カテゴリー
生活・DIY

宅配ボックス改装 ~今日の課題~

★今日の課題★
宅配ボックスを移転したところ、色々な問題が発生したので解決




今回解決すべき課題

 まず、宅配ボックスの移設です。

 これまでは条件の良い場所、仕上がったタイルの上に置いていたので平面でしたが、次の移転先はそうではありませんでした。

 移設したことによって、宅配ボックスの位置を知らせるサインが必要になりました。場所がわからないせいか、無理やり郵便受けに入れていく人、敷地に入ってきて勝手にそこらへ置いていく人、色々な配達員が現れました。荷物が盗まれたのか、配達されていないのか、何なのかわからないことが続発しました。

 庫内が見えづらいとの配達員からのクレームのようなものも受けたので、それにも対応しました。




宅配ボックス

 コロナ禍の2021年に設置した宅配ボックスを移設しました。

 以前の姿は下図のような感じで、表札・インターホン・郵便受けの裏側にありました。


この項で使用した資器材

  1. 宅配ボックス
    Panasonic COMBO
  2. コンクリート基台
    ロックレール付きコンクリートベース




移設工事

 諸事情により移設することになった宅配ボックスは、草だらけの荒れた場所でした。

 ココという場所まで持って行ったのですが、そのままでは設置できないことがわかったので、一旦保留です。


 地面を掘り返し、不要な雑草や木の根を取り払い、整地しました。

 バラスなどはコーナンProで買ったのですが、台車に積み込むときに、筆者が伸びをしていたら店員さんが近づいてきて『会計だけ済ませてくだされば、こちらで積みます』と声を掛けてくれました。
 腰部椎間板ヘルニアの手術を受けたことがある腰痛持ち、25kgの袋はキツいので、コーナンProは良かったです。

別の機会にコーナンProで買った砂とセメント

 整地後にバラス(砂利)を敷き、コンクリートで固めました。今回はセメント1に対して砂3の割合、これをバラスの上に流し込みました。

 フネで捏ねて、対象エリアに流し込み、コテで平らに仕上げて完成です。


 仕上がった様子が下図です。雑草だらけだった場所は土間になりました。近くに置いていた石も不要になったので一緒に埋めました。

 コンクリートベースとの関係で、長さが足りない部分はピンコロを置いて調整しました。


 見えづらいですが、土間部分もピンコロ部分も、防振ゴムを敷いて高さの微調整をしています。防振ゴムはエアコン室外機で多用しているものです。カッターナイフで簡単に切れる10ミリ厚、10センチ幅の物を使いました。


この項で使用した資器材

  1. 宅配ボックス
    Panasonic COMBO
  2. コンクリート基台
    ロックレール付きコンクリートベース
  3. コンクリートブロック
    ピンコロ 15×15×15cm
  4. 防振ゴム
    和気産業 防振ゴム 黒 10mm厚 100×1000mm  BGL-02
    996円
  5. セメント
    ポルトランドセメント 25kg
    ※.コーナンProで調達

  6. 土嚢入り砂
    ※.コーナンProで調達
  7. バラス
    土嚢入りバラス
    ※.コーナンProで調達
  8. フネ
    トロ舟
  9. 左官鍬
    左官鍬
  10. 左官コテ
    左官コテ
  11. スコップ
    パイプ柄スコップ/パイプ柄シャベル




案内板

 宅配ボックスを移設したので、以前の案内板が使えなくなりました。

 下図は、仮に設置した案内板です。郵便受けに無理やり絡ませている感じで、以前は『この裏側にあります』であったものが、今度は『左側』になったので、手書きで仮対応しています。

 これを読んでくれないAmazonの配達員さん、無理やり郵便受けに荷物を突っ込んで帰ります。

『左』と手書きで修正された案内板

 上図の配達物は、今回更新する案内板の基材です。

 入らない郵便受けに、無理やり突っ込んであったので、取り出すのもひと苦労でした。

 そして、商品には傷が入っていました。せっかくビニル包装された商品であったのですが、それでも傷がつくような突っ込み方とは、どんなものなのか。郵便受け側も壊れていないか心配です。

アルミ板表面の傷

 案内板は、下図のようにリニューアルしました。

 カッティングシートの位置を工夫して、傷は目立たないようにしました。

 壁には強力両面テープで付けています。10cmにカットしたテープを左右と中央の3カ所に付けています。

 これで、郵便受けに無理やり突っ込む配達員さんも居なくなると期待しています。


 文字は、カッティングマシン(シルエットカメオ4)で切り抜きました。ロール状の長尺カッティングシートを、必要な分だけ使ったので、余白を入れても10cm程度、10m巻の100分の1なので30円分くらいです。

 剥離と転写のためにマスキングテープを使いましたが、トラスコの建築塗装用は粘着が強すぎました。アルミ板に貼って、カッティングシートだけ残してマスキングテープを剥がしたかったのですが、マスキングテープ側にカッティングシートが付いてしまい、上手くいきませんでした。

 いつも使っているのがニチバンのマスキングテープでしたので、そちらに変えたところ上手くいきました。

 ニトムズのテープ剥がしは、剥がすためではなく、繊細な作業をする際に多用しているもので、今回も手元にあったことで上手く行った作業があります。

 カッターナイフは、常に先端を新品の鋭利な状態にしておいた方が良いですが、その刃は特別に高級な物は要りませんでした。100均の物でも良いと思います。ただし、細かい抜き取りなどがある場合、今回で言えば『敷』や『置』のような文字が多いときはデザインカッターが便利です。


