本文へスキップ

災害対策・ヘルスケア課題解決

災害対策・減災・強靭化Disaster

Top > 災害対策・減災・強靭化 > 帰宅難民(帰宅困難者・移動困難者)


災害について災害対策本部非常事態類別Disaster車中泊車中泊
disasterdisasterdisasterdisasterlibrary私たちの研究


帰宅難民

Disaster

交通混乱

 災害等により交通が混乱すると帰宅困難者が発生します。

 近年は『計画運休』が実施されるようになり、台風や大雪での帰宅困難者は減少する傾向にありますが、大地震など突発的な災害では太刀打ちできません。




帰宅困難者

 家に帰れなくなった人を『帰宅困難者』や『帰宅難民』などと呼びます。

 実際には帰宅だけでなく出社や帰社、ホテルなど目的地へ辿り着けない『移動困難者』すべてが対象となります。





帰宅難民に迫る危機

Disaster

群衆

 駅前には数千人や数万人という人が集まる可能性があります。
 その人たちが皆、改札口を目指して移動したとき、ホームや階段などが危険な状態になるため改札口は閉じられます。先頭は停止、後方は前進、中間は行き場を失うとどうなるでしょうか。

 『群衆雪崩』(ぐんしゅうなだれ)とは、人ごみで起こる将棋倒しの状態で、2001年の明石花火大会では11名の死者が出る程の惨事になりました。



夏暑く、冬寒い

 屋外は夏暑く、冬寒いです。
 真夏であれば熱中症のリスクが高まります。
 真冬であれば着衣だけで一晩過ごす事は危険です。

 朝まで飲み明かすのとは違い、屋外に放置された状態になります。だいたいの場合、見知らぬ人ばかりなので孤独です。



食べられない、飲めない

 危機感を持った帰宅難民は食糧調達に動きます。駅前のコンビニなどは品切れになるでしょう。飲食店は群衆を見て臨時休業するところが相次ぐでしょう。
 停電が伴えば自販機は使えず、仮に使えたとしてもすぐに売り切れてしまいます。

 新幹線の中でも類似の事が発生します。のぞみ号は16両編成ですがワゴンサービスはだいたい3台しか稼働していません。事故などで停車状態が30分も続くと、お弁当は売り切れてしまいます。自動販売機が無いので飲料も売り切れてしまい、残るはお菓子とお土産だけになります。発災後1時間でこれらもすべて売り切れになります。
 もみじ饅頭やじゃがりこのありがたみが増す状況です。

 車内に閉じ込めにあっていなければ、歩いて食糧を探しにいくことになります。





帰宅難民にならないために

Disaster

計画運休は回避可能

 荒天による計画運休は事前に発表があるため、計画運休で帰宅難民になることは自己責任になりつつあります。

 2018年の台風21号は、関西地方上陸が昼過ぎの予報でしたので計画運休は昼から開始という鉄道もありました。出勤はできたが帰宅できないという会社員が多く発生してしまいました。

 公休扱いにする会社はまだ少ないようですが、学校などは早めに休校にしていますのでいずれは対応されると思います。



障害情報の収集

 Yahoo!路線アプリなど、通勤路を登録しておくと人身事故などによる遅延を知らせてくれる便利なツールが普及しています。

 鉄道各社も公式サイトで運行状況や計画運休を知らせています。

 複数路線が利用可能な通勤路の方は、普段使わない方の路線がどうなっているかもチェックした方が良いです。
 JRが先に計画運休をすると並走する私鉄に人が流れ込み、輸送しきれない程の人になった上に荒天で運休ということもあり得ます。



Disaster

タクシーは来ない

 帰宅難民が発生しているときに、タクシーは来ません。

 1時間に1台くらいと思っておいた方が良いでしょう。

 もしタクシーを待つのであれば、相乗りできそうな同じ方面の人を待っている列の中で探します。運が良ければ早めに乗車できます。



移動しない

 帰宅難民にならない最大の方策は『移動しない』ことです。

 何もしなければ、何も起こりません。





帰宅難民になったときのために

移動しない

 帰宅難民にならないためには、『移動しない』事が一番ですが、帰宅難民になったあとも『移動しない』選択肢をとれないか模索します。

 特に大地震や暴風雨雪などの場合は、道路に危険が潜んでいるため移動自体が危険行為になります。

 近くの避難所に逃げ込む、会社に戻る、友人や親戚宅を頼るなどして、少しでも『移動しない』に近づける努力をします。



Disaster

ビジネスホテル

 もし家から電車で20分以上離れている場所に居る場合、近くでホテルを探しましょう。
 空室は少ないので、真っ先にホテルを取りに行くチャレンジから始めます。

 東京−品川間は電車で10分ですが徒歩1時間半、東京−川崎間は電車で20分ですが徒歩4時間です。

 歩く気力、失いそうな距離ですのでまずはホテルにチャレンジです。



Disaster

ロッカールーム

 会社のロッカールームやデスクには何を置いていますか。

 チョコレートや膝掛けくらいはあるでしょうか。

 もし、どうしても歩いて帰らなければならないときにはハイヒールでは相当に苦労します。
 もし、泊まる事になったら寝床を確保し、できれば着衣も着替えたいと思います。

 そうしたことを想定した個人備蓄、重要になります。

コンパクトに備蓄できるシューズ『地下足袋』



Disaster

食糧・水

 会社にカップラーメンや非常食を置いておくのは白い目で見られそうで馴染みませんが、災害に逢ったときには役立ちます。

 ペットボトルの飲料くらいは引出に入っていても違和感はないので、せめて飲料は確保しておきましょう。


デスク備蓄にお勧めの食品



Disaster

地図

 いま、自分がどこに居るかわかっていますか?
 自分の家はどこにあるか、わかっていますか?

 スマホの地図は見れなくなることを想定した上で、帰路なり出社ルートを探す必要があります。

 万全なら紙の地図を持ち歩くことですが、できれば会社のデスクに紙の地図を常備しておき、ときどき地図を見るようにして位置関係を覚えて行くと良いと思います。

 東京−横浜間はJR東海道本線で4駅・30分、通勤圏内です。
 徒歩の場合は30km、6時間以上かかります。大きな川などがあり線路沿いを歩ける訳ではなく、少しルートを間違えるだけでも歩行距離が延びてしまい疲労蓄積、時間も余計にかかってしまいます。

 地図のインプット、重要になります。


おすすめはライトマップル





帰宅難民BCP

Disaster

帰宅難民を発生させない

 帰宅難民を発生させない、発生した場合でも被害に遭わせないためのBCP策定が求められています。

 2019年には兵庫県庁が補助金を出して帰宅困難者BCPを策定するよう促しました。

 帰宅難民BCPの策定支援をしている企業もあります。
 自社でも策定可能ですので、是非トライしてみましょう。

NES株式会社: 帰宅困難者BCP策定サービス



[PR] 療養住環境最適化
[PR] ブラックアウト病院BCP
[PR] NES最新
[PR] 手細工 Hand Craft SHOP
[PR] 3D Printer Mediator SHOP

www.ampita.net