います。




おわりに

 今回はナビの音声や、移動中に音楽を聴きたいと考えて、ネックスピーカーに行きつきました。

 3千円台のネックスピーカーを調達し、いくつかの実験を経てから実用に移りました。

 今回の実験はバイクの後部座席、運転手ではない人の感想ですので法令に抵触はしないはずですが、運転手がネックスピーカーを付けて走行してはいけないという法律があれば、それは守らなければなりません。

 安全を阻害するようであれば使用を中止すべきですが、耳を塞ぐことのないスピーカーなので、いまのところカーステレオと同じかなと思って使っています。

 125ccのバイクでは60km/hrまでしか出せないので高速走行でどうなるかはわかりませんが、一般道では使えそうであることがわかりました。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

解決

Bluetooth 5.0 無線通信、700mAhバッテリ内蔵、6hrバッテリ稼働、重量88g、防水規格IPX4、柔らかい素材でできたネックスピーカーです。




資料

(運転者の遵守事項)
第12条
法第71条第6号の規定により車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らなければならない。
(中略)
⑺ 高音でカーラジオ等を聴き、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽を聴くなど安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で、車両を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合にイヤホン又はヘッドホンを使用するときは、この限りでない。

北海道道路交通法施行規則(昭和47年11月20日 北海道公安委員会規則第11号)

(運転者の遵守事項)
第8条
法第71条第6号の規定により、車両又は路面電車(以下「車両等」という。)の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。
(中略)
(5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。

東京都道路交通規則(昭和46年11月30日 公安委員会規則第9号)

(運転者の遵守事項)
第11条
法第71条第6号の規定により公安委員会が定める運転者の遵守事項は、次に掲げるとおりとする。
(中略)
(5) 大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。

神奈川県道路交通法施行細則(昭和44年2月18日 公安委員会規則第1号)

(運転者の遵守事項)
第12条
法第71条第6号の規定により車両又は路面電車(以下「車両等」という。)の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。
(中略)
(13) 大きな音量でカーラジオ等を聞き、又はイヤホン、ヘッドホン等を使用しているため、安全な運転に必要な交通に関する音又は声を聞くことができないような状態で車両等を運転しないこと。ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令等を受信する場合は、この限りでない。

京都府道路交通規則(昭和35年12月15日 京都府公安委員会規則第13号)

(運転者の遵守事項)
第13条
法第71条第6号の規定により車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。
(中略)
(5) 警音器、緊急自動車のサイレン、警察官の指示等安全な運転に必要な交通に関する音又は声を聞くことができないような音量で、カーオーディオ、ヘッドホンステレオ等を使用して音楽等を聴きながら車両を運転しないこと。

大阪府道路交通規則(昭和35年12月20日 公安委員会規則第9号)

(運転者の遵守事項)
第9条
法第 71 条第6号に規定する車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次の各号に掲げるものとする。
(中略)
(12) 安全な運転に必要な音声を聞き取ることが不可能又は著しく困難な程度の音量で、音楽等を聴取しないこと。

兵庫県道路交通法施行細則(昭和35年12月19日 公安委員会規則第11号)

(運転者の遵守事項)
第12条
法第 71 条第6号に規定する車両等の運転者の遵守事項は、次に掲げるものとする。
(中略)
(13)高音量でカーラジオ、カーステレオ等を聞き、ヘッドホン又はイヤホンを使用して音楽等を聞くなど、安全な運転に必要な交通に関する音声が聞こえないような状態で車両を運転しないこと。ただし、難聴者が補聴器を使用するとき又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信するためイヤホン等を使用するときは、この限りでない。

沖縄県道路交通法施行規則(昭和47年5月15日 沖縄県公安委員会規則10)




Bluetooth 5.0 無線通信、700mAhバッテリ内蔵、6hrバッテリ稼働、重量88g、防水規格IPX4、柔らかい素材でできたネックスピーカーです。

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Poly Sync 乗換検討&実機検証/ウェブ会議と講演の品質向上 ~今日の課題~

★今日の課題★
多人数でのウェブ会議において、声が聞き取りづらいeMeet Lunaに代わるマイク内蔵スピーカーを探す。




 ├ これまでのメインはeMeet Luna
 ├ 当初はマイク付きイヤホン
 ├ ありがたいことに講演依頼
 ├ eMeet Lunaの課題・その1
 ├ eMeet Lunaの課題・その2
 ├ eMeet Lunaの課題を解決するPoly Sync 40
 ├ 見本市会場でPoly Sync 40
 ├ 音量に問題なし
 ├ 並列使用(ペアリング)が出来る
 ├ 有線と無線
 ├ バッテリ
 ├ バッテリとして使えるバッテリ
 ├ 充電スタンドはSync 40のみ
 ├ ワイヤレスは2種類
 ├ 防水等級はIP64
 ├ Zoom認定品
 ├ Teamsモデル
 ├ 互換性
 ├ ハウリングしない
 ├ 音楽用
 ├ 多人数会議・広い部屋でのペアリング使用

 ├ アップデートの確認
 ├ 最初にファームウェアアップデート
 ├ 言語の変更にはPOLY LENSが必要

 ├ 調達のおすすめは Poly Sync 40 +
 ├ ワンランク下げてSync 20 +
 ├ バッテリ非搭載の大音量 Sync 60
 ├ 機種比較
 ├ Poly Sync FAQ

 ├ これからのメインはPoly Sync 40

 ├ おわりに




これまでのメインはeMeet Luna

 リモートワークが広がった2020年、ウェブ会議用のスピーカー内蔵マイクを買いました。

 調達したのがeMeet Lunaという製品です。

 1人でウェブ会議をする分にはまったく問題ありません。

 10名に満たない程度の人数でウェブ会議をする際に重宝しています。声が通りやすい人、声の小さい人、色々な人が混在する会議でも安定して音を伝えることができます。マイクとスピーカーが同じ装置ですのでハウリングしないので、セットアップの手間が軽減されています。




当初はマイク付きイヤホン

 2020年春の時点ではまだマイク付きイヤホンを使っていました。

 これは従前より音声通話用に使っていたもので、主にスマホに接続して会話するときの物でした。

 その後、ZoomやSkypeでの会議が増えるに連れ、外部の方々とお話をするときにイヤホンを付けている違和感を覚えたため、eMeet Lunaの調達につながりました。

 今となってはプロ(芸能人)がテレビに出演する際にもイヤホンをしている姿が普遍化し、テレビ局もそれを許容しているのでイヤホンを使うという方法も悪くはないと思います。

オーディオテクニカのマイク付きイヤホンです。今まで色々と試してきた中で、電話会議等での音の鮮明さやマイクの音量などが最高に良かったのがオーディオテクニカです。




ありがたいことに講演依頼

 コロナ前から講師として招聘して頂く機会があったのですが、2020年3月頃にピタリと止んでしまい、その後、2020年6月に某製薬企業さんの研修会が初めてウェブ開催となった際に、講師として招いてもらいました。

 2020年夏ころはまだ機材は自前という感じではなく、従前どおりに主催者が講演会場を手配するかのように主催者依存でしたが、秋には講師の自前というのが普遍化しました。

 まだウェブ環境の不安定さがありましたので2020年秋は事前収録した講演の様子を流すというセミナーを複数お引き受けさせて頂きました。

 その頃にはウェブ会議が盛んになっていましたのでeMeet Lunaを使って会議に一人で参加、ときどき複数名で集まって参加ということがありました。

 2021年にはセミナー回数はコロナ前の水準に戻り、講演依頼も徐々に回復しました。

 ここで問題を感じるようになったのが、他の先生方のお話が聞きづらいということでした。こちらの視聴環境の問題があるにしても、一般的なオフィスや家庭よりは高額の機材を揃えていても聞き取りづらいのは、講師側にも問題があるのだろうと思いました。