この項で使用した資器材

  1. アルミ板
    HA2013 2mm厚 100×300mm
    536円
  2. 強力両面テープ
    鬼ピタ 魔法のテープ 2mm厚 幅3cm×長3m
    880円
  3. カッティングマシン
    シルエット カメオ (Silhouette CAMEO)
  4. カッティングシート
    中期用屋外耐候シート 305mm×10m 黒 (丸和書店)
    3,185円
  5. マスキングテープ
    ニチバン マスキングテープ 車両用 50mm×18m 222H-50
    529円
  6. マスキングテープ
    TRUSCO 建築塗装用マスキングテープ 50mm×18m MTA-5018-2-Y
    382円
  7. テープ剥がし
    ニトムズ テープはがしカッター T0860
    485円
  8. デザインカッター
    OLFA デザインカッター(アートナイフ) AK Ltd-09
    1,073円




案内板再利用

 元々使用していた宅配ボックス案内板は『この裏側にあります』の表示でしたので、移設後の宅配ボックスの道路側に貼り付けて再利用しました。


 近くに電源は無かったのですが、ソーラー充電式の庭園灯で宅配ボックスと案内板をライトアップしてみました。


 夜でも鮮明に浮き上がってきていたので、良い感じだと思います。


この項で使用した資器材

  1. 強力両面テープ
    鬼ピタ 魔法のテープ 2mm厚 幅3cm×長3m
    880円
  2. ガーデンソーラーライト
    パネル分離型屋外ソーラーライト
    3,162円




庫内照明

 宅配ボックス内が見えづらいとの指摘が配達員さんからあったので、照明を設置することにしました。

 宅配ボックスの施錠方法は、扉の庫内側に記載されています。扉をしっかりと開けば街灯で見えると思いますが、見えづらいのは確かです。

 庫内に荷物が無いか、夜だと見えづらいです。本来的に言えば、配達した時点で施錠してくれれば良いのですが、施錠せず扉を閉めるだけの配達員さんが多いので、庫内に別の配達業者が配達した荷物が混在してしまっていることがあります。

 今回の調達品は電池式の夜間人感センサー付き照明です。過去に仮設トイレ用に調達したことがあったので、使い勝手はわかっていました。乾電池は別売品でしたのでAmazon Basicsのものを6本用意しています。


 本体背面のフタをズラすと、電池ボックスが見えます。1台あたり3本の電池を使います。今回は上下の宅配ボックスに設置、したがって電池は6本です。


 付属の両面テープを電池蓋である背面パネルに貼付します。


 宅配ボックスの側面に両面テープで固定した様子です。天面にナットが見えているので、これば下段の画像です。


 器具の性質上、真下は光が行かないため影になっていますが、概ね全体が明るくなっています。


この項で使用した資器材

  1. 電池式センサーライト
    LIKENNY センサーライト 電池式
    749円
  2. 単四電池
    Amazonベーシック 単4型アルカリ乾電池 20本
    650円(ブラックフライデー)




施錠されない問題

 宅配ボックスには、施錠機能と押印機能が付いています。

 最近は起き配も普遍化したので押印しなくて良い業者さんが増え、筆者宅の宅配ボックスに仕込んだシャチハタも使われている様子がありませんが、一応、押印機能は搭載されています。

 施錠機能は時代が変わっても必要だと思います。

 盗難対策が1つの目的ですが、食品の場合は気分的なものも関係するかもしれません。

 配達される側としては、配達物があるかどうかの目印にもなっています。
 施錠中の赤い表示を見ると、カギを持って宅配ボックスに近づきますが、緑色の解錠表示のときは、目の前を通っても扉を開けることはありません。

 宅配ボックスに配達されたにも関わらず、施錠されていないことが多々あります。

 ある配達員さんは『施錠するなんて知らなかった』と言い放ったので、庫内には『要施錠!』の文字を目立つように表示しました。

 ある配達員さんは『暗くて文字が見えなかった』と言い放ったので、庫内には先述の照明を設置しました。それとは別に外灯もあります。

 ある配達員さんは『住所欄に書いてあれば見るのに』と言い放ったので、配達先住所欄には一般的な住所表示のあとに『要施錠』という住所を記載しています。

 そこまでしても、昨日から今日にかけて3回、無施錠の配達がありました。

 この問題、何が在れば解決されるのか、受け手側の自助努力には限界を感じています。




おわりに

 今回は、宅配ボックス移設に伴う様々な課題を解決しました。

 設置場所については、草むしりから始まり、無用な根っこを抜き捨てて、整地しました。整地が終わるとバラス敷き、コンクリート仕上げと進み、ようやく宅配ボックスを設置できました。

 案内板については、紆余曲折ありましたが、ようやく落ち着いた感じです。

 庫内はセンサーライト設置により、解決できたと思います。十分に明るいですし、扉を開ければすぐに点灯するので、困りごとはないと思います。

 これだけ対策してもなお、意図せぬ所へ置いていく配達員が居た場合は、運送会社に相談かなと思います。

 運送業界も人手不足でお困りな上に、日本郵便の車両停止問題も重なり、なるべく無駄な配送を無くしたいので宅配ボックスが活用されるように願っています。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

解決

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です