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『パソコン丸ごとバックアップ』 -本日の話題-

★今日の話題★
パソコン丸ごと完全バックアップ『クローンディスク』作成



データ同期ソフト EaseUS Todo Backup

 EaseUS Todo Backup Freeはフリーウェアのバックアップソフトです。
 有償版のHomeも3,980円なので、手が出しやすい値段だと思います。

 非常に優秀で、だいぶ前から使っています。

 パソコンを丸ごとバックアップできるのが魅力的です。

EaseUS Todo Backup Free (日本語)

EaseUS Todo Backup Free (English)



クローンディスク

 『1個の細胞または生物から無性生殖的に増殖した生物の一群』とは広辞苑に書かれているクローンの解説ですが、ここではコンピューターなので『見分けがつかないほどウリ2つな完全コピー』とでも言えるでしょう。

 クローンディスクを作るという事は、その時点の全く同じ状態のディスクを作るという事です。完全転写です。



パソコンを買ったとき

 パソコンを買うたびにクローンディスクを作っています。

 パソコンに標準搭載されているハードディスクは容量が小さめであったり、SSDで無かったりします。

 自分で換装するのは簡単ですが、データを移すのが面倒です。

 そうしたときに、クローンディスクを作ると簡単に換装ができます。最初からついているディスクでパソコンのセットアップを終わらせます。続いてEaseUSを使って新しいクローンディスクを作ります。そしてディスクを付け替えます。
 元々ついていたディスクはバックアップ用として保管しておきます。ディスクがクラッシュしても復元が容易にできます。



クラッシュ対応

 普段の用途はクラッシュ対応です。

 パソコンが何らかのトラブルで故障してしまったとき、修理に出すと『ディスクの中身は消えます』という説明を受けます。

 普段からバックアップを取るのが当たり前だと業者さんは言いますが、簡単ではありません。

 普段からというほどの頻度ではバックアップはできませんが、四半期に一度くらいはバックアップしておくと、復元の手間も軽減できます。



今日のバックアップ

 今日のノートパソコン内蔵ディスクの容量は1TB、使用中領域は約4分の3です。



ハードウェア

 パソコンの内蔵ディスクはSamsungの1TBのSSDです。

 バックアップ用のSSDはWD BLUEの1TBです。

 いずれのSSDも買った当時は3万円超、今日現在では半額以下になっています。

 パソコンとバックアップ用ディスクを接続するケーブル類はオウルテックの商品です。

 手順としてはバックアップされる側のSSDに外付け用のコネクタを接続、ACアダプタも接続し待機させます。次にコネクタのUSB端子をパソコンに接続します。
 ディスクが認識されたらフォーマットします。『コントロールパネル』⇒『管理ツール』⇒『コンピューターの管理』⇒『記憶域』⇒『ディスクの管理』と進みます。
 ディスク管理画面に現在使用中の『ディスク0』と未使用の『ディスク1』があると思いますので、未使用のディスクを選んでフォーマットします。

 フォーマットが済んだら、接続状態はそのままにして、一旦再起動します。


SSD (Western Digital)

 比較的価格が安いのが魅力です。

 品質も悪くないと思いますが、対応の良さが光ります。
 以前購入した1TBのSSDがしっかり動作しなかったとき、原因がSSDかパソコン側かわかりませんでしたが、電話対応された方が『新品交換しましょう』という提案をして下さったので迅速に対応できました。
 何度か買った事があるブランドです。


SSD (Samsung)

 こちらもさほど高くはないSSDです。

 いま、最も使用頻度が高いノートパソコンに実装していますが快調に動いています。

 SSDの魅力である静音性やスピードはもちろん得られます。

 内蔵はSamsung、バックアップはWestern Digitalを使っています。


PC接続ケーブル

 SSDドライブを外付ドライブのようにして使う場合に、パソコンと接続するためのケーブルです。

 電源はACアダプタから供給できるので、途中で再起動などがかかってもドライブの起動タイミングなどを気にすることはありません。



EaseUS Todo Backup

 EaseUSをを起動します。

 画面にある『クローン』選び、バックアップ元のディスクと記録される側のディスクを選択するだけで実行できます。



実行(Run)

 ジョブが始まればあとは放置です。

 間違って時間でパソコンがスリープに入らないようにしておきます。電源ツールを調整するか、わからないときはパワーポイントを立ち上げてF5キーを押し、プレゼンテーションの状態にしておくとスリープには入りません。

 今回のジョブでは約750GB分のデータを写しましたが、2時間半で終わっています。

 昔のHDDでは200GBくらいのデータでも一晩かかっていたような気がします。750GBなら2日くらいパソコンを置きっぱなしだったような気がします。

 SSD⇒SSDはお勧めできます。



使用所感

手軽

 特別に知識が無くても、ディスクの選択さえ間違えなければクローンが作れます。

何個でも

 ディスクさえ用意できれば何個でもクローンは作れます。
 例えばWindows7からWindows10にアップグレードした時、皆さんどうなるか不安だったと思います。
 このようなとき、Windows7の状態でクローンを作っておけば、10に変えてから大きなトラブルがあったときに元に戻ることができます。

ながら作業

 クローン作成中でもWordやメールなどの作業は実施可能です。
 クローンを作るくらいなので仕事でも使っているという方も多いと思いますが、仕事はそのまま続行できます。
 USBでディスクを付けているので、接触不良などを起こすとすべての作業が水の泡になるので、パソコンや周辺は触る事の内容にしましょう。


日々のバックアップ

 日々、ファイルのバックアップをおこなうのはSyncToyに任せています。クローンと使い分けしています。




 今日はEaseUSを使ったバックアップを行いました。

 ときどき、ディスク丸ごとバックアップを実施していますが、まだバックアップが役立ったことはありません。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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