 2021年春には見本市会場でオンライン相談会の対応をしたことで新たな発見もあり、このままeMeet Lunaで満足していてはいけないと気づきました。

 大きな課題は次のとおりです。




eMeet Lunaの課題・その1

 eMeet Lunaを使って、会議に1人で参加する分には特に問題はありませんでした。

 ただし、講演をする際に1人でずっと話していると、音質が悪いという事に気づく事がありました。

 特に有償のセミナーでは、講師は無償で協力していても、聴衆は費用を負担して聴いているので、画像や音声の悪さも気になってしまいます。

 聴こえるか否かで言うと、よく聞こえるそうです。
 キレイかどうかで言うと、もっとキレイな音質でお届けなさる先生が居られますし、テレビやラジオから聴こえてくるものとは比較にならないくらい劣っているということで、再考することになりました。

 課題1はマイクの音質です。




eMeet Lunaの課題・その2

 そもそも会議室で使うマイク内蔵スピーカーですので、東京ビッグサイトやインテックス大阪などの見本市会場で使うことを想定された商品ではありません。

 そのガヤガヤとうるさい場でeMeet Lunaを使った際に、相手の音声が上手く聞き取れないというトラブルがありました。

 こちら側も騒がしいのでマイクが『話している』と勘違いしてしまいスピーカーを制限してしまっていた部分もあると思いますが、それにしても音が小さくて会議には不向きでした。

 課題2はスピーカーの音量・音質です。




eMeet Lunaの課題を解決するPoly Sync 40

 マイクの音質の問題、スピーカーの音量や音質の問題を解決できるデバイスとして候補したのが Poly Sync 40 です。

 このPolyというメーカーですが、PLANTRONICSとPOLYCOMが統合して生まれたブランドです。
 10年程前に、テレビ会議システムを導入した際にポリコムというブランドを採用した記憶があったので、それを頼りにPoly Syncという商品を見つけました。

 カタログ値では良さそうでしたが、日本語の説明が少なく、動画なども良さが伝わるものを見つけられなかったので、思い切って買ってしまいました。




見本市会場でPoly Sync 40

 今回、eMeet Lunaに代わるマイク内蔵スピーカーとしてPoly Sync 40を採用してみました。

 調達時の価格で4万円超、なかなかの出費でしたが、スピーカーの出力の大きさを期待しての採用でした。

 2022年4月、東京ビッグサイトで試してみましたが、特に問題なく使用する」ことができました。




音量に問題なし

 今回の使用場所はこのようなオープンな場所です。

 使用するのは16時からでしたが、朝8時に現場入りしてリハーサルをしています。


 リハーサル時は誰も居ませんでしたが、本番になると会場には聴衆が居り、さらに周囲には展示ブースや通行人が居ます。

 この程度の会場で、聴衆がスピーカーに耳を傾けていれば、とりあえず使用することに問題はなさそうです。




並列使用(ペアリング)が出来る

 Poly Sync 40の特徴の1つに、2台同時使用、並列で使えるという機能があります。

 下の動画では2台を別々に置き、ワイヤレスで接続して同じ音源を出力しています。

 音質の良し悪しは撮影機材の問題がありますが、2台がシンクロしていることは確認できると思います。

 会議室で行われる8人程度までの会議であれば1台でも十分かもしれませんが、広い会議室や講堂、オープンスペースなどでは2台並列が重宝されると思います。




有線と無線

 Poly Sync 40には付属のUSBケーブルで接続する有線接続と、無線接続が標準搭載されています。

 無線接続は内蔵バッテリで対応するので、バッテリが尽きれば終わりですが、有線接続は充電しながらマイクとスピーカーも使えるので、無限に使うことができます。

 USBケーブルは外付けではなく本体から出ています。下図のように底面の脚部に巻き付けるようになっています。




バッテリ

 バッテリで運用すれば、いつかは尽きるのですが、Poly Syncのバッテリ容量は非常に大きいです。

 今回調達したPoly Sync 40では電池容量5,000mAh、連続通話は最大30時間となっています。

 ワンランク下のPoly Sync 20でも3,200mAh、最大20時間の通話に対応しています。

 半日のセミナーで4時間くらい使ってもバッテリはまだまだ残っています。




バッテリとして使えるバッテリ

 Poly Syncに内蔵のバッテリは、モバイルバッテリとして使う事が出来るのも特徴です。

 災害時に5,000mAhのバッテリは貴重ですが、使い道はそれだけではありません。

 例えばカメラをマイク内蔵スピーカーの横に置いたとき、カメラへの電力供給にも使う事ができます。
 カメラの電池は長持ちしても4時間くらい、筆者は10年以上前の中古ハンディカムを使っているのでバッテリもそれなりに劣化しています。

 机上がケーブルでゴチャゴチャにならないで済む、電源用の延長コードを持ち運ぶ必要もないというのは会議主催者側として非常に良いことです。




充電スタンドはSync 40のみ

 Poly Sync 40の底面には下図のような電極が付いています。

 これは充電スタンドに置いて使うための電極です。


 この電極にマッチする『充電スタンド』は一般的なネット通販では見つからないかもしれません。

 海外のサイトで『Poly Sync 40 Charging Stand』で検索すると60ドル~70ドルくらいで売られています。
 おそらく商品型番『218430-01』で調べると出て来ると思います。
 各国内で買えば8千円~9千円くらい、送料を入れて1万円でお釣りがくるかどうかという価格帯です。

Yahoo!: Poly SYNC 40 Charge Stand

Yahoo!: poly sync 218430-01




ワイヤレスは2種類

 Poly Sync 40は標準搭載された機能でBluetooth接続できます。

 パソコンやスマートフォンのBluetooth機能とペアリングするだけでワイヤレス運用できます。

 もう1つの接続方法にPoly Sync専用USB Bluetoothアダプタ(BT600)を使う方法があります。

 パソコン等の端末の機能で接続するBluetoothでも『つながる』という部分では同じですが、繋がり方に違いがあります。

 試してみたところ、音質が全く違います。
 普通のBluetoothでは安っぽいガサガサした感じの音声ですが、専用Bluetoothだとクリアな音声になります。

 このアダプタ(BT600)を単品で買うと高いので、セットで購入した方が良いと思います。

poly: BT600

楽天市場 BT600 検索結果




防水等級はIP64

 見た目はファブリックな感じの筐体ですが、防水・防塵を備えています。

 IP64は、ワイヤレスイヤホンなどで取得されているレベルです。

 IP6*、最初の6は防塵性ですが『完全な防塵構造』という最高等級を取得しています。
 IP6*を取る製品は防水性が0でなければ最低は4になるのが一般的です。

 IP*4、末尾の4は防水性ですが、『いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない』というもので、そのテスト方法は『300~500mmの高さより全方向に10L/分の放水、10分』となっています。

 会議中にお茶をこぼしたら壊れると思いますが、換気のために窓を開けていて高湿度な部屋になっていたとしても、それが故障の原因にはなりづらいという事になります。防塵性もあるので屋外イベントでも使えそうです。




