安否確認関連情報 | 多用途安否確認システム | AmpiTa


安否とは

 『安否』(あんぴ)とは、無事であるかないかということです。

 日本には年賀状という文化がありますが、これも一種の安否確認の手段です。『つつがなくお過ごしでしょうか』という便りが互いに届く事で安否を知る事ができますし、喪中葉書が届いて訃報を受ける事もあります。

I hope you are doing well.

 長期的な安否確認『元気にしてますか?』は恐らくご健在であろう、生死を分けるようなことはないだろうし、あったとしても病院に行ったりしているだろう、といった前提がある場合が多いと思います。




受傷していないことを願う

 地震や水害などでは生命や財産を脅かすような甚大な被害をもたらすことがあります。

 被災エリアに居る可能性のある人々に対して気遣う安否があります。このときは『病気もせず元気ですか?』ではなく『生きてますか?』というレベル感での安否確認になります。

 生存が確認できれば次は身体的な受傷や家族の生存などが気になります。




生活を気遣う

 生存が確認でき、生命に危機は無く、親戚縁者も無事であることが確認されると、次は生活が気がかりになります。

 住居は無事か、食べ物に困っていないか、当面の生活費は工面できるかなど『生きる』ための要素について安否確認がなされます。

 現場がどのような状況なのかわかりづらいので『水はありますか?』と聞かれると『あります』と返ってきても『水で困る事はありませんか?』と聞くと『トイレ用水がない』『井戸水はあるが飲めない』『風呂に入りたい』など要望が出てきます。

 安否を気遣うにも、聞き方が難しいです。




安否時系列

 災害時の安否確認はまず、存命であるかどうか、大怪我はしていないかという『安全』の即答から始まります。
 なぜ安全からかと言えば、重傷者からは連絡を貰える可能性が低いからです。

 最初の30分や1時間で8~9割は安否が確認されると思います。次は発災6時間以内で安否不明者の所在確認などが行われます。行方不明者として捜索が始まるのもこの頃です。

 無事であった人は発災当日中には遠方の方々へ連絡を入れるようにします。誰か代表して一人に伝えて、あとは拡散してもらうというのが無難な方法です。




安否確認の目的

 安否確認は文字通り安否を確認する事が目的ではありますが、その安否を知ってどうするかという意味での目的も存在します。

 超急性期の発災直後は現場、会社や町内会など居合わせた者同士での安否確認が実施され、『要救助者』が居れば助け出すという初動に使われます。
 自らの安否を伝えることで、安否を伝えられない不明者を抽出しやすくなり、誰かの救助に役立ちます。
 このときの直接的な受益者は要救助者かもしれませんが、誰が要救助者になってもおかしくない状況ですので、被災地に居合わせた全員が受益者であるとも言えます。

 企業で行われる安否確認は『点呼』の意味合いが強い場合があります。まずは無事な社員をリストしますが、仮に負傷した社員が居たとしてもすぐに処置ができる訳でもないので、あとで見舞いに行ったり、仮の住まいを手配するなど時系列てきには亜急性期的な、間接的な支援が中心となります。

 被災地外に居る友人や親せきなどはさらに時系列は後ろになり心配しているので無事を知りたいという『感情』が前面、そして安否を知ったあとで物資や現金で支援するというのが大きな流れになると思います。

 何のために安否を知りたいのか、安否を知ってどうするのかといった『目的』によって、安否確認の方法も異なります。




急性期には安否確認システム

 超急性期、急性期、亜急性期、細かい定義はありませんが発災当日に安否連絡が必要な相手であれば、安否確認システムの導入が良いと思われます。

 また、その安否確認が網羅的で確実、漏れがないようにしたい場合は安否確認システムの導入が不可欠かもしれません。

 二者択一、無事か否かを知らせるだけでも良いので、システムのレベル感は様々です。




SNS・電話・手紙

 友人知人ら緩い関係の、確実性は求められない相手との安否連絡はSNSや電話が使われている事が多いです。

 阪神淡路大震災のときは電話が主体、筆者は友人にハガキを出した覚えがあります。

 東日本大震災ではfacebookなどが活躍しました。
 筆者は関西の当時病院に勤めていましたが、院内で医師や看護師らから、東北の医療従事者の無事や活躍ぶりを耳にしました。その中で、表には出せないような話題もfacebookを通じて知る事になり、東北へ派遣団に参加した際には情報源の先生ともお会いして生の情報を確認させて頂きました。

 遠方から即日対応はできませんが、復旧・復興期であればお手伝いできる事もあるので、SNSを通じた安否確認にもしっかりとした意味があります。




有償 v.s. 無償

 急性期には有償の安否確認システムが、それ以降には無償のSNSなどが使われていることが多いのですが、それは時期的なもんだけだけでなく確実性にも関係しています。

 発災後の混乱期に、短時間で確実に情報を集めて対処しなければならない、実務としては安否確認後の対応が重要であるため、その実行の妨げにならないように安否確認システムには一定の期待を込めて有償システムが利用されています。

 雇用関係など契約に基づくものではなく、友人知人など任意の緩い関係の中では、費用を支払ってまで安否確認する意味はないのでSNSなどの無償ツールが使われると言いますか、SNSというコミュニケーションツールが安否確認にも役立っているという表現の方が適切かもしれません。




有償ツール

王道:IT系

 ITシステムなので、IT企業が提供する安否確認システムがあります。通信、サービス、ソフトウェアなど様々業種から上市されています。


王道:警備系

 セキュリティ関係企業からも安否確認システムが出されています。高齢者や子供の見守りも請け負う企業ですので当然のサービスだと思います。


王道:BCPコンサル系

 安否確認システムの利用シーンを考えると、BCPとは密接な関係でありますが、以下のBCPコンサルティング企業さんからは安否確認システムは上市されていないようです。

  • SOMPOリスクマネジメント BCP策定
  • MS&ADインターリスク総研 BCP/BCM(事業継続マネジメント)
  • 東京海上ディーアール 事業継続/BCM・BCP
  • AIG損保 トータルリスクマネジメント 事業継続計画(BCP)
  • あいおいニッセイ同和損保 製造業向けBCPキット

結果的に邪道!?

 無名企業ですが、医療福祉系のBCPに強いNES株式会社は、我々AmpiTa Projectの安否確認システムの開発には中核メンバーとして参画しています。
 AmpiTaは本来王道を走るべきメンバーとともに開発した稀な安否確認システムであると考えられます。

AmpiTaの原点と基本姿勢
真正性、保存性、見読性