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BCP・災害対策

防災の日 関東大震災から98年 ~本日の話題~

★本日の話題★
 1923年(大正12年)9月1日11時58分に関東大震災が発生しました。今日はそれから98年になります。
 防災について改めて考える日です。

[Link] 内閣府 防災情報のページ: 1923関東大震災




人間には制御できないエネルギー

 地震を含めた自然災害は人間には制御できないほどのエネルギーが襲い掛かります。

 10年前の東日本大震災では震度7の地震だけでなく、大津波が押し寄せて甚大な被害をもたらしました。

 26年前の阪神淡路大震災は神戸という大都市を襲った直下型地震で、こちらも被害は甚大でした。

 免震・制震・耐震など建物の堅牢性を高める技術は進歩しましたが、すべての建物にそのような技術が及ぶには100年単位の時間がかかると思いますし、電柱や標識、街路樹なども補強するとなれば莫大な費用と労力がかかる事になります。




減災する

 地震も台風も無くすことはできません。

 甘んじて受け入れるしかありません。

 損害を受けなければ災害にはならないので、損害を減らす努力が災害対策の基本的な考え方になります。




損害は生命・財産

 減災を考えるとき、主な損害として挙げられるのが生命と財産です。

 人や動物などの生命や健康は尊いものですので、何物にも代えがたく、守るべき対象になります。

 家屋や思い出の品々も失い難い物です。特に家屋は生活の拠点を喪失する事になりますので、優先度が高くなります。

 事業主は社員の生命、会社の資産の両方を守らなければなりません。従業員の生命を守っても、働く場所がなくなれば困りますし、目先で言えば当月の給与が支払われないという事もあり得ます。

 減災を考えるとき、生命と財産に対する損害を考えます。




わが家の財産

 防災の日なので、わが家・わが身について考えます。

 最も身近なところでは家族が居ます。これは自らが守るべき対象です。
 ペットとして猫2匹、これも守るべき対象です。

 近所に深い付き合いの人は居ませんが、昔の『隣組』くらいの考えで行けば地域互助として困った時は助け合わなければならないと思います。
 仕事のお付き合いでは様々なエピソードもあるので、助け合わなければならないと思える相手もたくさんいますし、既に助けて貰った事もあります。

 財産の最たるものは住居です。
 次に大きな物は自家用車です。
 この2つを守る事ができなければ、その後の生活に大きな影響を及ぼす事は間違いありません。




わが家をどう守るのか?

 『衣食住』の重要性については知られたとおりです。
 ただし、長い生活の中での重要性であって、発災から3日間程度のフェーズでは需要が異なります。

 まず発災時に人的被害が及ばないための対策ですが、わが家は築10年未満の家ですので、地震や台風で建物が崩壊する程の事はないと思います。

 地震による家具の倒壊の恐れはあります。
 特に私のデスク周りは本棚があり、1mくらいの高さにプリンタが2台、デスク上にはディスプレイが2台あります。
 いずれも生き埋めになる程の事はありませんが、骨折くらいはあり得る状況です。改善が必要です。

 暴風雨に対しては、シャッターを閉めて対応するくらいです。

 洪水については、水で家が流されるような場所では無いと思いますが、床上/床下浸水は可能性を否定できません。
 尼崎の海まで直線距離で7.5km、武庫川まで2km、猪名川と藻川まで3kmです。大きな川の氾濫と高潮が重なれば1m程度の冠水は起こると考えています。




要塞化

 地震であれば発災直後から大きな余震がある3時間程度までは防御態勢となるので、ひたすら身を守る事になると思います。

 その後、トイレや食事が必要になります。
 台風などでは、ピークが来て周囲に被害が出始めてからが生活や衛生状態の維持で困るフェーズになります。

 わが家では避難所に行かずに『自宅避難』する方法を2007年から考えています。
 当時から自治体に対し、避難した人にだけ弁当や水などの配給をするのではなく、自宅避難者にも平等にとお願いはしていますが、なかなか良い返事がもらえていません。

 そこで、トイレと食事も自前で用意するようにしています。

 とにかく避難所に身を寄せる事は不便や不衛生を感じても、個人ではどうにもならない事を知っているので、自宅に残れる努力をします。




要塞に必要なモノ

 トイレは必要ですが、水洗トイレが必要な訳ではありません。排泄物を衛生的に処理できるシステムがあれば十分です。

 食事は必要ですが、非常食が必要な訳ではありません。普段の食事の用意ができるならば、特別な食品の備蓄は要りません。

 恐らく、籠城する戦国武将はトイレと食事は確保した上で、戦闘用具を身に付け、敵襲に備えていたと思います。
 少し前で言えば会社に行く事を考えたかもしれませんが、今は会社に行くことが目的化しないよう、自宅に居ても何ができるのかを考えるべき時代になっています。

 籠城して、まずは守るべきものを守り、次に何をするかは72時間のフェーズの中でゆっくり考えます。




トイレ

 食事は我慢できてもトイレは我慢できません。

 トイレは清潔に保たなければ簡単に衛生状態を崩壊させます。

 わが家では『ドライトイレ』で急場をしのぐ用意があります。

 子供用オムツを使って、ゴム袋の中に用を足します。便座は、いつものわが家のトイレを使います。




食事

 3日×3回で9食のカップ麺を備蓄するのは意外と大変です。平時に食べた分は補充しなければなりませんし、完全に備蓄用として物置に片づけると賞味期限を過ぎてしまいます。

 カセットコンロがあれば、平時と同じ様な調理ができますので特別な食材は要らず、家にある物をそのまま食べる事ができます。

 安全に火を使える場所があれば炊飯もできますが、災害時は危険なのでパック御飯の方が無難です。これは備蓄しておくと良いと思います。
 味噌汁くらいなら、カセットガスコンロでも調理可能です。




トイレと食事以外

 これ以外の事は、あまり深く考えなくても生き延びられます。

 欲を言えば入浴と洗濯をしたいです。

 テレビは情報源となるほか、暇つぶしにもなります。仕事に行かず、外出もできず、暇を持て余すのでTVは欲しいところです。

 情報源と娯楽という意味ではスマホが使えるとなお良いです。




 防災の日を機に、わが家の防災・減災の現況を再確認しました。できていること、対策を要することなどが顕わになりました。

 災害が来る前に、準備したいと思います。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

継続

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