Zoom認定品

 Poly Sync 40はZoomの認定品です。

 Zoomへの接続が簡単というだけではなく、ミュートの操作も簡単にできます。

 本体の正面中央にあるミュートボタンを押すと、Zoomのミュート/解除を操作することができます。

 意見を求められてからマウス操作して声を発するという手間が省けますし、自身がミュートになっていることは赤いランプ表示で一目瞭然です。

会議から音楽まで対応するクリアな音質のマイク内蔵スピーカーです。型番の最後に『+』が付いているのは専用Bluetooth接続コネクタ(BT600)が付属するモデルです。机上で1人で使用なら不要ですが、会議室などで使う可能性があればBT600は必須アイテムです。手元にPoly Sync 40が2台ありますが、大きめの会議やセミナーでは2台での並列利用が良いと思います。 




Teamsモデル

 Microsoft Teamsに認定された専用モデルもあります。

 モデル名の後ろに『M』が付いている物がTeams認定モデルになります。

 メインがTeamsで無いのであれば、こちらではない方のモデルが良いそうです。

『M』が付いている機種はマイクロソフトのTeams認定モデルです。Teamsがメインではない人は『M』が付いていない方のモデルを買った方が良いと思います。




互換性

 ZoomやTeams以外にも、多くの音声プラットフォームと互換性があるとメーカーが公表しています。

 CISCO(シスコ)やAVAYA(アバイア)のVoIPサービスやデバイスは多くの企業でも採用されています。

 GoogleやAmazonのサービスも知らぬ間に使っていたりしますので、互換性があると知っているだけでも安心感があります。




ハウリングしない

 会議用マイク内蔵スピーカーなので当然の機能だと思いますが、自らのマイクとスピーカーでハウリングしてしまうことはありません。

 マイクとスピーカーを別々に用意するとハウリングが問題となります。
 今回、eMeet Lunaでは見本市会場の雑踏に紛れてしまうので大きな音が出るスピーカーが欲しかったのですが、外付けするとハウリングするので一体型を探してPoly Sync 40に行きつきました。

 ウェブ会議やセミナーに使うならば、ハウリング知らずの会議用マイク内蔵スピーカーが必須アイテムです。




音楽用

 普段の仕事中はradiko(ラジコ)を使ってRaNi Musicを聴いていることが多いです。この番組はほとんどナレーションやCMも入らない、音楽中心の番組です。
 RaNi Musicはラジオ日経第二、短波放送なのでradikoを使わなくても聴けるかと思いましたが、関西の屋内では無理でした。屋外に出れば可聴ではあるが、雑音が入りますので、やはりradikoが良いようです。

上図のラジオ(無線受信器)について詳しくはこちら


 以前はパソコン内蔵のスピーカーや、液晶ディスプレイのスピーカーで聴いていたいのですが、シャカシャカする感じの軽い音でした。

 Poly Sync 40を導入後は常時パソコンに接続し、このスピーカーから音を出しています。
 楽器も歌声も、非常に鮮明になりました。

 職場で他に人が居たらできませんが、一人でテレワークしているときには、この使い方をお勧めしたいです。

 どれだけ違うのか、実際に撮影してみました。

Poly Sync 40 対 eMeet Luna

【参考】radiko:RaNi Music(ライブ)

【参考】C.CRANE CC SKYWAVE SSBの使い方




多人数会議・広い部屋でのペアリング使用

 Poly Sync の強みの1つにワイヤレスペアリング機能があります。

 これまで使ってきたeMeet Lunaにも2台同時使用のためのケーブルは別売であったのですが、まずは何といっても『高い』と感じてしまう価格設定です。
 本体がセールで8千円を切る中で、ケーブルが3千円以上しますので『どうなの?』とも思いましたが、必要でしたので買いました。
 ケーブル長が3mなので、小会議室での6~8人くらいの会議がちょうど、10~12人クラスになると少々短く感じる長さでした。コロナ前の感覚では良かったかもしれませんが、隣との席の間隔が広がったいま、3mは短い感じです。

eMeet Lunaの連結ケーブル(Amazon)

 Poly SyncはBluetoothでのワイヤレスでのペアリングなので、10mくらいはまったく問題なしです。たぶん間隔が10mを超えるような会場ではスピーカーやマイクの性能が不足すると思いますので、概ね限界なのかなと思います。

 ペアリングの方法ですが、2台のPoly Syncを用意して、右側面にあるペアリングボタンを2秒間、2台同時に長押しすれば自動的にペアリングされます。

 注意点としては、ファームウェアが古いままだと上手くいかないことがあります(ありました)。
 2台とも同じバージョンであることが望ましいと思います。

 2台の同期はしっかりとシンクロ、ズレることなく違和感がないペアリング使用でした。




アップデートの確認

 ハードウェアがOSなどに追い付けないのは仕方ないです。製造時と出荷時、調達時でタイムラグがあるので当然のことだと思います。

 その差分を埋めるために、Poly Syncにはファームウェアのアップデート機能があります。


 サポートページを開くと『USB/BLUETOOTH SPEAKERPHONENS』というアイコンが見つかると思いますので、それをクリックします。

 クリックすると下図のような製品一覧が表示されます。


 対象の機種、例えばPoly Sync 40のページを開くと下図のようなページが現れます。

 この中にはRelease NotesやProduct Informationなどが掲載されています。

 更にこの機種のみで絞りたければ右側の"To search for Poly Sync 40 specific support info, click here"をクリックします。

poly: POLY SUPPORT

Poly: Support, SYNC40




最初にファームウェアアップデート

 Polyのハードウェアを管理するソフトウェアが無償提供されています。

 1つはPlantronics Hub Desktop、もう1つがPOLY LENSです。

 Plantronics Hubはファームウェアのアップデートに使うソフトです。

 POLY LENSはその名の通りレンズ、すなわちカメラの管理ソフトです。
 サポート対象デバイスリストを見るとPoly Syncシリーズも入っているので、こちらも使います。

 両方ともダウンロードしてインストールします。

PLANTRONICS HUB DESKTOP
POLY LENS APP

 まずはPlantronics Hubのダウンロードとインストールを進めます。

 Plantronics Hubを起動すると下図が現れます。デバイスが正常に接続されていれば、対象機器がリストされます。

正常(デバイス接続あり)
エラー(デバイスが見つからない)

 画面右上にある『通知』を開くと、ファームウェアにアップデートすべきファイルがあるかわかります。

 下図のようになっているときは『更新』を押すとアップデートされます。


 『更新』を押すとまず確認画面が出てきます。

 そのまま進めれば自動的にアップデートされます。


 ファームウェアをアップデートしないと、上手く動作しないことがあります。

 少なくとも筆者が持っている2台は、アップデートしないと正常に動作しませんでした。

 具体的に言うと、Sync40をUSBケーブルでパソコンに接続した際に半分以上の確率で認識しないという現象を経験しました。
 そこでpolyに問い合わせてみると日本語で回答があり、ファームウェアのアップデートを試して欲しいという内容でした。

 アップデートしなければ問題ありの状態です。製品が悪いという訳ではなく、動作環境とのミスマッチだと思います。

 言い換えると、アップデートさえすれば正常に動作します。

Poly: PLANTRONICS HUB DESKTOP

Poly: POLY LENS APP




言語の変更にはPOLY LENSが必要

 Poly Sync 40は、本体を操作すると音声メッセージが流れます。

 電源を切ると"Power off"か"Turn off"、電源を入れると"Buttery high"、Bluetoothで接続されると"Connected"と言っているかなと思います。

 これを日本語に変更することができます。


 まずはPOLY LENSのダウンロードとインストールを進めます。
 起動すると下図のような画面が現れるので、左側にある接続中の機器のリストからここではPoly Sync 40を選択しています。


 上の方にあるタブの"Settings"を選び、"Language"を選びます。


 言語リストは以下の通りです。

  • Mandarin
  • German
  • Danish
  • French
  • English UK
  • Cantonese
  • Indonesian
  • Italian
  • Japanese
  • Korean
  • Norwegian
  • Russian
  • Swedish
  • Thai
  • English US
  • Spanish

 どの言語にするかは任意ですが、このページを見ている人のほとんどが日本語(Japanese)を選ぶか、英語(English US)のまま変更しないのではないかと思います。


 言語をドロップダウンリストから選択すると"Apply"というボタンが現れるので押下すると、下図のポップアップメッセージが出てきます。

Get Ready to Update
Keep your Poly Sync 40 within 1.5m (5ft) of your computer during the update.
Disconnect any other Bluetooth connections (e.g. mobile phone) to avoid interrupting the update.
This update takes a few minutes to complete.
Do not disconnect your device during the update process.

