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地域の自主防災のためのイベント

自主防災組織

啓発と訓練

 自主防災組織が開くイベントでは、防災意識を高めてもらうための啓発活動と防災力を高めるための訓練があります。

 どちらに重きを置くかは地域ごとに異なりますが、災害時に役立つ実践的な技術の習得は不可欠です。

 消火ポンプは雰囲気で操作できても、そもそも誰も保管場所すら知れなければ使えません。

 イベントを通じて意識向上とスキルアップを図ります。


町内会・自治会(自主防災組織以外)の防災イベント (サイト内リンク)



自主防災組織

一挙両得・一石二鳥

 災害はいつ起こるかわからないので『備えて待ち構えよう』というのは自主防災組織の中核メンバーの考え方です。
 しかしながら一般的には『起こらないかもしれない災害』に時間もお金も掛けられないと考える人も多いです。

 例えば運動会で『ハリケーン』『台風の目』などの競技名で行われる棒を持って4人で走る競技の棒を担架や消火ホースに置き換えて運ぶだけでもチョットした訓練になります。

 炊き出しをチーム対抗戦としたり、消火栓や防犯灯を探すオリエンテーリングをするなど、地域の親睦イベントと防災イベントを共用することもできます。



自主防災組織

出店・出展

 イベント会場にはブース出展や屋台出店を募集することもできます。

 参加する市民が関心を持つ商品としては備蓄食、ヘルメットなどの防災用品、発電機や電気自動車などの停電対策、火災保険や地震保険、見守りサービスや居場所検索サービスなど多種多様なので、声を掛ける業者も多くあります。

 場所代として1区画1万円で5社の出店があれば景品代くらいにはなります。
 あるいは、出店各社に賞品を提供してもらう事もできると思います。

 集客力が高まれば区画単価も高まり、防災活動の費用調達に貢献できるイベントへと成長させることができます。





事例:炊き出し競技会

自主防災組織

要旨

 普段の生活では数十人〜数百人分という大量調理は経験しません。
 しかし災害時は寸胴鍋や大釜での調理が行われます。
 その調理に使う道具も材料も熱源もすべてが揃わなければ調理ができないためレシピだけ知っていても実践的ではありません。

 本競技会ではチーム対抗戦とし、各チームでは手分けして火おこしや食材調達などの原点から器に盛りつけて配布するといった一連の作業を競います。
 評点は時間ではなく確実性や協調性。地域で点数表も検討します。

 プレイヤーも観衆も炊き出しについて考える機会となり、失敗も含めて良い経験になります。



自主防災組織

準備と開始

 チームでの公募型競技会とし、チーム編成は地域を限定する必要はありません。旅行中で偶然居合わせた人やボランティアも実際の災害時には参加しますので、地域住民だけで完結しなくても良いですが、地域からの参加は不可欠です。

 競技は1チーム10名前後、年齢や性別、国籍などは不問です。
 お題は『スーパーの冷凍食材でトン汁30人前』『2時間以内でカレーライス50人前』『カセットコンロでたこ焼きパーティ』などと毎年変えても良いと思います。

 準備としては調理器具と火を使うための素材は主催者側が用意しますが、食材は各チームに調達してもらいます。
 調理器具は包丁やまな板、ザル、ヘラなど基本的な物とし、熱源はブロックと薪を支給したりカセットコンロを5台ずつ渡したりと出し方も工夫できます。
 食材は『現金2万円仮払い、領収証を添えて精算』くらいのルールとし、どこで調達するかは任せてしまって良いですが買ってはならない物があれば指定しておきます。

 会場としては指定避難所となる小学校を借りるのが最適です。災害時と同じ環境で作業ができ、教訓を活かしやすいので市町村や教育委員会へお願いしましょう。

 条件設定としては『断水中』『都市ガスは使えないがカセットガスはOK』『ライターの持ち込み可』など条件を提示します。



自主防災組織

競技と評価

 食材調達は前日〜当日朝9時までで下ごしらえ禁止とし、競技会場で調理を開始してもらいます。
 調理は会議テーブル2〜3本のみ、水道は指定された場所のみ使用可能とします。
 調理と並行してコンロを自作したり、盛り付けや配布の準備をします。このあたりで段取りとチーム力の差が出ます。

 調理が終わったら規定人数まで配布し、実戦の競技を終了します。
 各チームより配慮した点などを審査員に向けてプレゼンテーションしてもらい、評価に入ります。

 評価は味や盛り付け方など完成品に対する評価もしますが、調理工程の衛生面や無駄の省き方なども評価します。配布する段取りも待ち時間が少ないか、冷めた物を出していないか、乳幼児連れのファミリーなどへの配慮はあったかなども評価します。

 評価するために主催者側でも鍋を持って順番に並び『4人分』と言ってみたり、アレルギーがある人を演じて内容物を確認するなど、小さな難問を用意してみます。



全員参加型の片付け

 避難所でも食べ終わった食器や調理器具の片づけは問題になります。
 何時間も立ちっぱなしで暑い中調理してくれた婦人会の皆さんに片付けまでさせて、挙句には次の食事も要求するといった光景は目に余ります。

