“AmpiTa”の由来
『AmpiTa』は『あんぴた』と読みます。
これは勝手に作った言葉です。
AmpiTaの創始者は災害の研究、特に医療の事業継続について2001年から研究を続けています。
2013年に着任した病院には400人超の外来透析患者が居ました。当地の立場は臨床工学技士長、透析の施行に責任を持つマネジャーであり、災害時の透析についても検討を重ねていました。
自院の患者の安否確認をどうすれば良いかということで『安否確認タスクフォース』というものを考案しました。
AmpiTaは安否確認タスクフォースが由来です。
最初はカタカナにして3文字が良いと思って色々と考えましたが、なかなか思い浮かびませんでした。
SUICA、ICOCA、PASMOなど交通系ICカードが軒並み3文字なので寄せようと思いましが、似通ってしまいます。
マイナーな私たちの活動が理解されるためには『安否』は入れなければならないだろうということで、アンピタになりました。
医療用語で『アンプタ』というメジャーな言葉があるので、それと間違えているのではとご指摘を受けることもありますが、まったく異なる由来です。
AmpiTaの活動
課題解決が基本です。
難しい社会課題を解消するほどの力は持ち合わせていないので、小さな課題の解消にコツコツと取り組んでいます。
多くが個人的なもの、自身にとっての課題ですが、ときどき世間の声を聴いて取り組んでいます。
安否確認システムは自身が直面した課題ではありますが、社会の課題でもありました。
主要設備
ノートパソコン
ソフトウェアのプログラミングも、3Dプリンタの設計も1台のノートパソコンで実施しています。
3Dプリンタ
3D造形するためのマシンです。家庭用なのであまり難しいことはできません。
主要技術
プログラミング
ソフトウェアはプログラミングができなければ制作できません。AmpiTaの活動の大半は、キーボードで打ち込むプログラミングです。
3Dデザイン・設計
3Dプリンタで造形するためには3Dの設計図が必要です。それほど大した設計は実施していませんが、3Dプリンタが動作するための指示書のような物は内製化しています。
DIY+α
日曜大工的な作業を、少しプロに近いレベルで出来ることがあります。電気工事士としての現場経験と保有工具がDIYのレベルを少し押し上げています。
AmpiTa創始者
2つの専門、医学系と工学系
工業高校卒のガテン系職人として社会人、そのあとで大学へ進学し医療免許取得。ガテン系は電工職人、20歳代で独立開業し会社も持ちましたが20代後半で大学へ行きました。
大学在学中には国立高度専門医療研究機関の研究補助員、都内大学病院での長期自主研修などでスキルを磨きつつ、人的ネットワークを広げました。
30歳から医療従事者として病院勤務、免許取得後3年で専門病院の医療機器安全管理体制構築、9年目には総合病院で技士長も務めています。
※.画像は参考用であり本人とは全く関係ありません。
横着物ゆえの合理化
『怠け者』や『怠けて楽をする者』を横着者と言いますが、筆者は『怠けたい!』と思う事は少ないですが、なるべく面倒な作業からは離れたいと思うことはあります。
間違えてはいけない入力作業では、入力の手間と同時に確認の手間も発生します。
同じような作業を繰り返しするのは飽きてしまいます。
そうした作業をコンピュータプログラムで代替できるのではないかと考え、ソフトウェアをいくつか開発しました。
実際のところ、プログラミングにかかる時間を考慮すると、ソフトを使わずに作業を進めた方が早く終わったであろうものもありますが、もし次の同じ作業が発生すれば、確実にラクができると考えて制作しています。
近年は3Dプリンタも使っていますので、コンピュータだけではなく軽作業の自助具のような物も開発しています。
プログラミングは中2から
中学2年生といえば『中二病』『黒歴史』などとネガティブなイメージがありそうですが、筆者のプログラミングの始まりは中学2年生からです。
Windows95が発売される10年以上前、昭和が終わりバブル経済が始まろうという頃です。
当時のパソコンはテレビにつないで使う『MSX』(エムエスエックス)という商品群でした。
プログラミング言語は『BASIC』(ベーシック)という簡単なものでした。その後、高校ではFORTRANやCOBOLなどを触りましたが、BASICが使いやすかったです。
令和に入り、C#を使い始めました。GithubなどではBASICよりもシェアされている情報が多いことが一番の理由です。
AmpiTaの歴史と成果
”AmpiTa”という名の下での活動は、コンピューターソフトウェアとの縁が深くあります。
その他にも活動した実績があります。下記リンクよりそれぞれの成果をご覧いただけます。