更新の準備をする
 アップデート中は、Poly Sync40をコンピューターから1.5m(5フィート)以内に保ちます。
 更新が中断されないように、他のBluetooth接続(携帯電話など)をすべて切断します。
 この更新は完了するまでに数分かかります。
 更新プロセス中にデバイスを切断しないでください。


 メッセージに"OK"すると、下図のように自動的に進みます。

 完了すると本体のランプが全部消えて再起動し、その後は新しい言語になっています。




調達のおすすめは Poly Sync 40 +

 筆者が調達したのは Poly Sync 40 + という商品です。

 Polyはメーカー名、Syncは商品の総称、40は本体のサイズ(グレード)、+はUSB Bluetoothコネクタ(BT600)を附属するというタイプです。

 この40というタイプは50mmのスピーカーが内蔵されています。
 1つ下の『20』は40mmのスピーカー、『60』は50mmスピーカーを2つ搭載しています。なお、『60』はバッテリを搭載していません。

会議から音楽まで対応するクリアな音質のマイク内蔵スピーカーです。型番の最後に『+』が付いているのは専用Bluetooth接続コネクタ(BT600)が付属するモデルです。机上で1人で使用なら不要ですが、会議室などで使う可能性があればBT600は必須アイテムです。手元にPoly Sync 40が2台ありますが、大きめの会議やセミナーでは2台での並列利用が良いと思います。 



ワンランク下げてSync 20 +

 実勢価格で1万円以上も安いPoly Sync 40には手を出しづらいという人にお勧めの機種です。

 eMeet Lunaが実勢価格で1万円未満ですので倍ほどしますが、スピーカーの音量など性能面ではPoly Sync 20が優れていると思います。

 この価格差をどう見るのか、ぜひ悩んで調達して頂ければと思います。

Poly Sync 20eMeet Luna
実勢価格2万円
(Amazon)
9千円
(Amazon)
マイク内蔵内蔵内蔵
スピーカー40 mm
高性能音楽用
3W
85dB
スピーカー周波数特性80 Hz~20 kHz20 Hz~20kHz
マイク周波数特性100 Hz~6.7 kHz
2台連結ワイヤレス別売専用ケーブル
最長使用20時間15時間
充電時間4時間
内蔵バッテリ3,200mAh2,600mAh
蓄電池から供給供給可不可
防水IP64
サイズ34×95×182mm120×120×36.5mm
重量360g290g

Poly: POLY SYNC 20

eMeet: EMEET OfficeCore Luna

eMeet: Speakerphone Downloads

『40』よりやや小さいスピーカーとバッテリを搭載する『20』は、基本的な機能は『40』と同じです。やはり型番に『+』が付くタイプがお勧めです。




バッテリ非搭載の大音量 Sync 60

 Poly Sync 40に搭載の50mmスピーカーが2つ、周波数特性75 Hz~20 kHzの大音量対応・マイク内蔵スピーカーです。

 NFC対応デバイスに簡単にペアリングできる機能を搭載しています。これは20や40には無い機能です。

 重さは1kgあります。電池は搭載してません。

 インターフェイスはPoly Sync 60を横長にした感じです。

Poly Syncシリーズ最大のスピーカーを搭載した『60』です。これも2台連結が可能です。電池は内蔵していないので電源が必要になります。ワイヤレスには対応しています。

Poly: POLY SYNC 60




機種比較

 Poly Syncの20、40、60を一覧表で比較してみます。

Poly Sync 20Poly Sync 40Poly Sync 60
公式サイトPoly公式Poly公式Poly公式
市価(Amazon)2.0万円3.4万円6.8万円
スピーカー40mm×150mm×150mm×2
スピーカー特性80 Hz~20 kHz75 Hz~20 kHz75 Hz~20 kHz
内蔵マイク3 マイク ステアラブル アレイ3 マイク ステアラブル アレイ6 マイク ステアラブル アレイ
マイク集音範囲最大 2m最大約 2.5m最大 3m
マイク周波数特性100 Hz~6.7 kHz100 Hz~6.7 kHz100 Hz~6.7 kHz
USB ソケットスマートフォン充電用
USB-A ポート x 1
スマートフォン充電用
USB-A ポート x 1
スマートフォン充電用
USB-A ポート x 2
ワイヤレス デイジーチェーンなしありあり
Bluetooth5.15.15.1
NFC非対応非対応ペアリング
防水・防塵IP64IP64
重量360g610g1,000g
サイズ34 x 95 x 182 mm38 x 102 x 273 mm37 x 122 x 394 mm
ケーブル長715mm1,050mm1,500mm

 上記はカタログ等から筆者がまとめたものですが、メーカーから比較表が提供されているのでそちらもご参照ください。

poly: Poly Sync ファミリー比較ガイド(PDF)

poly: Poly Sync Family Comparison Guide (PDF)




Poly Sync FAQ

Poly Syncファミリーとは何ですか?

 Poly Syncファミリーは、個人用、密談(ハドル)用、小規模な会議用に設計されたUSB/Bluetoothスマートスピーカーフォンの新シリーズです。
 このシリーズは、Poly Sync 20、Poly Sync 20 +、Poly Sync 40、およびPolySync60の4モデルで構成されます。

What is the Poly Sync Family?
The Poly Sync Family is a new range of USB/Bluetooth smart speakerphones designed for personal, huddle and small conference use. The family includes the Poly Sync 20, Poly Sync 20+, Poly Sync 40 and Poly Sync 60 models.


スマートなスピーカーとは?

 Poly Syncファミリーは、単に優れたオーディオを提供するだけではありません。スマートな機能を多数搭載し、使い勝手の良さを実現しています。
 プライベート/シェアードBluetoothモード(Poly Sync 40およびPoly Sync 60)、プログラマブルボタン、スマートフォンの充電機能機能、話者追跡メーター(Poly Sync 60のみ)などがあります。

What makes them smart speakerphones?
The Poly Sync Family provide more than just remarkable audio—they include numerous smart features making them easy to use. Features include private/shared Bluetooth modes (Poly Sync 40 and Poly Sync 60), a programmable button, the ability to charge smartphones, and a talker tracking meter (Poly Sync 60 only).


Poly Sync 20、Poly Sync 20+、Poly Sync 40、Poly Sync 60は既存の製品に代わるものですか?

