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DSC-WX800を使ったウェビナー -本日の話題-

★本日の話題★
ソニーのコンデジ”DSC-WX800″を使ったリモートセミナー




ウェビナー


ウェビナー

 ウェブセミナー、リモート研修会、ウェブ講演、ネット研修でも中身は同じだと思います。要するにインターネットを介したセミナーの類です。

 ウェビナーにはホストと、聴衆が居ます。いずれも居場所は不問なので、聴衆は世界中で視聴できます。



ホスト

 ホストはコンテンツを提供する側です。

 イベントの主催者なので、イベントのテーマを決めたり講師をアサインしたり、聴衆を集めたりします。

 従来型のイベントであればホールを予約して、音響設備を用意し、プロジェクターやスクリーンを調整しました。

 ウェビナーでは聴衆が視聴できる形に配信しなければなりません。



ZoomやYouTube

 配信の方法として一般化しているのがZoomやYouTubeです。

 それぞれ一長一短があると思いますが、いずれも便利です。

 今回はZoomを使ってウェビナーを開催しました。




DSC-WX800


SONYコンパクトデジタルカメラ

 DSC-WX800はソニーのコンデジの一機種です。DSCから始まる型番はCyberShotに長年使われているので、お察しの方も多いかと思います。



カメラの特徴

 24-720mmの望遠(35mm換算)撮影ができる、ZEISSレンズ搭載したスチルカメラです。

 4K撮影(3840×2160)に対応しています。
 4Kでの連続撮影は5分、SDカードもそれなりに高速対応できないとならないので、本格的に4K撮影するなら一眼レフを使った方が良いと思います。

 バッテリはNP-BX1です。滅多に充電しなくて済みます。

 ウェブカメラとしても重宝される、自撮り対応の180度可動式液晶モニターが搭載されています。

 USBケーブルを使ったウェブカメラ機能に対応しています。

 定価49,880円(税別)です。実勢価格は税込み48,000円くらいです。

【参考】SONY公式 DSC-WX800


ソニー Cyber-shot DSC-WX800
ツァイス(ZEISS)のレンズで24-720mmズームができます。広角24mmはウェブ会議でも重宝します。180度可動モニターがあるのでカメラとしての撮影機能が高まっています。ウェブ用と撮影用、どちらでもつかえる優れものです。



対抗機種はSX740HS?

 同じくらいの価格で、キヤノンのSX740HSというコンデジがありますが、比較になりませんでした。
※.2020年9月12日に比較記事掲載

 キヤノンの機種にはウェブカメラ機能もHDMIスルー機能も搭載されていないので、ウェビナーには不向きでした。




ウェビナー開催


今回は2カメ

 今回と書きましたが、今月は2回、開催しています。その2回ともカメラは2台体制で開催しました。

 演者を捉える1カメは一眼レフ(EOS 90D)を使った回と、ハンディカム(PJ20)を使った回がありました。

 司会などの2カメにはDSC-WX800を、2回とも使いました。



セットアップ『PCリモート』

 DSC-WX800をUSBケーブルでパソコンに接続し、ウェブカメラとして使用するためにはセットアップが必要です。

 セットアップには専用のアプリケーションが必要なので、ネット環境がないと準備に手間取りますが、ウェビナーを開催するような会場ですので、ネット環境はあると思います。

 まず、ソニーの公式サイトからImaging Edge Webcamをダウンロードし、インストールします。

【参考】SONY: Imaging Edge Webcam


 カメラのMENUを開いて『USB接続』を『PCリモート』にします。ここが重要です。

 そしてカメラを動画モードにし、USBケーブルでパソコンと接続します。

 Zoomなどの設定により、ウェブカメラとして認識している事を確認します。
 もし、認識されていない場合には、いったんZoomなどを終了した上で、WindowsのスタートメニューからImageing Edge Webcamを選び、その下位にあるUSB Resetを実行します。

【参考】SONY: DSC-WX800 ヘルプガイド



補助照明不要

  今回は事務所の会議室でウェビナーを配信しましたが、普通の蛍光灯の明るさだけで足りている感じでた。

 演者に向けてはビデオライトを使って明るい光を当てましたが、カメラ性能も良かったので、そこまで光は要らなかったかなという印象です。



マイクはeMeet Luna

 カメラはDSC-WX800を使いましたが、マイクはeMeet Lunaを使いました。

 これは会議用AIマイク内蔵スピーカーとでも言いましょうか、スピーカーとマイクが一体になっており、ハウリングを起こさない装置です。

 AIマイクというのは、会場での声の大きさに関わらず、相手方には常に同程度の音量で声を届けてくれるものなので、部屋のどの位置から発言があっても相手には聞き取りやすい音になっています。

 わざわざカメラに向かって話してもらう必要もないので、マイクはこちらを使いました。

eMeet Luna
最もベーシックなタイプの会議用マイクスピーカーです。これでも7~8人の会議で使っていますが、普通の会議室等であれば何の違和感もなく、普通に使えています。
ソニー Cyber-shot DSC-WX800
ツァイス(ZEISS)のレンズで24-720mmズームができます。広角24mmはウェブ会議でも重宝します。180度可動モニターがあるのでカメラとしての撮影機能が高まっています。ウェブ用と撮影用、どちらでもつかえる優れものです。



 今回はSONYのDSC-WX800を使ったウェビナーを実施し、上手く行ったので報告させて頂きました。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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【機種編】『HDMIパススルー・クリーン出力するカメラを探す』 -今日の課題- – AmpiTa へ返信する コメントをキャンセル

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