 食後の片づけは食べに来ただけの人や審査員を務める市長であっても全員参加で行います。
 食器はラップをかぶせて再利用する事が多いですが、本当にその方法が良いのかも実体験として知ることができます。



自主防災組織

副賞と記録

 参加チームには参加証と参加賞を、入賞チームには賞状と副賞を贈ります。

 1チーム10人を想定していずれも10個1単位で用意して良いと思います。
 例えば5年保存水の500mLペットが24本入りで2,000円くらいです。井村屋のえいようかんは5本入で500円ほどです。
 商品が余ってしまったときに地域の防災備蓄に回せ、また次回のイベントでも使える物はいかがでしょうか。

 全チームの良かった点や失敗したことなどをアンケートで回収します。
 また審査員が評価した点なども合わせて記録に残し、防災計画に反映させます。






事例:備蓄食配布イベント

自主防災組織

要旨

 自主防災組織の活動として家庭備蓄の啓発があります。
 啓発なので地域住民に強制することはできませんが、備蓄を始めるきっかけをつくるイベントは自主防災組織として開催できます。

 自主防災組織の年次計画に備蓄食の家庭配備を計画し、その配布をイベント的に実施し、安否確認や避難誘導を兼ねて行います。

 備蓄食の配布場所と日時を決め、案内を回覧版やメーリングリスト、ウェブサイトなどを通じて各戸に配信します。

 正しく配ることも大切ですが、漏れなく配ることが本イベントの特徴です。乳幼児の居る家庭や独居老人で社会との交流が絶たれてしまっている人などがいかにして取りに来るか、本人が来ずとも代理で取りに来るのかといったところを見ます。
 イベント当日に取りに来なかった会員には後日、確実に渡すことで所在確認し、これを災害時の生存確認(安否確認)に置き換えて自主防災組織の訓練の1つとします。

 本イベントを通じ家庭備蓄を配備する、近所が声を掛け合う、自主防災組織本部が安否確認のトレーニングをするといういくつかの防災訓練を並行することができます。



家庭備蓄食の調達

 本イベントの原点は家庭備蓄を始めてもらう、あるいは継続してもらうことにあります。

 そこで、ある程度の消費期限があり、備蓄ではなくても平時に消費できてスーパーやコンビニでも補充できるような物を配布します。

 パック御飯、レトルトカレー、500mLペット保存水を各2個ずつで約500円です。



 オフィスの引出しに眠らせていてもあまり違和感がないようなお菓子と食事の中間的な物も人気があります。
 これらの物は自主防災組織の隊員(構成員)も試食して味や喉の渇き具合、空腹の満たされ具合などを知っておきます。




自主防災組織

場所確保とイベント告知

 配布場所を確保します。
 可能な限り、実際の災害時に集まる避難場所や給水車が配置されそうな公園などを選びます。

 会員(地域住民)向けに告知を始めます。
 昔ながらの紙媒体の回覧も良いですが、メールやウェブサイトでの告知力を計るならばイベントを2回に分け、1回目は電子媒体、2回目は紙媒体と併用といった具合にするのも良いかもしれません。
 最終的には全世帯(会員)に備蓄食が均等に行きわたる想定なので、備蓄食が不公平になることはありません。

 告知内容としては『防災訓練を兼ねた備蓄食配布イベント』であることを強調します。
 また、取りに来れなくても最終的には隊員が訪問して配布されることも強調し、不公平感を緩和しておきます。

 防災イベントとして重要となる『代理受取』についても案内しておきます。



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配布と代理受取

 会員家庭への備蓄食配備100%をめざす中で、漏れの無い配布をめざします。

 実際の災害時は遠い指定避難所まで配給食や給水を取りに行くことができない家庭が発生するので、それを模して都合が悪い家庭や、乳幼児や障害者の居る家庭などの分を代理で受け取ることを試みます。

 善意のご近所さんが『取りに行ってきましょうか?』と声を掛けることでコミュニケーションが生まれます。
 配布場所では『○○さんの代理で来たのですが』というご近所さんに備蓄食を渡し、届けてもらいます。
 何かの行き違いで届けられなかったり、重複して届けられることもあるかもしれませんが、それも訓練の内です。

 配布場所ではエリアの地図を広げ、取りに来た会員のチェックをします。
 災害時に最新名簿は用意できないことを想定し、自己申告制として名前と住所だけ確認します。代理の場合は依頼者と代理人の両方を確認します。
 住んでいない家や駐車場などは予め色分けしておきます。

 チェックが入らなかった家が安否未確認家庭になります。



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訪問宅配と生存確認

 取りに来れなかった会員には隊員が手分けして配達します。
 実際の災害時にはその日のうちに安否確認(生存確認)を行いますが、イベントの場合は所用で不在の人も多いと思いますし、行きたくなかった人のところへ当日訪問するのは互いに気まずいので別日程にします。

 宅配時、会員と話ができれば来れなかった理由を簡単に聞くのも良いでしょう。
 特に高齢者や妊婦など行けなくもないが、不要不急の用事で出かけてケガや感染症にかかることを恐れている人の意見は役立ちます。









自主防災組織の結成と運営

自主防災組織ガイドブック・マニュアル

ペーパーログ・紙薪・固形燃料の自作




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