 Poly Sync 20およびPoly Sync 20+は、Calisto 5200に代わるポータブルパーソナルスピーカーホンです。Calisto 5200の後継機種となります。

 Poly Sync 40はハドル(密談)ルーム用スピーカーフォンで、Calisto 7200の後継機種になります。

 Poly Sync 60は、新たに追加された製品で、小規模な会議室向けに設計されています。

Do the Poly Sync 20, Poly Sync 20+, Poly Sync 40, Poly Sync 60 replace any existing products?
The Poly Sync 20 and Poly Sync 20+ are portable personal speakerphones that will replace the Calisto 5200. The Poly Sync 40 is a huddle room speakerphone and will replace the Calisto 7200. The Poly Sync 60 is a new addition to the portfolio and is designed for the small conference room.


Poly Sync 20、Poly Sync 20+、Poly Sync 40、Poly Sync 60の違いは何ですか?

What are the differences between the Poly Sync 20, Poly Sync 20+, Poly Sync 40 and Poly Sync 60?

POLY SYNC 20/
POLY SYNC 20+
POLY SYNC 40POLY SYNC 60
用途
IDEAL FOR
個人、携帯
Personal, portable use
密談室、フレキシブルな会議室
Huddle rooms or flexible
conference rooms
小規模会議室
Small Conference rooms
マイクのタイプ
MICROPHONE TYPE
3マイクロホン ステアラブルアレイ
Three-microphone
steerable array
3マイクロホン ステアラブルアレイ
Three-microphone
steerable array
ツイン3マイクロホン ステアラブルアレイ
Twin three-microphone
steerable arrays
USBポート
USB PORTS
スマホ用充電口×1
One – smartphone charger socket
スマホ用充電口×1
One – smartphone charger socket
スマホ用充電口×2
USBビデオカメラパススルー×1
Two smartphone charger sockets.
One – USB video camera pass through
フルダプルX オーディオ
FULL DUPLE X AUDIO
YesYesYes
サイズ(HWD)ミリ単位
SIZE (H x W x D) IN MM
34 x 95 x 18238 x 102 x 27337 x 116 x 394
コンピュータ接続性
COMPUTER CONNECTIVITY
USB-AまたはUSB-Cモデル
USB-A or USB-C models
USB-AとUSB-Cの両方のコネクターを持つ一体型シングルケーブル
Integrated single cable with both USB-A and USB-C connectors
USB-AとUSB-Cの両方のコネクターを備えたシングルケーブル
Single cable with both USB-A and USB-C connectors
スマートフォン接続性
SMARTPHONE CONNECTIVITY
BluetoothBluetoothBluetooth
BT600 USBブルートゥースアダプター付属
BT600 USB BLUETOOTH ADAPTER INCLUDED
Poly Sync 20+に付属
アクセサリとして入手可能
Yes, with Poly Sync 20+. Available as an accessory
for Poly Sync 20
アクセサリとして入手可能
Available as an accessory
アクセサリとして入手可能
Available as an accessory


Poly Syncファミリーの特徴とは?

 Poly Sync ファミリーは、通話の両側で優れたオーディオ性能を発揮するように設計されています。通話を妨げず、会議の生産性を高めます。
 また、使いやすさにもこだわっています。ユーザは各自の端末を持ち込むので、IT 部門の助けがなくても会議を迅速に開始することができます。

What makes the Poly Sync Family stand out?
The Poly Sync Family has been designed with remarkable audio for both ends of the call ensuring nothing is missed and meetings stay productive. They are easy to use, have a consistent user interface, and users bring their own devices so meetings start quicker without IT help.


3マイクロホンステアラブルアレイとは?

 従来のUSBスピーカーフォンは、360度全方向の音を拾う1つのマイクを搭載していましたが ポリシンクファミリーは、3つのマイクアレイを使用しています。
 このマイクは、部屋の中を動き回る話し手の方に向けることができます。
 そのため、部屋の中の騒音ではなく、話し手に焦点を当てることができます。

What is a three-microphone steerable array?
Compared to traditional USB speakerphones with a single 360-degree microphone that pick up sound from all directions—the Poly Sync Family uses a three-microphone array that can be steered (directed) towards the talker as they move around the room—and hence focuses on the talker and not the noise that may be in the room.


デュアルパッシブラジエーター搭載のバスレフシステムとは?

 バスレフシステムは、Poly Syncエンクロージャー(筐体)のホールを利用して、スピーカー振動板の後部から音が出るようにすることで、密閉型エンクロージャー(筐体)に比べて低周波レスポンス(低域特性)を向上させることができます。
 パッシブ(受動的)ラジエーターは、パッシブダイアフラムを追加することで低周波レスポンス(低域特性)をさらに向上させ、音声やマルチメディアをより自然な音で再現します。

What is a Bass reflex system with dual passive radiators?
The bass reflex systems use a hole in the Poly Sync enclosure to enable sound from the rear of the speaker diaphragms to increase the low frequency response compared to a sealed enclosure. The passive radiators further enhance the low frequency response by adding passive diaphragms, making voice and multimedia sound more natural.


Poly Sync Familyとコンピュータやスマートフォンはどのように接続するのですか?

 Poly Sync 20およびPoly Sync 20+は、コンピュータとの有線接続用にUSB-AまたはUSB-Cケーブルが用意されています。
 Poly Sync 20+は、付属のBT600アダプタを使用してコンピュータにワイヤレスで接続することもできます。
 スマートフォンとの接続は、Bluetooth経由となります。

 Poly Sync 40とPoly Sync 60は、1本のUSB ケーブルが1本あり、USB-AとUSB-Cの両方のコネクターがあります。
 コンピュータとワイヤレスで接続する場合 は、BluetoothアダプターBT600を別途ご注文ください。
 スマートフォンとの接続は はBluetoothで接続します。

How does the Poly Sync Family connect to computer and smartphone?
The Poly Sync 20 and Poly Sync 20+ are available with either a USB-A or USB-C cable for wired connection to the computer. The Poly Sync 20+ can also wirelessly connect to the computer via the included BT600 adapter. Connection to the smartphone is via Bluetooth. The Poly Sync 40 and Poly Sync 60 have a single USB cable with both USB-A and USB-C connectors. For wireless connection to the computer a BT600 Bluetooth adapter can be ordered separately. Connection to the smartphone is via Bluetooth.


Poly Sync ファミリーの、会議用電話機Poly Trioシリーズとの違いは何ですか?

 Poly Syncシリーズは、USB/Bluetoothスピーカーフォンです。会議室に自分のデバイスを持ち込み、そのデバイスで会議/UCアプリケーションを使用する必要があります。

 Poly Trio シリーズは、常時接続のオープン SIP 会議電話機です。

How is the Poly Sync Family different to the Poly Trio Series of conference phones?
The Poly Sync Family are USB/Bluetooth speakerphones that require users to bring their own devices into the meeting room and use the conference/UC applications on their device. The Poly Trio Series are always on open SIP conference phones.

※.UCとは"Unified Communications"の略称で、ユニファイド・コミュニケーション、通信サービスの統合などと訳されます。電話、メール、ビデオチャットなど多様なコミュニケーションツールを統合するシステムなどを指します。


Poly Syncファミリーのプログラマブルボタンには、どのような機能がありますか?

 Poly Sync 20、Poly Sync 40、およびPoly Sync 60には、以下のようなプログラマブルボタンが搭載されています。

  • 最後のスマートフォンの番号のリダイヤル
  • スマートフォンからのメディアストリーミングの再生/一時停止
  • システムステータスのチェック
  • ほか

What function can be chosen for the programmable button on the Poly Sync Family?
The Poly Sync 20, Poly Sync 40 and Poly Sync 60 include a programmable button that can be configured for one of several different functions, including: last smartphone number redial, play/pause media streaming from smartphone, system status check, etc.


Poly Sync 20 と Poly Sync 40 は、どちらもポータブルデバイスですか?

