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注意喚起

怪しいLINEマーケティング『野村証券』~今日の課題~

★本日の課題★
SMSで届いた『野村証券』を名乗るLINE勧誘の怪しさを検証。




先ほどSMSが届いた

 つい20分ほど前に、携帯電話のショートメッセージ(SMS)に下図のようなものが届きました。

【野村証券】こんにちは、野村証券の星野 美雪です!私のLINE:()を追加してください!いい知らせがあります!



大前提の『證券』

 たぶん皆さんが知っている証券会社の『ノムラ』は『野村證券』だと思います。

 社名は重要ですので、社員が間違うはずはないと思います。

 このメッセージの『しょうけん』は『証券』になっていますが、もし社名として使うなら『證券』が正しい表記です。

【参考】野村證券公式(nomura.co.jp)




今日は祝日

 証券会社を含め金融系の企業が土日営業していることは少なく、今日は月曜日ですが海の日なので祝日です。

 そのような、電話問い合わせもつながらないような日にわざわざ怪しいものを送ってくることは考えづらいです。

 逆に、怪しまれたくなければ平日昼間にすべきということになります。

内閣府:国民の祝日について




担当者が違う

 そもそも、ウチの担当者は男性なので、女性からいきなりSMSが届くことが怪しいです。

 しかも野村證券が知らないはずの携帯電話に届いているので、ウチに限っては『これはナイな』と思いました。




SMSもSNSも使わない

 野村證券がこの手の情報についてSNSやSMSを使う事はありません。

 また、仮にネットを使うようなことがあっても、いきなり友達登録みたいなことはなく、小難しい文章が並んで同意を取る所から始まります。

 最初に情報提供の目的、提供される情報には不確かさがある、情報を引出すようなことはしない、などの文言が並びます。

 このあたりは金融商品取引法にも関係するので、金融機関として曖昧にはしていません。

野村證券:リスク・手数料等説明ページ

野村證券:ソーシャルメディアのご利用にあたって

野村グループ:ソーシャルメディアのご利用にあたって




差出人のドメインは『icloud.com』

 大手の野村證券が、仮に外部委託してマーケティングするとしてもドメイン名を『icloud.com』にするというのは関画づらいです。

 逆に言うと、怪しまれないようにするならば『icloud.com』などは使わない方が良いということになります。

Apple:iCloud.comにサインインして使用する




line.me/ti/p/とは

 メッセージにはリンクが付いていますが、この『line.me/ti/p/*****』はLINEを使ったマーケティングに用いられているアドレスです。

Official髭男dism https://line.me/ti/p/@higedan

SHISHAMO https://line.me/ti/p/@shishamo

コブクロ https://line.me/ti/p/@kobukuro


 自治体などは『R』が途中に入りますが、同じような構成のアドレスです。

沖縄県 https://line.me/R/ti/p/@004mkqpc

東金市 https://line.me/R/ti/p/@892vmunb

back number https://line.me/R/ti/p/@backnumber


 いわゆる『公式LINEアカウント』として芸能人も自治体も使っているものなので、このアドレス自体が怪しいものではありません。

 使い方を誤れば、怪しくも見てしまいます。

【参考】LINE for Business




削除対象

 祝日の昼に届いたSMSなのでビジネス的ではないなと思っていたので、最初から削除対象でした。

 仕事が忙しい日、明日なんかは連休明けで連絡も多いので、そのような中で、精緻に本物っぽいSMSが届いたら、間違えてしまうかもしれないなと思いました。

 とはいえ、最近はSMSで仕事の連絡をしてくる人も少ないので、あの着信音が鳴ると少し構えてしまいます。




おわりに

 今回は怪しいSMSとLINEアカウントについて調査・検討してみました。

 怪しいと思って調べれば、怪しい点がいくつも出てきましたが、相手が巧妙になれば見抜くのも難しくなっていくと思います。

 LINEには乗っ取りという問題もありますので、知り合いから届いたとしても一歩引いて、安全であることを確認する手段を考えてからともだち登録した方が良いなと思いました。

注意