 Poly Sync 20 は、バッテリー駆動のポータブルデバイスとして設計されており、キャリーケースとストラップ(lanyard)が付属しています。

 大型のPoly Sync 40は、電池駆動で部屋の中の最適な場所に移動することができますが、キャリーケースは付属していません。

Are the Poly Sync 20 and Poly Sync 40 both portable devices?
The Poly Sync 20 has been designed as a portable device that is battery operated and includes a carry case and lanyard. The Poly Sync 40, which is larger, is also a battery operated device that can be moved around the room to the optimum location but does not include a carry case.


Poly Sync ファミリーからスマートフォンを充電できますか?

 Poly Sync 20 および Poly Sync 40 には、内蔵バッテリと USB ソケットが搭載されており、スマートフォンの充電に使用できます。
 Poly Sync 60の電力源はAC電源のみです。USBポートを2つ搭載しており、会議中に最大2台のスマートフォンを充電することができます。

Can a smartphone be charged from the Poly Sync Family of speakerphones?
The Poly Sync 20 and Poly Sync 40 includes an internal battery and USB socket that can be used to charge a smartphone. The Poly Sync 60 is AC powered only by a power socket and includes two USB ports for charging up to two smartphones during meetings.


Poly Sync ファミリーはどのような UC アプリケーションやプラットフォームに対応していますか?

 Poly Syncファミリーは、USBまたはBluetoothでユーザーデバイスに接続し、そのデバイス上で動作するアプリケーションと互換性があります。
 Microsoft Teams認定のバージョンもあり、専用のTeamsボタンでMicrosoft Teamsのデスクトップアプリケーションにすぐにアクセスできます。

What UC applications and platforms are the Poly Sync Family compatible with?
The Poly Sync Family connect to user devices via either USB or Bluetooth and are compatible with the applications running on these devices. Microsoft Teams versions are also available and feature a dedicated Teams button for instant access of the Microsoft Teams desktop application.

※.UCとは"Unified Communications"の略称で、ユニファイド・コミュニケーション、通信サービスの統合などと訳されます。電話、メール、ビデオチャットなど多様なコミュニケーションツールを統合するシステムなどを指します。


Poly Sync ファミリーは BluetoothアダプターBT600を使用してワイヤレスでコンピュータに接続できますか?

 Poly Sync 20+ には、BT600 USB アダプタが付属しています。
 Poly Sync 20、Poly Sync 40、Poly Sync 60では、BT600 USBアダプタをアクセサリーとして別途購入することができます。
 Poly Syncファミリーのすべてのモデルは、付属のUSBケーブルでパソコンと接続でき、Bluetoothでスマートフォンと接続できます。

Does the Poly Sync Family include the BT600 Bluetooth adapter to allow wireless connection to the computer?
The Poly Sync 20+ includes the BT600 USB adapter. For the Poly Sync 20, Poly Sync 40 and Poly Sync 60 the BT600 USB adapter can be purchased separately as an accessory. All models in the Poly Sync Family can connect to the computer via the included USB cable and to a smartphone via Bluetooth.

poly: POLY SYNC FAMILY FAQ(PDF)




これからのメインはPoly Sync 40

 これまでのメイン機はeMeet Lunaでしたが、これからのメイン機はPoly Sync 40になると確信しました。

 実際、eMeet Lunaは箱に入れて片づけてしまいました。蓄電池がへたらないように時々は出して充電しようと思いますが、音に違いが歴然としているので、もう戻れないと思います。

 5,000mAhのモバイルバッテリを携帯していると思えば出張時にも持って行って良いかなと思います。
 航空機の手荷物としてバッテリ単体は預けられませんが、電子機器に内蔵されていれば規制が緩和されます。
 最近は出張先のホテルでもウェブ会議に参加することがあるので、イヤホンと違い部屋の中で他の作業をしながらでも会議に参加できるのでマイク内蔵スピーカーは便利です。

 何よりも普段使いとして音楽を聴きながら仕事をするにも高音質ですし、音の響き方も良いのでデスクから離れて作業していても部屋中に音が響き渡ります。

 難点としてはスピーカーに3~4万円も払うのかというところですが、もう支払ってしまったので問題ではなくなりました。

Poly Sync 40
eMeet Luna

Poly Sync 40
eMeet Luna

 色々と試しながら、使い道を広げて行きたいと思います。

会議から音楽まで対応するクリアな音質のマイク内蔵スピーカーです。型番の最後に『+』が付いているのは専用Bluetooth接続コネクタ(BT600)が付属するモデルです。机上で1人で使用なら不要ですが、会議室などで使う可能性があればBT600は必須アイテムです。手元にPoly Sync 40が2台ありますが、大きめの会議やセミナーでは2台での並列利用が良いと思います。 




おわりに

 今回は見本市会場でのスピーカー音量の不足感から、eMeet Lunaを卒業して新しいデバイスを探すことになりました。

 その結果としてPoly Sync 40 +を調達しました。

 音量が大きいだけでなく、音質が良かったので、普段の音楽やラジオを聴くのにも使えるようになりました。

 ウェブ会議でも『声がよく聞こえる』と言って貰ってますので、本来の目的も達成できていると思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

解決

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ICT・AI・robo

大判プリンタの買いどき ~今日の課題~

★今日の課題★
大判プリンタは買うべきか否かを検討




大判印刷の必要性

 学会発表や展示ブース出展などを計画していた2020年春に一度、大判印刷の需要が個人的には高まりました。

 しかしながら、新型コロナウイルス感染症の流行拡大によりすべては白紙撤回、ブース図案まで作っていたことが懐かしいです。

 2022年春、学会発表の採択通知が届き『ポスター』となっていたので、少なくとも1枚はポスター印刷が発生します。

 他にも学会にはエントリーしているので、今後は増える可能性があります。

 そして見本市や学会等の展示ブース出展も計画しなければならない状況なので、大判印刷の需要が生まれています。




外注は1枚1万円

 学会発表では掲示板が畳1枚の90cm×180cmくらいなので、ポスターは規格どおりだとA0判(841mm×1189mm)がちょうど良いです。

 学会に持参するのでスーツケースに入れたいため、用紙は布を使います。
 するとだいたい1万円くらいでいんさつしてもらえます。

 ネットで探すと『ソクプリ』というところが4,300円、防炎を入れても4,580円という価格破壊的なものが登場しています。




予算計画

 まず、減価償却資産にしたくないので税込み30万円が上限です。

 年10枚、装置寿命を5年とすると50枚、8年なら80枚が総印刷枚数です。

 消耗品としてインクが100枚分で2万円×5色≒10万円とします。
 布(クロス)のロールが20mで3万円、2m×50枚なら100m分で5本、2m×80枚なら160m分で8本と試算できます。
 消耗品関係として5年なら25万円、7年なら34万円と試算できます。

 1枚5千円で外注できるとすれば50枚で25万円、80枚で40万円です。先ほど試算した消耗品価格で言えば50枚でプラマイゼロ、80枚でも6万円しか節減できません。

 本体が6万円ということはないので、この程度の印刷枚数では不採算であることが透けて見えます。




A0判幅で1.8m

 前述の5千円は約1.2mの規格サイズですが、ポスター掲示板は1.8mくらいの高さまで対応しているので、ギリギリまで使えるサイズにすると、約1.8mの長さになります。

 1cmあたり44円なので180cmなら7,920円です。

 約8千円として50枚なら40万円、80枚なら64万円となります。

 20m巻のロール紙から1.8mは11枚取れるので5本で55枚、8本で88枚です。

 消耗品と印刷外注の差額ですが50枚の内製が25万円だったので差額15万円、80枚の内製は34万円だったので差額30万円となります。




80枚印刷なら30万円の装置で採算!?

 理論上、80枚印刷すれば30万円未満の装置を買う事で採算ベースになることがわかりました。

 ただし、装置が壊れない事が絶対条件ですし、ミスプリントについてはロール紙は8枚分まで許容できますがインクは痛手のロスになります。

 とりあえずはA0判のロール紙対応で、30万円未満の機種を探すことにします。




A0判対応の大判プリンタ

 各社のA0判対応の大判プリンタのリストです。定価で100万円超えの機種もあります。

EPSON

Canon

hp




スキャナとダブルロールは不要

 素人の業務用であり、図面などの入稿は無いのでスキャナは不要です。ダブルロールである必要もありません。6色印刷も贅沢なので除外するとだいぶ絞り込まれます。

EPSON

Canon

hp




ネット通販価格(参考)

楽天ビック(ビックカメラ×楽天)

楽天市場




30万円未満で絞り込み

 同じ価格帯で各社1機種ずつが絞り込まれ、いずれもA0判対応で4色インク、特徴は似ていますがエプソンだけスタンド無しが選べます。

Epson SC-T5150N

 スタンド無しのタイプで楽天ビックが228,000円で6,864ポイント還元(2022/3/30時点)、価格.comで調べてもだいたい22万円くらいです。
 この機種のロール紙は914mmまでです。

Canon TA-30

 スタンドは要らないのですが附属するようで、楽天ビックの価格で283,800円で8,514ポイント還元(2022/3/30時点)、こちらは価格.comで探すと25万円以下もありそうです。
 楽天ではムラウチが257,800円、7,734ポイント還元で出していました。
 この機種のロール紙は917mmまでです。

hp DesignJet T650

 楽天最安は資材PLAZAの224,950円で6,747ポイント還元(2022/3/30時点)、次は244,866円が複数業者です。
 この資材PLAZAは販促Expressも営むフジテックスという資本金3億円の会社なので怪しい通販ではありません。
 この機種のロール紙は914mmまでです。




Epson SC-T5150Nで80枚

 名の知れた家電量販店『ビックカメラ』が保証してくれるのでが228,000円の価値はあるかなと思います。
 エプソンダイレクトショップでは228,800円、今回は業務用なので楽天ポイントは無視して約23万円で試算してみます。

 インクは顔料系の耐水性があるタイプ、マットブラック/シアン/マゼンタ/イエローの4色あります。
 インク1本で何枚印刷できるかわかりませんが、A0ポスター1枚あたり200円くらいのコストだそうです。80枚なら16,000円なので、ちょうど50mLのインクタンクを4色1本ずつと合致します。
 今回は既定サイズの倍ほどの長さを想定しているので、インク代は各色2本ずつの32,000円としておきます。

 布(クロス)のロール紙は20m巻で、普通のであれば3万円(SS8000-36)、防炎(MCPM36R1)になると倍近くになります。
 今回は火の気のない展示会場を想定しているので防炎は無くても良いかなと思います。
 80枚分なので8本必要、30,780円×8本で246,240円です。

 これらを合計すると、本体が228,000万円、インクが32,000万円、ロール紙が246,240円で計506,240円になります。
 80で割ると6,328円です。

 ゼロリスクで試算すれば、内製化した方が安いことになります。

 もし100枚ならば本体228,000円、インクが48,000円、ロール紙が307,800円で計583,800円なので1枚5,838円です。




EpsonのSC-T5455とSC-T5150N

 5150Nは228,800円、そこにスタンドが付くタイプは261,800円なのでスタンドは33,000円ということになります。

 ワンランク上の5455は349,800円(ビック価格)、ここからスタンド代を引くと316,800円が本体価格と推測できます。

 この5455と5150の価格差は88,000円となりますが、その差額で機能にどのような差があるのか調べてみました。

 5455には3種類のインクタンクが用意されており、1mLあたりの価格は大容量になればお得になります。

 5150はスタンドを使わずにどこにでも置けるのが特徴です。重量は30kgくらい軽いです。

SC-T5455SC-T5150
PrecisionCoreインクジェット方式
2400dpi×1200dpi
PrecisionCoreインクジェット方式
2400dpi×1200dpi
ブラック 800ノズル(800ノズル×1色)
カラー 2400ノズル(800ノズル×3色)
ブラック800ノズル(800ノズル×1色)
カラー2400ノズル(800ノズル×3色)
ノズル自己診断システム
ドライバープレビュー機能ドライバープレビュー機能
印刷速度(ポスター)
普通紙ロール/A0サイズ
600dpi×600dpi 速い 双方向印刷オン:約56秒
印刷速度(ポスター)
普通紙ロール/A0サイズ
600dpi×600dpi 速い 双方向印刷オン:約57秒
印刷速度(CAD)
普通紙ロール/A1横サイズ
300dpi×600dpi ドラフト 双方向印刷オン:約22秒
印刷速度(CAD)
普通紙ロール/A1横サイズ
600dpi×600dpi 速い 双方向印刷オン:約31秒
印刷費用(ポスター)
普通紙ロール/A0サイズ
600dpi×600dpi 速い 双方向印刷オン:約91円
印刷費用(ポスター)
普通紙ロール/A0サイズ
600dpi×600dpi 速い 双方向印刷オン:約199円
印刷費用(CAD)
普通紙ロール/A1横サイズ
300dpi×600dpi ドラフト 双方向印刷オン セービングモード時:約6円
印刷費用(CAD)
普通紙ロール/A1横サイズ
600dpi×600dpi 速い 双方向印刷オン:約8円
顔料タイプ各色独立インクカートリッジ
(マットブラック、イエロー、シアン、マゼンタ)
110mL入7,300円(SC14MB11、SC14C11、SC14M11、SC14Y11)
顔料タイプ各色独立インクカートリッジ
(マットブラック、イエロー、シアン、マゼンタ)
50mL入4,500円(SC13MBM、SC13CL、SC13ML、SC13YL)
オートシートフィーダー
用紙幅:254mm~914mm
用紙幅:297mm~914mm
用紙厚:0.08mm~0.3mm用紙厚:0.05mm~0.21mm
ロール紙外径:170mm以内ロール紙外径:119mm以内
給紙方法:
ロール紙1本装着
単票紙1枚ずつ手差し給紙
給紙方法:
ロール紙1本装着
単票紙(1枚)手差し給紙
単票紙(オートシートフィーダー)フリクション方式
印刷可能最大長:91m印刷可能最大長:91m
フチなし印刷
USBメモリダイレクト印刷(TIFF・JPEG)
内蔵メモリ:1GB内蔵メモリ:1GB
消費電力:約38W(動作時)、約1.3W(スリープモード時)消費電力:約28W(動作時)、約1.6W(スリープモード時)
外形寸法:1,385×750×1,070mm外形寸法:1,268×696×913mm
質量:76kg質量:46kg
稼働音:50dB以下稼働音:49dB以下
インターフェイス:USB、1000BASE-T/100BASE-TX、IEEE802.11b/g/n、USBメモリーインターフェイス:USB、1000BASE-T/100BASE-TX/IEEE802.11b/g/n
タッチパネルタッチパネル
定価:318,000円オープン価格
発売日:2020年6月3日発売日:2018年9月11日




EpsonのSC-T5255は格上

 クラスが1つ上がるSC-T5255は、様々な点でアップグレードです。

 解像度は2,880dpi×1,440dpi(5455は2,400×1,200)、インク色数は5色(フォトブラックが追加)、ノズル配列はブラックが720×2色で1,440(5455は800ノズル)、カラーは720×3色で2,160(5455は800×3=2,400)です。

 印字で『金赤』に対応していることで印刷の質が高まっています。マットブラックで黒がキレイになっています。

 ボード紙に対応している点は大きな違いです。1.5mmの厚紙を手差し印刷できます。

 印刷コストはA0ポスターが99円なので5455と同じくらいです。
 700mLのインクタンクに対応している点も5455と同じです。

 ハード面ではロール紙2本装着できるタイプがあることや、ハードディスクをオプションで装着できる点などが違います。




ヒューレットパッカード

 hpのプリンタを調べてみました。

 サーマルインクジェット方式なので顔料系ではなく染料系のインクになります。染物なので、耐水性や滲みに課題がありそうな気がするので、今回の布(クロス)でのポスター印刷からは外させてもらいました。

DesignJet T730DesignJet T650
サーマルインクジェット方式
2400dpi×1200dpi
サーマルインクジェット方式
2400dpi×1200dpi
A1カラー線画(高速エコノ)約 25 秒A1サイズ線画データ(普通紙)
高速エコノ: 約 25 秒
4色(染料:C、M、Y、顔料:K)4色 HP Bright Office Ink(染料:C、M、Y、顔料:K)
ロール紙:1本 カット紙:用紙トレイ、手差しロール紙:1本、カット紙:用紙トレイ、手差し
用紙幅:最大914mm
用紙幅:最大914mm
用紙トレイ: A4、A3(約 50 枚※1)
手差し: 330 × 482mm ~ 914 × 1,897mm
1000BASE-T Ethernet(TCP/IPのみ対応)、 Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)、USB 2.0 Type-A host port(USBダイレクトプリント用)Gigabit Ethernet (1000Base-T)、 Hi-Speed USB 2.0、Wi-Fi 802.11
USBメモリダイレクト印刷
内蔵メモリ:1GB内蔵メモリ:1GB
消費電力:35W(動作時)、0.2W(スリープ時)消費電力:35W(動作時)、2.1W(スリープ時)
外形寸法:1,403×605×1,155mm外形寸法:1,317×605×932mm
質量:43.7kg質量:35.4kg
定価:178,000円
発売日:2015年11月26日発売日:2020年10月




キヤノンはどうか?

 キヤノンはTA-30とTM300が対象になると考えられます。

 いずれも顔料5色の高精細プリンタです。エプソンの候補した機器との違いはこの色数です。

 TA-30はインクタンクの容量が小さいので、インクを買い足すときの費用負担が小さいのですが、その分だけ印刷コストが高くなります。

 TM-305とTM-300の違いはHP-GL/2対応、HDD500GB搭載、USBダイレクトプリントといったあたりです。

 TM-300が本体価格275,190円、8,253ポイント還元でECJOY!楽天市場店で売っています。A0ポスター1枚が118円なので倍の長さで236円、80枚で18,800円になります。純正クロスが20m巻で3万円くらいなので8本で24万円です。合計533,990円、1枚あたり6,675円でした。
 エプソンでは6,328円でしたので350円くらいキヤノンが高くなりましたが、インクは5色になるので、その差が350円の価値に見合うかどうかが決定要因になります。

 価格情報がなかなか手に入らないのですが、2021年12月7日発売のGP-300は定価で388,000円なので、TM-305の398,000円にかなり近いです。そうなると税込40万円近くになるのかなと思います。
 GP-300は5色顔料に蛍光ピンクを足した6色、かなり高機能になっています。インクタンクは160mLと300mLの2種類がラインアップ。スタンドを外して直置きできるのも魅力的です。500GBのHDDも標準搭載、その他の仕様はだいたいTM-300やTA-30と同じです。

 GP-300の印刷コストはA0ポスターで154円、倍の長さを80枚なら24,640円です。ロール紙が24万円、本体が30万円ならば1枚あたり7,058円です。
 これを100枚印刷にすると630,800円、1枚あたり6,308円になります。
 もし本体が30万円以内ならGP-300を選ぶ価値はありそうです。

TM-300TA-30
2400dpi×1200dpi2400dpi×1200dpi
MBK×5,120ノズル
BK/C/M/Y×各色2,560ノズル
計15,360ノズル
MBK×5,120ノズル
BK/C/M/Y×各色2,560ノズル
計15,360ノズル
印刷速度(A0ポスター)普通紙ロール/標準:1.3分印刷速度(A0ポスター)普通紙ロール/標準:1.5分
印刷費用(A0ポスター)普通紙ロール/標準:118円印刷費用(A0ポスター)普通紙ロール/標準:179円
インクタンク:各色130ml/300ml(初期同梱インクはMBK:130ml、BK/C/M/Y:90ml)インクタンク:55ml
用紙幅:幅203mm(8inch)~917mm(36inch)
用紙幅:幅203mm(8inch)~917mm(36inch)
給紙方法:
ロール紙1本装着
手差し給紙
給紙方法:
ロール紙1本装着
手差し給紙
フチなし印刷フチなし印刷
内蔵メモリ:2GB内蔵メモリ:2GB
消費電力:約69W(動作時)、約3.6W(スリープモード時)消費電力:約59W(動作時)、約3.6W(スリープモード時)
外形寸法:1,289×757×1,060mm外形寸法:1,289×757×1,059mm
質量:60kg質量:53kg
稼働音:44dB以下稼働音:42dB以下
インターフェイス:Hi-Speed USB、10Base-T、100Base-TX、1000Base-T、IEEE802.11n/g/bインターフェイス:Hi-Speed USB、10Base-T、100Base-TX、1000Base-T、IEEE802.11n/g/b
定価:338,000円
発売日:2018年10月30日発売日:2019年10月10日




どうしたか?

 いろいろと検討しましたが、置き場所に困るので、この春は外注することにしました。

 保管状態が悪いとインクヘッドが固まってしまいそうですし、インクも無くなってしまうのではないかと心配しています。

 電源を入れっぱなしにしておけばメンテナンスが入ると思いますが、そうなるとそれなりの場所に置いておく必要があります。

 1.2mか1.3mくらいの本体、置く場所が難しいです。事務机が幅1.4mしかないので、そこの上は無理ですし、すでに3Dプリンタなどがあって困っています。半分の幅のカッティングプロッタでも置場に困っているので、いまの事務所では当面は見送りになりそうです。




来週は学会

 2022年5月14日~15日、愛媛県では日本医工学治療学会、茨城県では日本臨床工学会が開催されます。

 今回は両方の学会で私も演者の一員として名を連ねるポスター発表がありますが、医工学治療学会は筆頭演者なので愛媛の会場へ行く事になると思います。

 臨床工学会の発表は共同演者ですが、ポスター作成にはしっかりと関わり、今頃は布ポスターの印刷が上がって来る頃だと思います。

 医工学治療学会は開催自体が不明でしたので、ポスター印刷は外注せず、A3判用紙に8枚、自前で印刷した物を持参する予定です。
 印刷屋さんの入稿締切までに開催が決定していれば布ポスターにしたのですが、そもそも採択通知も遅かったので、今回は見送りです。




 今回は大判プリンタの調達について検討しました。

 判断を迷わせるほどに安い業者が出てきたので、外注がリーズナブルなのかなと思いました。

 広い事務所があれば、買う価値はあるかなと思います。

 特に昨年末発売のキヤノンGP-300は気になります。災害対応での使い道を思いついたら、経費で買おうかなと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

様子観察